【香川県】金刀比羅宮の参道~本宮~奥社の見どころ・ご利益・アクセス方法・お土産情報などを徹底取材

金刀比羅宮

♪こんぴらふねふね、追手に帆掛けてしゅらしゅしゅしゅ♪

お座敷遊びの唄として知られる民謡「こんらふねふね」。この歌は、香川県仲多度(なかたど)郡琴平町にあり、象頭山(ぞうずさん)の中腹に広がる「金刀比羅宮」(ことひらぐう)へ向かう参拝客の様子を歌ったものです。

金刀比羅宮は「こんぴらさん」の愛称でその名を知られ、金刀比羅宮への参拝は、通称「こんぴら参り」と呼ばれており、船で四国に渡った後に、1,368段にも及ぶとても長い石段を登って参拝します。

なぜ多くの人々は、辛く長い石段を登ってまで金刀比羅宮を参拝したのでしょうか?

それは、金刀比羅宮を参拝するとさまざまなご利益を受けることができるからです。

このため、「こんぴら参り」は、江戸時代に、三重県にある伊勢神宮へと詣る「お伊勢参り」、富士山へと詣る「富士講」と並んで「一生に一度はこんぴら参り」と言われるほどの人気を集めました。そして、その人気はいまなお衰えることをしりません。

今回はそんな魅力的な観光スポット・金刀比羅宮を徹底取材しました。

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目次

1. 金刀比羅宮(こんぴらさん)のご由緒・歴史・御祭神・ご神徳

2. 金刀比羅宮へのアクセス

3. 金刀比羅宮へと続く表参道の見どころ

4. 金刀比羅宮の見どころ

5. 金刀比羅宮のお守りとお札

6. 金刀比羅宮の御朱印・御朱印帳

7. 本宮から奥社までの見どころ

8. 金刀比羅宮のイベント「三大祭り」

9. 金刀比羅宮の境内のグルメスポット・カフェ&レストラン 神椿

10. 金刀比羅宮周辺の見どころ

11. 金刀比羅宮の基本情報

1. 金刀比羅宮(こんぴらさん)のご由緒・歴史・御祭神・ご神徳

金刀比羅宮の歴史

金刀比羅宮にはどのような歴史があるのでしょうか。そのご由緒、御祭神、ご神徳について迫ります。

1.1 金刀比羅宮のご由緒・歴史

金刀比羅宮の由緒は諸説あり、中世以降に建てられたという説が有力ですが、江戸時代の書物には「この山の鎮座已(すで)に三千年に向(ちか)づく(この神社は3000年近くこの場所にある)」との記述もあります。

確かに言えることは、1868年(明治元年)に「金毘羅大権現」から「金刀比羅宮」と改称したことです。

また、「金刀比羅宮」「琴平神社」と呼ばれる神社は、全国に約600社ほど存在しており、東京都の虎ノ門や大阪府の寝屋川市にもあります。

今回ご紹介する香川県の金刀比羅宮は、これら全国の金刀比羅宮の総本山となります。

1.2 金刀比羅宮の御祭神

金刀比羅宮の御祭神はふたつあり、「大物主命(おおものぬしのみこと)」と「崇徳天皇(すとくてんのう)」が祀られています。

大物主命は、出雲大社のご祭神としても知られる大国主命(おおくにぬしのみこと)の和魂(にぎたま ※神様にはふたつの魂があり、穏やかな和魂と勇猛な荒魂がある)で、国を平和に収める役割を持ちます。

崇徳天皇(1119~1164年 ※平安時代末期の天皇)は、1163年にこの場所に参籠(参拝)した記録が残っており、亡き後も四国の守護(各国の警備、治安維持を担う役職)である細川頼之が、崇徳天皇の菩提をここで弔っています。

1.3 金刀比羅宮のご神徳

ご神徳

御祭神である大物主神は、大国主命 と出会う際に「海から現れた」と言われており、金刀比羅宮は古くから海の神様、航海の神様として知られています。

金刀比羅宮がある象頭山は瀬戸内海からよく見えることもあり、瀬戸内海を航行する船乗りたちは象頭山に航海の安全を祈り、信仰を欠かさなかったそうです。

上記写真は瀬戸大橋の途中にある「与島パーキングエリア」の展望台から撮影したものですが、左端に象頭山が写っています。

また、大物主命が「和魂」でもあることから、生活を豊かにする農業や殖産、医薬などのご神徳もあるとされ、古くから「庶民の神様」としても知られています。

加えて境内の社ではさまざまな神様が祀られていて、芸術、学問などのご神徳もあります(学問の神様・菅原道真を祀った神社も)。

2. 金刀比羅宮へのアクセス

金刀比羅宮に向かう交通手段は、電車、飛行機など選択肢が豊富にあります。それぞれのアクセス方法を紹介していきましょう。

2.1 電車でのアクセス方法

金刀比羅宮の門前町である仲多度郡琴平町は人口約1万人の小さな街ですが、JR土讃線、高松琴平電鉄という2本の鉄道の停車駅があります。

新幹線の岡山駅から乗り継ぐ際はJR土讃線の「琴平駅」へ向かいましょう。

岡山駅〜琴平駅間は特急「しまんと」の高知方面行きに乗れば、60分ほどの所要時間でJR琴平駅に到着し(岡山~琴平間は普通運賃1,330円+特急自由席運賃1,180円)、JR琴平駅からは徒歩20分ほどで金刀比羅宮へと続く表参道の入り口に到着します。

