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名古屋市内で出会う!息を呑むほど美しい「桜の絶景」BEST5
初めまして、トラベルライターの土庄 雄平(とのしょう ゆうへい)と申します。
2020年は旅好きにとって、中々辛い年になった一年。行きたくても旅行に行けず、旅欲をこじらせている方も多いのではないでしょうか?かくいう私もその一人。年に数回の長期連休の予定がなくなったり、海外へ新婚旅行に行くはずが渡航できなくなったり。しかし、今になり振り返ってみると決してマイナスばかりではなかったとようやく思えるようになってきました。
それは「地元の魅力を見つめ直す」良い機会になったから。「まさか、こんな場所があったとは...!」という絶景スポットが愛知には数多くあり、四季折々、豊かな色彩に癒される旅を手軽にできると気づいたのです。
そこで今回から6回にわたって、愛知の絶景スポットをランキング形式でご紹介!花から山、海や町などテーマを幅広く、定番から穴場スポットまで取り上げていきますので、旅行の参考にしていただけたら嬉しいです。
目次
- 都会の中に息を呑む絶景!名古屋は美しい桜名所の宝庫だった
- 第5位:春の名古屋の象徴!桜に包まれる名城「名古屋城」
- 第4位:市民憩いの場!賑やかなムードで桜鑑賞が楽しめる「鶴舞公園」
- 第3位:桜に吸い込まれる道が美しすぎる!穴場な「平和記念公園」
- 第2位:名古屋で見られる五重塔と桜の共演!「覚王山 日泰寺」
- 第1位:名古屋の住宅街を、ふわり優しく彩る「山崎川 四季の道」
- 春の名古屋で癒しを補給しよう!
都会の中に息を呑む絶景!名古屋は美しい桜名所の宝庫だった
都会や住宅街が続き、絶景スポットが乏しいイメージの名古屋ですが、昨年の春、ガラリとその印象が変わりました。理由は、街中に根付く美しい桜の風景。都会の一角に「こんなにも綺麗な場所があったのか!?」と感動を与えるスポットが、数々あったのです。
例年の見頃:3月下旬~4月上旬
第5位:春の名古屋の象徴!桜に包まれる名城「名古屋城」
春の名古屋の象徴と言える「名古屋城」。城の周辺にはソメイヨシノやしだれ桜をはじめとして約10種、1,000本もの桜が咲き誇り、天守閣と桜のコラボレーションは、毎年多くの人の心を和ませてくれます。
名古屋城の屋根の色は鮮やかな水色。ピンク&水色のパステル調の色の組み合わせに思わず見入ってしまうはず!
もちろん天守閣と近い内苑も良いですが、私が密かにおすすめしたいのは、二之丸東鉄門跡~ニ之門へと歩く道。石垣を背景に、大きく枝垂れるように咲く桜は本当に見応えがあり、まさに桜に包まれるピンクの小径となっています。
名古屋城
- 住所:愛知県名古屋市中区本丸1-1
- 電話番号:052-231-1700
- アクセス:地下鉄・市役所駅から徒歩5分
- URL:https://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/
第4位:市民憩いの場!賑やかなムードで桜鑑賞が楽しめる「鶴舞公園」
1909年(明治42年)に名古屋市が初めて公園として設置した「鶴舞公園」。開園から110年以上経った今でも、名古屋市民にとっては、大事な憩いの場として利用されています。そんなこの公園ですが、春には市内屈指の桜名所としても有名です。名古屋でお花見と言ったら、真っ先にこの場所の名前が挙がるほど!
