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グアテマラっ娘と行くチチマーケット
はじめまして、新米ライターのkamomosiです。グアテマラに住んで3年、サンペドロで小さなレストラン宿を営んでいます。少しずつ魅力溢れるグアテマラの旅のヒントを紹介をしていきます。
目次
- グアテマラ土産の集積地チチマーケット
- チチマーケットへのアクセス
- カラフルな地元の乗り物チキンバスに乗って
- 目移り必至!可愛らしい民芸品の山。目利きのコツを教えます
- コーヒーの名産地なので歩き疲れたらカフェで一休み!でもここでは
- 最後に
グアテマラ土産の集積地チチマーケット
グアテマラの魅力の一つはカラフルでかわいらしい民芸品と民族衣装です。その色使いは多岐多色。雑貨やウィピルと呼ばれる衣装に施された刺繍は一つ一つ手作りされていて一つとして同じものがありません。
今回はそんなお土産物の集積地として知られるチチカステナンゴのお土産物市(通称チチマーケット)を紹介します。
チチマーケットへのアクセス
チチマーケットへのアクセスはとっても簡単、アンティグア、パナハチェル、サンペドロ ラ ラグーナなどからツアーが催行されています。市が立つのは木曜日と日曜日。
沢山の観光客のみならず、各地のお土産物屋さんもここに買付けのためにやって来ます。チチマーケットは卸問屋街でもあります。当然価格も安く手頃なものから思いもよらない掘り出し物まで玉石混交。訪れる人を魅力してやみません。
価格交渉や品定め、ぶらり歩きなど旅の楽しみがたっぷりと詰まった素敵な町です。
カラフルな地元の乗り物チキンバスに乗って
さて、今回は僕のアシスタントとしてグアテマラ娘のセシリア(セシー)に同行してもらいました。セシーは僕のゲストハウスで働くスタッフ。とても気さくで働き者。生粋のペドラーナ(サンペドロっ娘)です。そしてもう1人。お客さんのアツシさんです。
今日は彼女達とともにチチマーケットへ、ツアーではなくグアテマラならではの乗り物チキンバスに乗って1日遠足に出かけます。
朝、バス停で待ち合わせ乗り込んだのはチキンバス。地元ではカミオネータと呼ばれるカラフルなバスです。アメリカのスクールバスのお下がりを改造した、大切な地元の足です。運賃も安く、なりより旅心をくすぐるこの乗り物。危険と言われる事もありますが、サンペドロからのチキンバスはとっても安全。なぜって?それはこの村の人々はとても優しく穏やかでみんなが顔見知り、そんな村人しか利用しないので泥棒なんて出る訳もないんです。
バスの中は終始和やかなムードで、気さくなおばちゃんが「どこへ行くの?あら、私にもお土産買ってきてよ」と冗談を言うと周囲は爆笑です。
さて、1時間少しでロス エンクエントロスという場所で乗り換えです。
ここからはコレクティーボというワンボックスの小さなバスでチマルテナンゴへ向かいます。はじめての場所、乗り物もセシーがいるので安心です。同行してくれたお客さんのアツシさんもセシーが面倒を見てくれています。
目移り必至!可愛らしい民芸品の山。目利きのコツを教えます
さあ、着きました。降りてすぐにマーケットが始まります。
沢山のお土産物屋さんが並びます。少しいくと教会が。皆さんお気に入りの撮影スポットにもなっています。
教会を背に少し行くと左側に可愛らしいTシャツを売っている店が。ここは日本の海外青年協力隊員御用達のお土産物屋さん、現地に住む隊員が買うのですから質も確かです。僕も1枚購入しました。
ここで買い物のコツを。
あまりにも大きな市なので、後で来ようと考えてるとお店の場所がわからなくなってしまう事があります。気になる物が見つかって迷った時はマップにピンを打っておくといいですよ。
品定めは大胆かつ慎重に。縫製、ジッパー、内張をささっと。ミシンのピッチが狭すぎるものは縫い目がヨレたりつったりしています。ジッパーは何回か開け閉めしてスムーズに動くものを。内張はキチンと端まで指が入るものを。そして刺繍のほつれはもちろんのこと手縫いであるかは大切なチッェクポイントです。
そして価格交渉。
これも旅の楽しみの一つ。売り子さんとの会話を楽しむつもりで、おおらかな気持ちで。物の価値観は国によって違うもの、自分ならいくら払えるかを初めに考えておくといいかもしれませんね。
アツシさんはクッションカバーが気になるようです。セシーがアツシさんにアドバイスしています。どうやら手縫いの刺繍ではないのでやめておけと言ってあげているようです。手で刺繍されたかどうかを確かめるには裏を見るのが1番、一目ごとにカットされた刺繍糸が出ています。
ゲストハウスに飾る民族衣装の端切れを探しに向かいます。
お土産物屋さんが並ぶ表通りから一本裏に入った場所、正に民族衣装の宝庫。
ここは地元の人が買付けに来る場所でもあって価格も断然安く、実は日本からのバイヤーもこっちで仕入れをしています。スペイン語が出来なくても心配無用。商売は全世界共通。なんとでもなるんです。
セシーに見立てを手伝ってもらいます。産地、刺繍の良し悪し、価格。地元ならではの確かな目でいくつかの端切れを買うことが出来ました。
今回買ったのはこちら。これを小さな額に入れて、説明書きを添え、部屋に飾ることにします。ちょっとした画廊や美術館の様に部屋ごとに各地方の民族衣装を楽しんでもらえるといいのですが。
コーヒーの名産地なので歩き疲れたらカフェで一休み!でもここでは
市場の中には屋台やカフェ、レストランもあり買い物に疲れたらちょっと一休みも出来ます。
コーヒーで有名なグアテマラ。美味しいコーヒーに出会えることうけあいです。でも、ここならではのオススメはウフポップのエスペシャルポップウフスムージー。見た目は青汁のようなグリーンスムージーですが一口飲んだら驚くほどの美味しさです。ぜひお試しを。
最後に
いかがでしたでしょうかチチマーケット。
大切な旅の思い出の一つであるお土産。1日遠足としてもちょうどよくグアテマラならではの小旅行を楽しめます。目移りしてしまうほど悩めるお土産の山。時間が足りなーいと悲鳴をあげる女子多発のチチマーケット1日観光を紹介しました。
基本情報 (2019年9月現在)
- 交通:サンペドロ−ロス エンクエントロス~チマルテナンゴ
- 所要時間・交通費(参考):Q15/70分~Q5/40分
毎週木曜日と日曜日にツアーが出ています。
- 料金:Q75~
- タイムスケジュール:
・出発・集合:7:00~8:00(ピックアップ時間は旅行会社により異なります)
・現地到着:10:30
・自由時間
・現地出発:14:00
※料金、タイムスケジュールは各ツアー会社にて要確認。
注意事項
- スリの被害が発生する事があります。貴重品管理はしっかりと。
- 運賃やツアー代金は変更される場合があります。事前の確認をお願いします。
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kamomosi
- 日本を出発して5年、旅の途中で宿をやることになりグアテマラで3年。グアテマラの魅力にすっかりはまっています。