岡山までは東京から約3時間20分、大阪から約50分で到着するので、関西から向かう方は日帰りでも十分お参りを楽しめそうですね。

高松の市街地を通って金刀比羅宮へと向かうのであれば「ことでん」こと高松琴平電鉄の「琴電琴平駅」を利用しましょう。市街地を楽しみながら、徒歩15分で表参道の入口へ到着することができます。

鉄道でのアクセス

上記は高松琴平電鉄の車両です。昔から首都圏にお住いの方は何か気づきませんか?

上記写真左側は元・京浜急行電鉄(京急)、右側は京王電鉄(京王)井の頭線で長らく活躍した車両なのです。東京を走っていた名車両が、中身をほぼ変えることなく讃岐の地で走り続けていると思うと感慨深いですね。この車両を見るために香川県を訪れる鉄道ファンも多いそうです。

2.2 飛行機~バスでのアクセス方法

琴空バス

また、高松空港からであれば、琴平町内まで琴空(きんくう)バス・高松空港線が運行しています(1日平日6便、土日祝日7便、2020年2月現在)。

高松空港からバスに乗って約50分で着く「こんぴら表参道口」というバス停で下車すれば、表参道はすぐ目の前です(高松空港~琴平町内の運賃は1,500円)。

ただし、表参道は一方通行となっているため、金刀比羅宮から高松空港方面へと帰る際は、表参道入口から徒歩12分ほど離れた「大宮橋」というバス停から乗車する必要があります。

2.3 車でのアクセス方法

車で来られる方は、四国横断自動車道・善通寺ICで降りたあと国道319号線(金比羅街道)を「琴平・阿波池田・高知」方面へ進み、信号「琴平町榎井」で右折すれば、琴平町内に到着します。善通寺ICからの所要時間は15分ほどです。

車でのアクセス

金刀比羅宮に駐車場はありませんが、石段の入り口や表参道の入口の道路沿いには、上記写真左手のように民間の駐車場があります。

>>金刀比羅宮へのアクセスはこちら

3. 金刀比羅宮へと続く表参道の見どころ

参拝マップ

金刀比羅宮へと続く、表参道の見どころについて紹介していきます。表参道の至る所に上記のような看板が立っているので、確認しながら進むとよいでしょう。

3.1 785段+583段=1,368段の石段

石段

金刀比羅宮の表参道の入口から本殿までは、だいたい徒歩で30分、標高差は170mほどあります。この標高差を埋めるために設置されているのが、表参道から本宮まで785段、本宮から奥社まで583段、計1,368段にもおよぶ石段です。

一段の高さ

石段一段あたりはさほど高くなく、約17cm前後です。上記写真はボールペンの長さと比較してみたものです。

一部、17cmよりも数センチ高い石段があるものの、600段を過ぎるまでは勾配もゆるやかなので、登るのにそれほど苦労しないはずです。

ただ、本殿手前の「御前四段坂(ごぜんよんだんざか)」など、段差がキツくなる場所もあるので、歩きやすい格好で石段に挑みましょう。

また、山の上なので、体温調整ができる衣服を準備しておくことも大切です。標高が高くなると冷えるだけでなく、石段を登ることで、暑くなってしまうこともあります。

3.2 多種多様な土産店と飲食店

土産物屋

商売の神様でもある金刀比羅宮だけに、表参道から鳥居に至るまで間、おどろくほど多くのお店が並んでいます。

昭和から続く土産店から、流行りのタピオカドリンク店、スパイシーな鶏料理店、名物「あんもち雑煮」を味わえるお店など、そのラインナップは実に多種多様です。

中野うどん学校

こちらは香川県の名物「讃岐うどん」の打ち方を教えてくれる、中野うどん学校です(要予約)。

中野うどん学校(ナカノヤ琴平)の基本情報

  • 住所:香川県仲多度郡琴平町796番地
  • 営業時間:8:30~18:00
  • 定休日:年中無休
  • 電話番号:0877-75-0001

>>>中野うどん学校(ナカノヤ琴平)の情報を詳しく見てみる(公式サイト)
>>>中野うどん学校(ナカノヤ琴平)の情報を【じゃらん】で詳しく見てみる

杖を借りる

いくつかのお土産物屋さんでは、杖を借りることができます(1日100円)。実は、石段でつらいのは下りだといわれています。これは、下るときに体重が膝にかかるためです。

