クルーズだからこそ楽しめる、アラスカの魅力を見つけてきました!グレーシャー・ベイの氷河などはクルーズならではです!

こんにちは!今回私は2019年9月7日〜9月14日まで、7泊8日のアラスカクルーズへ行ってきました!

アラスカクルーズのシーズンは5月〜9月上旬頃と言われていますが、実際その通り、今回私が乗った船「ルビー・プリンセス」も、このアラスカクルーズを最後に、ロサンゼルス、ハワイなどに寄港し、ニュージーランドまで航海するとのことでした。また、シーズンオフということで、寄港地でもお土産品の売り尽くしセールが開催されていました!

さて、今回はタイトルにもあるように、クルーズだからこそ楽しめるアラスカの様々な魅力についてご紹介します♪

ルビー・プリンセスについては、上記の動画および下記の公式サイトをご覧ください。

>>>ルビー・プリンセスほかプリンセス・クルーズ社のスーパー・グランド・クラスについて詳しくはこちらから(公式サイト)

目次

アラスカクルーズの寄港地1. ジュノー

まず1つ目の寄港地はアラスカの州都「ジュノー」。

町の中心を流れる川の中からその昔、金塊が見つかったことからアラスカの第一次ゴールドラッシュ時代が始まりました。

現在はアラスカの政治の中心地として栄えています。

>>>「ジュノー」について詳しくはこちらから(アラスカ州観光局)

【ジュノーの見所】メンデンホール氷河

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ジュノーへ寄港すると欠かせないのが、車で約20〜30分程の場所にある「メンデンホール氷河」です。

全長19km、幅0.8km、ジュノー氷原からメンデンホール湖まで広がり、1700年中期からゆっくりと後退し続けています。

今回は、船内で申し込み(または事前にも予約可能)をする寄港地ツアーへ参加しましたが、バスが到着した場所から氷河が綺麗に見られる場所までは、徒歩5分ほどで行くことが可能です。

また、より近くで氷河を見たいという方は、30分ほど歩くと絶景ポイントまで行くことができます。

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<メンデンホール氷河とナゲット滝>

写真では分かりづらいですが、滝の奥に氷河があります。この滝はナゲット滝と言って、氷河が溶けた水が滝になって流れているとのこと。

崩落は見られませんが地球温暖化の影響を感じてしまいますね・・・。

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<木に登っているリスが見られました(写真中央)>

道中では、もしかすると野生動物が見られるかもしれません。時間があれば歩いてみるのもオススメです♪

私はとてもかわいいリスを見ましたが、人に慣れているのか全く逃げず、ずっと何かを食べていました、、、。

【ジュノーの見所】ホエールウォッチング

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ホエールウォッチング船

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<ホエールウォッチング船内2階>

4月〜11月のインサイドパッセージ海域(※)では、子育てのため活動的なクジラが見られます。

(※)インサイドパッセージとは、スキャグウェイからバンクーバーまでの約1,600kmの内海航路のこと

その北に位置するジュノーでも、クジラをはじめとする野生生物を見ることが出来、ジュノーからホエールウォッチングの船がたくさん出ています。

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<クジラを見られました!>

アラスカクルーズの醍醐味は、やはりクジラなどの野生生物が見られること。わざわざホエールウォッチングに参加しなくても、クルーズ船からも見られることもあります。

ですがやはり遭遇率が違いますし、ホエールウォッチングだととにかく近いです!クジラを探してはエンジンを止め、その動きを見静かに守ります。

ホエールウォッチング アザラシ?アシカ?.jpg
<アザラシ?か、アシカ?も見られました>

また、今回は帰り際にシャチの群れに遭遇したのですが、船の専属ガイドさん曰くシャチの遭遇率はとても低く、奇跡的とのこと!スピードが速く追いつけず、良い写真が撮れませんでした。。。

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ホエールウォッチング船内

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<サーモンの乗ったクラッカー>

クジラを待っている間は、お水、コーヒー、紅茶とミニドーナツは無料で、途中サーモンの乗ったクラッカーも配られました。

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<双眼鏡とマップ>

各席に2つずつくらい双眼鏡とマップも置かれていますので、忘れてしまっても大丈夫!

トイレもありますので、快適にホエールウォッチングを楽しめます♪

アラスカクルーズの寄港地2. スキャグウェイ

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スキャグウェイの街並み

ゴールドラッシュで生まれた町スキャグウェイでは、金を掘り当てようと次々と人が集まりました。

そのため当時は犯罪が絶えず、そんな中でもとりわけ悪名高かった「ソーピー・スミス」が今でも町のいろいろなところで銅像として見られます。

彼はこの町を自分のもののように扱い、人々からお金を巻き上げたそうです。

しかし、ゴールドラッシュのブームと共にこの町も急速に衰え、人口も当時の2万人から、今では800〜1,600人ほどまで減ってしまったそうです。

スキャグウェイの街並③.jpg
スキャグウェイの街並み

スキャグウェイは、アラスカの中で最も当時の雰囲気を残す町と言われ、まるで西部劇のよう。大きな町ではないので、十分楽しめます♪

>>>「スキャグウェイ」について詳しくはこちらから(アラスカ州観光局)

