こんなに素晴らしい離島&海の風景がある知多半島「海の絶景」BEST5

知多半島 海

これまで花や山など、愛知内陸の魅力をお届けしてきましたが、しっかりと海にも面している愛知県。実は、旅情あふれる素晴らしい海辺の風景を数々有しています。

そこで第4回は、知多半島とそこからアクセスできる愛知三島の風景をご紹介!透き通った海というよりは、ダイナミックな海のスケール感や、離島ならではの生活感など、少しマニアックな顔ぶれですが、おすすめ順に取り上げていきたいと思います。

目次

第5位:ドラマチックな三河湾・伊勢湾が広がる「羽豆岬」

羽豆岬

まず紹介したいのが、知多半島の先端・師崎にある「羽豆岬(はずみさき)」。小高い丘の上に、天然記念物に指定されているウバメガシの原生林を育み、独特の雰囲気を醸し出しています。

よく整備された遊歩道の途中には、展望台が設置されており、そこからの眺めが絶景。水平線が弧を描くように広がり、最果て感のあるパノラマを眺めることができます。

羽豆岬

また天気によって表情を変化させてくれる点もポイント!快晴の空なら爽快な海、雲が出れば陰影が織りなす絵画作品のような面持ちです。

対岸に見える渥美半島のスケールの大きさも感じられるはず。

羽豆岬

  • 住所:愛知県知多郡南知多町師崎明神山2
  • 電話番号:0569-62-3100
  • アクセス:半田市街から車で約40分
  • HP:羽豆岬(Aichi Now)

第4位:年季の入った風景に、なぜか心惹かれる「日間賀島の新井浜港」

新井浜港

愛知三島(三河湾に浮かぶ3つの有人離島)のうち、知多半島ともっとも距離が近く、人の行き来が活発な「日間賀島(ひまかじま)」。従来より漁業が盛んな島でしたが、近年"タコとフグの島"としてPRされるようになってから、多くのお客さんが訪れる観光の島になりました。

しかし、離島ならではの原風景が今でも残っており、それを味わえるのは新井浜港です。

新井浜港

島の営みが刻み込まれ、年季の入った漁船。白と水色のナチュラルな船体。そんな船が連なる漁港の風景は、どこか絵になりノスタルジック。

また飛び交うカモメや、カゴ付きの原付、いたるところに置かれている浮きなど、漁港では当たり前のシーンも、離島を訪れている情緒を高めてくれますよ。

日間賀島 新井浜港

  • 住所:愛知県知多郡南知多町日間賀島
  • 電話番号:0569-68-2388(日間賀島観光協会)
  • アクセス:師崎港からフェリー・高速船で約20分
  • HP:日間賀島観光ナビ

第3位:先駆けの島。現代アートと海の風景が共演する「佐久島」

佐久島

第3位として紹介したいのは、愛知三島の中で一番大きな「佐久島(さくしま)」。近年、瀬戸内エリアを中心に、島×アートの組み合わせがトレンドですが、実はその先駆けと言えるのが、この「佐久島」なのです。

1996年から初回の試みが行われ、2001年から現在まで長期にわたり「三河・佐久島アートプラン21」という現代アートのプロジェクトが行われています。

佐久島

中でも特徴的なのは、立地や空間を活かしたインスタレーション作品が充実していること。大島に行く途中にある白塗りのイーストハウスは青い海に映えてフォトジェニック。

また佐久島西港近くにある「おひるねハウス」は本当に気持ちの良い場所です。島ののどかな風景に浸りながら、ぜひ寝転がってみてはいかがでしょうか?

佐久島

  • 住所:愛知県西尾市一色町佐久島
  • 電話番号:0563-57-7882(西尾市観光協会)
  • アクセス:一色港から高速船で40分〜50分
  • HP:佐久島(西尾観光)

第2位:雪山や伊勢湾の夕日。ポテンシャルが高い「野間埼灯台」

野間埼灯台

知多半島が誇る絶景として、地元民には言わずと知れた「野間埼灯台」。白亜の造形美と、真っ青な海のコントラストを味わうことができます。しかし、ここで紹介したいのは「野間埼灯台」のポテンシャルの高さ。

例えば12〜3月の降雪直後に訪れれば、冠雪した鈴鹿山脈と灯台の共演が見事です!南国感あるヤシの木も一緒に写真に収めれば、まるで灯台が世界の境界線になっているよう。

野間埼灯台

そして何と言ってもおすすめしたいのが日没のタイミング。ほのかにグラデーションを帯びながら、伊勢湾方向へ雄大に沈んでゆく夕日は本当に感動的です。

可愛らしい「野間埼灯台」の佇まいだけでなく、このロマンチックな情景こそ、この場所が恋人の聖地と呼ばれる、密かなゆえんでしょう。

野間埼灯台

住所:愛知県知多郡美浜町小野浦岩成20-1

  • 電話番号:0569-83-6660
  • アクセス:常滑市街から車で約30分
  • HP:野間埼灯台(Aichi Now)

第1位:色とりどりの民家が連なる。三河湾のブラーノ島「篠島」

篠島

広い知多半島・愛知三島エリアの中で、私が第1位に選んだ場所は「篠島(しのじま)」。愛知三島の中でも一番マイナーですが、よく眺めてみると面白い景観を有していることに気づきます。

それは島のいたるところに軒を連ねるカラフルな民家や民宿です。漁を終えて島に帰ってきた時、自分の家を判別するためとか。海辺の気候に耐えるためとか。カラフルな外観の理由は、諸説ありますね。

篠島

その外観は、まるでイタリアにある"ブラーノ島"を彷彿とさせてくれます。中でも島の東側にある「篠島海水浴場」は、透き通った海とカラフルな集落を望む一押しポイント!

「こんな場所が愛知県にあったんだ?」頰をなでる心地よい潮風とともに、どこか異国情緒漂う景観を満喫しましょう。なお、海水浴場の先に広がる渥美半島も見事です。

篠島

  • 住所:愛知県知多郡南知多町篠島
  • 電話番号:0569-67-3700(篠島観光協会)
  • アクセス:師崎港からフェリー・高速船で約10分
  • HP:篠島おたのしみガイド

知多半島・三河湾離島はフォトジェニックの宝庫

知多半島・三河湾

いかがでしたでしょうか?今回はバリエーション豊かな知多半島・愛知三島の絶景をご紹介しました。海といえば、一面真っ青な大海原を思い浮かべますが、愛知には生活感があり、少しマニアックで、そしてなぜかノスタルジックになる海の情景が数々存在します。

ぜひ一度、自分ならではのアンテナを立てて、知多半島・愛知三島を巡ってみてはいかがでしょうか?きっとほっこりする出会いが待っています。

次回は愛知×町並みの絶景をテーマにご案内します。

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土庄雄平

1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍ら、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。春は桜を愛でながらサイクリング、夏は冷涼な北日本へ自転車で大冒険、秋は秘境の紅葉を求めて山登り、冬は輝く樹氷と白銀の世界に魅了される。そんな自然の中へ身を投じる旅がルーティーン。

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