登りの時点で杖を借り、膝への負担をはじめからかけないようにしておきましょう。

また、参道の途中には無料の足湯場「こんぴら温泉足湯」(営業時間:9:00〜18:00)があり、石段の疲れを癒すのでぜひ利用しましょう。

3.3 備前焼狛犬

備前焼狛犬
<石段 113段目付近にある瀬戸物で作られた狛犬>

神社などでよく見かける狛犬(こまいぬ)は、石を彫ったものが一般的ですが、金刀比羅宮の一の鳥居横にあるこの茶色の狛犬は、焼き物(瀬戸物)でできています。

1844年(天保15年)に岡山から寄進されたこの狛犬の高さは5尺(約1.5m)。焼き物の有名ブランド「備前焼」の中でも全国有数の大きさを誇り、重要文化財に指定されています。

ちなみに後ほど説明しますが、金刀比羅宮は動物、特に犬と密接な関わりがあり、500段ほど先には「こんぴら狗(いぬ)」の像があります。ぜひ、両像を比べてみましょう。

3.4 灯明堂(とうみょうどう)

灯明堂
<石段 168段目付近にある灯明堂>

一の鳥居からしばらく続くゆるい勾配「一ノ坂」に寄り添うように、重要有形民俗文化財の「灯明堂」(写真左側)は建てられています。

表参道の傾斜に沿っためずらしい構造のお堂は、備後国因之島(現在の広島県尾道市因島)より寄進されました。

造船の拠点として知られる因島から寄進されただけあって、竜骨状の船底(底を細くし、水の抵抗を少なくした構造)を作る技術を応用して建設されたそうです。

3.5 琴陵宥常銅像(ことおかひろつね)

琴陵宥常大人命
<石段 288段目付にある琴陵宥常大人命の銅像>

こちらは明治時代に金刀比羅宮の宮司を勤めた琴陵宥常大人命(ことおかひろつねうしのみこと)の銅像。海の守り神でもある金刀比羅宮の宮司として、水難事故の救済するために、「青い羽根募金」活動を行う「日本水難救済会」を設立したことで知られています。

琴平町内には売り上げの一部を青い羽根募金に充てる自動販売機もあるそうです。

3.6 青銅大燈籠

青銅大燈籠
<石段 351段目近辺にある青銅大燈籠>

参道右側に見えてくる灯篭は、お寺の鐘などによく用いられる青銅(銅と錫の合金)でできています。山形県から寄進されたこの灯篭は、ここ金刀比羅宮と宮城県の金華山にしかなく、重要有形民俗文化財にも指定されています。

石の灯篭には見られない精密に彫られた龍の絵柄など、青銅だからこそできる工夫が施されています。近くで見ると独特の青い艶があり、雨や朝露に濡れた時の輝きはとても美しいです。

4. 金刀比羅宮の見どころ

見どころ

灯篭の先の鳥居をくぐると、いよいよ「神域」と呼ばれる金刀比羅宮の境内です。本殿までの785段の石段は、残り約400段、しっかりと踏みしめていきましょう。

4.1 大門

大門
<石段365段目近辺にあるこの大門は、松平頼重(1622~1695年)によって寄進>

「黄門様」こと水戸藩主・徳川光圀公の兄でもある松平頼重は、常陸下館藩からの国替え(大名の転勤のようなもの)で1642年(寛永19年)に讃岐に入り、高松藩主となります。当時の高松藩は、前任の大名がお家騒動で追放された直後ということもあり、かなり難しい局面で藩主をバトンタッチされた、といってもいいでしょう。

この難しい局面を打開するために、松平頼重は金刀比羅宮(当時は「金毘羅大権現」)を篤く信仰し、この立派な大門をはじめ、狩野永徳の襖絵を寄進しました。すると金刀比羅宮のご加護もあってか高松松平家はその後、明治維新まで安泰を保つことができました。

4.2 五人百姓

五人百姓

大門をくぐると、まっすぐ伸びた表参道脇に何軒かの小さな屋台があります。本来ならば大門の内側での商売は禁止ですが、「五人百姓」と呼ばれる5軒の屋台は特別です。

鎌倉時代から金刀比羅宮の神事に協力していたこともあり、「神域(境内)での商売」を許されており、ここでしか買うことができない「加美代飴」(かみよあめ)を販売しています。

ワイワイとかしましく、「寄って行きまぁ!」(「寄って行ってください」の意)と柔らかい讃岐弁で声をかけられ、飴を購入することにしました。

加美代飴

石段登りで疲れて、すぐに糖分補給したいのは山々ですが、お楽しみは帰ってから。この飴はみんなで集まってから開封したほうが、楽しくいただけます。

加美代飴の形は扇型で、横幅15cmほど。付属の小さなハンマーで「パリン!」と割って、「こっちが大きい!」「いやこっち!」などわいわい言いながらシェアしていただくのが楽しい一品です(割る際、結構大きい音が鳴るので注意してください)。

