【イギリス】ヒースロー空港の回転寿司屋とJALラウンジ体験レポート

アイルランドから日本に帰国した際に、ロンドンの玄関口、ヒースロー空港を利用しました。その際に、JAL指定の「Galleriesクラブ・ラウンジ」を使用して、9時間に及ぶ長時間のトランジットも楽に過ごすことができました。

この記事では、ヒースロー空港で大人気の回転寿司屋やJALラウンジの体験談をご紹介します。

目次

ロンドンのヒースロー空港

ヒースロー空港は、ターミナル1からターミナル5まであり、ターミナル間はシャトルバスで移動できるようになっています。

セキュリティー上、乗り継ぎの場合は飛行機が出発するターミナル以外での食事やショッピングは禁止されていますが、バスの移動だけなら特に咎められません。シャトルバスで、ヒースロー空港がどれだけ広いかを感じながら、探索するのもいいでしょう。

空港内の探検は、足腰が弱い人にはあまりオススメできません。ヒースロー空港の「動く歩道」は一方通行なので、一度行ったら必ず歩いて戻る羽目になるからです。

しかし、ロングフライトの後などは、このウォーキングが心地よく足に響き、疲れてむくんだ脚を元の状態に戻すのにちょうどいいですよ!

ヒースロー空港の回転寿司屋は大人気!?

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大繁盛の回転寿司屋。ポンドに換金してやっと昼食。これで、5.9ポンド(約790円)です。

最近の寿司ブームで、ヒースロー空港内ではどこでも見かけるようになった回転寿司屋さん。JALが乗り入れているターミナル3にもありました!

私は、アイルランドに移住してからは週に1回はお寿司を作って食べていますが、それでもアイルランドやイギリスでお寿司を見かけると、迷わず購入してしまう大の寿司好きです。

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ヒースロー空港の回転寿司屋です。店内で食べる時は「YO!活」を利用します。なかなか威勢の良いネーミングが◎。

お寿司は、疲れた胃でもしっかりと消化してくれるし、食べた後の爽快感がロングフライトの疲れをリフレッシュしてくれます。ヒースロー空港で流行っているのも納得です。ネタはそれなりに美味しいけれど、シャリの食感が少しパサパサしていて硬すぎるのが残念でした。

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テイクアウトで利用するのは、「YO!TO GO」。行列ができるほどの人気店です。

この回転寿司屋は、テイクアウトと店内飲食に分かれていて、店名や値段も別々にしているのが特徴。テイクアウトの方が少しリーズナブルで、常に行列ができています。

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お店のインテリア・デザインもなかなか凝っていて、日本のお寿司屋さんにはないユーモア・センスを感じます。「甘み」「苦味」「酸味」「旨み」「しょっぱさ」・・・一つひとつの言葉で、日本食の味をあらわしているようです。

「辛味」や「深み」も欲しいところ。

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ヒースロー空港のお寿司屋さんで柚子ドリンクを購入。味は。。。ふつうでした。柚子ドリンクはさっぱりしていて、まあまあのお味。個人的には、お茶の方がお寿司に合っているかと思います。

ヒースロー空港でGalleriesクラブ・ラウンジを体験

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JALのプレミアム・エコノミー乗客は、ビジネスクラス同様、ブリティッシュ・エアウェイズのビジネス・ラウンジ(Galleriesクラブ・ラウンジ)を時間制限なしで使えます。おかげで6時間のトランジットも楽しめました。食事やアルコールはおかわりし放題です。

悪天候のため、結果的にヒースロー空港での滞在は合計9時間に及びましたが、時間制限なしで使用できるビジネス・ラウンジのおかげで、ゆったりと過ごせました。

有料ラウンジの場合は3時間の時間制限がありますが、飛行機が遅延した場合は、オプションで延長料金を支払って使用しなければなりません。

それに比べると、時間制限を気にすることなく、心地の良いソファーでコニャックを飲み放題できるビジネス・ラウンジの方が気兼ねなく滞在できます。

安心できるWi-Fi環境

ブリティッシュ・エアウェイズのGalleriesクラブ・ラウンジでは、セキュリティーのかかった安全なWi-Fiを使用できます。パスワードはレセプションで受け取り、すぐに接続可能。接続環境もバッチリで、海外のIPアドレスですが、日本語のサイトも問題なく閲覧できました。

ラウンジの雰囲気は?

