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レトロな街並みに、遊園地も。1泊2日下関・門司港の旅
今回の舞台は、山口県下関市。さまざまな国や文化が交錯する、素敵な街です。1泊2日で訪れた、旅のしおりをご紹介します。週末にふらっと訪れてみてください。
目次
- 【1日目】レトロな遊園地がかわいい「はい!からっと横丁」
- かわいい海の生き物に出会える「海響館」
- 幻想的な風景で心も清まる「赤間神宮」
- 下関の食といえば、ここ「カモンワーフ」
- おしゃれなゲストハウスでホッと一息「uzuhouse」
- 【2日目】海を渡って門司港へ
- 1泊2日で、下関・門司港を訪れてみよう
【1日目】レトロな遊園地がかわいい「はい!からっと横丁」
JR下関駅から徒歩5分くらいのところにある、アミューズメントパーク。入園料は無料で、遊具ごとに利用料金を支払うシステムになっています。(ワンデーフリーパスもあります。)パッと目をひく大観覧車やレトロなSEAゴーランド、バッテリーカーなどを楽しむことができます。
お子さま向けの遊園地なので、大人の方ではちょっと物足りなさを感じてしまうかもしれません。しかし、ロケーションは抜群なので、散歩などで利用されている方も多くいました。
特に夕暮れの景色がとても綺麗です。大観覧車に乗って街を一望するのも、おすすめです。
はい!からっと横丁
- 住所:山口県下関市あるかぽーと1-40
- 営業時間:平日 11:00〜18:00、土日・年末年始 10:00〜21:00
- 定休日:水曜日
- 入場料:無料(アトラクションごとに必要)
- 公式サイト:はい!からっと横丁
かわいい海の生き物に出会える「海響館」
先程の遊園地に隣接する水族館。約500種類、約2万点の海の生き物に出会えます。中でも、日本最大級のペンギン展示施設「ペンギン村」が人気です。イルカとアシカの共演ショー、ペンギン大編隊、ペンギンのごっくんタイムなど、見て楽しめるショーも開催されています。
海響館
- 住所:山口県下関市あるかぽーと6-1
- 営業時間:9:30~17:30(最終入館17:00)
- 定休日:年中無休
- 入場料:大人(18歳以上)2,090円、小・中学生940円、幼児(3歳以上)410円
- 公式サイト:海響館
幻想的な風景で心も清まる「赤間神宮」
下関には、神宮も多数存在します。中でも真っ赤な外観が目をひく、赤間神宮。壇ノ浦の戦いで、関門海峡に身を投じた安徳天皇が祀られています。
夜間の神宮はライトアップが施され、より一層幻想的になります。早朝から夜間まで多くの人々がお参りに訪れていました。
赤間神宮
- 住所:山口県下関市阿弥陀寺町4-1
- 公式サイト:赤間神宮
下関の食といえば、ここ「カモンワーフ」
下関のグルメやお土産が集結した商業施設。関門海峡を一望しながら、下関グルメを楽しむことができます。やはり、フグがとても美味しかったです。ごはんにお土産にと、私もお世話になりました。
カモンワーフ
- 住所:山口県下関市唐戸町6-1
- 公式サイト:カモンワーフ
おしゃれなゲストハウスでホッと一息「uzuhouse」
今回、私が滞在したのは、「uzuhouse」。先程ご紹介した、赤間神宮の目の前に位置するゲストハウスです。(赤間神宮の写真は、uzuhouseの客室から撮影しました)ロケーションが抜群で、関門海峡に臨むことができます。
清潔感もあり、各所にこだわりが感じられる設計となっていました。DIYをされる方はワクワクすること間違いなしです。値段もリーズナブルで大満足の宿でした。
uzuhouse
- 住所:山口県下関市阿弥陀寺町7-8
- 公式サイト:uzuhouse
【2日目】海を渡って門司港へ
2日目は、海を渡って門司港へ行くことにしました。先程ご紹介したカモンワーフの近くに関門汽船乗り場があります。乗り場からは、門司港行きと巌流島行きが出ています。本数がそれほどないので、事前に調べてから行くことをおすすめします。門司港までは、船でおよそ5分。あっという間の船旅ですが、結構揺れるので船酔いをしやすい方は注意が必要です。
門司港は、明治初期に開港した港です。明治から昭和初期にかけて建築された趣のある建物が、今でも残っています。私の出身である愛知県に「明治村」という野外博物館があるのですが、そこに貯蔵されているような景観が実際の生活の中にあるという状況を目の当たりにし、驚きました。素敵なスポットをいくつかご紹介します。
こちらは、JR門司港駅。大正3年に建てられた駅舎で、国の重要文化財に指定されています。木造二階建ての駅舎はネオルネサンス様式といい、左右対称の造りが特徴的で「門」を表現しているとも言われています。私が訪れた時期はちょうど6年にも及ぶ復元工事後だったため、美しい姿を鑑賞することができました。
こちらは、旧門司税関。明治45年築の洋館で、昭和初期までは税関庁舎として使われていたそうです。現在の建物は再建されたもので、館内では門司港の歴史に触れることもできます。
1泊2日で、下関・門司港を訪れてみよう
週末に訪れたい、下関・門司港の旅についてご紹介してきましたが、いかがでしたか。歴史を感じる、素敵なスポットがたくさんありましたね。当初は下関と門司港は別の日程で行こうと考えていましたが、交通アクセスがよかったため同じタイミングで訪れてみることにしました。各地を深掘りをされる方にはちょっと厳しい日程かもしれませんが、観光的に楽しむという目的の方でしたら2日間で十分満喫できると思います。
門司港は、「門司港レトロ」とも呼ばれており、新型コロナウィルス蔓延前は年間で200万人以上の人が訪れていたのだそうです。門司港も素敵な街です。下関にお越しの際には、ちょっと足をのばして訪れてみてくださいね。
門司港レトロ
- 住所:福岡県北九州市門司区港町
- 公式サイト:門司港レトロ
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南谷有美
- フリーランスのカメラマン。