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自然豊かな「ノリタケの森」でゆったりお散歩を ~絵付け体験でオリジナル食器作りも!?~
洋食器で多くのファンの支持を集める、食器の世界ブランド「ノリタケ」。そんなノリタケの世界にどっぷり浸れるのが、愛知県名古屋市にある「ノリタケの森」です。
陶磁器の歴史を学びながら、製造工程やコレクションの数々を見学することができ、お皿やマグカップの絵付け体験なども楽しめる空間になっています。
名古屋駅から徒歩15分ほどの場所にあり、アクセスも抜群!大都市にあるにも関わらず、四季折々の花々や植物が楽しめるのも魅力のひとつです。
今回は、散歩がてらつい寄り道したくなる、「ノリタケの森」の魅力を存分にご紹介していきましょう!
※この記事は2021年6月に取材した内容に、2021年秋に一部改装された情報を加えたものです。最新情報は公式HPをご確認ください。
目次
<3. ノリタケの森の見どころ1 ノリタケの歴史がココに!「ウェルカムセンター」>
<4. ノリタケの森の見どころ2 オリジナルの作品が作れる!?「クラフトセンター」>
<5. ノリタケの森の見どころ3 色鮮やかなノリタケコレクション「ノリタケミュージアム」>
<6. ノリタケの森の見どころ4 ノリタケの食器を購入できる「ノリタケスクエア名古屋」>
<7. ノリタケの森の見どころ5 ノリタケの食器でカフェ&ランチ「カフェ グラン ヴェール」>
<8. ノリタケの森の見どころ6 創作フレンチを堪能!レストラン「キルン」>
<9. ノリタケの森の見どころ7 インスタ映え間違いなしの「赤レンガ建築」>
<10. ノリタケの森の見どころ8 生き物たちと共生する空間「ビオトープ」>
<11. ノリタケの森の見どころ9 のんびり散歩にぴったり!「煙突ひろば」>
<12. ノリタケの森の見どころ10 お皿が壁に埋め込まれている!?「窯壁(ようへき)」>
<13. ノリタケの森の見どころ11 施設の中に川が流れている!?「せせらぎ」>
1. ノリタケの森ってどんなところ?
「ノリタケの森」は、2001年に株式会社ノリタケカンパニーリミテド(旧日本陶器合名会社)が、創立100周年を記念して、工場跡地につくった緑溢れる複合施設です。
高級洋食器メーカーとして、世界中で人気の高いノリタケの食器。その歴史は100年以上と古く、1904年に洋食器メーカーとして舵を切ったのが始まりでした。
ノリタケの森では、そんなノリタケの歴史や技術を学べるほか、絵付けの体験やレストランでの食事、ショッピングを楽しむことができます。
「ノリタケの森」自体は、入場無料ですが、クラフトセンターとノリタケミュージアムのみ入館料がかかるのでご注意を。ただし、高校生以下はどの施設も無料で楽しめます。
早速、ノリタケの森の中に入ってみると、まずはその自然豊かな空間に目を奪われます。名古屋駅からすぐのところにこんな開放感抜群の場所があったとは驚きです!
そして、ノリタケの森内で、スタッフ一押しの場所は、この噴水広場なのだとか。
「会社創業当時から建つ『赤レンガ建築』は、やはりノリタケの森を象徴する建物です。噴水広場から『赤レンガ建築』をバックにして見る噴水は、絵になりますよ。それ以外にも、都会のど真ん中にある森の雰囲気も魅力です。木々や草花が植えられたノリタケの森は、季節によって様々な表情を見せ、多種多様な鳥も生息しています。のんびりお散歩しながらノリタケの歴史やお皿をゆっくり楽しんでもらえたら嬉しいです」
と、スタッフの方が教えてくださいました。
街中にいながら緑豊かな自然を楽しめるため、名古屋市民の憩いの場にもなっているノリタケの森。
自然と歴史ある建物が織りなす風景はどこを切り取っても絵になりますね。
2. ノリタケの森へのアクセス
ノリタケの森の最寄り駅は、地下鉄東山線「亀島」駅。
ノリタケの森へは、JR名古屋駅から徒歩15分ほどで行けますが、地下鉄利用も便利でおすすめです。
まずは地下鉄名古屋駅から、地下鉄東山線「中村公園・高畑」方面に乗り、約2分間乗車。
