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台湾が見られるチャンス!日本最西端の島 八重山諸島・与那国島の魅力を徹底解説します。

記事投稿日:2021/09/20最終更新日:2021/09/20

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与那国島

沖縄県の与那国島は、八重山諸島の中でも最も西にあります。そしてその先にあるのは国境と台湾。石垣島を拠点とするのは同じでも、他の島々と比べて少し離れた与那国島は、独自の文化が残っています。そんな日本最果ての地、与那国島の魅力・見どころを紹介します。

目次

最高の旅情気分!石垣島から船で与那国島へ

フェリー

与那国島へ行くのに、ぜひ使ってみたいのが船です。週二便の運航で、片道四時間の船旅。乗り場は石垣島港でも他の島とは一線を画した少し離れた場所、八島フェリーターミナルからです。チケットは当日の朝8時からのみ販売。チケットを片手に船に乗り込みます。船内は洋室や和室、椅子席などが完備していました。出港までの待ち時間、ワクワクする気持ちが収まりません。

フェリー

10時に船が汽笛を上げるといよいよ出航。石垣島港を出ると、すぐに竹富島の横を通過し、やがて西表島の北側を航行します。そして外洋に出ると、かつては『ゲロ船』と揶揄されるほどの揺れがありました。しかし今は最新の技術があり、ずいぶんマシに。そしてこの日は、天気よく多少の揺れがある程度で、全く気になりません。

船と並行して海中の餌を狙いながら飛ぶカツオドリを眺めていたら、あっという間に与那国の島影が見えてきます。この感動した瞬間を動画に撮りました。船はこの後、14時に与那国島の中でも、もっとも西側にある集落、久部良(くぶら)の港に到着します。

飛行機でのアクセスと島内移動手段

飛行機

さて、旅程に限りがある場合、あるいは片道を早く移動したいときには飛行機があります。毎日那覇と1便、石垣と3便就航しており、石垣空港なら20分ほどで到着します。今回の与那国の旅では、帰りに飛行機を利用しました。プロペラを回して上空に飛び立ち、すぐに雲の下に見えてくる八重山の島々は圧巻です。

飛行機

与那国島の島内交通ですが、バスが1・2時間おきに周遊しています。しかし効率よく島を見学するならレンタカーがおすすめ。この旅ではレンタカーを使いました。レンタカー会社は、島のどこに宿をとっても迎えに来てくれ、終わったら空港や港まで送ってくれます。

そのほかレンタルバイクがありますが、島に高低差があるので、レンタルサイクルはお勧めできません。また事前予約をすればタクシーの手配が可能です。

与那国島の魅力1:日本の果て最西端の碑

日本最西端地点

与那国島に来たなら絶対に行くべきスポットが、日本最西端地点。ここは港のある久部良集落のすぐ近くです。今回の旅行では、この久部良集落に1泊しました。

ここはカジキの水揚げ量が、日本一の港として有名なところ。最西端の港の雰囲気がゆったり味わえます。そして久部良のナーマ浜の先にある高台に西崎灯台があって、その横に日本最西端の碑がありました。

日本最西端地点

最西端の碑の先には、一面の海と水平線が見えるだけです。そして海面の青と空の青が違う水平線の先をながめていると、運が良ければ台湾が見えることも。この日は晴れていましたが、はっきり台湾が見れたかどうかは微妙です。

ただそうでなくとも、この海のある特定の場所から先は、日本の国境を越えた異国の海域。そんな想像を膨らませるだけでも、この日本の果ての地に、しばらく佇んでいたい気持ちになりました。

与那国島の魅力2:東端で佇む与那国馬

東崎

与那国島は東西に長い形をしています。最西端のある西崎の反対側、東崎に向かってみると、また違った雰囲気を醸し出していました。ここには、一面芝生の牧場で、小ぶりの与那国馬が放し飼いになっています。そして道路上にも堂々と馬がいることも。道路をよく見ると馬が外に逃げないように、テキサスゲートと呼ばれる溝があります。

芝生地帯にあるのが、東崎灯台。ここには駐車場が2か所あり、それは直接灯台や展望台に行ける高台にあるのと、下の海岸に降りていく道の先にあります。高台の展望台の先、天気が良ければ西表島の島影が見えることも。また沖合には黒潮らしい潮の流れが見られます。ここでのどかな与那国馬と東崎の様子を動画に撮ってみました。