最初はほとんどが空席でしたが、途中からJALの出発時間が迫ると日本人らしき客が増え、席がほとんど埋まってしまいました。

皆、落ち着いた雰囲気で、窓から見える滑走路の景色などを楽しんでいました。
利用客は、ビジネスマン風の格好の人は少なく、マイケルジャクソン風の風貌の人からドレスアップしたモデル風の人まで様々でした。

もっと格式高い格好をしている人が多いのかと思いきや、意外にTシャツにビーチサンダル姿が多かったです。

ラウンジは、全部で5つのパーテーションで区切られており、入り口付近にある部屋は、カレーなどの軽食が置かれている場所の目の前にあります。

次にキッズ専用のガラス張りの部屋があり、その奥はコンピューターが使えるネット専用スペース、手前は滑走路が一望できる広いソファー席になっています。

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私が一番リラックスできると感じたのは一番奥の部屋のソファー席で、アルコールのドリンクバーがある部屋でした。さらに窓際には、滑走路が見渡せるカウンター席が配置されており、そこには、おひとり様の旅行客たちが多かったです。

食事とドリンク

カレーは全部で3種類あり、豆系、ビーフ入り、ポーク入りなどに分かれています。その他に、パスタ、焼きたてのクロワッサン、グリーンサラダなど、全体的にはまあまあのお味でした。特に美味しいわけではありませんが、お腹を満たすには十分です。

素晴らしかったのは、ワインやバーボンが飲み放題のドリンクバーです。特筆すべきはコニャックですが、なかでも「Otard Bourbon Coniaq」は格別でした。まろやかで深みのある香ばしさは、一級品の証です。日本ではあまり販売されていないようですが、英国では70cl、38ポンド(約5,110円)から手に入ります。

JALラウンジ(Galleriesクラブ・ラウンジ)の基本情報

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地図にあるようにブリティッシュ・エアウェイズのラウンジFに行くと、まずファーストクラスのラウンジがあります。そこをさらに奥に行くと、ビジネス・ラウンジがあるので、分からないときは、ファーストラウンジで聞きましょう。

基本情報

  • 営業時間:5:00〜22:30
  • アルコール:ワイン、シャンパン、ウィスキー、ビールなど
  • 料理のタイプ:ビュッフェ形式
  • PCルーム有
  • キッズルーム有
  • シャワールーム有
  • オプション:有料スパ(マッサージ)

ヒースロー空港の有料ラウンジもおすすめ!

JALのプレミアム・エコノミーでもビジネスラウンジを使えることを知らなかったので、最初に有料ラウンジ「No.1 Lounge」に行きました。レセプションの女性が快く対応してくれ、予約なしでも使用が可能でした!

「No.1 Lounge」は、オンライン予約の場合34ポンド(約4,580円)から、現地払いの場合は40ポンド(約5,380円)で、出発の3時間前から使用できます。

40ポンドは、他の空港の有料ラウンジに比べればかなり高く感じられますが、料金にはシャワー使用料が含まれています。ラウンジを使用しなくても、シャワーだけ15ポンド(約2,020円)で使用可能。

ラウンジ内は少し混んでいましたが、席はまだたくさんありました。正面のガラス張りの窓からは滑走路が一望でき、なかなか落ち着きのある雰囲気です。

正直言って、34ポンドでこれほど優雅な雰囲気のラウンジが使えるのは、珍しいことです。ヒースロー空港のJALラウンジはブリティッシュ・エアウェイズのラウンジですが、飽きてしまったという方や、エコノミークラスでも優雅な旅をしたい方などには、ぜひがおすすめです。もちろん、プライオリティー・パスにも対応しています。

まとめ

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JAL指定のGalleriesクラブ・ラウンジや、回転寿司屋の体験談をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

ヒースロー空港のラウンジは、食事や居心地が良く、シャワー付きなので、コスパは高いと言えるでしょう。気になる方は、ぜひ利用してみて下さい。

HP:https://www.heathrow.com/英語など、日・独・仏・中・伊・西など計12カ国語対応)

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Maroon

アイルランド在住のトラベル・ライター兼YouTuber。アイルランドから「アイルランドの田舎暮らし」の面白さを発信しています。現地では、ネイリストやネイル講師としても活動しています。

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