【東京・虎ノ門】「売っているのは眼鏡じゃない」そんな眼鏡屋さんって知ってますか?

こんにちは!たびこふれ編集部のシンジーノです。今日は、あなたをワクワクする世界へお誘いしたいと思います。

東京都 港区 虎ノ門に100年以上続いている眼鏡店があります。

開店前

開店前の外観です。う~む、ぱっと見、眼鏡屋さんには見えない。。。

ポスター

こんな掲示が貼ってありました。

西島眼鏡店

開店時間の11時になると、木のシャッター(?)が開いて、お店の玄関が見えました。

さて、この西島眼鏡店、いったいどんなお店なのでしょうか・・・?

目次

まるでテーマパークのような眼鏡屋さん

店内

玄関を入ったところから見える風景です。

帽子や雑貨

ん、帽子や雑貨が置いてあります。

おもちゃ

引き出しを開けると、小学生コーナーとしておもちゃが隠れていました。

中学生以上も買えますだって(笑)

まるでミュージアムのような眼鏡屋さん

店内

眼鏡以外のものもたくさん展示してあって、さながら博物館のようです。

本

ニシジマ文庫として本が置いてあります。借りることもできるそう。図書館かっ!

まるでアンティークショップのような眼鏡屋さん

お店の一角にこんなゾーンが。

創業者 西島邦衛さんの写真

100年以上続いている西島眼鏡店の創業者 西島邦衛さんの写真です。ハイカラな方だったんですね。

昔の眼鏡と今の眼鏡

当時から流行っていた一山眼鏡(鼻パッドがない眼鏡)も売っています。大正時代を感じさせます。

検眼道具

大正時代の検眼道具です。

検眼眼鏡

当時はこんなおしゃれな検眼眼鏡があったんですね。

お客さんからの声や写真で埋め尽くされている眼鏡屋さん

お客さんの声

店内には、西島眼鏡店で眼鏡を買ったお客さんのお手紙が所狭しと並んでいました。

たくさんの写真

写真もたくさん。

記念写真

創業100周年を迎えた時に、お客さんと撮った記念写真。こんな眼鏡屋さん、私は見たことありません。

ひとつひとつの眼鏡にはキャッチフレーズがついている

眼鏡を表現するタグ

ひとつひとつの眼鏡には、その眼鏡を表現したタグが付いています。書かれているのは、材質とか機能ではなく、世界観や哲学を感じさせるこのお店独特の表現です。

眼鏡

こんな眼鏡屋さん見たことあります?

眼鏡

眼鏡

このタグを見て、購入を決めるお客さんも多いそうです。

眼鏡

眼鏡

「この眼鏡をかけて●●へ旅する」と誘うメッセージも。こんな眼鏡屋さん聞いたことありません。

自分に合う眼鏡との出会い

キャッチフレーズ

ちなみに私(シンジーノ)は中学生の時から眼鏡をかけています。

顔が大きいので、眼鏡はあんまり自分には似合わないと思って、フレームを選ぶ時は、予算を決めてその範囲内で無難なものを選ぶ、という人生を40年以上も続けてきました。

今回三代目店主の西島達志さんに私に合うフレームを選んでもらいました。

すると「あ・・・似合ってる」眼鏡が似合う私と生まれて初めて出会いました。

そのフレームは奇をてらったものではなく、ごく普通のフレーム。しかし私の顔にぴったり馴染んでいたのです。

西島さんは仰います。

「人の顔にはどこか、いいなぁと感じるところがあります。そのいいなぁと感じるところを活かすにはどんな眼鏡がいいかな、と考えるんです。」

「眼鏡を仕入れる時も同じ。この眼鏡はどんな顔のどこを良くしてくれるかな、と考えながら選んでいます。」

まるで主治医のようですね。

「眼鏡はぁ〜顔のぉ〜、いちぶ〜です〜」というコマーシャルがありましたが、確かに、眼鏡は視力を矯正する道具であるだけでなく「自分の顔の一部」なんだということを改めて知りました。

まるで部室か秘密基地のような空間も

西島眼鏡店には2階があります。

2階

ここには、眼鏡は置いてありません。

デスクといす

デスクと椅子、、、

レコードプレーヤー

なぜか、レコードプレーヤーが置いてあります。右手にはメダカがいる金魚鉢が。ちなみにメダカへの餌やりもできるそうです(1日2回まで。予約制)

コンセントもあって、空いていればワーキングスペースとしても使えるそう。

まるで、部室か、秘密基地みたいな空間です。とても眼鏡屋さんとは思えない。。。

※ちなみに2階は眼鏡を購入した人だけが入ることができます。

おしゃれな電源

電源がまたおしゃれです。

西島眼鏡店で売っているものとは・・・

西島眼鏡店は眼鏡を売っていない、と言いました。

では何を売っているのでしょうか?