「割ってシェア」する楽しさと、ほんのり柚子の味がするシンプルなおいしさで人気のこの飴は、江戸時代には「こんぴら参りにまた飴か」と言われるほどの定番土産(現代でいう「ハワイ土産にまたマカデミアナッツか」みたいなものでしょうか)。値段は5軒とも共通で、5枚入り500円、11枚入り1,000円、17枚入り1,500円となっています。

4.3 桜馬場

桜馬場
<画像提供:金刀比羅宮>

金刀比羅宮の大門をくぐり「桜馬場」と呼ばれるやや平坦な道にさしかかると、山の切れ目から涼しい風が吹き寄せてきます。次の石段まで足を休めながら、ゆっくりと登っていきましょう。

金刀比羅宮の境内は自然が豊かで、大門から次の鳥居まで続くこの桜馬場には約3,500本の桜が植えられていて、春には散策しながらお花見が楽しめます。また、この先には紅葉の名所もあります。

4.4 桜馬場西詰銅鳥居

西詰銅鳥居
<石段431段目付近にある桜馬場西詰銅鳥居>

桜馬場の西側にある銅でできた立派な鳥居は、どっしりとした風格を漂わせています。この鳥居は、高灯篭の横にあったものを力自慢の力士たちが移設したという言い伝えがありますが、比重で言えば鉄より重い銅の鳥居、どうやって持ち上げたのでしょうか......?

4.5 こんぴら狗の銅像

こんぴら狗の銅像

勇壮で巨大銅の鳥居の右手前には、舌を出したワンちゃんの銅像が。これは、金刀比羅宮独特の参拝のスタイルを今に伝えるものなのです。

「一生に一度」とまで言われた、憧れのこんぴら参りに行けなかった人々は、首に初穂料やエサ代をくくりつけた飼い犬を、お参りに行く人々に預けたそうです。そして、飼い主に変わって表参道を歩く「こんぴら狗」(こんぴらいぬ)の姿を今に伝えるのが、この「こんぴら狗の像」。漫画雑誌「ガロ」のイラストなどでも知られているイラストレーターの湯村輝彦さんがデザインを手がけています。

銅像の頭を撫でるとひんやりと気持ち良く、ちょっとスッキリするというか、疲れが取れていくように感じます。

ペット同伴の注意点
<ペット同伴の際の注意点が書かれた看板>

ちなみに、金刀比羅宮は、昔から「こんぴら狗」の代理参りが行われていたという経緯もあり、ペットを同伴しての参拝がOKというめずらしい神社でもあります。ただし、ペットの糞尿の始末はきちんとしましょうね。

4.6 宝物館

宝物館

堂々とした造りの山門を眺めた後は、神社の境内に佇む和洋折衷の建物も見ていきましょう。

香川県内でももっとも古い洋風建築となる上記写真の「宝物館」は、京都大学の「吉田寮」の設計などでも知られる当時の文部省技師の久留正道(くるまさみち)によって設計され、1905年(明治38年)に建てられました。洋風の建物に銅葺きの玄関、瓦葺きの屋根と、独特のセンスが発揮されています。

重要文化財
<画像提供:金刀比羅宮>

この宝物殿では、かつて山門にあった重要文化財の「十一面観音立像」や、高松藩主・松平頼重公によって寄進された「三十六歌仙額」などを見ることができます。

宝物館の基本情報

  • 住所:香川県仲多度郡琴平町892-1
  • 営業時間:8:30~17:00
  • 定休日: 無休 (企画展などのため予告なく休館することがあります)
  • 電話番号:0877-75-2121(金刀比羅宮)
  • 入館料:一般800円、高校生・大学生400円、中学生以下無料

>>宝物館についてはこちら

4.7 高橋由一館

高橋由一館

金刀比羅宮の「高橋由一館」には、「日本最初の洋画家」として知られる高橋由一(1828~1894年)の油絵が展示されています。 江戸時代末期から幅広く活動した高橋由一は、1879年(明治12年)に開かれた琴平山博覧会に27点の作品を出展し、後にその作品を金刀比羅宮に奉納したのです。

浅草遠望
<高橋由一「浅草遠望」(1878年)/画像提供:金刀比羅宮>

日本絵画史上最大の画派である狩野派で学んだ高橋由一が描いた、和のエッセンスが入り混じる西洋画をぜひとも鑑賞しましょう。

高橋由一館の基本情報

  • 住所:香川県仲多度郡琴平町
  • 営業時間:8:30~17:00
  • 定休日:無休 (企画展などのため予告なく休館することがあります)
  • 電話番号:0877-75-2121(金刀比羅宮)
  • 入館料:一般800円、高校生・大学生400円、中学生以下無料

>>高橋由一館についてはこちら

4.8 表書院

表書院
<写真提供:金刀比羅宮>

1658~1660年頃に建築されたと伝えられている表書院(写真正面奥の建物)は、もともと金刀比羅宮を訪れた要人の応接の場として使用されていました。建物の内部には江戸時代中期の絵師、円山応挙(まるやまおうきょ/1733~1795年)の横幅五間(約9m)にも及ぶ障壁画があり、表書院の建築とともに重要文化財に指定されています。

