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隠岐諸島で山登り!?山頂は海と大地の贅沢スポットを独り占めだった!
島根県沖から60km。日本海の国境離島、隠岐諸島。
フェリーで4時間かかり、雄大な自然と美しい海を求めて多くの観光客が来る、島根県の秘境です。
4つの島から構成されるこの隠岐諸島は、1つの島が1つの町となる1島1町制を敷いています。この隠岐諸島で最大の島、隠岐の島町。離島といえば新鮮な魚介類やアクティビティに恵まれた海をイメージしてしまいますが、この島では山にも神秘的な秘境や、アクティビティに溢れているのです。
そんな離島の山の魅力を調査するため実際に行ってみました!今回登ったのは、隠岐の島町南西部都万地区にある「高田山」。離島なのに山でも楽しめる隠岐の魅力を発信してまいります!
どうも申し遅れました、離島移住ライターの松田です。今回もどうぞ最後までお付き合いください。
目次
高田山ってどんな山
高田山は、隠岐の島町南西の都万地区にある山です。都万地区は吉田拓郎の「都万の秋」の舞台にもなった小さな漁村です。高田山は、都万地区の海に近い場所にあり、海に面した面が崖で囲まれた特徴的な形をした山です。
遠くに見える山が高田山です。
標高は315mと比較的低い山ではありますが、中腹からの傾斜が大変きつく、初心者には少々骨の折れる山です。
実際に登ってみた
車で山の麓の高田神社付近に車をつけ、早速登り始めます。
山の麓には高田神社があります。安全登山をお願いしておきましょう。
江戸時代よりも前に建立された神社なんだそうな。隠岐の島はかなり古い神社も多いみたいです。
高田神社横目に、脇道の登山道へ。早速登っていきます。
登山者のための竹棒もこの登山道入口で借りることができます。最初から、地元の方に傾斜があると脅されて、びびっている私は迷わずお借りしました。
登り始めた瞬間からなかなかの傾斜。地元の方の威は割と本当だったみたい。登山初心者の私はもうすでに息が切れ始めてしまいました。
しばらく進むと登山道の看板が。ここで少し休憩を挟みます。
道中シダの生い茂る幻想的な道も通ります。道がシダに覆われてしまっているので、かき分けながら道をたどります。
ちょっとフォトフレームっぽい倒木もあり、頑張ったら映えそうな雰囲気も。
こういう映えそうなスポットは見逃しません。とりあえずでも写真を撮っておきましょう。
30分ほど歩くと、急に登山道の様子が変わり、いきなり傾斜が急に。ロープを握りながら進む道に変わります。
ここだけの話、登山に慣れない私は、サクサク進む地元の方を横目に呆然としてしまいました。
道が整備されているわけでもないので、足を滑らせてしまう危険性もあります。ここからはかなり慎重に行く必要があるみたいです。
傾斜45度近い上り坂をロープを握りしめながら登ります。急勾配が続きますが頑張っていきましょう!
道がわかりづらくなる中でロープが道標になってくれます。
そうして登っていくと、開けたところに!頂上の展望台まではあと少し!
このつきだしたところもなかなかの写真スポットに。
それでも下は切り立った崖。慎重に行きます。
山頂に着いて驚愕
写真スポットからわずかにのぼると頂上展望台につきました!
びっくりするほど綺麗な、水平線まで広がる日本海の綺麗なうみが広がります!
開けた海、穏やかな農村、奥には隣の島や、ぼんやりと本土も見ることもできます。
ここは日本海のど真ん中の島、隠岐の島。海の綺麗さがここに立つと本当に実感できます。
展望台は平たい箇所もあり、ここでのピクニックなんていうのも最高ですね!
ゆっくりと海を眺めながら一休み。
これにて登頂完了です。
終わりに
展望台に来るまで、おおよそ1時間ほど。登山に慣れている方はもっとサクサク登れるかもしれないです。
初心者の私でも登ることができましたが、登られる際は必ず注意しながら登ってください。急勾配の箇所、道が崩れそうな箇所等がありますので、慎重に登山を楽しんでください。
もちろん、途中の景色や離島の風景も楽しみながら登山をしてみてくださいね!
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松田まさひろ
- コロナをきっかけに島根県隠岐の島諸島へ移住。2017~2018年にかけて世界一周、台湾でのカレー屋開業、人材会社のタイ駐在の経験を持つ。旅と、音楽と、食をこよなく愛します。