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あなたは、どの青海波?淡路島で過ごすちょっと贅沢な大人時間
目次
青海波(せいかいは)を知っていますか?
2020年8月1日に淡路島西海岸にオープンした青海波(せいかいは)を知っていますか?
関西地方では、たくさんCMが流れていたので「どんな施設か?」気になっていた方もいらっしゃるかも知れませんね。私も、8月初旬に訪問してきました。
●アクセス
淡路島マニア的に申し上げますと、「ハローキティスマイル」と「ハローキティショーボックス」のちょうど真ん中くらいです。
公式ホームページに詳しいアクセスがございますので、ご覧ください。
- 便利なシャトルバス:青海波の前に到着します。目の前は海なので、暑ささえ無ければ景観は最高!です。
- お酒を飲みたい方:公共交通機関と便利なシャトルバスを利用しましょう。
●施設紹介
青海波は、実は!3つの施設の集合体なんです。
- 和食レストラン:青の舎(AONOYA)
- 洋食レストラン:海の舎(UMINOYA)
- 劇 場:波乗亭(NAMINORITEI)
今回は3つ全て楽しんで来ましたので、それぞれの魅力を紹介しようと思います!!
まるで近代美術館のような「青の舎」
まずは、和食レストラン「青の舎」です。神戸方面から、淡路島に向かって車で走ると1番手前の建物です。
座席数は、約80席ですが、何といっても、こんな時代だからこその【ソーシャルディスタンス・レストラン】なんです。レストランの扉を開けたら、びっくり!!の朝礼方式です!!皆さんこっち(海側)向いていらっしゃいます。
まるで、絵画52点と、お食事を楽しむお客様までもが絵の中の世界に溶け込んだ様で、そこはおしゃれな近代美術館か、アートギャラリーのようですね。
因みに、ポップだったり、緻密だったりするこの素敵な絵画たちは、「才能に障害はない!」をコンセプトに障害者がイキイキと働ける環境作りに努める『パソナハートフル』に所属する作家さんたちの作品なのです。ステキな試みですよねぇ。
レストランでは、後方のお席でしたら自分たちだけの個人空間を楽しみ、前方のお席ですと、料理人の方のダイナミックかつ繊細な調理する姿をダイレクトに見る事ができるオープンキッチンです!
目の前で出来上がってゆく繊細なお料理と新鮮な材料にうっとりです。
因みに、こちらメニュー。
私たちがいただいたのはセットになっている「青の舎御前 4,200円(税別)」。お重箱の引き出しをあける瞬間ってなんで?こんなに?ドキドキするんでしょーねぇ?
新鮮な旬の天ぷらとお寿司で、まんぞく!赤だしのお味噌汁と茶碗蒸しもついています。
少食の方、もしくは、もっとお召し上がりになりたい方には、単品メニューもあります。
メニューの監修は、ひょうご「食」担当参与で、ワールドグルメサミット日本代表マスターシェフの山下春幸氏が総合プロデューサーを務めています。
そして、何より、時間やお天気によって変化する播磨灘の海をダイナミックに見ながらお食事出来るのが1番のご飯のお供ですよね!
「夜は、真っ暗じゃん!!」って思った貴方!!なんと、ディナータイムは、NAKEDのプロジェクションマッピングがご覧いただけます。
えーロマンチック過ぎます!!夜にも、行かねば!ですね!
因みに、前向き席以外の個室もあります。ここも、調度品がシックで、落ち着いていてステキ!
全てが、大人の好奇心をくすぐる装置になっていて、絵画も、ガラスの向こうの海も、プロジェクションマッピングも、料理人さんの様子も、ちょっと話が尽きてしまった時には次の話題の種になりそう。もちろん、何も話さなくても、映画館で物語を観ているような、ドラマチックな時間が過ごせそうです。
青海波自体が「大人のためのリゾート」という印象でしたが、その中でも特に青の舎は、熟年のご夫婦や、素敵なカップル、男性同士のグループなど、落ち着いた雰囲気で「私もこんなレストランが、さらりと似合う大人になりたいなー」思ってしまう空間でした。
乙女の館へようこそ。「海の舎」でございます
続いて、お隣にございます洋食レストラン海の舎です。
こちらも、扉を開けると、びっくり!!まるで鹿鳴館や、神戸の異人館の様な乙女の空間が。。淡路の食材をふんだんに使った懐かしの洋食がお召し上がりいただけます。
メニューです。どっちも食べたいけれど、さっき、ごはん食べてきた所なので。。残念過ぎる!ロマンチックな空間にお似合いの洋食メニューが並びます。次回はぜひ!!
2階のバーカウンターも大人の魅力が満載。ワインなどのアルコールメニューも豊富です。
もう、シャトルバスで来るか?送迎係を決めて来るか?ぼちぼち覚悟を決めるしか無いようです。。
こちらは、素敵なマダム達。。いや永遠の乙女達の女子会や、かわいいカップルのデート?そして、ご家族でお食事会、といった雰囲気の皆さんが多かったです。乙女に戻れる場所があるって素敵ですよね?
