美しい日本に出会った♪心に潤いをチャージする旅~天草・八女編~

目次

はじめに

今回は同僚と天草・福岡へ弾丸ツアーに行ってきました。忙しくも出会ったものは心に潤いと癒しを与えてくれる場所でした。旅でエネルギーを沢山もらってきました。そのおすすめ観光スポットをご紹介したいと思います。

美食と美景の宝庫「天草」

九州新幹線の全線開通で今では新大阪から短時間でアクセス出来るようになった熊本。九州の真ん中にあり海と山の両方に恵まれ見どころ満載。その熊本の中でも天草は美食と美景の宝庫となっています。本土から約2時間、まず一番の記憶に残るのが島にたどり着くまでの風景です。

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「日本の渚百選」「日本の夕日百選」に選定される景勝地、御輿来海岸(おこしきかいがん)。青い空の中、海の向こうに雲仙普賢岳を望みながらのドライブです。

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そして蒼い海に囲まれた大小120余りの島々からなる天草諸島。「天草五橋」を渡り小さな島々を渡っていきます。それぞれの個性的な橋と島々の変化に富んだ風光明媚な多島美には本当に心が洗われます。

美食と美景の宝庫「天草」:グルメ編

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「天草五橋」の4号橋を渡ってすぐ、お待ちかねの「リゾラテラス天草」でのランチです。ドライブ休憩中に天草限定のお土産を購入しました。この施設はイルカウォッチングクルーズも体験できるのでおすすめです。

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レストラン「プレート カフェ リゾラ」は大きな窓に囲まれ、全席オーシャンビューの開放的な空間です。蒼い海と多島美を眺めながら贅沢にゆったりとランチタイムを楽しみました。目の前からクルーズ船が出航する姿も美しいです。

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ここでは天草の食材をふんだんに使い、旬の厳選素材をぎゅっと凝縮して一度に味わえるランチが人気です。

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その中でも脇役にもかかわらず主役級の人気を誇っているのは「塩パン」です。パンの上の天草塩がアクセントです。外はカリッと中はモッチとした食感で噛むとふわっと、ジュワッと塩とバターの旨味が口いっぱいに広がります。天草の釜炊き塩を使用し、パン職人がひとつひとつ丁寧に焼き上げたこだわりのパンです。

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隣接のベーカリーショップ「天然塩パンラボ」でも購入でき、お土産にしました。このベーカリーシップでは焼ける時間が決まっているため、焼き立てを味わうことが出来ます。多い日では1日2,000個売れ、天草名物となっています。

プレート カフェ リゾラ

  • 住所:熊本県上天草市松島町合津6215-16(リゾラテラス天草内)
  • 電話番号:0969-56-3450
  • ウェブサイト:http://www.lisolaterrace.com

>>>プレート カフェ リゾラの情報を【食べログ】で詳しく見てみる

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クルーズ船乗船中に本日のお宿、大矢野柳港温泉「小松渚館」が見えました。海の上に佇む絶景ホテル。眺望とお食事の期待度がますます上がる光景でした。

美食と美景の宝庫「天草」:宿泊編

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リゾラテラス天草から車で移動すること約10分。今回宿泊する「小松屋渚館」に到着です。海沿いに建ち、まるで海の上に佇むかのような絶景を望める絶好のロケーション。低価格の宿泊料金で地産地消をモットーに料理長が自ら毎朝地元の柳漁港で魚を仕入れ、ボリューム満点の漁師料理を堪能できます。もちろん海に沈む夕日を眺めながらの温泉は絶景。最高の贅沢です。

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客室の窓からは遮るものは何もなく天草市の海、多島美を一望できます。海風が心地よく、聞こえてくるのは波と鳥の鳴き声だけ。小舟が通る風景も風情があります。自然の音だけを聞きながらのんびり景色を眺め、あっという間に非日常の空間に浸ってしまいます。

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夕方は夕日が海に反射して、あたり一面幻想的な雰囲気になるそうです。今回は曇り気味で朝日、夕日をはっきりと望むことは出来ませんでしたが、部屋に少しずつ入ってくる日の光で目が覚め、早朝のバルコニーからの景色は幻想的でとても澄んだ空気でいっぱいでした。

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ここ最近全くなかった「スッキリ」の目覚めに心地良くなり、旅館から徒歩数分の漁港まで散策。朝7時から競りが行われ、ここで水揚げされた新鮮な魚が夕食のメニューになるそうです。海鳥の声と静かな波の音を聞きながらの散歩は清々しく、空気もとっておいしく感じました。
通りすがりの小学生が「おはようございます!」と声をかけてくれました。都会にはない光景で、なんて素敵なんだろうと思いました。

小松屋渚館

>>>小松屋渚館の情報を【じゃらんnet】で詳しく見てみる

美食と美景の宝庫「天草」:夕食編

夕食の時間です。メニューの豊富さに驚きで食べることに夢中になり、ほんの一部しか写真に収めることができませんでしたが、その中でもおススメは新鮮でぷりぷりの身をもつ「車えびの踊り食い」。天草・大矢野は車えび養殖の発祥地でもあります。ラップしてガードしておかないとお皿から床へダイブするほどの活きの良さ。素人では殻を剝けないほどの新鮮さです。濃厚な旨味と上品な甘みに脱帽の一品です。また剥いた頭と尾は唐揚げにしてもらえるので、一匹丸ごと楽しむことが出来ます。