日本の桜名所100選に選出されている北側エリアは、特に桜の密度が高く、公園中央にあるラジオ体操の像と桜のコラボレーションも必見です。周囲には、チューリップやパンジーなど、カラフルな彩りを添えられ、賑やかな公園の雰囲気をより和ませてくれますよ。
鶴舞公園
- 住所:愛知県名古屋市昭和区鶴舞1-1
- 電話番号:052-733-8340
- アクセス:地下鉄・鶴舞駅から徒歩5分
- URL:https://www.nga.or.jp/park/tsuru-html/
第3位:桜に吸い込まれる道が美しすぎる!穴場な「平和記念公園」
名古屋の絶景桜名所でありながら、観光のお客さんにはほとんど知られていない「平和公園」。なんと、これまでの4位・5位を抜く、圧巻の1,500本もの桜林が広がっています。その特徴は、道の美しさ。散策できる道が長く緩やかなカーブを描いているので、まるで桜に吸い込まれていくような風景を楽しめます。
また公園の規模に比して訪れるお客さんも少ないため、静かに心ゆくまでお花見を満喫できるのもポイント。また桜の木同士で少し間隔が空いているため、ピンクの花の間から青空を眺めることができます。ふんわりと春らしい色彩に癒されることでしょう。
平和記念公園
- 住所:愛知県名古屋市千種区平和公園1-3
- 電話番号:052-782-2111
- アクセス:地下鉄・本山駅から徒歩15分
- URL:https://na58.net/7022.html
第2位:名古屋で見られる五重塔と桜の共演!「覚王山 日泰寺」
五重塔と桜がコラボレーションする風景は、春の京都の代名詞ですが、実はそんな絶景が名古屋でも見られるのはご存知でしょうか?その名も「覚王山 日泰寺」。タイ王国から寄贈された真舎利(仏陀の遺骨)を安置するために明治37年に創建された、日本唯一の超宗派寺院です。
桜の本数こそ少ないものの、春になるとそこには、筆舌に尽くし難い絶景が!鐘楼前からの桜越しに五重塔を眺める構図、境内の東側参道から見上げる桜天井。桜に集まる野鳥のBGMを聴きながら、ひたすらに美しい春色の風景に心を奪われます。
覚王山 日泰寺
- 住所:愛知県名古屋市千種区法王町1-1
- 電話番号:052-751-2121
- アクセス:地下鉄・覚王山駅から徒歩約5分
- URL:https://www.nittaiji.or.jp/12shise/?rd=12
第1位:名古屋の住宅街を、ふわり優しく彩る「山崎川 四季の道」
そして最後、堂々の1位に選ばれたのは、名古屋市瑞穂区にある「山崎川 四季の道」。桜の本数は600本とそれほど多い方ではないものの本当に絵になる風景に出会えます。優しく枝垂れるようにソメイヨシノのピンクが川の両岸を満たし、随所に架けられている橋がアクセントに!
ふわりとした春の陽気が小川とのコラボレーションで醸し出され、思わず橋の欄干にもたれ掛かかりながらいつまでも眺めてしまいます。時折おこる桜吹雪に歓喜の声が上がり、子供がはしゃぐ姿にも、きっとホッと心が満たされるはず。
山崎川 四季の道
- 住所:愛知県名古屋市瑞穂区大殿町4丁目
- アクセス:地下鉄桜通線「瑞穂区役所」から徒歩10分
- URL:https://www.city.nagoya.jp/mizuho/category/113-7-0-0-0-0-0-0-0-0.html
春の名古屋で癒しを補給しよう!
いかがでしたか?今回は春の桜をテーマに、名古屋で見られる絶景をランキング形式でご紹介してみました。どちらかといえば都会というイメージが強く、絶景とは無縁の印象の名古屋。しかし、これほどまでに美しく心躍る風景が根付いています。ぜひ来春、名古屋の桜名所を巡り歩いてみてはいかがでしょうか?
次回は、車の町・豊田×花の絶景をテーマにご案内します。
>>『実は自然溢れる土地。豊田が魅せる「花の絶景」BEST5』はこちらから
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土庄雄平
- 1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍ら、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。春は桜を愛でながらサイクリング、夏は冷涼な北日本へ自転車で大冒険、秋は秘境の紅葉を求めて山登り、冬は輝く樹氷と白銀の世界に魅了される。そんな自然の中へ身を投じる旅がルーティーン。