ほかにも明治の画家・邨田丹陵(むらたたんりょう/1872~1940年)の障壁画もあり、金刀比羅宮では「高橋由一館」の洋画だけでなく、日本絵画も堪能することができるのです。

表書院の基本情報

  • 住所:香川県仲多度郡琴平町
  • 営業時間:8:30~17:00
  • 定休日: 無休 (企画展などのため予告なく休館することがあります)
  • 入館料:一般800円、高校生・大学生400円、中学生以下無料
  • 電話番号:0877-75-2121(金刀比羅宮)

>>>表書院についてはこちら

4.9 賢木門

賢木門
<石段642段目付近にある賢木門>

賢木門(さかきもん)は、戦国時代の武将・長曾我部元親(ちょうそかべもとちか)によって、たった1日で寄進されたというエピソードが残っています。

後に四国を統一した元親ですが、讃岐に侵攻する際に、誤ってこの山の境内を攻めてしまったそうです。誤りに気がついた元親は材木を調達し、1日で四本柱の山門を組み上げて寄進した......までは良かったのですが、木の1本が逆さに組み上がっていたことから「逆木門」と呼ばれるようになり、後に「逆」という字の代わりに「賢」という字を当てられて今に至ります。

逆さに組まれた木は修復の際に外されていますが、当時逆さに組まれたという材木は宝物館で見ることができます。

4.10 御本宮拝殿

御前四段坂

はるか向こう(写真上部)に本宮が見えてきましたが、ここで最大の難所、御前四段坂に差し掛かります。785段の石段のうち最後の133段となるこの階段は、かなりの急勾配で、やすやすと本宮への到達を許してくれません。

両脇には手すりもあるので、なんとか踏ん張って133歩、足を進めましょう。

御本宮拝殿
<石段785段目付近にある本宮>

表参道の入り口から石段を登ること785段、ついに金刀比羅宮の本宮に到着しました。

正面や内部を写真で撮ることはできませんでしたが、社殿はとても美しかったです。

格子状の桜の花を描いた天井画、まっすぐの角材だけで作られた拝殿、空に張り出すような檜皮の屋根......。

また、短時間で400mも標高が上がった場所に移動したからか、本宮エリアの空気はとてもおいしかったです! 石段登りの疲れと日頃のストレスが、山を渡る風で流されていくようでした。

クスノキの大木

本宮の横にどっしりと生えるクスノキの大木は、幹の太さが4.7m、高さは25m!登り疲れて火照った体を、神木の日陰でクールダウンしながら一息つきましょう。

4.11 三穂津姫社

三穂津姫社

本殿から50mほど離れた三穂津姫社で祀られているのは、本宮のご祭神である大物主神の后(きさき)、三穂津姫(みほつひめ)です。縁結びや夫婦仲などにご利益があるとされているので、お帰りにお守りをどうぞ。

長い回廊

三穂津姫の夫である大物主神が祀られている本宮(写真右側)からは長い回廊が伸び、三穂津姫社との間をしっかりと結んでいます。

こんぴら狗開運みくじ

こちらは三穂津姫社の前にある、愛らしい「こんぴら狗の開運みくじ」(初穂料100円)です。おみくじには小さな犬のお守りがついていて、お財布に入れれば「願いを叶え、幸せをもたらしてくれる」そうですよ。

4.12 絵馬殿の絵馬

普通の神社の絵馬掛けを想像して行くと、金刀比羅宮の絵馬殿の豪華さにおどろかされるかもしれません。

絵馬殿

迫力満点の絵馬堂内で保管されているのは、1962年(昭和37)に冒険家・堀江謙一さんが太平洋を横断した際に使われたヨット「マーメイド号」です。

兵庫県西宮市からアメリカ・サンフランシスコまで、このマーメイド号に水20l、米40kg、缶詰200個を積み、3ヶ月で約7,000kmを航海したエピソードは著書『太平洋ひとりぼっち』にまとめられ、当時ベストセラーとなりました。

読書感想文の題材として読まれた方も多いのではないでしょうか。

流し樽

この絵馬殿では、こんぴら参りに使われた「流し樽」を見ることもできます。

こんぴら参りに行けなかった瀬戸内海沿岸の人々は、いくばくかのお金とお供えを樽に入れて、海に流しました。拾われた樽は、漁師や金刀比羅宮に向かう人々に託され、送り主に代わってこんぴら参りを果たす、という参拝方法が長きにわたって機能したのです。

犬に頼んだり、樽を流したり、旅慣れた人に頼んだりするなど「代参(だいさん ※代わりに参拝してもらう)」が盛んだったのもこんぴら参りの特徴です。

4.13 展望台

展望台

本宮の前にある展望台からは、眼下いっぱいに広がる讃岐平野や瀬戸内海を見下ろすことができます。天気が良ければ、瀬戸大橋や岡山県まで見渡せますよ。

4.14 旭社

異なる道

本宮や展望台を堪能したら、最後の「旭社」を目指しましょう。往路とは異なる道が設定されています。ゆっくり降りていきましょう。

旭社
<石段628段目付近にある旭社>

上記写真が金刀比羅宮の中で最大の建築物「旭社(あさひしゃ)」です。その高さは何と18m!

