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リスボンの1日観光モデルコースを解説!初めてならジェロニモス修道院は行くべき!

記事投稿日:2019/12/13最終更新日:2019/12/13

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近年、日本人旅行者からも観光地として人気が高まってきたポルトガル。ここには素敵な景色やおいしい海鮮料理、かわいいお土産、過ごしやすい気候など、旅行先にぴったりな要素が詰まっています。この記事では、ヨーロッパ大陸最西端の首都リスボンの観光スポットを1日で効率良くまわりながら、最大限に楽しむモデルコースをご紹介。

今回ご提案するモデルコースは、大航海時代の面影を残すベレン地区や、繁華街であるバイシャ地区、昔ながらの生活感あふれるアルファマ地区を中心にめぐるプランです。ポルトガルの世界遺産を観光したりグルメを堪能したり、お土産も買って......と、盛りだくさんの1日になるコースを考えてみました。

なお、このモデルコースのように1日(または2日)で観光地をまわる際、公共交通機関の乗り放題に加え、いくつかの観光地が無料・割引になる「リスボアカード」というカードを持っているとお得になる場合がありますので、購入を検討してみることをおすすめします。

目次

1. 8:00 ホテルを出発〜8:50 朝食:パスティシュ・デ・ベレン

まずは、ポルトガルの大航海時代の栄華が垣間見られる、歴史的なベレン地区へ向かいます。

電車または路面電車(市電)であるトラムで行くことができますが、トラムで行く場合は身の回りの貴重品管理に注意してください。観光客が多く乗るトラムの車内や、停留所でのスリ被害が多発しています。

リュックに財布を入れない、またはリュックは前に抱える、大きな額のお札を持ち歩かない、財布は3箇所に分ける、など工夫が必要です。

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朝食はナタ(エッグタルト)で決まり!

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<パスティシュ・デ・ベレンのできたてのナタ。撮影:メイ>

ベレン地区へ来たら、ポルトガルで一番おいしいナタが食べられると評判の老舗、パスティシュ・デ・ベレンで朝食を食べましょう。ナタは、日本でも一時期流行したポルトガル名物のエッグタルトのこと。サクサクのタルト(パイ生地)に乗っかった、とろとろのカスタードと対称的な食感が特徴の、比較的安価で気軽に楽しめるデザートです。

かつてジェロニモス修道院で作られていた作り方と配合を、今も守って作られるパスティシュ・デ・ベレン秘伝のナタは、他のナタ専門店とは確かに味が違います。卵の味が濃く感じられ、甘さ控えめなカスタードと、高温焼きで非常に薄く、何層にもなったパリパリのタルト(パイ生地)。

お店はいつも混み合っているので、できたての温かいものが食べられることもおいしさに関係しているのでしょう。筆者もポルトガル滞在中、20種類近いナタを食べて味比べをしましたが、ここがダントツでおいしかったです。

パスティシュ・デ・ベレンには、2つの行列ができています。持ち帰り用レジの列と、店内で食事をするための列です。店内で食べる場合は席数が多く回転も早いので、思ったよりも長時間待つことなく席につくことができます。店内には、ナタを作っているところをガラス越しに見られる場所があるので要チェック!

  • 予想滞在時間:1時間
  • 予算:パステル・デ・ベレン(ナタ)1.1ユーロ
  • 次の移動にかかるおおよその時間:5分

基本情報

  • 名前:パスティシュ・デ・ベレン(Pasteis de Belem)
  • 住所:R. de Belém 84 92, 1300-085 Lisboa
  • 営業時間:8:00〜23:00
  • 休業日:12/24、12/25、12/31、1/1
  • HP:https://pasteisdebelem.pt/en/

2. 10:00 ジェロニモス修道院

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<ジェロニモス修道院:Photo by Amanda Yeung on Unsplash

パスティシュ・デ・ベレンからほど近いところにある、世界遺産のジェロニモス修道院は、完成に300年を費やした大航海時代の大作です。ヴァスコ・ダ・ガマとエンリケ航海王子の偉業をたたえ、また今後の航海の安全を祈願して、マヌエル1世の命により1502年に着工されました。

大航海時代の海外交易で得た富をつぎ込み、壮大で豪華な内装に圧倒されます。一番の見どころと言われているのは、繊細な彫刻で覆われている回廊。修道院内にはロープ・貝・珊瑚・鎖など、大航海時代を象徴するモチーフの彫刻を見ることができます。その完成度の高さから、過剰とも言える装飾を特徴とするマヌエル様式の最高傑作と言われています。

併設のサンタ・マリア教会には、ヴァスコ・ダ・ガマと、詩人であるルイス・カモンイスの石棺が安置されています。この教会を支えているのは、ヤシの木をモチーフに作られたと言われる柱で、その表面にも細かな彫刻で埋め尽くされています。