名古屋駅の次が亀島駅です。亀島駅に着いたら東改札口を通り、「2番出口」から地上に出ます。
2番出口を出たらすぐに左折。高架下をくぐり抜け、そのまま300mほど直進しましょう。
「輪ノ内町」交差点に着いたら左折。
そのまま150mほど直進すると、ノリタケの森「イーストゲート」に到着です。
「イーストゲート」に到着すると、園内マップを発見! マップを見てみると、「噴水ひろば」を囲むように建物が並んでいることがわかります。
ノリタケの森をまわる前に、一度建物の位置を確認しておくことをおすすめします。
3. ノリタケの森の見どころ1 ノリタケの歴史がココに!「ウェルカムセンター」
まずは「ウェルカムセンター」で、ノリタケの奥深い歴史を学びましょう。
イーストゲートを道沿いに真っ直ぐ進み、噴水ひろばを通り抜けた先に見えてくるのがウェルカムセンターで、誰でも無料で入場することができます。
「ウェルカムセンター」は、5つのコーナーに分かれており、写真や年表、映像などで、創業から現在までのノリタケの歴史や事業を学ぶことができます。
「ウェルカムセンター」入口すぐ左側にある「ウェルカムゾーン」では、ノリタケ創業当時のことを地図や写真を使って紹介されていました。
「ウェルカムゾーン」の向かい側にある「シアタールーム」では、ノリタケの歴史や事業、ノリタケの森の情報を、5分間の映像で分かりやすく紹介してくれますよ。
「ノリタケヒストリーテーブル」では、ノリタケの歩んできた歴史を、パネルと映像とともに楽しむことができます。
「創業期」「成長期」「発展期」「新たな百年へ」という4つのテーマにわかれており、それぞれの期を象徴する4つの大きなお皿に注目です。
このお皿はスクリーンになっており、手をかざすと音声が流れ、各時代のエピソードが映し出されます。
お皿の上にエピソードが繰り広げられるという、ノリタケならではの演出は見逃せませんね! ここは、ノリタケの革新的な事業展開をじっくり知ることができる貴重な場所になっています。
さらに奥に進むと「テクノロジーコーナー」へ。
ノリタケは、今では食器のみならず、多方面で幅広く活躍する会社です。食器を作る技術を応用化し、自動車や鋼、電子デバイス、医療、食品、エネルギーなど、さまざまな分野でノリタケの技術が活かされ、製品化されています。
その多種多様な製品を見ることができるこの空間はとても貴重なもの。ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
4. ノリタケの森の見どころ2 オリジナルの作品が作れる!?「クラフトセンター」
次に訪れた場所は、「ウェルカムセンター」の横にある「クラフトセンター」です。
1階と2階にある「クラフトセンター」は、ボーンチャイナの製造工場として、生地の製造から絵付けまで、ノリタケの技と伝統を間近で見学できる場所。
ボーンチャイナとは、原材料に牛の成分を混ぜて作られる陶磁器のこと。ホワイトカラーが命であり、成形が難しいとされるボーンチャイナの製造に成功したのは、日本ではノリタケが初めてだと言われています。
こちらの建物のみ、入館料(大人500円・65歳以上300円・高校生以下無料)が必要なのでご注意を。1階と2階にある「クラフトセンター」、そして3階と4階にある「ノリタケミュージアム」の共通チケットになっています。
ちなみに、工場内は撮影禁止になっていますので気を付けてくださいね。
まずは1階で、「原型制法」から「釉焼き」まで、流し込み成形するまでの生地製造の行程を見学しましょう。
粘土で形をつくり、石膏で型とって原型をつくったり、型のつなぎ目を組み立てるなど、職人さんの熟練の技を間近で見ることができます。
1階を見終わったら、階段を上がり2階へ。
2階では、さまざまな絵付け作業の工程を見学することができます。
職人さんによる手書きの絵付けを、間近で見ることができるのも大きな魅力。
気の遠くなるような細やかな作業を繰り返すことで、器に魂が宿り、鮮やかな色合いを生み出していきます。
職人さんの技を間近で見学したところで、今度は2階にある絵付け体験コーナーで、実際に絵付けを体験してみてはどうでしょう?
