【モスクワ】スーパーでおすすめのお土産13選

日本出国時にPCR検査が必要だったり、ロシア出国時に陰性証明書が必要だったり、日本入国時に14日間の隔離が必要だったりと、今は気軽に行き来ができない日本とモスクワですが、そんなモスクワから現地のロシア人が日常的に親しんでいるもので、スーパーで買えるお土産をいくつか紹介します。気軽に旅行ができるようになったときに、ぜひお試しください。

目次

スーパーの紹介

海外旅行に行くとスーパーに必ず立ち寄ったり楽しみにしているという方、いらっしゃいますよね。宿泊地が変わるだけでその土地ならではのスーパーへ自由時間に出かける方もいると思います。私自身もツアーでロシア旅行に参加中に、スーパーでロシア人たちの日常を垣間見ることができるスーパーは楽しみでした。

モスクワ市内にも大小さまざまなスーパーがあります。

ロシア系のスーパーは、

です。

ほかにもフランス系の大型スーパー・アシャン(АШАН)やドイツ系のスーパー・ビラ(BILLA)があります。添加物を気にしている方には、フクースヴィル(ВкусВилл)がおすすめです。

滞在先が決まったら、これらのスーパーの何かが近くにあるか確認をしてみてください。

今は旅行ができないので、これらのスーパーのホームページを見てロシア人たちがどのようなものを買っているのか見てみてください。

ロシアのスーパーのレジ袋は有料です。そのため、レジに並ぶと店員さんが必ず「袋がいりますか?」と訊いてきます。旅行中にスーパーへ行く気満々の人は、エコバックを持ち歩くと便利です。また、各スーパーにポイントカードがあり、「ポイントカードを持っていますか?」とも訊かれます。さらに、アルコール類の販売は夜10時までとなっていて、パスポートを提示するように求められることもあります。

食べ物編

イクラのバター

私が、自信をもっておすすめするのが、イクラのバターです。

イクラのバター

こちらは、要冷蔵食品なので、日本まで持ち帰ることは難しいので、現地で試してみてください。ロシア人の食べ方は、白パンにたっぷりとイクラのバターを塗ります。イクラの食感がシャキシャキしていて、やみつきになります。

ジャム

ロシアの冬は寒さが厳しくて野菜がとれなかったため、夏のうちに保存食を作る食文化があります。ジャムというのもロシアには欠かせないものです。

ジャム
<左から順に、イチゴ、スグリ、キイチゴ>

日本と同じようにイチゴジャムなどもありますが、ロシアならではの味のジャムもあるので、ぜひお店でチェックしてみてください。

こちらは、好き嫌いが分かれるものですが、話のタネに1ついかがでしょうか?

松ぼっくりのジャム
<松ぼっくりのジャム>

小さい松ぼっくりが丸ごと入っているジャムです。もちろん、松ぼっくりも食べることができます。

松ぼっくりのジャム

スィローク

スィロークは、寒い冬のお出かけ時の必需品となっています。というのは、冬は気温が低く、大食いの私はお腹がすくのが夏よりも早くなります。そんな時に、近くのスーパーに立ち寄って、このスィロークを買って、食べることがよくあります。

スィローク
<ソビエト時代からの続くイラストのスィローク>

包装されているものを見てもイメージできないと思うので、中身を出して切ってみました。

スィローク

箱に入った別の種類のスィロークもあります。

スィローク

こちらも日本まで持ち帰るのは難しいので、滞在中に試してみてください。大きさは小さいですが、カロリーが高く腹もちがよくなるので1つだけで十分おなかがいっぱいになります。食べ過ぎに気を付けてください。

ゼフィール

ロシア人の義理の妹が大好きな食べ物です。砂糖をたくさん使った、ものすごく甘いお菓子です。

ゼフィール

日本人にとっては甘すぎて1つを食べるのが大変ですが、ロシアの冬場はこの甘さが必要です。私は、甘いものがそれほど好きではありませんが、冬のロシアでは1つをペロッと食べられるようになりました。

日本へのお土産にする場合は、「1つを一気に食べないで、小さく切って少しずつ食べるといいですよ」とひと言添えて渡すといいです。

箱の絵がかわいらしいので、食べたあとも楽しめます。

ゼフィール

パスチラ

パスチラの原産地はロシア国内にいくつかありますが、産地の1つのトゥーラ(モスクワから南部へ190km)で作られているパスチラを紹介します。

パスチラ

スポンジ状のケーキの間に甘いジャムが塗られているものです。

パスチラ

こちらも甘いので、お茶と共にいただきます。

プリャーニク

先ほどのパスチラの産地と同じトゥーラという町の名産品のプリャーニクです。

プリャーニク
<チェブラーシカ型のプリャーニク>

このようなチェブラーシカ型のプリャーニクはスーパーにはありませんが、観光地では、お土産用としてマトリョーシカやチェブラーシカ型のものも売られています。

ショウガのジャムが入っているので、寒い冬も体が温まります。

スーパーで売られているものは、チョコレート味やバニラ味などさまざまにアレンジされていて、大きさも一口大になっているので、食べやすいです。

プリャーニク

スーパーによっては、このようなパッケージのものもあります。

プリャーニク

ポテトチップス

もともとはアメリカのポテトチップスの会社なので純粋にロシアのお土産と言うわけではありませんが、ロシアならではの味があるのでそちらのものをお土産にしてみるのもいいです。