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次の目玉は天草で捕れた新鮮な「名物たこステーキ」と、ボリュームたっぷりの豪快な「鯛の姿造り」。
お刺身は新鮮な歯応えとお魚の旨味が格別。たこ丸ごと一匹使用したたこステーキは甘口醤油がしっかりと染みた深みある味わいと真ダコのやわらかい食感がたまりません。ステーキのようにナイフとフォークで一口サイズに切って頂きます。ナイフでスッと切れてしまうやわらかさには驚きです。

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その他、伊勢エビ、アワビ、うちわエビ、鯛の荒炊き、鯛めし、鯛茶漬け、兜焼きなども別注文で堪能することも出来るそうです。
国内だけでなく、海外からも泊まりに来られる方が多いそうで、外国のお客様にとっても日本の美と食も感じれる場所として注目されています。

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そして美食に美景と温泉だけではなく、マリンスポーツや釣りも楽しむことが出来ます。自分で釣り上げた魚を調理し、夕食に出してくださるそうです。いろんな方々にお勧めしたい旅館です。

日本の文化「八女茶」:牛島製茶工場見学

翌日は天草から博多まで大移動。その道中、短時間でしたが、日本を代表する有名なお茶の産地、「八女」に立ち寄りました。創業大正10年、こだわりの深蒸し茶専門店の「牛島製茶」でこの時期にしか出来ない工場見学です。

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日本茶インストラクターでもある牛島啓太さんの魅力的なご案内に聞き入ってしまい、お茶への情熱的な思いに魅了された充実した時間でした。地元では「お茶に人生を捧げる男」というお名前で有名な方だそうです。

お茶が店頭に並ぶまで様々な過程があってそれぞれの専門の業者が存在するのが通常だそうですが、「牛島製茶」は自社茶畑を持ち、栽培と収穫。摘んだ茶葉をその日中に運び、工場で荒茶に仕上げて製造・販売まで行っており、自社で全行程を行っているのは八女の中でも僅か3件だそうです。お茶販売本店をスタートし、その全工程をぐるっと一周、各施設を見学・散策しながら楽しむことが出来ます。

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まず、工場前の道からふわっと茶葉の香りいっぱいに包まれます。摘み取ったばかりの茶葉を蒸す工場です。

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工場見学というとガラスもしくは柵が設置された見学スペースがあると思いきや、そのようなものは全くなく、生産者と同じ目線で見て、触れて、聞いて、嗅いで全身で体感出来るものでした。
このような工場見学はなかなかないです。そこで牛島さんから「うちは企業秘密とか全く無いので、設備も公開、説明もしますよ。色々見て行って下さい。」と。ますます生産者の思いに魅了されていきました。

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蒸して、冷やして、乾かし、揉んで・・・こんなに多くの工程があるとは知りませんでした。
最近、北米やアジアの方の訪問も多く、昨日は韓国から修学旅行で工場見学に来られたそうです。お茶は日本的な情緒、おもてなしの心に触れることの出来るもの。日本人がもっと自国のことを知らないといけないと改めて考えさせられました。

>牛島製茶のウェブサイトはこちら

牛島製茶:和カフェ

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もう少しゆっくりしたかった。そう後悔するばかりで、また次は娘と一緒に新茶の時期に見学とカフェ、青々とした茶畑と街並みを見渡すことが出来る展望台へも行ってみたいと思っています。

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和カフェ「Leaf Heart」もあります。時間がなく、泣く泣く牛島さんの八女茶が味わえるスイーツセットを持ち帰りました。濃厚でお茶の香り、旨味が凝縮され、とても美味しく頂きました。カフェのメニューはもっと、もっと美味しいんだろうな~。
地元、八女市だけでなく色々なサイト、ブログを通じて「牛島製茶」のお茶に込めた思いを発信されています。是非、一度サイトを訪問してみて下さい。お茶の魅力でいっぱいです。

>和café Leaf Heartのウェブサイトはこちら

牛島製茶 筑後けやき通り店&和café Leaf Heart

  • 住所:福岡県筑後市大字徳久180-6
  • 電話番号:0942-52-5288

牛島製茶 JR久留米店&和café Leaf Heart

  • 住所:久留米市城南町2-34JR久留米駅東口
  • 電話番号:0942-34-2231

最後に

弾丸ツアーでしたが今まで知らなかった天草、八女の魅力を知ることができ、また、美景と美食で癒される時間を過ごすことが出来ました。あいにく天候が曇りがちでベストショットをとることが出来ませんでしたが、自信を持ってお勧めします。是非、天草、牛島製茶のホームページものぞいて見て下さい。きっと行きたくなるはずです。

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セバス子

美味しいものを知ること。五感で食べ、飲むことが大好きです。そして、「旅は人を育てる・人生を変える」の「旅育」をモットーに娘と一緒に旅をするのが趣味です。娘と決める旅先の民宿やゲストハウス選びにはかなり凝っています。今は島旅、川にはまっています。

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