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長崎「ハウステンボス完全ガイド」必見は花とイルミネーション!
四季折々の花が一年中咲き誇り、毎日繰り広げられるエンターテインメントや最新技術を使用したアトラクションなど、楽しさいっぱいの日本最大級のテーマパーク「ハウステンボス」。1日では遊び尽くせないほど魅力が満載で、デートスポットに、家族サービスにとぴったりなテーマパークです。見どころのみならず、アクセス方法やチケット情報も紹介していますのでぜひチェックしてみてください!
※こちらの記事は2019年5月に取材した情報です。期間限定の情報もありますので、最新情報は公式HPをご確認ください。
目次
- 5.1 光りの展望台(アートガーデン)
- 5.2 ウォーターマジック(フラワーロード)
- 5.3 ジュエルイルミネーションショー(パレス ハウステンボス)
- 5.4 宮殿3Dプロジェクションマッピング(パレス ハウステンボス)
- 5.5 ハートのアンブレラストリート(アトラクションタウン)
- 5.6 ハートストリート(アートガーデン)
- 6.1 アトラクションタウンのデート向け&ファミリー向けアトラクション
- 6.2 アトラクションタウンのそのほかのアトラクション
- 6.3 スリラーシティのデート向け&ファミリー向けアトラクション!
- 6.4 ウェルカムエリアのアトラクション
- 6.5 アドベンチャーパークのデート向け&ファミリー向けアトラクション!
- 6.6 アドベンチャーパークのそのほかのアトラクション
- 6.7 アムステルダムシティのアトラクション
- 6.8 そのほかのアトラクション
- 7.1 アート:パレス ハウステンボス(ハーバータウン)
- 7.2 音楽:MUSE HALL(アトラクションタウン)
- 7.3 音楽:アムステルダム広場コンサート(アムステルダム広場)
- 7.4 音楽:仮面舞踏会パーティー(アムステルダム広場)
1. ハウステンボスとは?
ハウステンボスは九州の長崎県佐世保市にあるテーマパークです。1992年3月25日に開園したこの施設は、敷地面積が約152万m2と、単体のテーマパークとしては日本一の広さを誇ります。ハウステンボスの名前の由来は、オランダ語の「Huis Ten Bosch=森の家」。開園当初オランダの街並みを再現していました。
現在は中世ヨーロッパの街並みをイメージした造りとなっていて、運河が流れるおしゃれな街並みを散歩するだけでも、海外旅行に来たような気分にしてくれます。
また、場内にはヨーロッパの街並みだけでなく、最新技術を使用したアトラクションやミュージアム、レストラン、毎日繰り広げられる生演奏やレビューショーなどのエンターテインメント、夜はライトアップとイルミネーションなど様々なスポットがあり、女性や男性、子どもから大人まで幅広く楽しめます。
2. ハウステンボスへのアクセス
ハウステンボスまでのアクセス方法は車・電車・バスの大きく分けて3つあります。
2.1 車でのアクセス方法
福岡方面からだと、西九州自動車道「佐世保大塔IC」で下りて国道205号線を長崎市内方面に約10分程度。長崎市内からは長崎自動車道「東そのぎIC」で下りて、佐世保市方面に約25分です。
2.2 バスでのアクセス方法
福岡方面からは「西鉄天神バスターミナル」からハウステンボス行きに乗ると約2時間。長崎市内からだと「長崎駅前」からハウステンボス行きの高速バスが土・日・祝日のみ1日2便あり約1時間30分で着きます。
2.3 電車でのアクセス方法
福岡方面からだと、博多駅「特急 ハウステンボス行き」に乗ってハウステンボス駅まで約1時間50分。長崎市内からは長崎駅「快速 シーサイドライナー」に乗ればおよそ1時間30分です。
また、長崎空港からそのままハウステンボスを目指す方は「高速船」、または「バス」にて約50分です。
3. ハウステンボスを満喫するならルート決めは必須!