真っ白なボーンチャイナのお皿やマグカップなどに、絵付けできる人気の体験コーナーです。予約は不要で、誰でも気軽に参加することができます。
まずは、プレートやマグカップ、置物などから自分が絵付けしたいものを選びます。今回は、直径20㎝のプレート(2,000円)を選びました。
絵付けしたいものを決めれば、いざ絵付け体験スタート! 絵付けのコツや絵の具の使い方は、スタッフの方がしっかり説明してくれるので安心してくださいね。
絵の具の色は、全部で12種類。
紫・黄・グレー・黒・赤・茶・濃茶・緑・濃緑・水青・青・ピンクと色彩豊かなので、絵の幅もグンと広がりそう。
絵の具で色を塗ったものと、焼きあがったものとでは、色に少し変化がありました。事前に色見本のプレートで、焼き上がりの色味をチェックできるので、完成形をイメージしながら色を塗っていくのが大きなポイントです。
絵付けにかかる時間は平均90分ほどですが、個人差があります。こだわればこだわるほど、時間もかかってしまうため、時間には余裕を持って参加することをおすすめします。
早速、絵の具をすくって、真っ白なお皿に自由に絵を描いていきます。色を塗る前には、ボールペンで下書きをしました。ボールペンの線は、焼くと消えてしまうのでご心配なく。
お皿の裏面の内側にも描くことができます。描きあがった作品はクラフトセンターで焼き、2~3週間後に自宅に送ってもらえます。体験料の中に発送料が含まれているのも嬉しいポイントです。
そして届いた作品がこちらです。重ね塗りした絵の具が、いい味になりました。
絵を描くのが苦手な方は、塗り絵タイプの絵付け(2,000円)がおすすめ。すでに絵が描かれているものに、好きな絵の具で色付けしていきます。
多種多様な花柄や名古屋らしい金のシャチホコなど、塗り絵感覚で気軽に体験できるのが魅力です。
5. ノリタケの森の見どころ3 色鮮やかなノリタケコレクション「ノリタケミュージアム」
「ノリタケミュージアム」は、「クラフトセンター」と同じ建物内にあり、3階と4階に位置します。
オールドノリタケをはじめ、時代ごとの流行をデザインに反映してきた歴代の食器を心ゆくまで堪能できる場所です。
周る順番としては、4階から3階へと下りていくのがおすすめ。まずはエレベーターで4階まで上がりましょう。
4階では、た「オールドノリタケ」や、色鮮やかなデザイン画を見学することができます。
「オールドノリタケ」は、明治中期から第2次世界大戦終結までに、アメリカやイギリスに輸出された陶磁器のことを指します。
花瓶などの装飾品から洋食器のセットまで多種多様な製品があり、さまざまな技法を駆使して作られた製品はどれも豪華絢爛で思わず息をのむ美しさです。
その特徴は、金色で彩る華やかな技法「金盛り」や、陶磁器の表面を立体的に表現する技法「盛上げ」などさまざま。その美しさに、多くの人が魅力されたと言います。
優美な「オールドノリタケ」を堪能した後は、階段を下りて3階へ。
3階は、1904年以降に作られたディナーセットを中心に展示されています。時代とともに移り変わるノリタケのデザインを、存分に堪能できるフロアです。
なかでも注目したいのがこちらのディナーセット「セダン」。世界中にノリタケの名を馳せるきっかけになった貴重なものです。
1894年、ノリタケは需要の高い日用品洋食器の製造が必須であると考え、取り組んだ洋食器作りでした。
洋食器を作るには、生地を純白のものに改良する必要があり、均一性が求められる白い生地の開発にはかなりの困難を極めたと言います。苦難の道が続き、改良を重ねに重ねた末、20年もの年月をかけて完成したのが日本初のディナーセット「セダン」だったのです。
このディナーセットの開発がノリタケの基盤となり、洋食器メーカーとして一躍有名になりました。
フロアの左側には、ディナー皿がずらりと展示されています。作られた年代ごとにお皿が並び、時代とともに変わりゆくデザインを楽しむことができます。
奥には、カップ&ソーサーのコレクションが壁一面にところ狭しと飾られていました。
6. ノリタケの森の見どころ4 ノリタケの食器を購入できる「ノリタケスクエア名古屋」
「ノリタケミュージアム」横にある「ノリタケスクエア名古屋」には、ノリタケの食器はもちろん、ノリタケが提案するアイテムがずらり。日常で使えるテーブル周りの雑貨や調理器具などの幅広い商品が並びます。
廃番商品や企画品、国内で販売されていないシリーズなどをお得に購入できるアウトレット品も狙い目です。
なかでもノリタケの森限定「森のベアシリーズ」は、定番の人気商品。愛らしい表情のベアが、乙女心をくすぐります。季節や歳時記にあわせて、ベアの手に抱えるものが変わるのも魅力です。
7. ノリタケの森の見どころ5 ノリタケの食器でカフェ&ランチ「カフェ グラン ヴェール」
<画像提供:ノリタケの森>
