モロッコでは誰もがカメラマン!圧巻のサハラ砂漠に青の街シャウエン、映画の舞台アイトベンハッドゥなどに魅了されました!

目次

モロッコはどんなところ?旅の魅力は?

モロッコはアフリカ大陸の北西端に位置するため、遠くて怖い国と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はスペインからジブラルタル海峡を挟んでわずか14kmの距離にあるのでヨーロッパにとても近いのです。また、近年日本でもテレビCMで採用された青い街シャウエン。ビタミンE豊富のアルガンオイルや手作りの可愛い皮革製品「バブーシュ」、金属細工のインテリア用品なども人気で女子旅にも注目されている国です。今回特に私が印象に残った観光地をご紹介します。

日本人がイメージする砂漠はここ!世界最大級のサハラ砂漠へ!

早朝、エルフードの宿泊ホテルから6人ずつ4WDに乗車し、メルズーカ周辺のサハラ砂漠へ。早朝はかなり冷え込むので厚着は必須です。私は頭と口を覆うためのスカーフ、手袋、薄手の長袖を2枚、セーター1枚、その上に風を通さないウインドブレーカーを着ていきました。

写真1.jpg
<暗闇の砂漠をラクダで出発。漆黒の空が徐々に明るくなります>

4WDを降車するのはラクダステーション。そこにはお手洗いがあるので必ず済ませてから日の出鑑賞スポットに移動しましょう。鑑賞スポットまでは徒歩で片道約20分、真っ暗なので懐中電灯で足元を照らしながら進みます。折角ならラクダに乗るのがおすすめ!

【ラクダ料金】

  • 5,000円/45ドル/40ユーロ/400ディルハムのいずれか。

写真2.jpg

遥か彼方の地平線から昇る朝日に感動。幻想的な写真が撮れます。

写真3.jpg

写真4.jpg

ラクダに乗って影を撮影!

写真5.jpg

最後は晴天の中写真を撮影。

ラクダ引きは4頭に1人付くので安心ですが、ラクダに乗り降りする際は大きく揺れるので落下しないように取っ手にしっかり掴まりましょう。

写真映えスポット!まるで絵本の世界!青い街シャウエンへ

日本でも雑誌やCMなどで話題になり、日本からの観光客も増加しているシャウエン。正式名称はシャフシャウエンですが、モロッコ人も略してシャウエンと呼んでいるようです。なぜ青いのかとガイドのアミンさんに尋ねると「イスラムの神聖の色が青」、「春になると緑が増えるので虫よけの為」など色々な諸説があるそうです。

写真6.jpg

シャウエンを一望できる写真スポットにて。

写真7.jpg

本当に青かった!幻想的な青の世界!

写真8.jpg

青の街にはオレンジの木も映える!立ち寄れば是非オレンジジュースもご賞味あれ。

写真9.jpg

町の中心ハマム広場にはカフェやレストランが立ち並ぶ。

まるで映画の世界!世界遺産アイトベンハッドゥ!

マラケシュからアトラス山脈を越え美しい要塞都市アイトベンハッドゥへ。北アフリカで最も標高が高い峠ルート2,260Mを通過するため、しっかり整備されていない道もあり、酔いやすい方は注意が必要。アイトベンハッドゥは日干し煉瓦造りの要塞化された集落「クサル」の1つで、モロッコで一番美しい村と称されています。ここは敵が侵入してきた場合でも身を守れるように、村の中はかなり入り組んでいます。足場も悪いので注意して下さい。

