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【神奈川県三浦半島食い倒れ旅】三崎グルメといえば・・・やっぱマグロでしょ!

記事投稿日:2022/03/18最終更新日:2022/03/23

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三崎マグロ

<くろば亭のマグロ漬け丼>

神奈川県三浦半島の最南端にある三崎は、マグロで有名なところです。

「三崎といえばマグロだよね」とはよく言われますが、実際のところどうなのか・・・?

今回、三浦半島を巡ってマグロを「これでもか!」とばかりに食べまくってきました。

寝る前には決して見ないでくださいね(笑)

目次

三崎のマグロ事情

神奈川県三浦半島の最南端にある三崎は、古くからマグロ漁の拠点として栄えてきました。昭和初期にはマグロの水揚げ量が全国でトップクラスになり、日本でも有数のマグロの町として知られるようになりました。現在の漁獲量は銚子や焼津に及びませんが、三崎港周辺には、市場や産直センター「うらり」、マグロ専門の食堂が軒を連ねており、やっぱり「三崎はマグロの町だなぁ」と感じます。

うらり外観
<産直センターうらり>

うらり側面

三崎の魚と三浦野菜のマーケットが軒を連ね、お土産を買うのにぴったりです。

店内
<三崎産直センター「うらり」の様子>

魚介類

マグロ以外にも新鮮な魚介類が並びます。

では、実際にマグロを食べたお店をどどーんとご紹介しましょう。

マグロの兜焼きが名物 くろば亭

三崎でも「マグロの兜焼き」が名物として有名なお店がここ「くろば亭」です。

くろば亭

くろば亭

う~む、何か強いエネルギーを感じさせる独特の店構えです。ひさしが色褪せているのは、歴史の重さか潮風の影響か・・・

待合室

くろば亭は大繁盛店のため、お店に入れなくて順番待ちをするお客さん用にお店の向かい側に待合所が作ってあります。親切ですね~

待合室中

待合所の中には待っている間、飽きないように色々な展示や商品が置いてあります。

メニュー

お店の前には、メニュー看板が出ています。手作り感満載で、写真付きなのでイメージしやすいのもありがたいですね。

メニュー

あ~よだれ出てきた。もうたまらん。

くろば亭は、兜焼き以外にも強烈な名物があります。

それがこのお店のおやじさんです。

山田さん
<くろば亭ご主人 山田芳央さん>

うわっ!出たっ!強烈(笑)。巨大な数珠を首にかけ、念仏をとなえ、ほら貝を吹きます。まるで山伏のようです。(見た目は怖いですが、優しくてお話好きな方です。こう見えてお酒は一滴も飲めないのだとか。。。信じられん笑)

展示作品

港の産直センター「うらり」に展示してあるこの作品は、くろば亭ご主人の山田さんが作られたのだそう。いったい何者なのか。。。

さていよいよ名物マグロの兜焼きが登場します。

兜焼

出たっ!でかっ!

さばいている様子

ご主人が宮本武蔵よろしく二刀流でさばいていきます。

マグロの兜

これは260kgはあるマグロの兜だそうです。なんと焼くのにオーブンで5時間かかるのだとか。

濃厚な魚の匂いが部屋に充満してきます。脂トロトロですが、マグロの脂は不飽和脂肪酸ですぐ溶けるので、肉の脂ほど脂っこくないそうです。このサイズで30人前はあるそうです。

マグロの兜

こんな大きい魚の頭を見たことがありません。身がたっぷり詰まっています。

マグロ兜

皿に取り分けていきます。この日は10人ほどで食べましたが、とてもとても食べきれず、残りはお土産にしていただきました。このマグロの兜焼きは要予約で2万円でした(サイズにもよって価格は変わります。)これで30人前ですからかなりお得ですよね。

とりわけ

マグロ解体図

くろば亭のお座敷にはマグロの解体図が貼ってあります。この絵を描いたのもご主人だそうです。すごい腕前、ちょっと漫画チックでかわいいですね。

くろば亭 マグロ部位
<マグロの部位>

捨てるところなく、マグロを食べつくします。さすがマグロ王国三崎!