三層ともすべてケヤキ材となり、すべてが他を圧倒する威容を誇ります。彫り込まれた甍(いらか)や文様も圧巻。完成までにおおよそ30年を要したというのも納得です。

表参道で本宮を目指しているときに旭社の大きな建物が目に入りますが、お参りするのは本宮の後となっていますので、帰りに本宮から階段で降りて参拝しましょう。

旭社のあまりの立派さに「ここが本宮だ!」と勘違いして、お参りして帰る人がいるそうです。普通は間違わないだろう......と思いきや、江戸時代の有名人「森の石松」でさえも勘違いしたと伝えられています。

親分の「清水次郎長(しみずのじろちょう)」に変わって刀を奉納するためにはるばる江戸から来たのに、本宮を目の前にして満足げに引き返し、後から気づいて悔しがるというくだりは、石松のちょっとトボけたエピソードとして今も語り継がれています。

運試し

そして、ここでは参拝だけでなく「運試し」をすることもできます。旭社の手前にある上記写真の水がめの水面に1円玉を浮かすことができれば、願い事が叶う、と言われているのです。

「簡単じゃないか!」と思われるかもしれませんが、よほどバランスをとって入れないと、重さ1グラムの硬貨は水がめの底に沈んでしまいます。筆者は12円を費やして、何とか成功しました。

5. 金刀比羅宮のお守りとお札

授与所
<金刀比羅宮の授与所>

金刀比羅宮の本宮斜め横には、お札やお守りをいただける授与所があります。

5.1 お守り

お守りの種類は実に多彩で、家内安全、大漁満足、厄難消除、交通安全、工場安全、良縁成就、諸災消除、商売繁盛、会社繁栄、心願成就、身体健全、学業成就、園芸豊作、作業安全、海上安全、工事安全、当病平安、講中安全、養殖蕃栄、母子平安、選挙必勝などが用意されています。

幸福の黄色いお守り

人気NO.1は手にすると健康で幸せになれるといわれる「幸福の黄色いお守り」(初穂料800円)です。いかにも運気が上がりそうな黄色は、染料としてだけでなく防虫効果や保温効果もあるウコンで染めた色だそうです。

黄色にも金色にも見える自然な色合いなので、バッグにつけても変に目立たずよく馴染みそうです。

金刀比羅宮を代表するこのお守りは、平成10年10月1日より授与を開始、平成31年1月4日、午前11時7分には、なんと500万体目が授与されました。

ミニこんぴら狗守り

小さなこんぴら狗が愛らしい「ミニこんぴら狗守り」(上記写真手前右側/初穂料1,500円)を求められる方が多いそうです。

5.2 お神札

お神札

社務所では、お札をいただくこともできます。守札料はサイズによって異なります。小(縦:20センチ)は2,000円、中(縦:60センチ)は1万円、大(縦:90センチ)は2万円です。

6. 金刀比羅宮の御朱印・御朱印帳

御朱印

金刀比羅宮の御朱印は、授与所向かって左側で受け付けています。初穂料は300円、現金でお支払いください。

笑顔元気くん
<画像提供:金刀比羅宮>

受付では、金刀比羅宮オリジナルデザインとなる「笑顔元気くん」が刺繍されたご朱印帳をいただくこともできます。純粋無垢な子供をイメージして描かれた、見ているだけで何だが笑みがこぼれそうな「笑顔元気くん」は、ご朱印帳だけでなく、お守りにも刺繍されたものが用意されています。

授与所でご朱印がいただける時間は以下の通りです。

  • 夏(4月〜9月):6:00~18:00
  • 冬(10月〜3月):6:00~17:00

7. 本宮から奥社までの見どころ

583段先

金刀比羅宮の本宮まで、785段の石段を登りきりましたが、この表参道にはまだ先があるのです。

通常の参拝や遠足、レクリエーションで来られる方は本宮で引き返しますが、本宮の社殿の右側にある石段からはさらに先へ進むことができます。

体力のある方のみ石段をあと583段登りましょう。そうすれば、奥社でさらなるご利益を受けることができます。

7.1 常磐神社

常磐神社
<石段832段目付近にある常盤神社>

奥社へ向かう石段の中には、銅板屋根が目印の常盤神社があります。御祭神として、武雷尊(たけいかづちのみこと)、誉田和氣尊(ほんだわけのみこと)という、武勇の神様が祀られています。全国の「八幡神社」でよく祀られている神様です。

常磐神社の先にある鳥居をくぐった先は、一気に石段の傾斜がキツくなります。くれぐれも足元にはお気をつけて。

7.2 白峰神社

白峰神社
<石段923段目付近にある白峰神社>

奥社へ向かう表参道の鳥居から50段ほど進むと、朱色の柱が目印の白峰神社(しろみねじんじゃ)があります。ここには御祭神として、崇徳天皇(すとくてんのう)とその御母である待賢門院(たいけんもんいん)が祀られています。

