世界が認めた椿大国!冬の島旅は【伊豆大島】へいこう

今日ご紹介するのは東京の離島【伊豆大島】です。伊豆大島は東京の竹芝桟橋から高速ジェットで1時間45分でいくことのできる、人口7,000人を超える大きな島です。島のほとんどが富士箱根伊豆国立公園に指定されています。往復に大型フェリーと高速ジェットを組み合わせて、日帰りで行くこともできるお手軽な島です。

ふらっといける伊豆大島、わたしも何度か遊びに行っていますが、今回は今までタイミングが合わずみたことのなかった「椿まつり」を存分に満喫してきました。

冬の期間しか見られない、椿咲き乱れる伊豆大島を徹底リポートします!

目次

大満喫必至!世界が注目する【椿花ガーデン】

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伊豆大島にはたくさんの椿スポットがありますが、ここは唯一の有料スポット!他はほぼ無料で椿をみることができるのに、椿花ガーデンでは830円の入園料がかかります。しかし!!さすが有料なだけあって、ここの椿花ガーデン、とっても満足できるつくりでした。

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わたしは椿に関しての知識が全くないのですが、素人のわたしでも言葉が出ないほど綺麗な椿がたくさん咲いていました。園内の順路はかなり自由度が高く迷路のようになっているため、行ったり来たりしましたがそれも楽しく、美しく咲き誇る椿を見ながらあっという間に時間が過ぎました。

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この椿花ガーデンにはリスとウサギのコーナーがあります。リスは飼育小屋の外からしか見ることができませんが、ウサギの森では1皿100円の餌をウサギにあげることができます。ウサギも抱っこすることはNGですが、可愛くて小さいウサギがぴょんぴょんと近寄ってきたり日向ぼっこする姿は何時間でも見ていられます。

椿花ガーデンまでのアクセスは、伊豆大島にある2つの港(岡田と元町)のちょうど中間地点のため行きやすかったです。園内には約400品種2,000本のきれいな椿を楽しむことができ、早咲きの品種は10月中旬から咲き始めます。ぜひ令和最初の満開椿を見に行ってみてください。

椿花ガーデン

  • 住所:東京都大島町元町字津倍付41-1字
  • 電話番号:04992-2-2543
  • 営業時間:9:00~17:00(季節変動あり)
  • 定休日:水曜日、木曜日(季節変動あり)
  • 料金:大人830円、子供400
  • 駐車場:あり
  • HP:http://tubakihanagarden.com/

高校生が育てた椿を愛でよう【都立大島高校 椿園】

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こちらはなんと高校生が育てた椿をみることのできる椿園!約350種類、1,000本以上の園芸品種、原種を農林科の高校生が管理しています。その歴史は、昭和52年に大島公園からツバキの園芸品種を導入し、挿し木や接ぎ木で増殖させていったそうです。

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実際に教育材料として使われている椿園は世界をみても大変珍しく、2016年には学校の椿園としては世界で初めて『国際優秀つばき園』に認定されました。普段この椿園は学校内の敷地のため入ることはできませんが、伊豆大島椿まつりの時期だけ一般公開をしています。この時期に伊豆大島にお越しの際は、高校生が手塩にかけて育てた立派な椿をみに大島高校へいってみてください。

都立大島高校 椿園

  • 住所:東京都大島町元町字八重の水127
  • TEL:04992-2-1431
  • 駐車場:あり
  • 入場料:無料

雨が降っても泣かないで!椿まつりの本拠地【大島公園】

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大島公園の入り口では、あんこさんの手踊りをみることのできるステージや椿油のお土産を買うことのできる屋台がでている椿祭りの本拠地というべき場所です。

園内には約1,000品種、3,200本の園芸品種と5,000本のヤブツバキが植えられており、敷地面積は7ha、東京ドーム約1.5個分に相当する規模を誇ります。品種数の多さに加えて、温室などの設備も兼ね備えており、世界的に見ても圧倒的な規模の椿園とされています。国際ツバキ協会英国理事のジェニファー・トレハーン氏には「世界一」の椿園との評価をされました【HPより】

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都立大島公園は、2016年に国際的な権威のある『国際ツバキ協会』により、『国際優秀つばき園』に認定されました。伊豆大島からはここまでに紹介した椿花ガーデン、都立大島高校、都立大島公園の3園が同時認定されています。世界が唸った大島の圧巻の椿園、見頃は2〜3月です。寒い冬を吹き飛ばす美しい椿を見に行ってみてください。

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大島公園を訪れた際にぜひ立ち寄っていただきたいのが、隣接する椿資料館です。この資料館では江戸時代の絵巻「百椿図」のレプリカや、大島の古い地層から出土した椿の葉の化石、椿のドライフラワー、椿と関連のある美術工芸品などの展示があります。屋内展示のため、雨が降っても綺麗な椿を見ることができるおすすめスポットです。

  • 住所:東京都大島町泉津字福重2
  • TEL:04992-2-9111(東京都大島公園事務所)
  • 営業時間:椿園は終日開園、椿資料館は8時30分~16時30分
  • 定休日:無休
  • 料金:入園・入館無料
  • 駐車場:あり

島が誇る樹齢300年の大椿【仙寿椿】

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岡田港から車で5分ほどの道路沿いにあるのが、「仙寿椿(苗の平の大椿)」です。道路沿いに看板もありますが、椿の木自体は車を降りて少し小道を入ったところにあります。樹齢は300年を超えているといわれる古木ですが、私が行った時にもとてもきれいな椿を咲かせており、あちこちに紅色の椿が落ちていました。

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島のあちこちで見ることのできる椿の木は2メートル前後の比較的中木なものが多いですが、仙寿椿の樹高は18メートル、幹回り192センチと、かなり見上げないと花が見えないほどの大木です。

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仙寿椿は日本ツバキ協会で優秀ツバキ古木に認定されているうえ、仙寿椿の周りには約200本の椿もあります。他のスポットに引けを取らない綺麗で歴史ある椿をぜひ見に行ってみてください。

まとめ

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いかがでしたでしょうか。伊豆大島の椿はご紹介したスポットだけではなく、道路沿いに椿ロードなるものがあったり、ごはん屋さんのお庭に満開になっていたりとあちこちで見ることができます。夏の海水浴やBBQであふれる雰囲気とは一味違った、冬の日差しが降り注ぎ椿咲き誇る伊豆大島にぜひ遊びに行ってみてください。

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Islander なんばなう

東京都在住の20代女性です。大学は観光学を専攻しました。世界遺産巡りが好きだった母にくっついて、幼い頃から世界中を旅してきました。その反動からか大学時代にコスパよく楽しむ島旅・日帰り1人島旅・贅沢な古民家ハウスへ宿泊する島旅など国内の島旅にハマりました。

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