<写真提供:ハウステンボス>
広大な敷地の中には四季折々の花が咲き誇るスポットや、最新技術を使用したアトラクション、ミュージアム、毎日繰り広げられる生演奏やレビューショーなどのエンターテインメントなど、さまざまな見どころが詰まっています。
1日ですべてのスポットを満喫するのは至難の業!体験したいアトラクション、見たいショーをすべて楽しむためにも、気になるスポットを事前にガイドマップなどでチェックし、ルートをあらかじめ決めておきましょう。
余裕があれば、ヨーロッパの雰囲気が楽しめるオフィシャルホテルに宿泊してみるのもおすすめです。
4. ハウステンボスの見どころその1:花
<写真提供:ハウステンボス>
ハウステンボスと言えば、まず外せないのが「季節の花」です。場内では1年を通して美しい花々のイベントが開催されています。
4.1 2万本のダリア展
<写真提供:ハウステンボス>
2019年8月31日〜9月30日まで開催しているのは「2万本のダリアの宮殿」です。
宮殿「パレス ハウステンボス」館内に、20,000本ものダリアが飾られるイベントです。ダリアの花言葉は「気品」「栄華」。皇帝ナポレオンの妻ジョセフィーヌが愛したことでも知られる花で、その美しくも魅惑的な様子は、花言葉にふさわしい気品と栄華を感じさせてくれ、見る者を魅了します。
5. ハウステンボスの見どころその2:イルミネーション
昼のハウステンボスを満喫したからと言って、すぐに帰ってしまうのはもったいない!日暮れとともに街はまるごとイルミネーションに包まれ、昼間とはまた違った、幻想的な空間になります。1年を通してさまざまなイルミネーションイベントを開催しているので、デートの締めくくりにもおすすめです。
5.1 光りの展望台(アートガーデン)
ハウステンボスのシンボルタワー、「ドムトールン」のすぐ側にあるのが「光りの展望台」。画像だとちょっと見づらいかもしれないですが、光の通路を進んだ先に、展望スペースがあります。
アートガーデンを一望できるので、夜には天空からイルミネーションを眺めているような気分になれます。撮影時はバラ祭の時期で、カラフルな光に浮かび上がるバラは幻想的でした。
5.2 ウォーターマジック(フラワーロード)
<写真提供:ハウステンボス>
フラワーロードとアトラクションタウンの間で開催されるウォーターマジックは、全長85mと日本最大の光の噴水ショーです。
フォトスポットとして人気なので撮影したい気持ちにかられますが、できれば肉眼で、最初から最後まで楽しんでみてください。音楽に合わせて光の噴水が十数メートルも吹き上がる様子は圧巻です!
5.3 ジュエルイルミネーションショー(パレス ハウステンボス)
<写真提供:ハウステンボス>
ハウステンボスのイルミネーションで外せないのが、宮殿「パレス ハウステンボス」です。シンメトリーにデザインされた庭園は花木で飾られ、昼間でもデートスポットとして楽しめます。
その庭園が夜になるとイルミネーションで彩られ、昼間とはまた違ったアート空間になります。音楽に合わせて変化するイルミネーションは、耳と目とで楽しめ、その壮大なショーは必見です。
5.4 宮殿3Dプロジェクションマッピング(パレス ハウステンボス)
宮殿「パレス ハウステンボス」を舞台にした、全長110mの日本最大の3Dプロジェクションマッピング。パレス ハウステンボスの前面を巨大スクリーンにした映像はまさに圧巻!
