公開日:
最終更新日:
【メリット】国際結婚って実際どうなの?【デメリット】
こんにちは!お久しぶりです、ジリ貧OLこと、はるこです。
さて今回は、アフリカの孤島からやってきた夫との暮らしを皆様にお届けします。実際に外国人との結婚とは?外国人と日本で暮らすということは?結婚して4年目、分かったことを少しシェアさせていただきます。
【目次】
- どうして日本に暮らすことになったか
- 【国際結婚のデメリット】本当に大変です。
- なんと!あわや改宗させられそうに・・・!
- 【国際結婚のメリット】国際結婚したから、というメリットはない!?
- まとめ:国際結婚であってもなくても。
どうして日本に暮らすことになったか
もともと、私たちはヨーロッパで働いているときに出会いました。第三国に居続けることは難しかった上、パスポートの違う我々が一緒に居続けるため、結婚という形をとりました。居住国を日本に決めたのは、シンプルに収入です。アフリカの孤島と日本を比べると、差は一目瞭然でした。
【国際結婚のデメリット】本当に大変です。
本当に大変です。まったく一筋縄ではいきません。
国際結婚をするには2種類方法があります。①日本国で結婚し、相手国に届け出る。②相手国で結婚し、日本国に届け出る。このうち、私は②を選びました。自分で確実に書類を揃えて、相手国に提出したほうが書類不備のリスクが低くなるかと思ったからです。しかしこれには様々な障壁が・・・。
例えば、相手国で結婚する際、必要な書類に「出生証明書原本」があります。しかし、日本では出生証明書原本は1部しかなく、かつ本籍地に大事に保管されているため持ち出し禁止となっていました(海外では市役所に行けば住民票のノリで発行してもらえるのだそうです。)。でも背に腹は代えられません。原本は諦めて、コピーを取るしかありませんでした。更に諸々書類を揃え、行政書士に代行してもらって外務省からアポスティーユ(これは公文書ですという証明)を発行してもらったのですが、代行費用は12万円・・・。嫁入り前の残高には厳しすぎる金額でした・・・。
無事に書類を揃え、いざ相手国に到着し安堵したのもつかの間・・・
なんと!あわや改宗させられそうに・・・!
夫の一家は皆信心深いヒンドゥー教徒で、当たり前のように私が改宗すると思っていたようです。懇切丁寧に、自分は仏教徒であり、ヒンドゥー教にはすんなり改宗できないと説明して事なきを得ましたが、本当にハラハラしました・・・。
日本に住み始めてからもデメリットはとどまるところを知りません。
- 賃貸は外国人OKのところしか借りられない
- 病院には必ず付き添い(夫が日本語を話せないため)
- 公的書類はすべて私の仕事(これが地味にしんどい・・・)
- めったに実家に帰れない夫(往復一人15万円)
あげるときりがありませんが、ざっとこれだけデメリットがあります。今後もきっと無慈悲に増えていくでしょう。
【国際結婚のメリット】国際結婚したから、というメリットはない!?
国際結婚の持つメリットは、はっきり言ってありません。上記パラグラフを見てください。もう何もかもが大変です。強いていうなれば、もし子供が生まれたら、自動的にバイリンガルになるというところでしょうか。
まとめ:国際結婚であってもなくても。
いかがでしたか?国際結婚は華やかだと思われていた方も多いのではないでしょうか。地味な努力がたくさんあります。夫にとっても、自動改札機の通り方からファストフードの注文に至るまで、わからないことだらけで苦労が多かったことと思います。
苦労に屈さぬ心と、毎日の些細なありがとうの積み重ねが、我々の生活をバランスよく保っています。国際結婚であってもなくても、それはどの夫婦でも同じかと思います。
これからも愛想をつかされないよう、ごく普通の生活を心がけて生きていきます。
Related postこの記事に関連する記事
Ranking海外エリア記事ランキング
-
はるこ
- 現実逃避に投資しています。旅行にいくため、節約弁当で毎日を生き延びているOLです。