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ブラジル・サンパウロ近代建築めぐり ~シンボル的な建築5選+番外編~

記事投稿日:2020/11/06最終更新日:2022/04/18

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サンパウロ州商業連盟

コロナ禍で、ブラジル、とくに私が住むサンパウロは、まだまだ観光が自由にできません。そこで、今回はサンパウロ市を象徴するような近代建築物をご紹介したいと思います。

コロニアル建築がひと際目立つブラジルですが、サンパウロ市は、20世紀におけるブラジル経済の発展と近代化の中心地だったため、50年代以降に建設された近代建築がたくさんあります。その中からモダンな名建築スポットを5ヵ所選んでみました。

目次

サンパウロ美術館

サンパウロ美術館

サンパウロ美術館は、高台にあるパウリスタ大通りにあります。

イタリア人建築家リナ・ボ・バルディによって設計された同美術館は、1968年に竣工し、現在は、サンパウロ市のランドマークと言ってもいいほど有名な建築物に。

打放しコンクリートとガラスの高床式建築物。建物を支える赤い4本の柱が何と言っても目を引きます。建物下の地上階は市民に開放されており、そこからサンパウロの街並みを眺めることもできる、開放感溢れたスペースとなっています。一見では分かりませんが、実は地下フロアもあり、見た目よりかなり広い美術館です。

サンパウロ美術館(MASP)

  • 住所:Av. Paulista, 1578, São Paulo - SP
  • 営業時間:火曜 10:00~20:00、水~日曜 10:00~18:00 ※入館には要予約
  • 休館日:月曜
  • ウェブサイト:サンパウロ美術館

サンパウロ州商業連盟

サンパウロ州商業連盟

サンパウロ州商業連盟の文化センターもサンパウロ美術館同様パウリスタ大通りにあります。リノ・レヴィ建築設計事務所による設計で、1979年に竣工。

高層ビルが立ち並ぶ直線のパウリスタ大通りで、40年経った今も異彩を放ち続けるピラミッド型のファサードが特徴の建物。夜は点灯し、昼とはまた違った顔に。

サンパウロ州商業連盟(FIESP)

コンジュント・ナシオナル

コンジュント ナシオナル

もう一軒、パウリスタ大通りから。

1958年開業の複合商業施設で、ラテンアメリカ初のショッピングモール。竣工式には当時の大統領、ジュセリーノ・クビチェック氏も来るほど、時代を象徴する出来事だったようです。設計はブラジル人建築家、ダヴィ・リベスキンジ。横長の建物は商業施設で、縦長の方が集合住宅。その存在感には圧倒されます。サンパウロ市を代表する近代建築物の一つです。

コンジュント・ナシオナル(Conjunto Nacional)

イタリアビル

イタリアビル

ヘプブリカ地区のメイン通り、イピランガ大通りにあり、サンパウロ市で2番目に高い(165m)高層ビルです。1965年竣工、ドイツ人建築家フランツ・ヒープ設計。名前からも分かる通り、イタリア人移民協会が、ブラジルでのイタリア人移民の功績を称えるために同ビルの構想を練ったのが始まりです。41階にはレストラン、テハソ・イタリアがあり、360度の景色を楽しみながら食事ができます。サンパウロの夜景が美しいレストランとして有名です。

イタリアビル(Edifício Itália)

  • 施設名:テハソ・イタリア(Terraço Itália)
  • 住所:Av. Ipiranga, 344, 41 andar, República, São Paulo - SP
  • 営業時間:月~金 12:00~00:00、土 12:00~01:00、日 12:00~23:00
  • ウェブサイト:イタリアビル

コパン

イタリアビルの近くにあるコパンは、1966年に竣工されたブラジル人建築家オスカー・ニーマイヤー設計による複合型マンション。とにかく巨大な建物で、高さ115m、32階建ての建物に、1160戸の住宅と1階に72軒の商業施設と映画館(現在は別用途)を収容します。

ブラジル近代建築を代表する建築物の一つで、サンパウロ市の経済発展のシンボルになりました。ニーマイヤー建築の特徴である曲線のファサード。波が打っているような、そんなしなやかさを感じさせます。通常であれば、屋上へのアクセスが開放されているのですが、新型コロナウイルスのため、現在は中止。

残念ながら、現在ビルの外観工事中で、建物全体に工事用のシートが被されているため、写真を撮るのはあきらめました。

コパン(Edifício COPAN)

  • 住所:Av. Ipiranga, 200, República, São Paulo - SP
  • ウェブサイト:コパン

番外編 ジャパンハウス

ジャパンハウス

2017年、サンパウロ市でジャパンハウスがオープンしました。場所は、パウリスタ大通り。隈研吾監修のこの建築物、サンパウロにも随分定着し、今や人気観光地の一つになっています。今後、サンパウロのランドマークの一つになるかもしれませんね。

ジャパンハウス(JAPAN HOUSE)

まとめ

以上、サンパウロ市のシンボル的存在の建築5選+番外編を紹介しました。普段は通りすがりに見かけるだけの建物ですが、こうやって一軒一軒調べていくと、それぞれに歴史があることに気づかされました。

現在、制限されている活動が解除され、再び自由に行き交うことができるようになったら、ご紹介した建築物の中にぜひとも入って、リポートしたいと思います。

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記事投稿日:2020/11/06最終更新日:2022/04/18

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