写真ではその映像美までは表現できなかったので、ぜひ肉眼で体験してみてください。おすすめの観覧スポットは門から入って真正面。あえて少し離れた位置から鑑賞すると、全体がよく見えます。
5.5 ハートのアンブレラストリート(アトラクションタウン)
アトラクションタウンの一角にある、色とりどりの傘がつるされた「アンブレラストリート」。昼間でも人気のこのスポットは、夜になるとイルミネーションでムード満点です。
音楽に合わせて傘につるされた電球の色が変わります。ベンチもあるので、イルミネーションを眺めながらゆったりしてもいいでしょう。
5.6 ハートストリート(アートガーデン)
アンブレラストリートから脇道に入ると、壁一面がハートのネオンで飾られた「ハートストリート」があります。昼間は見逃されがちですが、夜になると色とりどりのハートでいっぱいに。
インスタ映えする人気スポットということもあってか、おしゃれに敏感な女性たちが写真を撮っていました。インスタ用の1枚はもちろん、デートの思い出作りにもおすすめです。
6. ハウステンボスの見どころその3:アトラクション
<写真提供:ハウステンボス>
四季折々の花々だけがハウステンボスの魅力ではありません。最新のVRから全身で楽しめる参加型アトラクション、ホラー体験などのアトラクション類も充実!デート向けやファミリー向けの施設を中心に、おすすめスポットを見ていきましょう。
6.1 アトラクションタウンのデート向け&ファミリー向けアトラクション
ハウステンボスのアトラクションが集まっているエリアは、フラワーロードの先にある「アトラクションタウン」です。「VR(仮想現実)」などもあり、貴重な体験ができます。
- 【デート向け】VRキング
「VRキング」は、VRを使用した世界最強のVRジェットコースター!最高時速270kmを、ぜひ体感してみてください。
高低差300m、全長3,000mと、どれをとっても世界1位のコースなのです。
<写真提供:ハウステンボス>
現実世界ではまずあり得ない超ハイスピード!いつの間にか実際にコースを走っているような錯覚に陥って、本気で絶叫してしまいます。
- 【デート向け】VRの館
ウルトラ逆バンジーやVRシューティング、Airtone(リズムゲーム)など、国内外のVRコンテンツが大集合。ここでしか体験できないVRコンテンツなのだとか。
今回はウルトラ逆バンジーを体験したのですが、椅子に座っているだけで本当に飛んでいるかのような感覚に陥りました。スリルはありますが、絶叫系が苦手な女性でも大丈夫ですよ!
- 【ファミリー向け】バハムートディスコ
VRでありながら、ゴーグル不要で体験できる世界初のVRアトラクションです。ゴーグルやヘッドホンをつける煩わしさがないので、小さな子どもも一緒に家族みんなで参加できます。
<写真提供:ハウステンボス>
人気RPG「ファイナルファンタジー」とコラボした世界では、幻獣バハムートが登場。450度の視野で繰り広げられる音と映像は、まるで異次元に迷い込んだかのように錯覚してしまいます。
- 【ファミリー向け】スーパートリックアート
平面の絵画をまるで立体的に見えるように描いたアート作品、「トリックアート」を集めた施設です。少し離れてみると絵画とは思えないほど立体的で、摩訶不思議な世界を体験できます。
<写真提供:ハウステンボス>
ただ見てまわるだけでも十分に楽しめますが、ぜひトリックアートの中に入って撮影してみましょう。まるで自分が絵の一部になったかのような、おもしろい写真が撮れますよ!
6.2 アトラクションタウンのそのほかのアトラクション
他にも非日常を味わえる、さまざまなアトラクションが勢ぞろい。家族で楽しめるものも多数あります。
- バトルキング
<写真提供:ハウステンボス>
「バトルキング」は、ロボットの館で体験できる搭乗型ロボット対戦ゲームです。その名の通り、人間が搭乗できるサイズのロボットに乗り込んで、別のプレーヤーと対戦します。
操作はとても簡単なので、小学生以下(保護者同乗)でも搭乗可能。子どもはもちろん、ロボット好きの大人もうれしいアトラクションです。
- フラワーアイスカフェ
<写真提供:ハウステンボス>
夏におすすめなのが、マイナス10度の世界を体験できるフラワーアイスカフェです。白鳥や花のオブジェはもちろん、施設内のカフェカウンターやテーブル、ベンチなど、すべてが氷でできています。
受付ではドリンク類が販売されているので、ちょっと一息するにもぴったり。「氷のグラス」と風景をSNSに投稿すれば、目立つこと間違いなしです!
- I.S.ラビリンス
<写真提供:ハウステンボス>
こちらは宇宙をコンセプトに設計された体験型アトラクション。施設内に一歩足を踏み入れると、そこは2315年の宇宙。光と音にかく乱される迷宮内では、不思議な感覚を体験できます。
全面ガラス張りの室内に入ると自分がどこにいるのかがわからなくなり、まるでブラックホールに吸い込まれたかのよう。まっすぐ立てているのかさえわからなくなります!