たとえば、新年限定のイクラ味のポテトチップスや、

ポテトチップス
<イクラ味のポテトチップスは、他の味よりお値段は高め>

カニ味のポテトチップス、キノコ味のポテトチップスなどがあります。

ポテトチップス
<左がカニ味、右がキノコ味>

飲み物編

チコリ

私の甥と姪が大人になった気分で「コーヒー、コーヒー。」と言って、喜んで飲んでいる「チコリ」です。

チコリ

チコリというハーブのお茶ですが、色と味がコーヒーにそっくりなのです。もともとハーブなので、ノンカフェインで子供も安心して飲めます。カフェインが気になる方におすすめです。

イワン・チャイ

「イワン・チャイ」というのは、ロシアで昔から飲まれている薬草のお茶です。

イワン・チャイ

イワン・チャイ

薬草なので、それぞれの地域によって少しずつ味が違います。モスクワ以外のロシアを観光する機会がある方は、それぞれの土地で「イワン・チャイ」を購入して、飲み比べをしてみると帰国後も楽しめます。

バイカル

ハーブの炭酸飲料ですが、ソビエト時代からロシア人に人気のある飲み物です。姪や甥も夏になると飲んでいます。

バイカル
<左がタルフン、右がバイカル>

「バイカル」という飲み物は、松ぼっくりが材料になっています。また、どぎつい緑色の「タルフン」はハーブのタラゴンが原材料になっています。瓶入りのものとペットボトル入りのものが売られています。私の両親は、「バイカル」を気に入っているので、帰国時にいつもお土産に持ち帰っています。日本では売られていないので、旅行中に味見をしてみて気に入った方は、ペットボトルをスーツケースに入れて持ち帰ることもできます。

ケフィール

90年代くらいだったでしょうか。「きれいなロシア人はケフィールを飲んでいる」というCMがありました。なぜかそのキャッチフレーズを私は覚えているのですが、ケフィールは、牛乳を発酵させた飲み物で飲むヨーグルトとヨーグルトの中間みたいな感じです。独特の酸味がやみつきになります。ビュッフェ形式のホテルの朝食会場に置かれている場合もありますので、ぜひ現地で試してみてください。要冷蔵品なので、日本へ持ち帰ることはできません。

ケフィール

クワス

「クワス」は、黒パンを発酵させた飲み物です。

クワス

ロシア人は好きですが、日本人にとっては好き嫌いが分かれます。私や私の両親は黒ビールに近くて好きですが、一緒に旅行をした日本人の中には、口に合わなかった人もいました。そのため、滞在中に少し試してみて「飲める」と思ってからお土産にした方がいいです。そして、「クワス」の味が大丈夫な方は、夏のスープの「アクローシカ」もぜひ試してみてください。

アクローシカ

また、日本で「アクローシカ」を作ってみたいなあと言う方は「クワス」のペットボトルをお土産に持ち帰ることをおすすめします。私の両親は「クワス」が好きなので、こちらもいつも帰国するときに持ち帰ります。

モルス

時々、アエロフロートのサービスドリンクのメニューの中にも入っている「モルス」。

モルス

コケモモのジュースです。こちらは「クワス」と違って、ほとんどの日本人の口に合うと思います。もしアエロフロートの機内サービスのメニューに入っていたら、試してみてください。もちろん、スーパーで購入して滞在先で飲むのもおすすめです。

まとめ

いかがでしたか?

今回はガイドブックに載っている王道のチョコレートは紹介せずに、現地のロシア人に好まれているものを中心に紹介しました。女の子の絵が描いてあるアリョンカチョコレートもおいしく、スーパーにあります。

同じ品物でもスーパーによって多少値段が違ったり、スーパーによっては在庫がなかったりするので、立ち寄ったスーパーで見つけた時に購入することをおすすめします。商品の棚の場所が分からない時は、店員さんや近くを買い物している人にこの記事の写真を見せながら訊くといいです。まだまだロシアにはおいしいものがありますので、またの機会にお伝えできればと思います。

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チェブラーシカ

高校3年生の時に好きになったロシア。音楽、文学、歴史、美術、バレエ、料理、ロシア人気質などに興味をもちました。でも、ロシア語を専門に学んだことはありません。ロシアが好きでいろいろ知るうちに、2016年12月にロシア人男性と結婚し、2017年4月からロシアに住むことになりました。普通のガイドブックには載っていない情報をお届けします。

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