この付近は「紅葉谷」(もみじだに)という別名を持つほど、秋には素晴らしい眺めを見せてくれるそうです。枝いっぱい紅く染まった紅葉に、社殿の朱塗りが映える様子は、ぜひ一度見たいものです。

7.3 菅原神社

菅原神社
<石段974段目付近にある菅原神社>

白峰神社の先にある菅原神社(すがわらじんじゃ)の御祭神は、学問の神様としても広く知られる菅原道真(すがわらのみちざね)です。菅原道真は讃岐守(さぬきのかみ ※現在でいう県知事のようなもの)を務めたこともあり、その縁で金刀比羅宮とは深い縁を持ちます。

7.4 卯花谷休憩所

卯花谷休憩所
<石段1098段目付近にある卯花谷休憩所>

奥社への表参道の途中の「卯花谷」(うのはなだに)には、赤い屋根が目印の卯花谷休憩所もあるのでぜひ休んでいきましょう。「卯花谷」という名は、この谷にかつてウツギが群生していたことからつけられたそうです。

傾斜続き

山の上に続く石段は、本殿までの785段より傾斜が高い場所が多いので、しっかりと休憩をとることが大切です。

7.5 厳魂神社

厳魂神社
<石段1,368段目付近にある厳魂神社>

にぎやかな琴平の街から1,368段の石段を登り切り、ついに奥社である厳魂神社(いずたまじんじゃ)に到着しました!

厳魂神社にはご祭神として金刀比羅本教の教祖である厳魂彦命(いずたまひこ)が祀られています。

厳魂彦命は、「金比羅大権現」の別当(金刀比羅宮を統括する役割)・金光院宥盛(こんこういんいうせい)として応仁の乱などで荒れ果てたこの神社を整備し、いまの金刀比羅宮の礎を築いたそうです。

そして言い伝えによると、1613年(慶長18年)に「死して永く当山を守護せん(死んだ後も長くこの山を守る)」と言い残し、天狗に姿を変えてこつ然と消えた、とも言われています。

そんな金光院肴盛を厳魂彦命として祀ったのがこの神社なのです。

讃岐平野

金刀比羅宮とこの地を守る天狗に想いを馳せながら、社殿横の眼下に広がる讃岐平野を見渡してみましょう。天狗となった厳魂彦命は、この香川の街を見渡しながら、いま何を思うのでしょうか。

ニュー天狗お守り

奥社横の社務所では奥社オリジナルの「ニュー天狗お守り」をいただくことができます(初穂料800円)。天狗のお力を借りて、数々の厄災から身を守ってくれるそうです。

8. 金刀比羅宮のイベント「三大祭り」

2000年の歴史を持つ金刀比羅宮では「三大祭り」と呼ばれる祭りが開催されています。それぞれ紹介していきましょう。

8.1 祈年祭

祈年祭
<画像提供:金刀比羅宮>

例年2月17日には、五穀豊穣と国の繁栄を願った「祈年祭(きねんさい)」が行われます。

>>>金刀比羅宮の祈念祭についてはこちら

8.2 例大祭

例大祭
<画像提供:金刀比羅宮>

毎年10月9〜11日の間には、金刀比羅宮を挙げて「例大祭(れいたいさい)」が行なわれます。

この例大祭では、年に一度だけの「お下がり」を見ることができます。お下がりとは大行列のことで、大神様(御神体)を神輿で担ぎ、500人の平安装束の人々とともに石段を降り、平野部のにぎやかな門前町に繰り出します。

先頭だって神様を誘導できるのは、邪心のない子供のみという考え方から、「お頭人」と呼ばれる男の子2人と「お駕籠(おかご)」と呼ばれる女の子2人が、その大役を務めます。

馬に乗せられて数百人の行列を先導したり、神事として「七膳片端」(ひちぜんかたはし)と呼ばれる食事をとったりするなど、お頭人さん、お駕籠さんは、大忙しで神事をこなしていきます。

>>金刀比羅宮の例大祭についてはこちら

8.3 新嘗祭

新嘗祭
<画像提供:金刀比羅宮>

毎年11月23日には、収穫を祝う「新嘗祭」(にいなめさい)が行われます。

新嘗祭では、神饌田(しんせんでん ※神様にお供えする米を育てる田んぼ)で収穫した稲穂で「懸税」(かけちから)を作り、その年の実りとともに神様にお供えするのです。

>>金刀比羅宮の新嘗祭についてはこちら

9. 金刀比羅宮の境内のグルメスポット・カフェ&レストラン 神椿

資生堂パーラー・神椿
<石段500段目付近にある神椿>

象頭山に包まれた「隠れカフェ」があるのをご存知ですか?表参道沿いにある黒い門の脇から、階段を降りた先にあるのは「資生堂パーラー・神椿」。その名の通り、東京・銀座で100年以上も営業している資生堂パーラーの支店です。