「ノリタケスクエア名古屋」内に併設された 「カフェ グラン ヴェール」は、ひと休みに立ち寄るのにぴったりの場所。ナチュラルな雰囲気の店内で、思う存分くつろげます。
ノリタケティー(紅茶)、コーヒーなどが楽しめます。ランチの時間には、季節のサラダ、スープ、2種のメインからチョイスできるランチセットもいただけます。食器にはカジュアルなノリタケ食器が使われているので、ぜひ注目してみてください。
8. ノリタケの森の見どころ6 創作フレンチを堪能!レストラン「キルン」
「赤レンガ建築」を右手奥に進むと、創作フレンチをコースで楽しめるフレンチレストラン「キルン」があります。
「キルン」最大の魅力は、ノリタケの食器で料理をいただけること。季節やシーンによって変わるノリタケの食器は、料理とベストマッチ。目と舌で楽しめる贅沢な創作フレンチです。
この贅沢なコラボを求めて、足繫く通うファンも多いのだとか。
店内は、上品で落ち着いた雰囲気。洗練された大人な空間でゆったりとコースを堪能できます。
ランチコースは、肉料理か魚料理を選べるコース(2,800円)と、肉料理と魚料理を両方楽しめるコース(3,800円)の2種類。
メニューは月ごとに変わるので、いつ来ても違った味とお皿を楽しめるのも魅力です。
今回は、前菜、スープ、魚料理、肉料理、デザート、紅茶またはコーヒーがついたフルコース(3,800円)をオーダー。コースは1時間半ほどかけて運ばれてきました。
季節感を意識した繊細で美しい料理とマッチした器に心が踊ります。
新鮮な地元産の食材を使った料理は、素材を活かし、こだわり抜かれたものばかり。
肉料理も魚料理も両方楽しめる欲張りコースなので、幸せな満腹感を感じられますよ。
窓からは、メタセコイアの木と赤レンガ建築がちらり。ノリタケらしい景色を眺めながら、のんびり食事が楽しめるのも嬉しいポイントです。
9. ノリタケの森の見どころ7 インスタ映え間違いなしの「赤レンガ建築」
青空にも映える「赤レンガ建築」は、100年以上の歴史をもつ建物です。レトロなその佇まいは、思わず写真を撮りたくなるほどお洒落。
そばにはパラソル付のテラス席が設けられており、休憩スポットとしても人気があります。
「赤レンガ建築」は、陶磁器の原土を製造するための製土工場で、1904年の創業時に建てられました。
昭和50年までは実際に工場として使われ、創業当時から残っている唯一の建物です。その姿は、貴重な産業遺産として今も大切に残されています。
100年以上この地に建つ建物には、歴史と趣で溢れています。製土工場で使われていた機械も当時の姿のまま残してあり、見どころのひとつです。
10. ノリタケの森の見どころ8 生き物たちと共生する空間「ビオトープ」
<画像提供:ノリタケの森>
ノリタケの森には、生き物たちと共生する「ビオトープ」と呼ばれるエリアがあります。
ビオトープとは、動植物が共生する自然を、都市の中で復元した場所のことを言い、ドイツで生まれた概念です。
ノリタケの森の「ビオトープ」では、春にピンクの花を咲かせるヤハズソウやアジサイ、ドングリの実のなる木など、四季折々の植物を楽しむことができます。
また、昆虫や鳥も豊富に生息しており、ビオトープの水辺には、ハイイロゲンゴロウなどの昆虫、カルガモ、モズなどの鳥が住んでいます。
11. ノリタケの森の見どころ9 のんびり散歩にぴったり!「煙突ひろば」
<画像提供:ノリタケの森>
「赤レンガ建築」の間を抜けた先にあるのが「煙突ひろば」です。
広場全体が芝生になっているため、お散歩にぴったり。いろいろなイベントが開催されている代表的なスポットでもあります。
広場内でひときわ目立つ6本の煙突は、1933年の工場大改造時に構築された陶磁器焼成用トンネル窯の跡。当時45メートルあった煙突は、名古屋城の次に高い建物として、名古屋の代表的なランドマークのひとつでした。
1979年の工場移転の際に撤去された煙突は、現在は高さ約8mのモニュメントとして保存され、当時の面影を残しています。
12. ノリタケの森の見どころ10 お皿が壁に埋め込まれている!?「窯壁(ようへき)」
<画像提供:ノリタケの森>
「煙突ひろば」には、創業当時に工場の基礎として使われていた煉瓦の壁が積み上げられ、展示されています。
煉瓦の壁に沿って歩道があるので、ゆっくり散歩しながら見るのがおすすめ。
壁には、「ノリタケの森基金」に参加した人々の名前が焼き付けられたプレートが至る所に埋め込まれており、貴重な歴史と温かみを感じることができます。
13. ノリタケの森の見どころ11 施設の中に川が流れている!?「せせらぎ」
「赤レンガ建築」と「噴水ひろば」の間には、小川が流れています。
ベンチに座りながら、読書をしたりお弁当を食べたり、時間を忘れてのんびりとしたひとときを過ごしてみませんか?
