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【京都の世界遺産巡り】西側(嵐山〜衣笠)のおすすめの回り方

記事投稿日:2021/07/13最終更新日:2021/07/13

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仁和寺

「京都の世界遺産を巡りたいけれど、どういうコースで回るのが一番いいのかな」とお悩みではありませんか?

京都は世界遺産の数が多いだけでなく、日本屈指の観光地ということもあり、観光シーズンになると渋滞も起こりやすく、バスを2~3台見送ることも珍しくありません。

そこで世界遺産巡りが好きな京都在住の筆者が、今回は京都の西側、洛西にある世界遺産に絞って、おすすめの回り方をご紹介します。

目次

地図で確認しよう!京都の世界遺産の数と場所

京都地図
<地図:e京都ねっとより>

京都には「古都京都の文化財」として17の寺社と城が世界遺産に登録されています。しかし地図にあるように、これら世界遺産はあちこちに点在しているため、1日ですべてを制覇することは難しく、最低でも3泊4日は欲しいところ。

そこで今回は京都市の西側「嵐山〜衣笠エリア」にかけての世界遺産を効率よく巡る方法をご紹介します。

スタートは京都駅。移動手段は、観光シーズンであっても時間に正確に運行される電車をメインにします。

歩きやすい靴を履いて、いざ京都・世界遺産巡りの旅へ出発!

京都・西側(嵐山〜衣笠)にある世界遺産のおすすめの回り方

洛西の世界遺産を巡る場合は「天龍寺 → 仁和寺→ 龍安寺→ 金閣寺」がおすすめのコースです。理由や観光のお役立ち情報も交えて、詳しくご紹介していきます。

1. 天龍寺

天龍寺

【京都駅から天龍寺への行き方】

まずは「京都駅」から「嵯峨嵐山駅」へ、JR嵯峨野線で一気に西側へ移動します。普通電車なら約17分、快速電車なら約11分で到着します。

ちなみに市バスで「京都駅前」から「嵐山天龍寺前」まで移動した場合、約40分かかりますので、電車が圧倒的におすすめです。

嵯峨嵐山駅から天龍寺までは徒歩15分ほど。できれば天龍寺の参拝開始時刻である「8時半」到着を目指して、出発されることをおすすめします。

【天龍寺の主な見所】

天龍寺

朝一番に訪れることをおすすめした理由は、嵐山を借景とした、この美しい庭園を楽しむためです。

夢窓国師による庭園「曹源池」は東向きに造られているため、太陽が高く上りきらない朝のうちに訪れると、山と池にバランスよく光があたり、美しいリフレクション(反射)を眺めることができます。

ちなみに紅葉シーズンになると、期間限定で「早朝拝観」もできますので、混雑前に絶景のリフレクション風景を楽しみたい方は公式サイトを要チェックです。

天龍寺

【その他ポイント】

  • 「百花苑」や「望京の丘」など曹源池の奥に広がる庭園
  • 「大方丈」や「書院」など諸堂
  • 法堂の「雲龍図」※撮影は禁止です

も見所です。

天龍寺

大方丈や書院から庭園を眺めると、陰影によるコントラストが美しく、まるで絵画のよう。
建物内は広々としているので、お気に入りの場所からゆっくり庭園を愛でてください。

【基本情報】

  • 住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
  • 参拝時間:8:30〜17:00(受付終了16:50)(諸堂は8:30~16:45/受付終了16:30)、法堂は9:00~16:30(受付終了16:20)、法堂は土日祝日のみ参拝可能ですが、春・夏・秋は特別参拝(毎日公開)の期間が設けられます
  • 参拝料:
    • 庭園(曹源池・百花苑):高校生以上500円、小中学生300円、未就学児無料
    • 諸堂(大方丈・書院・多宝殿):庭園参拝料に300円追加
    • 法堂「雲龍図」特別公開:一人500円(上記通常参拝料とは別)
  • HP:http://www.tenryuji.com/

