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知られざる東欧ベラルーシのお土産を紹介します!
ヨーロッパとロシアの間に位置する東欧の国、ベラルーシ。旅行のお土産に何を選んだらいいのか?あるいは、素敵なお土産を買うために旅行するのもあり!?ベラルーシでは、町の至るところでお土産物を見つけることができます。
今回はまだ日本人にはあまり知られていない、東欧のベラルーシのお土産をご紹介します!
目次
刺繍入りのリネン製品
ベラルーシでは古くからリネンの原料である亜麻の栽培が盛んで、亜麻の繊維から作られるリネン織物は衣服や手ぬぐいなどの日用品に、亜麻の種はパンの材料にも使われてきました。
リネン製品は丈夫で長持ちするため、現在でも、衣服、タオル、テーブルクロス、ベッドカバー、バッグなど様々なリネン製品が日常生活で用いられています。天然素材で通気性と肌触りのよいリネンの衣服は、特に夏に人気があります。リネン製品には素朴で繊細な伝統模様の刺繍が施されたものや、伝統模様が織り込まれたものもあります。ベラルーシの歴史と深く結びついたリネン製品は、お土産におすすめです。
ちなみに、水色の美しい亜麻の花は、ベラルーシの国章にも描かれており、国のシンボルの一つとなっています。
黄金色の麦わら細工
光沢のある黄金色の麦わら細工は、家に美しさと温もりをもたらしてくれるベラルーシの伝統工芸の一つです。
この黄金色の麦わら細工は、人形や動物などをかたどった飾り物の他に、ロシア正教のイコン(聖像画)の額装飾や家具の装飾など、古くから様々な用途に使われてきました。麦わらを編んで作った人形、動物の置物、アクセサリーや、カットした麦わらを木の表面に貼り付けて作られる様々なデザインの木箱などがお土産としても人気です。麦わら細工の製品は形が壊れやすいものもあるので、箱などに入れて持ち運ぶといいでしょう。
美しい塗りとデザインの陶磁器
農業国ベラルーシでは、古くから地域によって形やデザインの異なる陶磁器が作られ、食物の保存や調理、食器などに使われてきました。かつては陶磁器の食器に食べ物や牛乳などを入れた「お弁当」を持って畑仕事に出かけていました。
また、じゃがいもをふんだんに使ったベラルーシ料理は、陶磁器の器に入れてペチカと呼ばれるかまどで調理すると、格段に美味しくなると言われています。今でも、ベラルーシのオーブン料理には陶磁器の食器が欠かせないほか、カラフルなティーセットなども日々の食卓を彩る食器として人気が高いです。手触りがよく美しい塗りとデザインの陶磁器や、様々なデザインの焼き物の飾りなどもお土産にいかがでしょうか。
ソ連時代から変わらないデザインのチョコレート菓子
ベラルーシには約100年の歴史を持つ有名な2つのチョコレート工場「コムナルカ」と「スパルタク」があります。スーパーや直営店で、小包装されたチョコレートを量り売りで買うことができます。種類が豊富であり、また、種類によって包装の色やデザインがすべて異なっています。
「アリョンカ」と呼ばれるスカーフをかぶった女の子の絵や赤ずきんちゃん、動物の柄など、ソ連時代から変わらないレトロな感じのデザインも多く、見ているだけでも楽しくなります!とにかく種類が多いので、選ぶのも楽しく、お土産にもきっと喜ばれます。お土産やプレゼントに、ベラルーシの民族衣装や国のシンボル、観光名所などをデザインした箱入りのチョコレートも人気があります。
ベラルーシのシンボル雑貨専門店「シンバル.BY」
ベラルーシの様々なシンボルをデザインした雑貨の専門店です。店の名前「シンバル」は、ベラルーシ語で「シンボル」を意味しています。
人気商品は、Tシャツ、マグカップ、布バッグで、時計や財布、携帯ケース、アクセサリーなど、種類も豊富でおしゃれなデザインが特に若者に人気です。ベラルーシ旅行の記念に、友達へのお土産だけでなく自分へのお土産としてもおすすめです!
サイト:https://symbal.by/
営業時間:10時〜20時(年中無休)
まとめ
今回はベラルーシのお土産をご紹介しました。ベラルーシの代表的なお土産といえば、リネン製品、麦わら細工、陶磁器、そしてチョコレート菓子です。ミンスクの市内中心部には、ベラルーシの様々なシンボルをデザインした雑貨の専門店もあります。町には独立した土産物店の他、デパートの土産物売り場、市内のスーパーにもちょっとしたお土産コーナーが設けられていることが多いです。また、町中でよく見かける売店のキオスクにも、よく見るとお土産物が置いてあります。
町の観光のついでにお土産を選んでもいいし、お土産を探しに町を散策するのも、また旅行の楽しみの一つですね!
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Tamasan
- ベラルーシの首都ミンスクで夫と猫と暮らしています。「ベラルーシ愛」では誰にも負けない自信あり。