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ニューヨークの冬に欠かせない!アメリカの伝統的な冬の飲み物5種

記事投稿日:2021/01/15最終更新日:2021/01/15

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ニューヨークの冬は、大雪が降ったり、気温が零下まで下がったりすることもしょっちゅう。3月に入っても寒さが続き、3月末や4月に雪が降るなんてことも珍しくありません。今回は、そんなニューヨークの冬に欠かせない、アメリカの伝統的な冬のドリンク5種を紹介します。

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目次

1. ホットチョコレート(Hot chocolate)

アメリカの冬の飲み物の代表格といえば、やっぱりホットチョコレート。スーパーには、スイス・ミス(Swiss Miss)や日本でもお馴染みのネッスル(Nestle)などのホットチョコレートミックスが売っています。

ところで、ホットチョコレートとホットココアを同じものと考えている人が結構いるのですが、ホットチョコレートはチョコレートをミルクやお湯で溶かしたもので、ホットココアはココアパウダーと砂糖をミルクやお湯で溶かしたもの。ちなみに英語でココアはずばりそのままCOCOAと書きますが、Aを抜いて「ココ」と発音します。アメリカの家庭では、暖かいホットチョコレートやココアに、マシュマロを浮かべて飲みます。マシュマロがついたミックスも売っています。

日本人観光客には、マックス・ブレナー(Max Brenner)やジャック・トレス(Jacques Torres)など、高級チョコレート店で売られている濃厚なホットチョコレートが人気のようです。高級チョコレート店でも、ホットチョコレートミックスが売っていたりするので、お土産に購入してはいかがでしょう。

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©Jacques Torres

実は私は、毎朝、近所のフレンチカフェに行って、コーヒーの代わりにホットチョコレートを飲みます。私が行くそのお店のホットチョコレートは、カフェイン含有量の高いフランスの老舗高級チョコレートメーカーのブラックチョコレートのブロックをあっさり系のミルクで溶かして作っているので、甘さは控えめで、コーヒーと同じような効果があり、これを飲むと頭がすっきりして目が冴えます。普通のお店のホットチョコレートだと、ほとんどチョコレートミルクを飲んでいるようなシャビシャビ感があったり、高級チョコレート店のものだと、私には濃厚すぎたりします。やはり、ホットチョコレートは、こだわり系のお店のものがお薦めです。

2. マルドワイン(Mulled wine)

日本人にはあまり馴染がありませんが、ワインに砂糖やスパイスを入れて温めた飲み物で、アメリカではホリデーシーズンのホームパーティーなどで提供される、とても一般的な冬の飲み物です。大勢が集まる時には、大きな鍋でたくさん作ってレンジの上やスロークッカーで保温して、各自がおたまですくって自分のカップに注いで飲んだりします。クリスマスマーケットでも定番で、寒い中、マルドワインを片手に、ホリデーショッピングを楽しんだりします。

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作り方は色々ありますが、先ずはワインを用意します。赤でも白でも構いませんが、ドライな赤ワインを使うのが一般的です。

鍋にワインをいれ、スライスしたオレンジを入れます。普通は皮付きのまま使いますが、苦みが出るのが嫌な場合や、農薬が気になるのなら皮は剥きましょう。そこにシナモンスティックまたはシナモンのパウダー、クローブ(チョウジ)やスター・アニス(八角)などのスパイスと砂糖やはちみつ、メイプルシロップなどの甘味を加え、混ぜます。火にかけ、小さな泡が表面に少し上がってくるまで温まったら蓋をしてとろ火にし、最低15分、長くて3時間火にかけたままにします。グラグラと沸騰させてはいけません。できあがったら、液体をこしてオレンジや香辛料を取り除きます。

マグやカップに入れて、薄切りのオレンジやシナモンスティックなど、お好きなものを入れて、またはそのままでいただきます。胡椒や生姜、オレンジピールを入れたり、ブランデーを加える作り方や、一旦、沸騰させてすぐに火からおろし、30分蓋をしたままにするという作り方もあります。