  • 予想滞在時間:2~3時間
  • 予算:入場料10ユーロ※リスボアカードで無料、併設のサンタ・マリア教会のみの見学は無料
  • 次の移動にかかるおおよその時間:5分

基本情報

  • 名前:ジェロニモス修道院(Mosteiro dos Jerónimos)
  • 住所:Praça do Império 1400-206 Lisboa
  • 営業時間:[5月~9月]10:00〜18:30(最終入場は18:00まで)[10月~4月]10:00〜17:30(最終入場は17:00まで)
  • 休業日:月曜日、1/1、イースターの日曜日、5/1、6/13、12/25
  • HP:http://www.mosteirojeronimos.gov.pt/en/index.php

3. 12:15 発見のモニュメント

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<大航海時代の偉人たち:Photo by Zbysiu Rodak on Unsplash

ジェロニモス修道院から歩いて5分ほどの距離に現れる大きなモニュメントが、「発見のモニュメント」です。テージョ川に面して建つ、帆船をモチーフにしたこのモニュメントは、エンリケ航海王子の没後500年を記念して作られました。

エンリケ航海王子を先頭にして並ぶ約30名の大航海時代の偉人たちの中には、ヴァスコ・ダ・ガマ、マゼラン、フランシスコ・ザビエルなど、日本人でも知った名前の偉人の姿が見られます。

モニュメント内に入る場合や、エレベーターに乗り52メートルの高さの屋上から景色を楽しむには4ユーロかかりますが、リスボアカードがあれば30%OFFになります。もちろん、外から見る分には無料です。

モニュメントの前の広場には、ポルトガルが各国を「発見」した年号が書いてある、大理石で作られた世界地図のモザイクがあります。日本が発見されたのは、1541年となっていますが、これはポルトガル船が日本に漂着した年とのこと。訪れた際は、ぜひ日本を探してみてください。

  • 予想滞在時間:15分
  • 予算:入場料4ユーロ※リスボアカードで30%オフ
  • 次の移動にかかるおおよその時間:15分

参考:発見のモニュメント公式サイト(外部サイトへ遷移します)

4. 12:45 ベレンの塔

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<ベレンの塔:Photo by Igor Ferreira on Unsplash

続いて、発見のモニュメントからテージョ川沿いを歩いて10~15分ほどのところにある、ベレンの塔に向かいましょう。

ジェロニモス修道院とともに世界遺産に登録されているベレンの塔は、マヌエル1世によって、ヴァスコ・ダ・ガマの偉業を記念して作られた塔と言われています。同時に、テージョ川を監視しする要塞の役割も果たしていましたが、 後に船の通関手続きを行う税関や灯台としても使われるなど、次第にその役割を変化させてきました。

外観はコンパクトに見えるベレンの塔ですが、実は5階建ての建物。0階が水牢、1階が司令官の間とテラス(砲台)、2階は国王の間、3階は謁見の間、4階は礼拝堂となっています。美しいマヌエル様式のベレンの塔を、かの司馬遼太郎が「テージョ川の貴婦人」と称賛したことでも有名です。

ただ、リスボアカードを持っていても長蛇の列に並ぶことがありますし、入場できても内部が狭いため、とても混雑する模様。そのため、時間に余裕がない場合、内部には入らず外観だけを見て終わりにする方も多いようです。今回ご提案するモデルコースでも、ベレンの塔は外観を見るだけということにしています。

  • 予想滞在時間:15分
  • 予算:入場料6ユーロ※リスボアカードで無料
  • 次の移動にかかるおおよその時間:50分

基本情報

  • 名前:ベレンの塔(Torre de Belem)
  • 住所:Av. Brasília, 1400-038 Lisboa,
  • 営業時間:[5月~9月]10:00〜18:30(最終入場は17:00まで)[10月~4月]10:00〜17:30(最終入場は17:00まで)
  • 休業日:月曜日、1/1、イースターの日曜日、5/1、6/13、12/25
  • HP:http://www.torrebelem.gov.pt/pt/index.php

5. 13:50 ランチ:タイムアウトマーケット

リスボンの街の中心部に戻り、遅めのランチをとりましょう。カイス・ド・ソドレ駅の前にある2階建ての屋内マーケット、リベイラ市場を目指します。

100年以上前から続くリベイラ市場ですが、2014年に一部リニューアルし、「タイムアウトマーケット」というとってもおしゃれで現代的なフードコートができました。有名シェフのポルトガル料理や、寿司、デザートまで、さまざまな種類の飲食店が所狭しと並んでいて、昼どきは若い人たちや地元民で溢れています。