今でこそ、鮪の目玉料理はあちこちのお店で食べることができますが、初めてマグロの目玉を供したのは、ここくろば亭だそうです。

マグロの兜焼き以外にも、くろば亭おすすめのメニューをいただきました。

まぐろ漬け丼
<マグロ漬け丼 1,500円(税別)>

三崎のマグロの99%がメバチマグロだそうですから、赤身が美味しいマグロですね。脂の乗った大トロではなく、赤身の方が魚らしさを感じられます。生まれてこれほどたくさんのマグロを食べたのは初めてです。ごちそうさまでした。

マグロ

くろば亭の周りは港町ムード満点です。

船

神社への階段を昇って後ろを振り向くと・・・

階段

映画のワンシーンのようにロマンチックな雰囲気です。サザンかユーミンの歌が似合いそうです。

くろば亭

  • 住所:神奈川県三浦市三崎1-9-11
  • 電話:046-882-5637
  • 営業時間:11:00~20:00
  • 公式HP:くろば亭

味の旬彩 てん心

三浦半島の中ほどに位置する「味の旬彩 てん心」(「日本料理 慈こう」併設)。

地元の漁師さん、契約農家さんから直接仕入れた素材をふんだんに使って三浦の味を供しているお店です。きれいな店内でゆったりゆっくりと食事を楽しむことができます。

慈こうてん心玄関
<味の旬菜 てん心の玄関>

てん心は「みさきまぐろきっぷ(※)」の加盟店で、こちらのメニューが食べられます。(1,500円相当)

三崎まぐろと三浦のごちそう膳
<三崎マグロと三浦のごちそう膳>

こぼれマグロと三浦野菜のかきあげ丼。三浦野菜のふかひれスープ鍋、三浦野菜サラダ。盛り方もとてもきれいです。

マグロの赤身ならではの味と食感。油が軽くサクサクのかき揚げ。ジューシーな大根のフライ。三浦大根と水菜に上品な鶏出汁の利いたお鍋はフカヒレが主役級の存在感です。サラダは三浦野菜のキャベツ。心地よいシャキシャキ感で膳のバランスがとてもいい感じです。

みさきまぐろきっぷとは?

てん心の石坂社長は研究熱心な方で、焼き物、フライ、和え物などさまざまな部位を常識に囚われない調理法でマグロの美味しさを新発見させてくれます。

今回特別に作っていただいたスペシャルメニューのマグロ御膳(3,000円/税別)がこちらです。

マグロ御膳

マグロといっても生、焼く、煮る、揚げるだけじゃなく、いろいろな調理方法ができるんですね。

マグロ

マグロの茶わん蒸し

マグロの茶碗蒸し。出汁が効いています。

マグロの釜めし

マグロの釜めし。てん心はお米も1年ごとに納得のいくものを厳選し、精米もお米の持っている旨味、甘みを逃さない循環式精米をしたお米をお客さまに供しています。

マグロのお吸い物

マグロのお吸い物。

IMG_1469.JPG

てん心の石坂社長に三浦の料理についてインタビューしました。

てん心 石坂社長
<熱き心を持つ、てん心、慈こうの石坂社長>

Q1:てん心で提供される三浦の食材の特徴を教えてください。

ひとことで言えば「新鮮とれたて」です。地元漁師さんや契約農家さんから直接仕入れていますので、朝採れの食材を使った料理が並びます。

魚にしても野菜にしても、スーパーで売っているような物流に乗った食材と、直仕入れしたものとでは新鮮さがずいぶん違います。魚の活きの良さ、野菜のシャキシャキ感など、召し上がっていただければすぐわかります。

Q2:石坂社長が料理の道に入ったきっかけは何ですか?

中学生の頃、父がフグ屋さんに連れていってくれたんです。そこで食べた料理がとても美味しかった。そしてその時の料理人さんがとてもかっこよかった。その出来事がきっかけで私は料理人になろうと決めました。

Q3:石坂社長が料理を作る時、こだわっていることは何ですか?

最高の状態(新鮮採れたて)の素材を使い、最良の調理を施してお出しすることにこだわっています。

Q4:てん心は、半島の真ん中辺りに位置しており、三崎港からは少し離れていますね。観光客にはわかりづらい立地ですが、他店には負けていないと自信をもっていえる点は何ですか?