【スキャグウェイの見所】ホワイト・パス&ユーコン鉄道

港横から出発する列車.jpg
<港の横から出発するホワイト・パス&ユーコン鉄道>

スキャグウェイとカナダのユーコンを結ぶ景観鉄道である「ホワイト・パス&ユーコン鉄道」。

下船してすぐの場所から昔ならではの形をしたディーゼル機関車に乗ります。

ホワイトパス&ユーコン鉄道車内.jpg
<ホワイト・パス&ユーコン鉄道の車内>

ホワイトパス&ユーコン鉄道 アメリカ・カナダ国境.jpg
<ホワイト・パス&ユーコン鉄道 アメリカ・カナダ国境>

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<ホワイト・パス&ユーコン鉄道 橋>

標高873mのホワイトパス山頂まで、ゆっくりと変わり行く景色を楽しめます。

ホワイトパス&ユーコン鉄道 外からの景色.jpg

1898年に着工し、約1年をかけてホワイトパス頂上までを数々の困難を乗り越え建設されたこの鉄道は、当時西半球で最北の鉄道でした。

進行方向右側の崖を沿って走る列車は、左側からの景色が最高です!

【アラスカクルーズのハイライト】グレーシャー・ベイの氷河を観賞!

ここからは、寄港地ではなくクルージングでの魅力をお伝えします。それは、アラスカクルーズに欠かせない「グレーシャー・ベイ国立公園」です。

グレーシャーベイ航海日の朝.jpg
<グレーシャー・ベイ航海日の朝>

前日の船内新聞を見て、大体何時にどの辺りを通るかがわかるので、それに合わせて早起きをして楽しむのが醍醐味です♪

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グレーシャー・ベイ

グレーシャー・ベイ国立公園の入り口、バートレット・コーブ(入江)ではクジラが多く生息します。目を凝らして海を眺めましょう♪

ここから、パークレンジャーがクルーズ船へ乗船し、この後のグレーシャー・ベイ運航の実況解説が始まります。

世界遺産にも登録されているこのグレーシャー・ベイ国立公園は、今ではこのようにクルーズ船が入り込めるような湾ではありますが、わずか250年前までは全て氷河に覆われていたそうです。

今ではその巨大な氷河は北へ後退し、湾には小規模な氷河海岸が10箇所ほど残るのみです。

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<グレーシャー・ベイ氷河>

クルーズ船が止まる、ハイライトの氷河は2か所あります。マージェリー氷河とランプルー氷河です。

左舷側から約20分間停泊、その後、船体を180度回し右舷側からも見られるよう操縦してくれます。

静寂の中、氷河が崩落する瞬間を待ちます。ただし、必ずしも見られるというわけではなく、、、今回は見られませんでした...。

しかし、崩落は地球温暖化によるもの。見られない方が地球にとっては良いのかもしれませんね。

グレーシャーべイと航跡.jpg
<グレーシャー・ベイと航跡>

>>>「グレーシャー・ベイ国立公園」について詳しくはこちらから(アラスカ州観光局)

アラスカクルーズの寄港地3. ケチカン

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<ケチカンの街並み>

アラスカ最南端の町「ケチカン」では、先住民族のクリンキット族が狩猟生活を送っており、ケチカンとは彼らの言葉で「羽を広げた鷲(ワシ)」という意味です。

ここでもその昔、金が見つかり、ゴールドラッシュ時代には栄えていました。以降は漁業・林業が栄え、現在ではアラスカ州第4の都市となっています。

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トーテムポール

町には先住民族の名残、トーテムポールが多くあり、サーモンも生息する川の上にたくさんの家々が並びます。

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<ケチカンの街並み>

こちらはほとんどがお土産屋さんとなっており、手芸品やおしゃれな雑貨が並びます。

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ケチカンのスモークサーモン屋さん

また、港付近にもたくさんのお土産屋さんが並び、サーモンやチョコレートなどの食べ物からTシャツや雑貨まで全て揃っています。

>>>「ケチカン」について詳しくはこちらから(アラスカ州観光局)

【ケチカンの見所】アラスカ木こりショー

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可愛い木こりさんをイメージしてしまいますが、実は大きな斧を持った屈強な木こりさんたちの戦いです。

アメリカチーム、カナダチームにわかれ、丸太の早切りや斧投げ、木転がし、木登りなどで勝負をします。

客席もそれぞれ座る場所によってアメリカチーム・カナダチームに分けられ声援、時にはブーイングをしつつ楽しみます。

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こちらまで斧が飛んでこないかハラハラしますが、客席も一体になって応援し、一種のスポーツ観戦のよう。

英語がわからなくても雰囲気だけでも楽しめます♪

クルーズだからこそ楽しめるアラスカの旅へ是非!

今回は、クルーズだからこそ楽しめるアラスカの魅力と題して、主要な寄港地をご紹介しました。

グレーシャー・ベイの氷河を始め、ジュノーなどは陸路がほぼなくクルーズでないと滅多に行けません。

また、バルコニーのお部屋に泊まる必要はありますが、自分の部屋から氷河を見るなんて経験はクルーズでしかできません!

野生生物や氷河などの自然に包まれたアラスカの海を航海しながら、その海沿いの町それぞれの歴史を感じられるとてもゆったり落ち着いたクルーズが楽しめます。

日々の喧騒を忘れ、ぜひアラスカクルーズに参加してみてはいかがでしょうか。

>>>ルビー・プリンセスほかプリンセス・クルーズ社のスーパー・グランド・クラスについて詳しくはこちらから(公式サイト)
>>>アラスカクルーズのツアー情報などはこちらから(阪急交通社)

関連記事:ルビー・プリンセスでのアラスカクルーズに関するその他の記事はこちら!

※編集部註:本記事は2019年12月に公開しましたが、2021年5月に一部修正をしています

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