【天龍寺と併せて観光したい嵐山】

竹林の小径

時間が許すようであれば、天龍寺を取り囲むようにある「竹林の小径」を上り、「大河内山荘」に突き当たったら、左手にある「嵐山公園」を通りながら桂川まで下り、「渡月橋」に出てくるコースもおすすめです。

天龍寺の西側をぐるっと半周するもので、写真撮影はほどほどにし、スタスタと歩き続けるなら約30分のコースです。

野宮神社

竹林の小径の途中には、良縁・子宝・学問のご利益があり、特に縁結びの神様として女子からの人気が高い「野宮神社」もあります。あえてクヌギの樹皮を残したままの黒木鳥居は、古代の鳥居の様式を今に残すもので、大変珍しいです。

嵐山

嵐山のカフェや土産物屋の多くは10~11時にかけてオープンするので、天龍寺観光および嵐山散策が終わった頃に、パラパラとお店が開きはじめます。

しかし今回は世界遺産巡りが目的の旅なので、ベストな時間帯で絶景を眺められたら良しとし、次の目的地へ進みましょう。

2. 仁和寺

仁和寺

【天龍寺から仁和寺への行き方】

今度はJRではなく、天龍寺の目の前にある嵐電「嵐山駅」から「御室仁和寺駅」へ向かいます。

嵐電

京福電気鉄道、通称「嵐電(らんでん)」は、1~2両の路面電車です。路線上には東映太秦映画村を訪れるのに便利な「撮影所前駅」があることから、時には映画のラッピング車両が走ることもあります。

JPN2106_11.png
<路線図:嵐電公式サイトより>

「嵐山駅」から「御室仁和寺駅」へは、嵐電で約15分。途中「帷子ノ辻駅」で嵐山本線から北野線へ乗り換えてください。

御室仁和寺駅を降りれば、約2メートル先に仁和寺がド~ンと見えるので、迷うことはありません。

【仁和寺の主な見所】

仁和寺

境内には、最奥にある国宝「金堂」をはじめ、たくさんの重要文化財と名勝があり、見所は尽きません。

仁和寺

重要文化財「五重塔」や名勝「御室桜」は特に有名です。

なお通常はこうした御殿以外のエリアは無料で参拝できますが、春の御室桜のシーズンになると、特別入山料がかかります。

【仁和寺御殿】

仁和寺

仁王門そばにある「仁和寺御殿」には、白川砂を敷き詰め、簡素な美を表現した「南庭」がまずあります。

仁和寺

その先には、池を配した晴れやかな「北庭」があり、対照的な2つの庭園を楽しむことができます。いつ訪れても庭師さんが境内のあちこちでお仕事をされているので、どこも手入れが行き届いていて美しいです。

【基本情報】

  • 住所:京都府京都市右京区御室大内33
  • 参拝時間:3月~11月 9:00~16:30、12月~2月 9:00~16:00
  • 参拝料:
    • 御殿:高校生以上500円、小中学生300円
    • 霊宝館(期間限定):大人500円、高校生以下無料
    • 御室桜まつり 特別入山料:大人500円、高校生以下無料
  • HP:https://ninnaji.jp/

【仁和寺と併せて観光したい旧邸御室】

旧邸御室

御室仁和寺駅の北側に仁和寺はありますが、南側の閑静な住宅地には登録有形文化財「旧邸御室」があります。年に1度、新緑の季節である5月のみの限定公開ではありますが、日本の建築美を堪能できるので個人的にかなりおすすめです。

旧邸御室

22畳の大広間に置かれたカリンの一枚板テーブルに日本庭園がリフレクションし、それは息を飲む美しさ。

旧邸御室

【その他ポイント】

  • 富士山の欄間
  • 網代の天井
  • 一本木の敷居

など「しつらえ」全体がとても素敵ですし、洋間や庭園にある茶室も見学可能です。

御室仁和寺駅から徒歩2分ほどなので、限定公開の時期に京都を旅されるなら、仁和寺と合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。