そして、お時間になれば、ピアノの生演奏が!!これは、張り切ってクラシカルなワンピースでおしゃれしてこなければ、申し訳ないほどの雰囲気です。(注:特にドレスコードはありません。)
因みに、青の舎でも、楽器の演奏(定時の演奏とハッピーバースディのサプライズ)がありました。他にも、ピアノ、サックス、ギター、ハモニカ、ドラム の演奏に出会える可能性があるそうですから、楽しみにして行きたいですね。これは、サービススタッフもこなすプロの音楽家さんが所属しているからこそ出来る贅沢な時間ですよね。
あー。このマスカットのズコットを食べたかった。。。それが、今回の旅、私の唯一の後悔。ぶどうが何より大好物なので。でもお腹いっぱいだったんですよ。。スイーツは、別腹とはいえ。。
2,500円(税別)と私にとっては、大人流自分にご褒美!ですが、次回おめかしして季節のズコットをいただきに参りたいと思います。(因みに、持ち歩き時間によっては、テイクアウトも可能との事です!!)
贅沢なエンターティメントステージ「波乗亭」
そして、お腹いっぱいで向かう波乗亭。 ここには、音楽家さんに続いて、熱い役者さん達が待ってくれています。因みに、観劇の流れは下記要領です。
●観劇の流れについて
①インターネットで予約します(詳細なプランは、下記ホームページをご確認ください)
青海波 -SEIKAIHA-予約サイト:https://www.tablecheck.com/shops/awaji-seikaiha/reserve
②予約済みの方も、予約が未だの方も 、波乗亭のカウンターへ!!
※こちらで予約確認と当日券の空き確認ができます
※観劇+お食事セットも空きがあれば、当日も対応可能です。相談してみましょう
③お支払いとお食事(ランチ、又はカフェ)券・観劇券を受け取ります
④お食事セットの方は指定されたレストランへ
⑤開場の時間にあわせて、劇場へ
※もちろん、予約なしで、お食事やカフェのみ"ぶらり"と利用することもできます。お席があればご案内いただけますので、気軽に立ち寄ってみてくださいね。
<波乗亭のカウンター>
<青の舎ランチ券>
開場まで少し時間があったので和のスイーツを。お腹いっぱいなのに、かき氷は入ってしまう謎。待ち時間は、イスに腰掛けて、のんびり役者さんの事を語るも良し。和スイーツを頂くも良し!
和三盆を贅沢に使ったかき氷二点です。(昭和フルーツもあり)
手前がより和三盆度合いの高いかき氷です。奥は抹茶ベースです。上品な甘さに、思わず、ひんやり、まったり。880円(税別)でした。
本文 劇場オリジナルグッズ(観劇後にはぜったい欲しくなってしまいます)や地元の名産品や工芸品なども並んでいました。因みに、私は、青海波にちなんで青い海色のキラキラしたくまさんのキーホルダーを購入しました。見るたびに、あの日の事を思い出してしまいます。
さあ!開場です。とても綺麗なまだまだ木の匂いがしそうな会場です。私は、少し上手寄り(右側)の席でしたが、それでも、そんなに横幅はないですし、今は、ソーシャルディスタンスなこともあり、とても見易かったです。
現在は、宝塚歌劇団出身のダンスといえば、謝先生!の謝先生演出の(すいません。演出家助手の試験記念受験した過去があるので、つい熱く...)ダンサブルかつ熱い淡路島の「淡路の月に誓う」を上演中です。
来月の講演内容は、8月下旬ごろホームページなどで発表されるとの事です。次の公演も楽しみですね。でも今は、残り少ない「淡路の月に誓う」に熱く燃えましょう!!
美味しいものを食べてお腹いっぱいになっていたので「これは寝てしまうかも。。」と心配していましたが(失礼..)、美しいダンスと殺陣と、悲しい物語に、つい目をバチバチに開けて観劇し、最後の写真撮影OKタイムでは本気で激写している私がいました。
これは、近所だったら日参していたかも。ぜひ上演期間が間に合いましたら、その目で観劇して、胸を射止められて来て頂きたいです。かっこいいんですってば!!そしてフィナーレの後に、この劇場ならではの演出があるので、ぜひ楽しみにしていてくださいね。
淡路島での新しい大人時間
淡路島には、最近、たくさんの施設やアクティビティが出来ていますが『大人が寛ぐ場所』というのは、ありそうであまり無かった気がします。「青海波」でなら、美しい物を見ながらゆっくり美味しいお食事を楽しみ、子ども時代に物語で見たような洋館で夢のような時間を過ごしたり、知的好奇心を刺激するエンターテインメントを満喫する事が出来ます。
この場所で、どんどん大人の楽しみが広がっていく。。ぜひ、あなたのスケジュールの1ページに加えてみてはいかがでしょうか?
青海波(せいかいは)の情報
・公式HP https://awaji-seikaiha.com/
・住 所 兵庫県淡路市野島大川70
・営業時間 11:00 - 21:00(L.O. 20:00)
・定休日 木曜日
・TEL 0799-70-9020
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編集部註:本記事は2020年8月に公開しましたが、2021年4月に一部修正しています。
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とうもと くみ
- 舞台観劇とスポーツ観戦(球技・格闘技)が趣味な、どこでも行っちゃう『インドア脳だけど、アクティブ派体験型トラベラー』です。旅しながら、少し昔の物語を書き続ける事が、夢。離島や、閉じられた館で事件が起こったり、時代劇の人情ものが大好物。