ガッツリ食事するのもよし、つまみを食べながらワインを飲むのもよし、いろんなお店で少しずつ注文して味を比べるのもよし。夜24時までやっているので、気になったらディナー時にも来てみてもいいでしょう。

ランチやディナーのピークタイムには非常に混雑しているので、席の確保をしなければなりませんが、その際は置き引きに注意。日本のようにバッグなどで席を取ることは厳禁です。気に入ったお店があれば、カウンターで食べるという手もあります。おしゃれな雑貨屋さんもあるので、ここでお土産を買うこともできますよ。

  • 予想滞在時間:2時間
  • 予算:10~20ユーロ
  • 次の移動にかかるおおよその時間:10分

基本情報

  • 名前:タイムアウトマーケット(Time Out Market Lisboa)
  • 住所:Avenida 24 de Julho, 49 | Mercado da Ribeira, Lisbon 1200,
  • 営業時間:[日~水]10:00〜0:00/[木~土]10:00〜2:00
  • HP:https://www.timeoutmarket.com/lisboa/en/

6. 16:00 アウグスタ通り

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<勝利のアーチ:Photo by Karla Caloca on Unsplash

テージョ川沿いに10分ほど歩き、バイシャ地区に向かいましょう。開放感あふれるコメルシオ広場から勝利のアーチをくぐると、そこがアウグスタ通りです。

いつも観光客で賑わうリスボンの目抜き通りであるアウグスタ通りは歩行者天国となっており、坂もなくとても歩きやすい道になっています。カフェやレストランでひと休みをしたり、お土産屋をのぞいたり、ストリートパフォーマンスを観たりと、自由に街歩きを楽しみましょう。

アウグスタ通りの近くには、市民の足として建設された「サンタ・ジュスタのリフト」もあります。エッフェル塔を作ったことで有名なエッフェル氏の弟子が、20世紀に造った鉄塔のエレベーターです。エレベーターで上がると、立体的な地形をしているバイロ・アルト地区への連絡橋に出ることができます。

また、頂上は展望台になっていて、リスボンの街並みが一望できるようになっています。サンタ・ジュスタのリフトに乗るには5ユーロかかりますが、リスボアカードで無料ですので、列が空いていたら乗ってみてはいかがでしょうか?

  • 予想滞在時間:1時間
  • 予算:10~20ユーロ
  • 次の移動にかかるおおよその時間:20分

7. 17:30 サン・ジョルジェ城

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<サン・ジョルジェ城からの眺め:Photo by Antônia Felipe on Unsplash

最後に、徒歩またはトラムで20分ほどかけて、サン・ジョルジェ城へ向かいます。このあたりはアルファマ地区と呼ばれていて、1755年のリスボン大地震の被害をあまり受けなかった、昔ながらの雰囲気を残す地域です。

坂があり、ところどころキツい部分もありますが、ぶらぶらと散策するだけでも雰囲気があって楽しいので、余力のある方は歩いてサン・ジョルジェ城まで行くことをおすすめします。サン・ジョルジェ城は、創設時からローマ人、西ゴート族、イスラム教徒、キリスト教徒など、長い歴史の中で支配者が次々と替わってきたのだそう。

現在、城内は公園になっており、街の高台に建っているサン・ジョルジェ城からはリスボンの美しい街並みを一望することができます。今日歩いてきた道を確かめながら、1日の観光を締めるのも良いのではないでしょうか。この時間だと、季節によっては夕日に照らされるテージョ川とオレンジ色の屋根という美しい夕景が見られるかもしれません。

  • 予想滞在時間:1時間
  • 予算:入場料8.5ユーロ
  • 次の移動にかかるおおよその時間:30分

基本情報

8. 19:00 ディナー〜21:30 ホテルに到着

サン・ジョルジェ城のまわりには、カフェやレストランがたくさんあります。せっかくですので、おいしいポルトガル料理をワインと一緒に楽しみましょう。まだ体力が残っている方は、食後にバイロ・アルト地区へ行って、バーでリスボンを夜まで楽しみ切るのもいいですね。

バイロ・アルト地区はレストランやバー、ナイトクラブなどが多く集まり、夜になるほど盛り上がる場所です。ポルトガルの民族歌謡であるファドが聴けるレストランもあるので、要チェック。 治安が良いポルトガルとはいえ、夜に出歩く際は、スリや酔っぱらい、マリファナ売りに注意してくださいね。

  • 予想滞在時間:2時間
  • 予算:20~30ユーロ

リスボンの1日観光モデルコースはいかがだったでしょうか?さらに効率良く、安全にリスボンを巡るなら、ツアーに参加するのも一つの方法だと思います。 予算や滞在時間、見てみたいスポットなど自身のスタイルに合わせてリスボン観光をすれば、きっともっと楽しくなるはずです。

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記事投稿日:2019/12/13最終更新日:2019/12/13

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