【基本情報】

  • 住所:京都府京都市右京区御室岡ノ裾町5
  • 日程:毎年5月のみの限定公開(ただし時節柄、2021年は7月公開予定)
  • 入館料:大人1,000円、子供(高校生まで)500円
  • HP:https://omuro-kyoto.jp/

3. 龍安寺

龍安寺

【仁和寺から龍安寺への行き方】

仁和寺から龍安寺までは、仁和寺の目の前を走る大通り「きぬかけの路」を歩けば約15分で到着します。

あるいは先ほどの「御室仁和寺駅」に戻り、嵐電にて約3分、「龍安寺駅」まで行く方法もあります。駅からは徒歩10 分ほどで到着します。

【龍安寺の主な見所】

龍安寺

龍安寺の見所といえば「石庭」です。東西25メートル、南北10メートルの空間に白砂が敷き詰められ、15個の石が配されています。どの角度から見ても必ず1つの石が隠れて見えないという不思議はじめ、この石庭の意味は謎に包まれており、見る人の自由な解釈に委ねられています。

龍安寺

【その他ポイント】

  • 禅の格言「知足(ちそく)」の謎解きを図案化した「銭形のつくばい」
  • 鏡容池

も見所です。

【基本情報】

  • 住所:京都市右京区龍安寺御陵下町13
  • 参拝時間:3月~11月は8:00~17:00、12月~2月は8:30~16:30
  • 参拝料:高校生以上500円、小中学生300円
  • HP:http://www.ryoanji.jp/smph/

4. 金閣寺

金閣寺

【龍安寺から金閣寺への行き方】

龍安寺から金閣寺へは、引き続き「きぬかけの路」を歩けば約20分で到着します。

あるいは市バス59系統にて「竜安寺前」から約4分、「金閣寺道」下車で行くこともできます。バス停から金閣寺までは徒歩5分ほどです。

【金閣寺の主な見所】

金閣寺

鹿苑寺が金閣寺と呼ばれるのは、三層からなる舎利殿によるもの。ただし、きらびやかな金箔が張り巡らされているのは、武家造の二層目と禅宗仏殿造の三層目のみ。貴族文化の寝殿造で造られた一層目だけが木造のため、武家が貴族より上だという足利義満の序列意識の表れと言われています。

金閣寺

【その他ポイント】

  • 鐘楼
  • 葦原島
  • 陸舟の松
  • 銀河泉
  • 金閣寺垣

なども見所です。

【基本情報】

洛西の世界遺産巡りを終えてからの過ごし方

世界遺産である寺社や城は、ライトアップの時期でなければ、17時までに閉まります。

そのまま夜も京都市内で過ごされる場合のために、金閣寺からの移動ルートも2つご紹介しておきます。

金閣寺から京都駅に戻る場合

京都タワー

京都駅に戻るなら、バス停「金閣寺道」から市バスで約40分。

  • 205系統
  • 急行101系統
  • 急行111系統

の利用が便利です。

市バスと電車(JRや地下鉄)を組み合わせる方法もありますが、乗り換えの待ち時間を考えると所要時間はさほど変わりません。

タクシーの場合、約20分で料金相場は3,000円前後です。

金閣寺から京都の繁華街である四条河原町に行く場合

祇園祭

京都の繁華街といえば「四条河原町エリア」です。

四条河原町というのは四条通りと河原町通りが交差する大きな交差点の名前なのですが、この一帯が繁華街となっており、ざっくり四条河原町と呼ばれています。祇園界隈へも歩いて行けますし、祇園祭では山鉾巡行が行われるエリアです。

金閣寺から四条河原町へは、バス停「金閣寺道」から、市バス205系統で約40分、「四条河原町」下車です。もしも渋滞が起きている場合、1つ手前の「河原町三条」や2つ手前の「京都市役所前」バス停で下車してもすでに繁華街なので問題ありません。

食べる、見る、買う。すべてが凝縮された街なので、ぶらり街散歩を楽しんでください。

京都

まとめ

以上、京都の西側の世界遺産を効率よく回る方法をお伝えしました。

路面電車の嵐電を上手く活用して、京都の旅を楽しんでください。

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