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【デンマーク】ロックダウン緩和中、初夏のフレデンスボー城周辺散歩!
目次
ロックダウン緩和中、一部観光客も受け入れ、パーティー開催も許可へ
5月29日に新たな政府のロックダウン緩和策が発表されたデンマーク。今回は観光客の入国条件の緩和がメインでした。ノルウェー、アイスランド、ドイツからの観光客は6月15日から入国できることに。ただし、コペンハーゲン市とフレデリクスベア市以外の宿泊施設に6泊以上する証明書の提示が必要です。
観光でコペンハーゲン市とフレデリクスベア市に行くことはできますが、泊まることはできないので、主にサマーハウスなどを所有または使用する外国人向けかと思われます。一番近い隣国スウェーデンとの国境は閉鎖中ですが、デンマーク人がスウェーデンに行き来することは可能だそうです。
6月8日からは50人以上集まることが可能となります(今までは10人までの規制)。規模の大きいサマーパーティーをする人が増えて、感染者数がどうなるのか心配です。
日本人観光客のデンマーク入国はどうなる!?ついにマスク着用義務も
ノルウェー、アイスランド、ドイツ以外のヨーロッパのシェンゲン協定加盟国については、夏以降に入国解除を検討してるそうです。また、羽田空港から飛んでいるスカンジナビア航空のコペンハーゲン行き直行便は6月28日まで運休しています。日本を含むヨーロッパ外については、残念ながらまだ発表はありません。
また、6月4日の新たな発表によると、6月15日よりデンマーク内の空港を利用する方は全員マスクの着用が義務化されることに。特に着用する人の年齢についての発表はなく、幼児に着用は強制さることはないとコメントが出ています。スカンジナビア航空は、手作りのマスクは認めていないそうで、使い捨てのマスクを配っている様子がテレビで放送されていました。
フレデンスボー城とは?
さて、外出については人が多いビーチなどを除き制限のないデンマークです。まだ油断できませんが、いい天気が続いているので人の少ない郊外まで行くことに。目的地はコペンハーゲンから北に約30kmの、フレデンスボー市にあるフレデンスボー城。デンマークのロイヤルファミリーが現在も住んでいるお城として知られています。
マルグレーテ2世デンマーク女王が、春と秋の3ヶ月ずつ過ごしており、ロイヤルファミリーの誕生日会や結婚式、国賓の接待などがされている場所です。7〜8月は、城内と普段は空いていない庭園が一般に公開されます。2020年の夏の予定はまだ発表されていません。
お城の周辺散歩!
この日は見事な晴天で散歩するにはぴったり。お城の周りに近づくことはできませんが、衛兵さんが歩いている様子が見えました。
ところどころに記念碑や彫刻があります。最近、夏のようなさわやかな好天が続いているため、外を歩きやすくなりました。
とても広い敷地で、ジョギングしている人もちらほら。庭園は全体的にシンプルな印象です。プライベート庭園にはお花など咲いていると思われます。
湖のほとりで一休み
散歩でおすすめなのは、お城からも見えるエスルム湖(Esrum SØ)の周辺。城内わきの道から1km弱で湖に着きます。地元の人は場内へ入らず、ほとんどの人が門の前を左折して湖を目指していました。
船着き場横にはすてきなデンマーク料理のレストランもあります。レストランも再開し以前の生活に近づいてきているのを感じます。
大きな湖の眺めもよく、白鳥や人間も泳いでいるのが見えました。近くにボートやカヤックのレンタルもあります。
湖近くのカフェ&アイスクリームショップは長蛇の列!今でもソーシャルディスタンス1mを呼びかける看板はたくさんあり、みなさん間を開けて列に並んでいます。こちらのアイスはサンデーのようなものも多く、列が進むのが遅いのですが、暑い日差しの中食べるアイスは格別でした。
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mig
- 2011年よりコペンハーゲンで夫と二人暮らし。デンマーク語を勉強しながら、北欧の生活を楽しんでいます。好きなことは、食べること、陶器集め、散歩。苦手なのはラクリスです。