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地球上で最古の地質!オーストラリア人も虜になる最も美しいカリジニ国立公園とは

記事投稿日:2019/10/18最終更新日:2019/10/18

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日本の約20倍大きいオーストラリアは、国内を何度旅しても旅尽くせないほど魅力的な場所が多く、何年もかけてキャラバンで旅をする人も多くいます。

そんなオーストラリア中の壮大な景色を見てきた人達が必ずと言っていいほど絶賛するのがカリジニ国立公園(Karijini National Park)。私も行ってきましたが、それはそれは壮大な自然に圧倒されてきました!!

目次

カリジニ国立公園とは

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西オーストラリア州の北西部にあるハマースリー山脈(Hamersley Range)内に位置する、西オーストラリア州で2番目に広い国立公園です。6,274平方キロメートルの大きさで、これは東京23区の約10倍の広さにあたります。

ここでは、地殻変動や侵食といった自然の力が20億年以上かけて創りあげた美しい渓谷や、何重にも折り重なる地層、それを伝う滝、神秘的な泉などを見ることができます。ここで見られる地質は、地質学的には地球上で最も古いものの一つと言われています。

渓谷を歩こう&泳ごう!

カリジニ国立公園の最大の魅力はゴージ(Gorge)と呼ばれる渓谷です!公園内には主な渓谷が7つあり、それぞれに違った表情を見せてくれます。展望台から眺めたり、実際に渓谷の中を歩いてみたりとハイキングコースが4つのレベル(クラス2~5)に分かれています。

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このように、コースの入口には地図と距離、所要時間やレベルが書かれた看板があるので、自分の体力に合ったものを選ぶことができます。

ここで、私が実際に行った3つの渓谷を紹介します。

ジョフリ渓谷(Joffre Gorge)

キャンプ場兼宿泊施設『カリジニ・エコ・リトリート(Karijini Eco Retreat)』から徒歩圏内にある展望台から見える渓谷です。(ビジターセンターから約30km)

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この渓谷には、谷底のジョフリ滝と泉まで下りられるハイキングコースがあるので行ってみました!このコースはクラス4~5という上級者向けのものです。舗装された道はなく、ひたすら岩の上を歩きます。下りれば下りるほど道幅が狭くなり、ところどころ忍者のように岩に張り付いて歩く場面もありました。

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そして片道1.5kmを1時間かけて下った先で見た景色はこちら!!

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侵食された岩を流れる滝は、とても神秘的です。

デールス渓谷(Dales Gorge)

ビジターセンターから約12km離れたところにあるデールス渓谷。この渓谷では、サーキュラープール(Circular Pool)という泉が人気です。

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ここまで来たら泳ぐしかないと、片道800mを1時間半かけて下りました。こちらはジョフリ渓谷に比べると難易度は低めで、石の段を上ったり下りたりという感じでした。自然が造りだした石段はみごとに美しかったです。

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ようやくたどり着いた泉はこちら!

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トルコブルーの色をした泉に引き込まれるようにダイブしましたが、水がとっても冷たい!!それもそのはず、日光が当たらないので水はキンキンに冷えています。岩を伝って流れる滝の方が温かく感じました。

ハマースリー渓谷(Hamersley Gorge)

ほとんどの渓谷はビジターセンターから50km以内に位置しているのに対し、こちらの渓谷は100km離れた国立公園の西の端にあります。

ここは他の渓谷に比べて歩きやすく、子ども連れの家族も見られました。また、全体的に開けているので日当たりが良くて温かく、明るさの元で地層の細部まで見ることができます!

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そしてこちらの隠れスポットが、この滝壷プール!

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やはり水は冷たいものの、日光が気持ち良いです!手前の水の流れ出る部分は天然のウォータースライダーになります。

マウント・ブルースに登ろう!

渓谷ばかりでなく、マウント・ブルース(Mount Bruce)の登山も楽しめます。

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この山は標高1,234mで、西オーストラリア州で2番目に高い山になります。

頂上までは往復9km、所要時間6時間、レベル5の上級者向けになります。もちろん頑張って登ってきましたよ!

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超絶景でした!!

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木がほとんど生えていないので、後ろを振り返れば来た道が見えます。

さすがに上級者向けコースなので上に行けば行くほど岩の段差が大きくなり、鎖を掴んで登る場面もありました。しかし、途中までは初級者と中級者向けにトレイルが整備されているので、体力に合わせて挑戦することも可能です。

私個人的には、カリジニ国立公園で最も気に入った場所でもあります。

カリジニ国立公園を楽しむための注意事項

気候

ベストシーズンは涼しくて雨の少ない5月から9月(冬)です。11月から4月にかけてはサイクロンが発生しやすく、雨量によっては道路が閉鎖されることもあります。冬の気温は日中25~30℃、夜は15~10℃。8月からワイルドフラワーが咲き始めます。

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登山や渓谷巡りの持ち物と服装

言うまでもなく、帽子・サングラス・日焼け止め・日よけの長袖・水・軽食などは必須アイテムです。

冬は乾燥しているので30℃近くあってもあまり暑く感じず、日陰に入るとひんやりします。また、登山では風に吹きさらしになり汗が冷えて寒く感じるので、ウインドブレーカーやパーカーなど羽織えるものがあると便利です。

また登山や渓谷巡りでは岩場を上り下りし、渓谷では水で足場が塗れて滑りやすくなっているのでスニーカー(できれば登山靴)は必須です!靴が塗れるのが嫌だからとビーチサンダルで渓谷巡りをするなど言語道断です。

渓谷で泳ぐときの注意

渓谷の水はとても冷たいです。更衣室がないため、泳いだ後はその場でオープンに着替えるか濡れたまま渓谷を上るしかありません。冷えた体を守るために、大きめのタオルと厚めのジャケットは必須です。

カリジニ国立公園へのアクセス

州都パースから北に約1,400km、車で寄り道無しで2日間。私たちは11日間のキャンプ旅行中の、世界最大の岩マウントオーガスタスの後に行きました。

>世界で一番大きな岩はエアーズロックではなく、西オーストラリア州のマウントオーガスタス!!はこちら

マウントオーガスタス同様、道中はアスファルト舗装されていない道がほとんどです。絶対に4WDでないといけないわけではありませんが、アウトバックに慣れていない人にはパースから運転していくこと自体があまりおすすめできません。パース発のツアーに参加するか、もしくは空からのアクセスも可能です。

最寄り空港はカリジニ国立公園から75km南西のパラバドゥー(Paraburdoo)空港で、そこから約50km離れたトムプライス(Tom Price)という町からカリジニ国立公園へのツアーもあるようです。

まとめ

太古の自然に身を置くと、人間のちっぽけさを感じます。オーストラリアの自然の中でも圧巻の景色を誇るカリジニ国立公園は、オーストラリア人も一押しの絶景スポットです!

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