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誰もが憧れる東北を代表する山の宿、4つの泉質が楽しめる冬の乳頭温泉・鶴の湯へ!
乳頭温泉は秋田の田沢湖高原の奥、千達川沿いに点在する7湯の一軒宿の総称。
今回はその中でも、ポスターなどでよく目にする、圧倒的な人気を誇る「鶴の湯」へ行ってみた!建物の素朴さや、かまくらが映える雪の時期!
目次
いざ「鶴の湯」へ
新幹線で田沢湖を下りると、乳頭温泉行のバスが出ている。鶴の湯だけは途中から分かれたその分岐点の先にある一軒宿。ほかの宿よりかは、ポツンと離れている。
近代的な透明ガラスの田沢湖駅より出発!
駅の中には地形の模型があり、日本一深い田沢湖と乳頭温泉の位置関係が分かる。赤い印が密集しているあたりが乳頭温泉。ちなみに日本一の強酸温泉はこの模型でいうと遥か北に位置する。
路線バスの「アルパこまくさ」より、鶴の湯専用バスに乗り継ぎ、宿に到着!
この景色のお出迎えだけで、感激してしまう!秘湯ムード漂います!
暗くなるとまた違った演出をしてくれます。
夜になるとかまくらにローソクが!とてもいい感じです!
まずはフロントへ。時間帯によっては宿泊客と日帰り客の対応で混むことも!
玄関先には、冷たい飲み物が川の水で冷やされている。夏は良さそう!
鶴の湯の温泉に入ってみる
温泉は、大きく分けて3か所ある。
鶴の湯
一番有名で広い、混浴の露天風呂鶴の湯!それに付随して男性側に内湯の「滝の湯」、女性専用露天と「中の湯」がある。
男性側の脱衣所がこちら。
男性側の内湯。少し青みがある素敵な白いにごり湯!
そして外に出ると「鶴の湯」が!時間帯に関係なく24時間混浴露天風呂となっている。
入ってすぐ「姫の通り道」があるので、男性は留まらず奥の方へと促す看板がある。
一番奥には竹の湯口がある。
もしも雨や雪の時も、屋根があるので安心。足元湧出というのも素晴らしい!
太白の湯
お次は、男性用の白湯、黒湯、併設している女性用露天・太白の湯へ。
L字型になっている。
脱衣場。入って奥が白湯、左が黒湯。白湯。わりと広い浴槽になっている。
こちらが黒湯!
別名、子宝の湯ともいわれている。
内湯
そして建物の中、本陣にある内湯も!
こちらには秘湯のシャンプー類が置いてあります。
白湯の分析表です。代表で一枚撮りました!
お楽しみの食事!
食事処の本陣食堂へ。
この日の夕食。
岩魚料理と山菜料理、山の芋鍋もいただける。
山の芋鍋は、セルフでなくなり次第終了!一番乗りで食事処へ行きたい!
お飲み物メニュー。日本酒は宿の方が一升瓶でグラスに注ぎに来てくれる。
こちらが朝食。
温泉のまとめ
館内はこのようになっています。よくわかる平面図がこちら。
館は、湯治棟の2・3号館、本陣、1号館、新本陣・東本陣とあり料金帯が分かれている。ただお湯を楽しむのであれば湯治棟でも十分かと。一万円でおつりがくるコスパの良さ。
冬は深雪でも、宿の長靴でらくらく湯めぐりです。
日本秘湯を守る会に入っているので、また来たい、秘湯をめぐりたいという方はチェックアウト時、宿に方にいうと3年間有効のスタンプ帳をいただける!言わないともらえません。もらわない手なし!
「乳頭温泉郷 鶴の湯温泉」基本情報
- 住所:秋田県仙北市田沢湖田沢達沢
- TEL:0187-46-2139
- 入浴料:日帰り600円
- 泉質:含硫黄‐ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩泉
- HP:鶴の湯温泉
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菅井 圭司(すがいけいじ)
- 温泉ソムリエ(一つ星ダイエット温泉ソムリエ オフ会名誉幹事)
青森県出身 旅好き、温泉好き、お酒好き!旅の力で、世の中楽しく!