- kirara
<写真提供:ハウステンボス>
愛・地球博の人気シアター『三菱未来館@もしも月がなかったら』をハウステンボス版で上映。「もしも月がなかったら」という仮定から、地球環境の奇跡的なバランスを伝える作品です。
日本最新のCG技術を駆使して制作された映像は美しく、高品質の音響と合わさると大迫力。床以外すべてがスクリーンになるので、まるで自分が宙に浮いているような感覚を味わえます。
6.3 スリラーシティのデート向け&ファミリー向けアトラクション
アトラクションタウンを抜けた先、ホラー系のアトラクションが集まっているエリアが「スリラーシティ」です。暑い夏を一瞬で涼しくしてくれる恐怖のコンテンツが体験できますよ。
- 【デート向け】監禁病棟
ハウステンボスの雰囲気からは想像できないほど、本気度の高いホラーアトラクションです。
一歩足を踏み入れるとそこはもう恐怖の世界。薄暗い通路が院内の不気味な雰囲気を際立たせます。
病室や霊安室など、写真以上に不気味なポイントはたくさんあったのですが、とにかく怖くて、撮影を忘れて駆け抜けてしまいました!ぜひこの恐怖を彼女・彼氏と一緒に体験してみてください。
- 【デート向け】スペースインベーダーギガマックス20
監禁病棟のすぐ前、日没後約30分からプレイできる参加型アトラクションです。幅53m×高さ11mの巨大スクリーン(壁)に映し出されるゲーム画面では、同時に20人までプレイできます。
90年代に流行したインベーダーゲームをリメイクしたコンテンツ。世代を問わず楽しめます。シンプルなルールと簡単な操作、女性でも気軽に挑戦できるのでカップルでも参加しやすいですよ。
- 【ファミリー向け】デジタルホラーハウス
<写真提供:ハウステンボス>
日本初のタブレット端末を利用した参加型VRアトラクションです。薄暗い研究所内にいるゾンビを倒しつつ、謎解きを進めて博士を救出できればミッションクリア!
4歳以上の子どもであれば参加可能なので、家族みんなで謎解きに挑戦できます。次々と襲ってくるゾンビを倒し、力を合わせてクリアできれば家族の絆も一段と深まりそうですね。
6.4 ウェルカムエリアのアトラクション
入国ゲートから入ってすぐの「ウェルカムエリア」にも、ハウステンボスの魅力がいっぱいです。すぐ別のエリアに移動するのもよいですが、周りのアトラクションにも目を向けてみてみましょう。
- カナルクルーザー
ハウステンボス内を通っている全長6kmの運河を運行している運河船です。航路はウェルカムエリア発とタワーシティ発の2本、左回りでハウステンボス内をぐるぐると回っています。
船上から眺めるハウステンボスの街並みは趣があり、つい写真に収めたくなる風景が広がります。ハウステンボスは敷地がとにかく広大なので、交通のひとつとしても助かりますね!
6.5 アドベンチャーパークのデート向け&ファミリー向けアトラクション!
ウェルカムエリアのすぐ側、巨大な恐竜のいるあたりからが「アドベンチャーパーク」。子ども向けのアトラクションが集まったエリアなので、とくに家族連れにおすすめです。
- 【デート向け】恐竜の森
研究所にある恐竜のDNAを謎の組織よりも先に見つけ出す、というストーリーの参加型アトラクションです。保護者同伴であれば6歳未満の子どもも参加できるので、家族で楽しめます。
ただし、このアトラクションの成功率はわずか1%。撮影時の達成者数も0組だったので、かなり難易度は高めです。達成すれば周りに自慢できるレベルですので、ぜひ挑戦してみてください。
- 【デート向け】シューティングスター
<写真提供:ハウステンボス>
アドベンチャーパークを奥へと進むと見えてくるのは、「流れ星(シューティングスター)」と名づけられた全長300mのジップライン。丘から運河を越え、まさに流れ星のように空を飛べます。
おすすめの撮影スポットは「恐竜の森」の向かい側、猿の座っているベンチの付近です。うまくすれば彼女・彼氏がジップラインで、運河の真上を飛んでいく様子を撮影できますよ!
- 【ファミリー向け】天空の城
<写真提供:ハウステンボス>
3〜9mの高さにはり巡らされた障害物にチャレンジするというアトラクションです。吊り橋やロープネットなど、普段であれば何ともない障害も、3〜9mの高さにもなると結構なスリルを味わえます。
保護者同伴であれば12歳以下も参加できるので、家族の力を合わせて挑戦してみてください!