高層ビルと緑豊かなコントラストが見られるのもノリタケの森ならでは。
川のせせらぎを聞きながら、街中に広がる自然をゆっくり堪能してみてください。
14. ノリタケの森は季節イベントも満載!!
ノリタケの森では、季節によってさまざまなイベントを開催しています。
クリスマスガーデン
<画像提供:ノリタケの森>
クリスマスシーズンには、施設内に大きなサンタクロースのオブジェと高さ14mのクリスマスツリーが登場。日没からは約4万球のイルミネーションが園内を彩り、さらにクリスマスムードを味わうことができます。
鯉のぼり
<画像提供:ノリタケの森>
こどもの日の前後では、煙突ひろばに約50匹の鯉のぼりが一斉に泳ぎます。
ノリタケの森のランドマークでもある、6本煙突の間をカラフルな鯉のぼりが一斉に泳ぐ姿は、ノリタケの森ならではの景色。
緑豊かな木々と高層ビルたちを背景に空を舞う、色彩豊かな無数の鯉のぼりをぜひ堪能してくださいね。
THE AFTERNOON TEA LAND
<画像提供:ノリタケの森>
名古屋の紅茶専門店「ラティス」が世界中の茶園から厳選した、極上の茶葉を飲み放題で楽しめるイベント「THE AFTERNOON TEA LAND」。
シングルオリジンティー11種類を、ノリタケのティーカップ&ソーサーで飲み比べできると毎年大好評のイベントです。
紅茶を楽しめる料理やお菓子、雑貨やワークショップも多数出店。木々に囲まれた自然豊かな場所で、紅茶を飲みながら非日常の時間を過ごせます。
15. ノリタケの森の基本情報
2021年の秋から、園内の一部分が生まれ変わり新しくなったノリタケの森。都会の中にあるオアシスで、自然とノリタケの美を心ゆくまで堪能してくださいね。
最後に基本情報についてまとめます。
ノリタケの森 基本情報
- 住所:愛知県名古屋市西区則武新町3-1-36
- 営業時間:施設により異なります
【ウェルカムセンター】10:00~17:00
【クラフトセンター・ミュージアム】10:00~17:00
【ショップ】11:00~19:00
【ギャラリー】10:00~18:00(会期最終日は16:00まで)
【カフェ グラン ヴェール】11:00~17:00(L.O.16:30)
【レストラン キルン】11:30~14:30(ディナータイムは貸切予約のみ) - 定休日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
※ショップ、カフェ グラン ヴェールは年中無休(※施設メンテナンスのため臨時休業あり) - 電話番号:052-561-7114
- 入館料:ノリタケの森へ入園は無料
ただし、クラフトセンター(ノリタケミュージアム)のみ入館料が必要
◎クラフトセンター・ノリタケミュージアム共通入園料
大人および学生500円、65歳以上 300円、高校生以下無料
※団体割引あり(大人:30名様以上 450円、100名様以上 400円/65歳以上:30名様以上 270円、100名様以上 240円) - ※障がい者手帳をお持ちの方は、証明書のご提示により本人ならびに介護者1名の無料
※トヨタ産業技術記念館との共通入場券大人800円 - 駐車場:隣接するイオンモールの駐車場をご利用ください
- 車でのアクセス:名古屋高速都心環状線「錦橋IC」出口より約10分
- 電車でのアクセス:
◎地下鉄東山線「亀島駅」下車後、徒歩約5分
◎JR・名鉄・近鉄「名古屋駅」下車後、徒歩約15分 - バスでのアクセス:
◎名古屋駅市バス6番のりばから乗車約3分。「ノリタケの森」下車すぐ
◎名古屋駅市バス「メーグル」のりばから乗車約15分。「ノリタケの森西」下車すぐ - HP:ノリタケの森
※この記事は2021年6月に取材した内容に、2021年秋に一部改装された情報を加えたものです。最新情報は公式HPをご確認ください。
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土屋香奈
- 女子旅専門のトラベルフォトライター。編集者、フォトグラファー、ディレクターなどとしても多岐に渡り活動中。地元金沢では、いしかわ観光特使を委嘱。旅番組のテレビ出演も多数。