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ベストシーズン到来!ペルー随一のビーチリゾート・マンコラ
ペルー北部海岸部にあるピウラ州の「Máncora(マンコラ)」は、国内随一のビーチリゾート。映画「Máncora」(邦題:愛の波濤 マンコラの海に抱かれて)の舞台にもなった若者に人気のビーチです。10月に観光再開を果たしたマンコラは、これからがベストシーズン。美味しいシーフードも味わえますよ。
目次
マンコラへのアクセス
マンコラはペルーの首都リマから北へ約1,160㎞。日本で例えると東京からざっと福岡くらいの距離ですが、飛行機を利用すればあっという間です。
最寄りのタララ空港からマンコラまでは、バスで1時間半程度。飛行機代を節約して、最初からバスで行こうという体力自慢の若者も少なくありません。リマ発の夜行バスは到着までに20時間前後かかるので結構ハードですが、気心の知れた友人となら長旅もいいかもしれません。
初心者も楽しめるサーフィン天国
マンコラでのマリンスポーツといえば、何といってもサーフィン!波は比較的穏やかなので、初めてでも大丈夫。ビーチにはたくさんのサーフショップやスクールがあり、初心者にも手取り足取り丁寧に教えてくれます。
颯爽と波に乗るお兄さん、気持ちよさそうですね。
サーフィンより簡単といわれるパドルサーフィンも人気です。
波と戯れるワンコ。マンコラらしい風景です。
マンコラの町を歩いてみよう
ペルーの国土を南北に貫くパンアメリカンハイウェイが、マンコラのメインストリートです。ハイウェイといってもこの辺りは道幅も狭く、車の往来もそう多くありません。道の両側にはホテルやレストラン、土産物店が並び、いつも観光客で賑わっています。
通りのあちこちで売られているのが、ピウラ名物の「Chifle(チフレ/バナナチップス)。メーカーにもよりますが、普通はお口直し用のカンチャ(トウモロコシ)がついてきます。未熟なバナナを揚げるので甘味はほとんどなくさっぱり系の塩味、カリッとしていてビールのお供にもぴったりですよ。
マンコラ警察署の壁に掲げられた可愛らしい看板。「警察官は君の友達だよ」と書いてあります。ぜひ町の治安をしっかり守っていただきたいですね。
土産物店が立ち並ぶ一角には、タトゥーを入れてくれるお店も。それにしてもこれはいったいどういう意味なんでしょうか・・・こういう謎タトゥーもペルーあるあるのひとつですね。
マンコラで味わいたいシーフードたち
パンアメリカンハイウェイの周辺には、おしゃれなカフェやレストランがいっぱい。観光地なので激安とはいきませんが、お昼のメニュー(定食)ならそれほど高くはありません。ドリンクや、場合によってはデザートも付いてきてお得ですよ。
こちらはフネガイ科の二枚貝Concha Negra(コンチャ・ネグラ)を使ったセビーチェ。見た目はちょっと強烈ですが、うま味たっぷりで後を引く美味しさ。生の貝が苦手という人には、コンチャ・ネグラを使ったピラフ「Arroz Concha Negra(アロス・コンチャ・ネグラ)」もオススメです。
せっかくビーチリゾートに来たのだからちょっと奮発したい!という方は、豪快にLangosta(ランゴスタ/伊勢エビ)をオーダーしてみては?新鮮な伊勢エビは、炭火でさっと焼き上げただけでも絶品。ランゴスタは重さで値段が変わる場合があるので、事前にご確認ください。
マンコラはサンセットも自慢。空を真っ赤に染めつつゆっくりと沈んでいく夕日は、いつまで眺めていても飽きません。
Máncora/マンコラ
行き方:リマからピウラ州のタララ空港まで飛行機で1時間45分、リマからマンコラまでバスで19~22時間。
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原田慶子
- ペルー・リマ在住ライター。ペルーの観光情報からエコやグルメの話題などを幅広く執筆。ペルーに関する情報誌等の取材協力。