- 【ファミリー向け】ふわふわランド
小さな子どもを対象にしたアトラクションです。モルモットやウサギなどのふわふわした動物たちと触れ合い、さまざまなバルーンアトラクションを楽しめます。
飛んだり跳ねたり、子どもたちが思いっきり身体を動かせるスポットです。
6.6 アドベンチャーパークのそのほかのアトラクション
その他にも、レールコースターや巨大迷路など、体験型のアトラクションがたくさんあります。
- 天空レールコースター ~疾風~
高さ11m、全長250mもある日本初の1人乗りレールコースターアトラクションです。
<写真提供:ハウステンボス>
地上3階建て相当の高さから一気に滑走し、上下左右に猛スピードで駆け抜けるのはスリル満点!森の中にコースが張り巡らされています。子どもはもちろん、大人でさえ目をつぶってしまうほどのスピード感と迫力です!
- The Maze(ザ・メイズ)
<写真提供:ハウステンボス>
森の中に突如現れる5階建の複層型巨大迷宮アトラクション。約400ものブロックから構成されたコースは複雑に入り組んでいて、迷路を解きながら秘宝「龍玉」のあるゴールを目指します。
ツリーハウス型の立体迷宮はハウステンボスが世界初!外から見ると簡単そうですが、結構な難易度。特に年齢制限はないので、カップルや家族など、皆で一緒に挑戦してみてください!
6.7 アムステルダムシティのアトラクション
ハウステンボスのアトラクションといえば、アトラクションタウンやスリラーシティ、アドベンチャーパークに集中していますが、港近くの「アムステルダムシティ」も見逃せません。
- 釣りアドベンチャー
約520インチ(6.5m×11.5mほど)の超巨大スクリーンに映し出される魚たちを、サオ型コントローラーで釣り上げる釣りアドベンチャー。世界最大級のスクリーンの映像は圧巻です。
<写真提供:ハウステンボス>
サオ型コントローラーは、魚の動きに合わせてリールが重くなる本格仕様!まるで実際の釣りをしているかのような感覚になり、現実ではあり得ない巨大魚とのバトルを楽しめます。
6.8 そのほかのアトラクション
ハウステンボスは日本最大級のテーマパークなだけあり、ここまで紹介してきた以外にもまだまだ魅力的なアトラクションがあります。「ジュラシックアイランド」もそのひとつ。
- 【ファミリー向け】ジュラシックアイランド
ハーバータウンから出向する「ジュラシックアイランド行き」の探査船に乗ること片道40分。到着した「ジュラシックアイランド」は、全周1,200mの無人島です。
最新ウォークスルー型AR(拡張現実)を利用したアトラクションでは、特殊な銃で襲いかかってくる肉食恐竜たちに立ち向かいます。
7. ハウステンボスの見どころその4:音楽・アート
アトラクションでアクティブに楽しむのもよいですが、ハウステンボスには音楽やアートといった魅力も満載です。街中を散策しているだけでも、至るところで音楽演奏やアート作品を見かけます。せっかくハウステンボスを訪れたのなら、こうした音楽やアートも楽しんでみてください。
7.1 アート:パレス ハウステンボス(ハーバータウン)
<写真提供:ハウステンボス>
ハウステンボスの象徴的建造物「パレス ハウステンボス」は、オランダ王室から特別に許可を得て、ベアトリクス前女王の宮殿の外観を忠実に再現して建てられたものです。
また、庭園は18世紀に実在したフランスの造園家が設計したものの、実現しなかった「幻の庭園」を再現しています。細部まで設計し尽くされた庭園は、そのすべてがアート作品です。
7.2 音楽:MUSE HALL(アトラクションタウン)
<写真提供:ハウステンボス>
アトラクションタウン内にある「MUSE HALL」では、ハウステンボス歌劇団(歌劇 ザ・レビュー ハウステンボス)によるさまざまなステージ公演を楽しめます。
劇団は全部で5チームあり、いわゆるトップスターもいてアイドル並みの人気!ファンの中にはメンバーの出待ちをする人も。公演後にはメンバーとの写真撮影や握手ができます。
7.3 音楽:アムステルダム広場コンサート(アムステルダム広場)
<写真提供:ハウステンボス>
アムステルダムシティの中心部に位置するアムステルダム広場では、期間ごとに様々なアーティストによる「アムステルダム広場コンサート」が開催されています。
7.4 音楽:仮面舞踏会パーティー(アムステルダム広場)
また、仮面とマントを身につけて参加する「仮面舞踏会」のような参加型イベントも。いつ訪れても何かしらのイベントがあるので要チェックのスポットです。
8. ハウステンボスをもっと楽しむための方法
日本最大級の広さを誇るハウステンボスは、見どころが満載。見逃してしまわないように、以下情報もチェックしてください!
