初めての有馬温泉記

有馬温泉

窓子でーす!

遡る事2月上旬。大阪娘宅に行っていました。

東京や大阪は大都会ですから、行くだけで疲れます。

一体駅中だけで何キロ歩くんじゃー!的な(笑)

春に向けての準備でこの半年、何度も大阪博多間を行き来しました。

ということでようやく準備も整った最後の1日は日帰り温泉に行こう!と盛り上がりました。しかし大阪、日帰り温泉でググってもあまりヒットしません...。

しかし兵庫ではあるじゃないですか。いにしえからの有馬温泉が!

目次

初めての有馬温泉

日本三古湯(にほんさんことう)というのが四国松山の道後温泉、南紀白浜の温泉、そして有馬温泉だそうです。

確か日本史マンガに有馬温泉とか書いてあったなぁ、と思い出しました。

つまりは温泉の発祥です。湯の国、別府より古いことに驚きです。

クネクネ道は六甲山系

梅田からレンタカーを借りるという暴挙に出た娘のせいで、右に曲がって下さいとナビは言うけど直進にしか見えない大阪の市内を苦戦して走り抜けた次期シニアドライバー窓子。何とか無事兵庫県へ行けました。

私が住む福岡県は山を越えないとほぼ他県には行けないイメージの為、フツーに川を渡って他県というのは新鮮です。

有馬温泉までは意外と遠くない。

所が、まぁ何とクネクネ道が多い事か。

三半規管が弱い窓子は娘の運転だと酔いそうなので着くまで窓子がドライバー。

しかしこの六甲山系のドライブは楽しかった。一日中走っていたい。2月上旬なので緑はありませんでしたが、しかも当日はどんより曇り空。晴れて、新緑の頃なら最高のドライブコースです。

またまた壁は厚く...

前回琵琶湖湖畔でも日帰り温泉を探したのですが、九州のように日帰り温泉をやっている施設がほとんどなかったのです。

今回は下調べしたにも関わらず、日帰りをやっている施設はありませんでした。

諦めるには遠い距離。

こういう時こそ温泉案内所が役に立ちます。

割合最近できた立ち寄りの湯を案内してもらいました。ちなみに公営の立ち寄り湯はあります。しかし金泉と銀泉が同じ施設にないため、そこは諦めました。

温泉マップ

金泉・銀泉って?

パンフレット

パンフレット

その違いは各自でググって下さい(笑)

ざっくり言うと、銀泉は透明な湯で、金泉は赤茶色の湯でした。どちらが好きかと言われたらやっぱり金泉かなぁ。

赤茶の湯は風呂上がりに身体を拭いたらタオルが茶色になりました

確かにシャワーを浴びたはずなのに。

道後温泉の霊妙がある湯の質とは違い、なんだか地球の地殻から湧き出てきた力強い泉質を感じました。

日帰りだと1回入ったらもう帰り支度が必要になる距離です。

いつかゆっくり泊まりに来たいなぁ。

サイダ―

中庭

やっぱり湯上り後は牛乳かサイダー!

ようやく日の光が入ってきました。中庭を眺めながら少しだけ休憩。

何物?炭酸煎餅

窓子は現地の人にお土産のおすすめを聞きます。ネットだけでは広告の罠がありますから(笑)温泉のスタッフに聞くと「炭酸煎餅だ」と言われました。

ちょっと前に炭酸ブームはあったけど炭酸煎餅はないわなぁ...。

あまり期待をせずに炭酸煎餅を売っているお土産物屋さんに入りました。

すると焼きたてを販売するコーナーがあり、焼くのを見ていたついでに食べてみたのが運のツキ(笑)

炭酸煎餅

炭酸煎餅

試食コーナーでは普通カケラを一枚食べたらそれ以上食べたいなんて思ったことはありませんが、その時ばかりは家で食べる時のように続けて3枚も無意識に食べてしまったのです(スーパーの試食中の幼稚園児か!)。

煎餅とはありますが重くなく、あっさり後引く美味しさ。

実は炭酸泉からヒントを得て炭酸煎餅が生まれたそうです。

そして炭酸水のウィルキンソンは名前からして輸入品かと思っていましたが、まさかのこのあたりの商品だそうです。

うーん。有馬温泉に来なかったら知らないままだったでしょう。

炭酸煎餅

あとがき

旅は下調べをしても良し、しなくても好奇心さえあれば色々な事に巡り逢えます。

九州人には馴染みがない有馬温泉。

こんな山奥までよく人が踏み入り、そこに湯治場を作ったな、と改めて感じ入りました。

「ありま山 ゐなのささ原 風ふけば いでそよ人を わすれやはする」(後拾遺和歌集より)

この地で恋歌ができる万葉人ってすごい。

今は牛車ではなく電車でも楽々行けます。

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窓子

10年来の飛行機嫌いを克服して海外旅行が趣味になりつつある映画好きのSWオタクにしてトレッキー、さらに新撰組熱血ファン。勤務先は旅行会社 コールセンター。たまに不要な知識を暴走させてお客様と長話をしてしまう難癖あり。

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