日本海にポツンと浮かぶ島 島根の秘境、隠岐グルメのすすめ!

隠岐の島

こんにちは!まさひろです!

今回は島根県の秘境、隠岐の島諸島の海士町という町のグルメをご紹介します。

島のふるさと納税担当として、島の全ての美味しい産品を知り尽くす私まさひろが、今回ぜひ食べてほしい島の絶品グルメを2つ紹介します。旅行の参考にしてくださいね!

目次

海士町とは?

海士町は、島根半島から海上60kmの日本海の真ん中に位置する小さな離島。「海士」と書いて「あま」と読む、海の綺麗な小さな島の田舎町です。

海士町は、一島一町制により島全体がひとつの町になっています。人口2,000人足らずの小さな島では、半農半漁が広く浸透しており、穏やかでのんびりとした時間が流れています。

海士町 フェリー

そして真のグルメ通しか知らない、島の美味しいものもたくさん。

国内では流通がほとんどない国内最高ランクの幻の黒毛和牛や、各地のオイスターバーで高い評価を受けるブランド岩牡蠣などなど、、、島の隠れた絶品をご紹介します!

絶品グルメ1:国内流通ごくわずかな幻の黒毛和牛「隠岐牛」

隠岐牛

隠岐牛とは?

隠岐牛とは、島生まれ島育ちの「幻の黒毛和牛」と呼ばれているブランド和牛です。

日本の有名和牛と聞いて、みなさんはどの牛を思い浮かべますか?

松坂牛や神戸牛などさまざまな牛を思いつくと思います。

ではその牛はどこから来ているのか...実はこの海士町からなのです!松坂や神戸に出荷された隠岐牛が、松坂牛や神戸牛になっているのです。

各和牛の親牛としてのポテンシャル、豊富な飼料、ストレスのない雄大な自然、その全てが揃っているこの島は、牛の肥育にぴったりでした。出荷するだけだった仔牛を島でも育て始めた結果、日本でもトップクラスの肉質の牛が育ったのです。なんと出荷された牛の8割以上が最高ランクの「A5」または「A4」ランクを獲得しています。

隠岐牛

隠岐牛と名付けられるのは、雌牛の中で肉質の更に良い牛のみ。出荷数が極端に少なく、その上高額で取引されるため希少性が非常に高く、「幻の黒毛和牛」と呼ばれるのです。

隠岐牛

そのお味は?

隠岐牛は、口の中の温度で溶けてしまうほど上質な脂が特徴。霜降りが美しい肉なのですが味はさっぱりしています。肉の旨味の本質を改めて感じる一級品です。食べた人みんなが口に入れた瞬間の溶けていく感覚に驚きます。

隠岐牛

食べられる場所

そんな幻の和牛と呼ばれる隠岐牛。

数少ない隠岐牛を味わえるお店の一つに、島のお店があります。

「島生まれ島育ち、隠岐牛店」

島で食べるからこそ、リーズナブルな価格で隠岐牛を味わうことができる焼肉店です。焼肉のみならず、しゃぶしゃぶのコースでも食べることができます。

※コロナの流行に伴い、現在中国地方5県在住者の方のみお食事可能です。

隠岐牛 しゃぶしゃぶ

島生まれ島育ち、隠岐牛店

島生まれ島育ち 隠岐牛店

  • 住所:島根県隠岐郡海士町大字福井1368
  • 電話番号:08514-2-1522
  • 営業時間:11~14時(13時30分LO)、17時~21時30分(20時45分LO)
  • 定休日:水曜
  • HP:島生まれ島育ち 隠岐牛店

絶品グルメ2:超お得!島でいただく巨大「岩牡蠣」!

岩牡蠣「春香」

オイスターバーで高い評価を受ける島のブランド岩牡蠣「春香」

「春香」は、岩牡蠣発祥の地といわれる海士町のブランド岩牡蠣です。

岩牡蠣がもっとも旬を迎える春から名前を取った、冬の終わりと春の訪れを告げる島の風物詩。独特な生育環境で育った「春香」の安全性や味を求めて、全国からファンやリピーターが島に訪れます。

そのお味は?

海のチーズともいわれる岩牡蠣。そのなかでも「春香」は一味違います。

済んだ海でじっくり育てられた牡蠣は、クリーミーさがしっかり際立ちながらも、通常の岩牡蠣よりも身の粒がしっかりとしてプリップリ!甘さと触感、くちどけを一度に味わうことができます。

岩牡蠣「春香」

あたらない牡蠣!?!?

海

通常、牡蠣は餌となるプランクトンを食べて育っていきます。しかしその際に不純物や余分なウイルスを取り込んでしまうため、食中毒に繋がるケースも。

しかし、海士の岩牡蠣が育つのは、人の営みから遠く離れた澄んだ海。水温が低く餌となるプランクトンが極めて少ない海域で育つ牡蠣は、じっくりと3年以上かけて育てます。育てるには難しい環境を逆手に取り、ウイルスが牡蠣に入り込むリスクを軽減。その結果、島の岩牡蠣は安心安全に食べることができると高い評価を受け、県の「美味(おい)しまね認証」を水産物で最初に取得しました。

岩牡蠣「春香」

島で食べたら安い!しかもSサイズがでかい!?

ブランド岩牡蠣は高いのでは?と思われるのかもしれませんが、島で買うと意外と安い!

特に旬の春シーズン(3~5月)はとれたての牡蠣が買えるシーズン。この時期なら取り扱う店によってはSサイズで250円/1個ほどで買えます。

さらに驚くことに春香のSサイズはびっくりするほど大きいのです。Sサイズでも手のひらサイズほどになり、普通の真牡蠣のLサイズ、LLサイズにあたります。

岩牡蠣「春香」
<左がSSサイズ、右がSサイズ>

ちなみに4Lサイズになると顔くらいの大きさになります!

岩牡蠣「春香」

ぜひ島で牡蠣を食べてみてください!

まだまだ美味しい、楽しい、島根の秘境「隠岐諸島」

島のおいしいものを今回は2つ取り上げましたが、まだまだおすすめしたいおいしいものはたくさん。海の町なので島で食べる海鮮はどれも絶品ばかり!

今回は書ききれませんでしたが、島人も愉快で面白く、海士町以外の諸島にもまだまだ絶景、秘境が数多くあります。

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松田まさひろ

コロナをきっかけに島根県隠岐の島諸島へ移住。2017~2018年にかけて世界一周、台湾でのカレー屋開業、人材会社のタイ駐在の経験を持つ。旅と、音楽と、食をこよなく愛します。

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