8.1 【デート向け】【ファミリー向け】レンタルサイクル フィッツ(ウェルカムエリア)
広大な敷地のハウステンボスだからこそ、徒歩で移動するのはとにかく大変です。移動手段のひとつとして、「レンタルサイクル フィッツ」で自転車をレンタルしてみましょう。
<写真提供:ハウステンボス>
場内の移動が楽になるだけでなく、最大6人乗りまでの自転車が用意されているので、カップルから家族まで、目的に合わせてレンタルできます。全車種鍵付きで、場内どこでも駐車可能です。
8.2 搭乗型移動支援ロボット ワンダーホイール(アトラクションタウン)
フラワーロードからアトラクションタウンに入るところで「搭乗型移動支援ロボット ワンダーホイール」のレンタルがあります。資格試験をうけて、場内を自由に走りましょう!
資格試験と聞くと難しく思えるかもしれませんが、高齢者の近距離移動手段としても注目されるロボットということもあり、操縦はとても簡単。運動が苦手な方でもまず大丈夫です。
8.3 ドムトールン(タワーシティ)
ハウステンボスを訪れたのなら、ぜひ立ち寄りたいのがタワーシティにある「ドムトールン」。高さ105mもあり、場内のどこにいても見つけられる、まさにシンボルタワーです。
また、エレベーターでは地上80mにある5階展望室にも入れ、ハウステンボスの様子を一望できます。昼間もいいですが、夜になるとイルミネーションで彩られた街並みを見ることができ、より一層美しく見えます。
9. ハウステンボスのグルメ情報
広大な敷地のハウステンボスにはいたるところに飲食店があり、地元や世界の料理を楽しめます。どれも美味しそうな料理ばかりなのですが、今回は特におすすめしたい、ハウステンボスの2つのグルメスポットをご紹介します。
9.1 ビッケンビッケン(ハーバータウン)
<写真提供:ハウステンボス>
ゴーダチーズとモツァレラチーズの2種類、パテと新鮮な野菜を特製バンズで挟み込んだ「ビッケンスペシャルチーズバーガー(850円・税込)」です。テイクアウトOKなので食べ歩きグルメとしてもおすすめ。
また、場内には「佐世保バーガー」を取り扱っている店舗がいくつかあるので、食べ比べしてみてもおもしろいでしょう。
9.2 花の家 長崎和牛三昧膳(ハーバータウン)
長崎和牛をふんだんに使用した「長崎和牛三昧膳(2,980円・税込)」。
一膳目は薬味で、二膳目は特製ダレにウズラの卵を合わせて、三膳目はたたきにトマト味噌を絡め、四膳目は余ったご飯と長崎和牛に出汁をかけて茶漬けにと、一度で4つの味が楽しめる、贅沢御膳です。
子ども向けには唐揚げやエビフライ、ハンバーグなどの入った「お子さまセット(980円 ・税込)」も。大人から子どもまで食べられるメニューがそろっています。
10. ハウステンボスのショッピング情報・お土産情報
花にアート、アトラクションにグルメとハウステンボスを満喫したら、最後はお土産をチェック!ハウステンボスでは、国内外から集められたさまざまなお土産・グッズが販売されています。
10.1 カステラの城(アトラクションタウン)
ハウステンボスには、全国から集められた約200種類のカステラが販売されているのですが、その中でも唯一、ハウステンボス限定なのが「文明堂 極上五山焼カステラ 金無垢(3,170円・税込)」です。
南蛮卵に国産100%小麦粉、もち米水飴に和三盆糖と原料から厳選されたカステラは、限られた職人の手によって丁寧に焼き上げられているため、数量限定でしか販売されていません。
今回、運よくそのうちの1本を購入できました!いただいてみると卵の味がしっかりと感じられ、和三盆糖が優しく溶けて絶妙な甘さに、しっとりとした口当たりでお上品な味わいです。
10.2 ブールンカース(フラワーロードほか)
ハウステンボスの定番のお土産といえば「クリームチーズ」。これもまたハウステンボス限定の商品で、フラワーロードにある「ブールンカース」のほかにもいくつかの店舗で購入できます。
中でも人気なのが「クリームチーズ&ターフルソースセット(1,960円・税込)」。クリームチーズに専用のターフルソースをかけて、その上からかつお節を散らすのがおすすめの食べ方です。
11. ハウステンボスの混雑情報