私が思うに、眼鏡と共にある"心豊かな世界"を売っているお店だと思います。

お客さんは、眼鏡を買いに来るのではなく、この心地よい世界に浸りに訪れる。

その世界は、決して堅苦しいものじゃない、新興宗教じみてもいない、ワクワク、しみじみ、ほんわか、ウキウキ、そんな嬉しくなる世界なのでしょう。

店内は柔らかい木のぬくもりに包まれていました。そこには三代目店主 西島達志さんの思いが詰まっていました。

このお店について

お店のお引越し

さて、お待たせしました。

創業100年以上の歴史を繋ぐ西島眼鏡店三代目店主の西島達志さん(通称ジーマ)です。

西島眼鏡店 三代目店主 西島達志さん
<西島眼鏡店 三代目店主 西島達志さん>

ん?ちょっと強面?(笑)

いえいえ柔らかく温かい声で語りかける、穏やかな店主さんです。

西島眼鏡店 三代目店主 西島達志さん

カメラを向けると、こんなひょうきんなポーズもサービスしてくださいました。

西島眼鏡店 三代目店主 西島達志さん

ちなみにジーマさんは学生時代アメリカンフットボールをやっていたそうで、お店には使いこまれた当時のヘルメットが置いてありました。

アメリカンフットボールのヘルメット

そして店内にはこの検定合格証書がありました。

一級技能検定取得証明書

一級技能検定をなんと100点で合格されました。

カケテクマスター

西島眼鏡店で眼鏡を買うと、眼鏡の優れた掛け方、通称「カケテク」をジーマさんが伝授してくれます。

そして更に「カケテクマスター制度」というのがあるそうです。

カケテクマスターとは、眼鏡の掛け方のプロ(眼鏡が長持ちする掛け方をすることができ、且つその所作が美しい人)をジーマさんが審査、認定するのだそうです。(現在カケテクマスターは3名だそうです)

最後に

さあ、眼鏡を売っていない眼鏡店、どんなふうに感じられたでしょうか。

西島眼鏡店はとても深い世界を創り出しています。

ここでご紹介した内容はそのほんの一部です。すべてを表すことはできていません。

西島眼鏡店に興味を持たれたら、ぜひお店のドアを押してみてください。

ワクワク、ドキドキ、じんわり、しみじみ、サプライズに溢れたジーマワールドがお迎えしてくれることでしょう。

※小さなお店です。飛び込みで訪問しても構いませんが、お客さんと接客中の場合、お相手することができません。できれば事前に予約をして訪れることをオススメします。

そうしたらジーマさんが、博物館の学芸員さんよろしく、優しい笑顔で丁寧にこのワールドを案内してくれることでしょう。

大正八年創業 西島眼鏡店

  • 住所:〒105-0001 東京都港区虎ノ門2-5-2
  • TEL:03-6205-4050
  • 営業時間: 11:00~18:00(土曜日のみ11:00~17:00)
  • 定休日:日曜、祝日、月曜
  • 公式サイト:西島眼鏡店
  • 公式SNS:X(旧Twitter)

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シンジーノ

3人娘の父で、最近は山歩きにハマっているシンジーノです。私は「お客さまが”笑顔”で買いに来られる商品」を扱う仕事がしたいと思い、旅行会社に入って二十数年。今はその経験を元にできるだけ多くの人に旅の魅力を伝えたいと“たびこふれ”の編集局にいます。旅はカタチには残りませんが、生涯忘れられない宝物を心の中に残してくれます。このブログを通じて、人生を豊かに彩るパワーを秘めた旅の素晴らしさをお伝えしていきたいと思います。

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