「三崎といえばマグロ」と言われますが、マグロもピンからキリまであります。うちは信頼のおける漁師さんや農家さんから、お客さんに自信を持ってお出しできる素材を仕入れ、最上の状態でお出しする、そのことを妥協せずに日々励んでいます。また料理ももちろんですが、せっかく来ていただいたお客さまへの「おもてなし」にも力を入れています。思い出に残る食事を、お仲間と気持ちよく楽しんでいただけるようスタッフ一同心がけています。おかげさまでリピーターさんが多く、スタッフと顔なじみになるお客さまもいらっしゃいます。そういうお客さまとの絆を何より大切にしたいと思っています。

実際食べてみて、石坂社長の素材へのこだわり、調理、配膳、サービス、店内の清潔さなど、熱い思いがビンビン伝わってきました。

てん心 内観
<清潔で掃除が行き届いた明るい店内>

港のそばではないので、フラッと観光に来ても通り過ぎてしまいそうですが、レベルは高く、個人的にもおすすめのお店です。掘りごたつの座敷とテーブル席があります。

取材の日に「今朝入ったばかりの黄金あじはいかが」と薦められたのでアジフライにしていただきました。

黄金あじフライ
<黄金あじのフライ>

う、うまい!身が肉厚でふわっとして軽く、揚げ具合も絶妙です。衣の姿を見てください!これまで食べたアジフライの中で一等賞かもしれません。

【味の旬彩 てん心】

  • 住所:神奈川県三浦市初声町入江80-1
  • 電話:046-887-1138
  • 営業時間:11:30~21:00
  • 定休日:火曜日
  • 公式HP:てん心

三崎「魚市場食堂」

市場で働いている人たちだけでなく、観光客も食べられる魚市場内の食堂です。この渋いドアを見てください。

市場食堂ドア

港町の食堂って感じがぷんぷんします。

ドア前

オープン時には、目移りするほどたくさんの看板が出ます。「迷わず食えよ!食えばわかるさ!!海鮮丼1,980円」いいですね~。

三崎市場食堂

店内

市場の食堂と言えば、味は美味しいけれど、店内は殺風景な所が多いですが、ここは木をコンセプトにしたおしゃれでカッコイイ内観でした。どことなく船を思い起こさせます。

マグロづくし定食
<マグロづくし定食 2,300円>

日替わり定食
<ある日の日替わりフライ定食 1,500円>

特選海鮮丼
<特選海鮮丼>

特選海鮮丼T
<特選海鮮丼T>

こうしてみると、三崎はマグロ以外にも旨い魚が豊富に食べられますね。この市場食堂、うちの会社のそばに欲しい~。

三崎「魚市場食堂」

ホテル マホロバマインズ三浦の夕食

三浦半島は宿泊施設が少ないのですが、一番たくさんのお客さんが泊ることができるホテルがマホロバマインズ三浦です。

このホテルで食べた夕食がこちらです。

マグロの色々な部位の刺身盛り合わせ

マグロの色々な部位の刺身盛り合わせ。マグロの町の代名詞のようなメニューです。

前菜

マグロ鍋
<マグロ鍋>

マグロ鍋

火が通るとお肉のようです。

てんぷら盛り合わせ
<天ぷら盛り合わせ>

ステーキ
<ステーキ>

マグロづくしと言っても全部マグロではさすがに食べ飽きてしまいますので、バランスの取れたメニューです。

しかし・・・もうお腹いっぱいです。

マホロバ・マインズ三浦

最後に

いかがでしたか。三浦のグルメ。

三浦半島はマグロだけでなく、キンメダイ、アジ、サバ、フグ、シラス、タコ、イカなど季節によってさまざまな魚が獲れる豊かな漁場です。

地元の人たちもいつもマグロを食べているわけではなく「三浦ではマグロ以外にも美味しい魚を堪能できるよ」と仰っていました。

首都圏から意外に近い三浦半島で旬の魚を味わう、今週末あたり、小旅行気分で訪れてみませんか?

>>三浦市観光協会公式サイト

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