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【スキー】カナジリーナのフランス・バレーブランシュ(Valle Branche)大滑降
目次
はじめに
ゲイジュツ家トラベラーのカナジリーナです。日頃はせっせこせっせこと絵を描いてますが、実は私、今ではブームが去ってしまったスキーヤーであります。白を見るとテンションが上がる!!!
そんな私が今回ご紹介するのが、フランスにあるバレーブランシュ(Valle Branche)です。氷河が動いていることを感じていただきましょう!
バレーブランシュ(Valle Branche)とは?
バレーブランシュとは、モンブラン山塊の中心部に位置する氷河の谷です。なんと雪が固まりだした2月頃から、私たちはその氷河の上をスキーで滑走することができます。今ではValle Blancheというとフランスでは氷河スキーの代名詞になっています。距離は約20キ㎞、標高差2800mの大滑降です。
まずは準備
出発点は冬季オリンピック発祥フランスのリゾート地シャモニーです。シャモニーと言えばアルピニストのあこがれ、ヨーロッパアルプスの最高峰モンブラン。町からも見ることができます。
そのモンブランをもっと近くに見ることができる場所が、エギーユ・デュ・ミディの展望台です。ロープウェイで約30分で別世界を体験。そこが出発地点。標高は3842m。まずはロープと雪崩ビーコンを装着。
もちろん、このコースはガイドと一緒に滑ります。ガイドは長年の友人であるバスチャンです。なぜなら、氷河にはクレバスがつきものです。このバレーブランシュにも多くのクレバスが存在します。
いよいよ出発
コースはこちらです。
まずはスキーを担いで300mほど下っていきます。私たちはロープでつながってます。殿(しんがり)はバスチャン。足を滑らせてもバスチャンがしっかり確保してくれます。平地になったところでスキーを履きいよいよ出発です。後方はエギーユ・デュ・ミディです。
氷河がこんなに近くに!!!
そして出合うのは氷河!!
氷河は複数年にわたって氷や雪が堆積し、谷をゆっくり下っていきます。その氷河を近くで見ることができる感動の一瞬。
ランチは自然の中で
そしてお腹がすいてきたので、ランチタイムです。広い空間を独り占めです。この瞬間、日頃のストレスも吹っ飛んでしまいます。
あとは氷河のトンネルをぬけてモテット小屋に到着。お疲れ様でした。
プチ冒険
今回はスキーで下りていきましたが、スノーシューを履いてのコースもあります。シャモニーの町は自然観光に力を入れており、言葉を超えて、老若男女が自然を満喫できるシステムが整っています。プチ冒険で見える世界、感じる世界をチャレンジしてみませんか。旅って、少しの冒険で面白くもなり、心にも残ります。We are doing!
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