ハウステンボスでは常にさまざまなイベントが開催されています。特に夏休みや冬休み、休日は混雑が予想されます。一般の平日は比較的ゆったりと過ごせるでしょう。取材日(5月22日)も平日でしたが、修学旅行生が何組かはいたものの、アトラクションなどでの長時間の待ち時間は発生しておらず、スムーズにまわることができました。
12. ハウステンボスのオフィシャルホテルズ
広大な敷地面積のハウステンボスですので、少なくとも1泊2日はしたいところです。
ハウステンボスをより満喫できる、オフィシャルホテルズをリサーチしてみました。
12.1 ホテルアムステルダム(アムステルダムシティ)
<写真提供:ハウステンボス>
場内唯一のオフィシャルホテルズで、ハウステンボスの華やかな中心地(アムステルダム広場)の目の前。他のエリアやアトラクションにもアクセスしやすい好立地にあります。
また、すべての客室が45㎡以上の広々とした空間。パウダールームには4人同時に使用できる鏡があるなど、設備が充実しています。カップルや家族だけでなく、女性旅にもぴったりですね。
12.2 ホテルヨーロッパ(ハーバータウン)
<写真提供:ハウステンボス>
ウェルカムエリアからホテルまでは宿泊者専用のクルーザーが出ています。ホテルに向かうまでの間さえも、ヨーロッパにいるかのような優雅なひとときを過ごせます。
また、ラウンジではウェルカムミュージックやナイトコンサートなど、ホテルの利用者だけが楽しめる特別なコンサートを開催。ホテル内だけでも満足できるサービスが充実しています。
花・光・アトラクション・エンターテインメントと、すべてを楽しむなら少なくとも1泊2日は必要でしょう。カップルや家族でハウステンボスを訪れるなら、ぜひ宿泊も一緒に検討してみてください!
ハウステンボスの基本情報
- 住所:長崎県佐世保市 ハウステンボス町1-1
- 営業時間:9:00〜22:00
※営業時間は時期によって変動します。 - 料金
- 1DAYパス:大人7,000円/中高生6,000円/小学生4,600円/未就学児3,500円/シニア5,500円
- 2DAYパス:大人12,400円/中高生10,400円/小学生8,400円/未就学児6,400円/シニア10,900円
- アフター5パスポート(午後5時~):大人4,900円/中人4,100円/小人3,200円/未就学児2,800円/シニア4,400円
- ※大人:18歳以上/中人:中学・高校生/小人:小学生/未就学児:4歳~小学生未満/シニア:65歳以上
- ※上記以外にもパスにはいくつか種類があります
- 有料アトラクション料金一覧
- 白い観覧車:600円
- レンタルサイクル:500円〜
- カートタクシー:300円〜
- ドムトールン プレミアムスカイラウンジ(ワンドリンク付):デイタイム1,000円/ナイトタイム2,500円
- 駐車場
- 普通車800円/回 中型車1,500円/回 大型車2,500円/回
※午後24時を超えると翌日料金が発生します
- 普通車800円/回 中型車1,500円/回 大型車2,500円/回
- 定休日:基本的に365日営業
※改装等で一部エリア、施設が停止していることはあります。公式HP等で、事前に確認してください。 - HP:https://www.huistenbosch.co.jp
※すべて税込料金です
【長崎一口メモ】
長崎にはハウステンボス以外にも、ハウステンボスから近い平戸大橋や諫早公園(いさはやこうえん)など、さまざまな観光スポットがあります。下記でその観光スポットを効率よくまわれる格安ツアーからちょっとリッチなツアーまで、たくさんのツアーを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。ひとりや恋人、友人、家族だけで旅行を楽しみたい方はお得かつ手続きがとっても楽なフリープランもおすすめです。
<日数と費用>(関東目安)
●旅行日数:2~5日間
●ツアー費用:14,000円~88,000円
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一徳
- 大学時代に教育学と総合情報を学び、小中高の教員免許を取得。児童相談所や学童保育所での勤務経験が。現在はフリーライターとして教育やIT、趣味の旅行などについて執筆。また、世界24カ国に渡航経験もあり。