琉球の風

そのほか東崎周辺には、軍艦岩などの奇岩が多いので順次見ていきましょう。そのほか近くのサンニヌ台では、大河ドラマ『琉球の風』のロケ地を示す石碑があります。

与那国島の魅力3:Dr.コトーの世界

Dr.コトー診療所

与那国島の南側、比川(ひがわ)の集落には、テレビドラマのロケ地が残っています。それは漫画が原作のDr.コトー診療所のロケ地。志木那島診療所が廃墟のようにそのままの状況で保存されていました。そして建物の外からも中からも海が見え、はるか遠い島のゆったりした雰囲気とマッチしています。

Dr.コトー診療所

内部見学は有料で300円。高校生以下は無料です。無人ですがお金を入れるところがあるので、そこに入れましょう。中に入ると孤島の診療所がリアルに再現されており、ドラマの舞台というより本当に使われているような診療所にしか見えません。ここはドラマや原作漫画を知らない人でも十分楽しめるでしょう。

また内部にはドラマで演じた役者さんたちの顔写真があります。

与那国島の魅力4:いくつもある絶景の数々

立神岩

与那国島にはいくつも楽しめるスポットがあります。有名なのが、今回営業休止のために残念ながら行けなかった海底地形でしょう。しかしそれだけでなく、見ておくべきスポットが目白押し。海底地形の近くにある立神岩も、サンゴ礁からニョキっと飛びている姿には、大変インパクトがあります。

インビ岳

最果ての島なので、海岸線沿いにある奇岩類が気になりますが、比較的高い山がそびえている与那国島では、山の方にも見どころがあります。自衛隊のインパクトあるレーダーやインビ岳から見える島全体の絶景も素晴らしいです。

そして島の北側にある巨石・ティンダバナもぜひ足を運びましょう。15世紀末の女性首長、サンアイ・イソバの住居があったという伝承のある巨岩には、味わってみたくなるような清い湧水が流れています。そしてここから見える島最大の集落、祖納(そない)の様子が一望できます。

与那国島の魅力5:与那国の花酒・塩

醸造所

与那国に限らず、八重山には沖縄の泡盛の醸造所がいくつかあります。しかしその中でも与那国の泡盛は花酒とよばれており、アルコール度数が高いのが特徴。そのため税法上ではスピリッツと言う扱いになります。ただレンタカーで車のハンドルを握ると、試飲ができないのが難点。味は頭の中の想像に委ね、試飲せず与那国のお土産として買いました。

泡盛

また政府の規制が緩和したことで、復活した塩づくりがあります。2001年より比川地区で与那国の伝統的な製法で塩づくりを行っている与那国海塩では、オリジナルの塩を販売していました。

許可をもらって工場を撮影します。昔ながらの方法で作られた塩は、お土産にも最高。塩分濃度が高い黒潮源流から取られる塩、実際に購入しました。これは本当におすすめの逸品です。

与那国海塩

  • 住所:沖縄県八重山郡与那国町与那国3111−2
  • TEL:0980-84-8933
  • 営業時間:9:00~17:00
  • 定休日:不定休
  • URL:http://www.yonaguni-kaien.net/

与那国島の食堂・宿泊施設について

クルマエビ

与那国島には島内にある3つの集落に行けば、食堂があります。多いのは八重山そばを出しているお店で、店によっては島内で養殖しているクルマエビを惜しみなく使った、オリジナルメニューを出しているところも。

そこでは地元、与那国の人たちが発する、外国語のような方言を聞きながら食事ができるかもしれません。また夕方からテイクアウトで取れたての刺身やお惣菜を販売する店がいくつかあり、これも必見。地元の人たちも通うローカルグルメです。ぜひ味わってみましょう。

民宿

宿泊施設は、比川集落以外の2か所に集中しています。ただリゾートホテルのようなところは皆無。民宿・ゲストハウスが多いです。そのため不慣れな人は少々戸惑うかもしれません。また居酒屋を兼任しているところやダイビングショップを兼任しているところがあるので、それぞれのニーズに応じて宿選びをしてみましょう。

日本最果ての与那国島へ1泊してみましょう

日本最後の夕日

与那国島は八重山諸島のさらに西にある日本最果ての島。一生に一度行けるかどうかという秘境に来たからには、ぜひ1泊してみましょう。そしてレンタカーをチャーターすれば、ほぼ一日で島内が回れます。

また最西端のところではなく、悲劇の現場、久部良バリのすぐ近くには日本最後の夕日が見える場所がありました。ぜひ宿泊して最果ての夕日を眺めてください。夜空に広がる満天の星空を含め、与那国での生活の息吹が強く感じられます。

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