家庭によって作り方は違うので、色々試してみましょう。材料の量やかける時間も適当で、決まりといったものはありません。寒い日には、芯から温まりますよ。

3. エッグノッグ(Eggnog)

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アメリカのホリデーシーズン、特にクリスマスや大晦日に飲まれるドリンクといえばエッグノック。 牛乳、砂糖、卵、シナモン、ナツメグで作られ、ミルクシェイクやカスタードのような味です。スーパーマーケットで普通に売られていますが、家庭でも作ります。

作り方はとても簡単で、鍋に卵の黄身と砂糖を入れ、クリーム状になるまでよくかき混ぜてから、牛乳を少しずつ加えてかき混ぜます。そして、沸騰しないように弱火で、トロッとするまで10分ほど温めるだけ。

最後にシナモンやナツメグを加えます。卵の白身を加えるレシピやヘビークリームを加えるもの、卵を使わないエッグノッグなど、地方や家庭によって、レシピは様々です。エッグノックにブランデーやウイスキー、ラム酒などを加えた、大人バージョンもあります。ちなみに、お酒が入った飲み物はスパイクド(Spiked)と言って、お酒が入っていないものはヴァージン(Virgin)と言います。エッグノッグは冷たく冷やして飲まれるのが一般的ですが、作り立ての温かいまま、または冷たいものを温めて飲んでもオッケーです。

スーパーマーケットでは、だいたい、牛乳売り場の近くに売っています。

エッグノッグを牛乳の代わりにして、コーヒーや紅茶とラテなどにして飲むのもおいしいですよ。カロリーが高いので、飲み過ぎに気を付けましょう。

4. ホット・アップルサイダー(Hot apple cider)

サイダーとは言っても炭酸は入っていません。リンゴ果汁にシナモンやクローブ、オレンジピールやオールスパイスを加えたもので、アメリカでは、その年に収穫されたリンゴが出回る秋から冬にかけてよく飲まれる、伝統的な旬の飲み物です。寒い季節がくると、カフェのメニューに加わったり、スーパーでは、「フレッシュ・アップルサイダー入荷」という広告を見かけるようになります。

家庭で作る場合は、大きな鍋に水と乱切りしたリンゴとオレンジ、ブラウンシュガーやはちみつ、メイプルシロップなどの甘味とシナモンやクローブなどのスパイスを入れて2時間ほど煮込み、柔らかくなったリンゴとオレンジをマッシュした後、こして作ります。家でアップルサイダーを作ると、家じゅうがとっても良い香りでいっぱいになりますよ。

市販のアップルサイダー(100%リンゴ果汁)にスパイスとブラウンシュガーを加えて20分ほど煮、茶こしなどでこすといった簡単な作り方もあります。スーパーのジュース売り場には、大量生産のビン入りアップルジュースも売っていますが、フレッシュなアップルサイダーは、果物売り場に、プラスチック容器に入って売られていることが多いです。

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アメリカでは、「1日1個リンゴを食べれば医者いらず」とよく言われますが、アップルサイダーは健康面だけでなく、美容への効果もあるそうですよ。

5. ホット・タディー(Hot Toddy)

イギリス統治下のインドで生まれた飲み物で、イギリスではホット・トディーと発音します。アイルランドのToddさんという医者が、患者に飲ませたことで広まったという説もあります。

ウイスキーをお湯で割って、はちみつや砂糖などの甘味とシナモンやクローブなどのスパイスやハーブ、レモン果汁やレモンスライスなどを加えて作りますが、シンプルに、ウイスキーのお湯割りにはちみつとレモンを入れて混ぜるだけでも立派なホット・タディーと言えます。寒い夜、就寝前や、風邪をひいた時に飲まれることが多いです。はちみつとレモンが入っている温かい飲み物ですから、いかにも風邪に効きそうですよね。ウイスキーの代わりに、ラムやバーボン、ブランデーを使ったレシピもあります。家庭だけでなく、バーでも飲む事ができます。

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すべての飲み物について、作り方はおおまかにしか書いていませんが、それは、各家庭によって本当に色々なレシピがあるからです。作ってみたい方は、Googleなどで検索して、気に入ったレシピに挑戦してみて下さいね。

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