写真10.jpg

集落まで200mほどの橋を渡ります。

写真11.jpg

橋を渡るとお土産屋さんが立ち並びます。

写真12.jpg

足場が悪いので注意。

写真13.jpg

頂上からの景色。

写真14.jpg

下りは特に滑りやすい。

アイトベンハッドゥは有名な映画の舞台にもなっており、異国情緒溢れる観光地です。是非足を運んでみてください。

モロッコのアルハンブラ宮殿!?マラケシュの見どころを紹介

マラケシュは第4の都市と言われ、アトラス山脈からサハラ砂漠に続く南部の中心地です。マラケシュというとジャマ・エル・フナ広場が有名です。

写真15.jpg

カフェから望むジャマ・エル・フナ広場。

写真16.jpg
<カフェ>

写真17.jpg
<ミントティー>

広場を見渡せるカフェで名物のミントティーを飲むのもおすすめです。かなり甘いですが、疲れた体にはしみます。

写真18.jpg
<ジャマ・エル・フナ広場>

写真19.jpg
<ジャマ・エル・フナ広場>

ジャマ・エル・フナ広場は屋台や大道芸で賑わい、これから暗くなると多くの人が集まってきます。今回は明るい時間だったので空いていてゆっくり見ることができました。

写真20.jpg
<バヒア宮殿入口>

マラケシュはジャマ・エル・フナ広場だけでなく、バヒア宮殿もおすすめです。

写真21.jpg
<豪華なお部屋が立ち並ぶ>

バヒア宮殿は19世紀後半に大宰相の私邸として建てられた宮殿で広大な庭園に4人の妃と24人の側室の部屋を配した豪華な建物です。

写真22.jpg
<天井がきれい>

写真23.jpg
<先ほどみた部屋とまた違って天井がきれい>

写真24.jpg
<ムーア様式の庭>

華やかな内部のタイル、天井や壁の彫刻が素晴らしく、特に4人の妃の部屋を見比べるのが面白いです。ムーア様式の庭はおすすめの写真スポットです。

食べ過ぎ注意!バラエティ豊かでおいしいモロッコ料理

モロッコの料理ってどんなもの?食も旅行の楽しみの一つですよね。モロッコ料理は先住民の砂漠の民ベルベル人によるベルベル料理が基になっていて、その後に入ってきたアラブ・ペルシャ・トルコなど周辺からの影響を受け、現在の形になったといわれています。モロッコといえばタジン鍋のイメージですが、肉、魚、野菜などの食材が揃っていてバラエティ豊かです。今回現地で食べてきた料理を紹介します。

写真25.jpg
<キョフテタジン>

肉団子と卵をタジン鍋で煮込んだモロッコの名物料理。お肉がピリッとスパイシーですが、卵でまろやかになります。

写真26.jpg
<モロッコ風春巻きブリワット>

パリパリとした春巻きの皮でスパイシーな合いびき肉を包み揚げたもの。日本人には食べやすい。

写真27.jpg
<クスクス>

モロッコと言えばクスクス。粒状の最も小さい形のパスタにチキンや魚などがトッピングされた料理。

写真28.jpg
<ハリラスープ>

ハリラスープはモロッコ人にとって母の味。日本人の味噌汁のようなもの。イスラム教のラマダン(断食)明けに食べるスープとして有名で、野菜や豆などを煮込んだ優しいスープ。

写真29.jpg
<マスのグリル>

アトラス山脈を抜け、フェズに向かう途中にミデルトという町があり、川魚とりんごが名物。ここではマスのグリルを賞味。少し薄味だが、レモンをかけてさっぱり。

雑貨の宝庫と言われるモロッコのお土産を紹介

写真30.jpg
<アルガンオイル>

アルガンオイルはモロッコにしかないアルガンから作られるビタミンEたっぷりのオイル。マラケシュ~アイトベンハッドウへの道中に有名なお店があります。食用のサボテンオイルもあり、日本で購入するよりも安価です。運ぶ途中に容器から漏れることもあるので、密封の袋を持参していくことをおすすめします。

写真31.jpg

金属細工のインテリア用品やカラフルなランプシェード、ミントティーポット(フェズ)。

写真32.jpg
<陶器>

写真33.jpg
<お茶碗>

タジン鍋などの陶器類、ミニタジン鍋は小物などにもぴったり。私は青と白のベルベル模様のお茶碗を購入しました。

写真34.jpg
<皮革製品の専門店>

写真35.jpg
<バブーシュ>

フェズ川のほとりにある、なめし革職人地区へ。バック、靴、コート、小物などの皮革製品の専門店が立ち並ぶ。革独特のにおいが強烈なため、渡されたミントの葉をかぎながら見て回る。私は外履きでも使えるバブーシュを購入しました。

写真36.jpg
<バラ製品店>

以前、日本のテレビでも紹介されたバラ製品のお店。バラの町「ケレアメグーナ」にあります。ローズウォーターはばらまきのお土産におすすめです。

写真37.jpg
<アンモナイト>

ワルザザートに化石工場があるのでこちらにも立ち寄り。男性に大人気。

最後に

異国情緒に浸りたいならモロッコがいちおし!モロッコで遭遇した親子が川で洗濯をしている光景がどこか懐かしく、温かい気持ちになり今でも印象に残っています。まだまだ紹介しきれなかったモロッコの魅力、是非ご自身で足を運んでみてください。

モロッコ」に興味わいてきた?あなたにおすすめの『モロッコ』旅行はこちら

※外部サイトに遷移します

Related postこの記事に関連する記事

Rankingモロッコ記事ランキング

ランキングをもっと見る

この記事に関連するエリア

この記事に関連するタグ

プロフィール画像

きこ

旅行会社に勤務する30代です

Pick upピックアップ特集

全国の動物園&水族館 徹底取材レポート特集!デートや家族のおでかけなど是非参考にしてみてください♪

特集をもっと見る

たびこふれメールマガジン「たびとどけ」
たびこふれサロン

たびこふれ公式アカウント
旬な情報を更新中!