広々と明るい店内では、資生堂の初代社長の福原信三が描いた「花椿」マークの原案や、資生堂が1917年(大正6年)に発売した最初の香水などが展示されています。ほかにも資生堂が日本を代表する化粧品メーカーになるまでの軌跡や、資生堂パーラーの歴史を辿ることができる多数の展示品が並びます。

神椿パフェ

カフェには珈琲や紅茶や、サンドイッチなどの軽食が用意されています。筆者は一番人気のメニュー「神椿パフェ」(1,000円)をいただきました。

パフェの上を彩っているのは讃岐の伝統的なお菓子「おいり」。ほんのり甘い味わいです。カラフルなため、香川県ではよくアイスのトッピングに使われます。

おいりの下に広がるのは、抹茶アイス、白玉、わらび餅、粒あん、寒天、黒蜜、醤油風味のソースの「チュイール」、讃岐名産の和三盆を使ったシュトロイゼル(そぼろ状のトッピング)、そしてその下には香川のブランドみかん「小原早生みかんのコンポート」が詰まっています。

資生堂パーラー・神椿の基本情報

  • 住所:香川県仲多度郡琴平町892-1 金刀比羅宮内
  • 営業時間:9:00~17:00
  • 定休日: 無休 (予告なく休日になる場合あり)
  • 電話番号:0877-73-0202

>>資生堂パーラー・神椿についてはこちら
>>資生堂パーラー・神椿の情報を【食べログ】で詳しく見てみる

10. 金刀比羅宮周辺の見どころ

四国の道は「すべての道はこんぴらさんへ」と言われ、琴平町は四国の各所からから集まる「こんぴら五街道」(多度津・高松・阿波・伊予・土佐)の終点でもあります。

鉄道についても同様で、昭和初期には琴平町へ向かう4本の鉄道が敷かれました。現存するのは2本の鉄道(JRと高松琴平電鉄)のみですが、廃止になった2本の鉄道の痕跡も辿ることができます。

金刀比羅宮を訪れた帰りに、スマートフォンで昔の地図を見ながら位置関係を確認しつつ、琴平急行電鉄の駅跡地や琴平参宮電鉄の駅跡地(温泉ホテル)、そしてそこから続く道を歩いてみるのもまた一興です。

11. 金刀比羅宮の基本情報

参拝する前も、参拝した後も楽しめるのが「こんぴら参り」。金刀比羅宮の境内にある数多くのパワースポット、にぎやかな表参道と門前町、かわいいお守り、ユニークなお土産、そして讃岐平野や瀬戸内海を一望できる景色など、その魅力は多岐にわたります。ぜひ石段を登って、「こんぴら参り」を楽しんでください。

最後に「金刀比羅宮」のデータ周りについて以下の通り明記します。

>>神社のツアーを見てみる
>>御朱印のツアーを見てみる
>>金刀比羅宮のツアーを見てみる

最後に「金刀比羅宮」の基本情報について明記します。

金刀比羅宮の基本情報

  • 住所:香川県仲多度郡琴平町892-1

  • 参拝時間
    【夏期】6:00~18:00
    【冬期】6:00~17:00 ※連休中は夏期~19:00、冬期~18:00
    【奥社】8:30~17:30

  • 定休日:年中無休
  • 電話番号:0877-75-2121

  • 料金:入場無料 
    ※高橋由一館・表書院・宝物館は一般800円、高・大生400円、中学生以下無料

  • 駐車場:町営駐車場・民間駐車場をご利用ください
  • 車でのアクセス: 善通寺ICより車で約15分
  • 電車のアクセス:JR琴平駅より徒歩20分、琴電琴平駅より徒歩15分
  • HP:金刀比羅宮公式サイトはこちらから

※こちらの記事は2020年2月に取材した情報です。期間限定の情報もありますので、最新情報は公式HPをご確認ください

【金刀比羅宮一口メモ】

下記に金刀比羅宮のツアーを紹介しているのでぜひチェックしてみてください!

>>金刀比羅宮のツアーを見てみる
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>>御朱印のツアーを見てみる

<ツアーの日数と費用>(関東発目安)

  • 旅行日数:2~4日間
  • ツアー費用:約30,000円~約70,000円

<ツアー・フリープランのメリット>

  • 【安い】
    ※個人手配より割安なケースあり
  • 【宿予約・乗り物予約の必要なし】

>>金刀比羅宮のツアーを見てみる
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※ツアーは時期によって売り切れのケースがあります
※フリープランとは添乗員(ガイド)が付かないセットプランです(例:ホテル+飛行機・バスなど)
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宮武 和多哉

香川県生まれ。北海道・稚内から与那国島まで路線バスを乗り継ぐなど、国内を迷走する人。駅弁コレクター・再現調製人として、テレビ出演しアイドルに再現駅弁を振る舞ったことも。令和元年にoleolesaggyより名義変更、関連著書に「秘境路線バスをゆく」等

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