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【チリ】南半球で天体観測!星を見に行こう

記事投稿日:2020/02/09最終更新日:2020/02/09

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星を見ることがありますか?日本の都会では明るすぎて、なかなか星を堪能することはできませんね。

私はチリに住んで、夜空を見上げる習慣ができました。

星が瞬いている夜、天の川がばっちり見える夜、月の明かりで影ができる夜など夜空を楽しむことは、人生を豊かにしてくれると思います。今回は天文観測をテーマに書いてみたいと思います。

目次

南半球の夜空はどんな感じ?

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北半球の星座といえば、北斗七星でしょうか?

南半球では南十字星!チリでは季節によって少し場所がかわりますが、一年中見ることができます。

もちろん、北斗七星や北極星は見ることができませんが、オリオン座やさそり座はチリの空でも輝いています。ただし、季節は逆!日本では冬の星座の代表オリオン座が、チリでは夏の星座です。そして日本では夏の星座のさそり座がチリでは冬空に輝いているのはちょっと変な感じですね。

それから、月の見え方も違います。三日月は、日本で見える月とは反対側に欠けていますし、満月に見える餅をつくうさぎ?の模様も逆さまです。

同じ月をみているのですが、見ている人の位置が違うと、そう見えるんですね。(そして北半球では一般的に「南向きの部屋」が日当たりが良いですが、南半球では「北向きの部屋」が日当たりが良いです)

天文観測にぴったりの気候「北部チリ」

チリの北部アタカマ砂漠に、アルマ天文台があるのを知っていますか?

日本や欧米諸国との協力によりできた世界最大級の天文台がどうしてチリにあるのかというと、気候と地形が天文観測にぴったりだから。

アタカマ砂漠の平均的な標高は2,000m。大気揺らぎや水蒸気を嫌う天文観測に適した地なのです。このためハワイ島マウナケア天文台群に並ぶ世界的な天文観測拠点として、宇宙の謎の解明に向けた研究が行われています。

ママジュカ天文台に行ってみよう

アタカマ砂漠まで行かなくても、星を堪能できます。

首都からバスで北上すること6時間半(国内線で1時間弱)第4州の州都ラ・セレナに到着します。

第4州は、ブドウやミカンの栽培が盛んなところで、内陸部は、一年のうち360日は青空!雨が降るのは冬の時期の数日です。私は2年間、協力隊員として第4州内陸部の小さな村に住んでいましたが、朝は曇っていても、気が付けばぎらぎらの太陽が顔を出し、夜は毎日星がきれいでした。

さらに第4州は、星が見やすいように街路灯は蛍光灯ではなく黄色い光になっています。

第4州にはいくつか天文台がありますが、観光客にとって一番メジャーなのがママジュカ天文台です。天文台はビクーニャという小さい街の郊外にあって、ラ・セレナからツアーで行くのが一般的です。

ツアーは夕方、ラ・セレナの街を出発し、1時間弱でビクーニャに到着。

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なぜか日本語でも平和が祈られていました。ビクーニャで20分ほど休憩時間があり、スナックが配布されます。

その後、街を出発して小高い丘を登っていくと、ママジュカ天文台に到着。

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まずは、プラネタリウムで星の観察ポイントを教わります。それからガイド(英語かスペイン語)とともに、大小4つある望遠鏡を使って天文観察をします。星や月に関する様々な疑問にも丁寧に答えてくれます。

気を付けたいのは月の大きさ。満月が近いと、月明かりで星がはっきり見えません。月を楽しむには良いですが、星の観測がメインなら月齢や月が出る時間をチェックしてツアーに参加した方が無難です。

それから、ツアー時間は季節によって違います。チリの夏の日没は遅く、サマータイムもあるので、暗くなりはじめるのは21時近く。暗くなって天体観測ができるのは22時くらいなので、観測が終わってラセレナの宿に戻れるのは深夜になります。冬であれば、7時くらいには暗くなるので、日が変わらないうちにホテルに帰れます。

ママジュカ天文台から、さらに内陸に1時間、コチグアスという村に、小さな天文台があります。

コチグアス周辺は、クオーツの産地なので、エネルギーが強い土地だと言われています。そのせいでしょうか?コチグアスの天文台で見た星の輝きや、星座「スバル」、星雲の数々は忘れられません。  

アタカマ砂漠で天文観測

チリの有名観光地の一つ、サンペドロ・デ・アタカマ

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世界で一番渇いている砂漠と言われるアタカマ砂漠にある国際的天文研究所アルマ(ALMA)。ALMAには一般見学に開放されている施設があります。

しかし、見学は昼間なので、星を見ることはできません。

そこで、おすすめは、このツアー

ここでは、星座ツアーの他に、天体望遠鏡の貸し出しもしています。

併設のロッジは、伝統的な土壁作りで素朴ですがとても居心地が良いです。目の前に広がる地平線+アンデス山脈の夕暮れの空のグラデーションの美しさは圧巻。天体観測と同じくらい思い出に残るはず。

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今回はチリの魅力の一つ、天体観測についてお伝えしました。昼間も夜も楽しめるチリ、遊びにきてみませんか。

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記事投稿日:2020/02/09最終更新日:2020/02/09

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