ハウステンボスから池島まで! 長崎の人気観光スポット10選

周囲を海に囲まれて、対馬、壱岐、五島列島など大小さまざまな971の島々がある長崎県。江戸時代から続く国際都市でもあり、異国情緒溢れる街並みや文化は、外国人観光客からも人気です。ここでは、観光国際都市としてさまざまな魅力を持つ長崎の、人気観光スポットを紹介します!

ハウステンボス

東京ドーム33個分という広大な敷地に、オランダの街並みと運河を再現した大規模アミューズメントパークです。一年を通して四季折々の美しい花々が咲き乱れるパーク内は、「光の王国」、「花の王国」、「音楽とショーの王国」、「ゲームの王国」、「健康と美の王国」「ロボットの王国」という6つのテーマに分かれていて、性別や世代を問わずに多彩な楽しみ方ができます。その中でも特におすすめなのが、「光の王国」のイルミネーション。世界最大級の1300万球のイルミネーションに包まれて、幻想的な光の世界を楽しむことができます。

ハウステンボス

■住所:〒859-3292 長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1

■アクセス:長崎空港よりバスで約50分

■1DAYパスポート:大人6,900円、中人5,900円、小人4,500円、シニア 6,400円 ※各種割引サービスあり

■営業時間:日ごとや、特殊日などのケースによりスケジュール変更の可能性がありますので、来場される前に一度下記HPにてご確認ください。

池島

「第二の軍艦島」を超える廃墟の島として近年注目を集めている「池島」。長崎県西彼杵半島の西およそ7キロのところに浮かぶ周囲4キロほどの小さな島で、九州最後の炭鉱島でした。島内は徒歩やレンタサイクルで散策することができ、コミュニティバスを利用することも可能。かつて炭鉱で使われていた重機や車両、トロッコなどが野晒しで劣化している様子や、人が住まなくなって草木に侵食された団地など、時の流れが止まったかのような錯覚を覚える、不思議な魅力に満ちた場所です。炭鉱の歴史について知りたい方は、昔炭鉱で働いていた方がガイドをしてくれる坑道体験ツアーもおすすめ。

池島

■住所:〒857-0071 長崎県長崎市池島町

■アクセス:佐世保より高速船で約1時間

長崎電気軌道

観光スポットではないけれど、長崎観光に欠かせない乗り物がコレ。長崎の街並みをゆっくりと走る路面電車で、正式名称は「長崎電気軌道」と言います。長崎にたくさんある人気の観光地も、この電車を利用すれば効率良く見てまわることができるんです! なにより嬉しいのが、どこまで乗っても一律120円というリーズナブルな料金。路面電車を乗り継ぐ際には、「のりつぎ券」をもらえば追加料金もかからないというからびっくりです(一部系統のみ)。複数の観光地を巡る方には、500円の1日乗車券がおすすめ。

長崎電気軌道

■運行時間:9:00~21:00

■停車駅:1号系統 赤迫~正覚寺下⇒約5分間隔

3号系統 赤迫~蛍茶屋⇒約6分間隔

4号系統 蛍茶屋~正覚寺下⇒約13分間隔

5号系統 蛍茶屋~石橋 ⇒約8分間隔

長崎水辺の森公園・長崎県美術館

JR長崎駅から徒歩20分のところにある「長崎水辺の森公園」は、親水広場や噴水散策路、芝生広場、野外劇場、レストランなどの施設が整った地元市民の憩いの場。その一角にあるのが、自然と調和した美術館として人気の「長崎県美術館」です。世界的建築家・隈研吾氏が手がけた建物は、さまざまな賞を多数受賞していて、国内外から高い評価を集めています。建物の美しさはもちろん、見応えのある企画展示や、長崎の美しい風景を眺めながらティータイムが楽しめるカフェなど、上質な大人の時間を過ごすのにぴったりのスポットです。

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photo by 準建築人手札網站 Forgemind ArchiMedia

■住所:〒850-0843 長崎県長崎市常盤町22−17

■アクセス:路面電車「出島電停」より徒歩3分

■美術館 入場料:無料 ※企画展、コレクション展、その他有料展覧会の観覧、カフェの利用等は別途料金が必要です。

■美術館 開館時間:10:00~20:00

■美術館 休館日:毎月第2・第4月曜日(休日・祝日の場合は火曜日が休館)、年末年始

平戸ザビエル記念教会

キリシタン信仰の地として有名な長崎県の平戸島。海岸通りから石畳の坂道を上っていくと、市街地を見下ろす丘の上にモスグリーンの外壁と美しいシルエットが印象的な「平戸ザビエル記念教会」があります。この教会は、1550年に日本へ初めてキリスト教を伝道した宣教師フランシスコ・ザビエルを記念して1913年に設立されたもので、平戸を代表する観光スポットのひとつです。実際にミサや結婚式などが行われているため、教会内部の見学ができない日もありますが、異国情緒溢れる周囲を散策するだけでも十分楽しむことができるはず。

平戸ザビエル記念教会

■〒859-5152 長崎県平戸市鏡川町259-1

■アクセス:平戸桟橋より徒歩10分

■入場料:無料(献金箱への寄付推奨)

■ミサの時間:日曜6:00、8:30 土曜18:30(奇数週のみ)

■定休日:なし

軍艦島

2015年に世界文化遺産に登録された「軍艦島」は、長崎港の南西19キロにある正式名称「端島(はしま)」と呼ばれる小さな島です。明治から昭和にかけて炭鉱の島として栄えていましたが、1974年の閉山以降は島を出ていく人が増え、現在は無人島となっています。炭鉱で働いていた人々とその家族が住んでいた鉄筋コンクリートの超高層アパートや、石炭を掘るためのエレベーター跡、ベルトコンベアーの支柱など、長い年月を経て荒廃した島内は、映画のロケ地として利用されることもしばしば。軍艦島は廃墟で危険な地域も多く、中には立ち入り禁止区域などもあるため、軍艦島へ上陸するためには、事前にツアーへの申し込みが必要です。

軍艦島

■住所:〒851-1315 長崎県長崎市高島町

■アクセス:ツアーやクルーズ船を利用 ※上陸条件があるため要確認

長崎バイオパーク

家族旅行で長崎を訪れたなら、西海市西彼町にある動物園&植物園の「長崎バイオパーク」もおすすめスポットのひとつです。大人気のカピバラや、アルパカ、リスザル、フラミンゴ、オオカンガルーなどの愛らしい動物が30万平方メートルという広大な敷地の中で、自然に近い形で飼育されていて、カピバラやカバにエサをあげたり、リスザルを肩にのせたり、たくさんの動物たちと直接触れ合うことができます。動物のみならず、さまざまな種類の花木が育つフラワードームや、世界中の珍しい昆虫が観察できる昆虫館などもあり、自然界そのものを感じることができるのが魅力です。

長崎バイオパーク

■住所:〒851-3302 長崎県西海市西彼町中山郷2291-1

■アクセス:「JR長崎駅」より「長崎バス長崎バイオパーク方面行き」で約1時間20分

■入場料:大人 1,700 円、中高生 1,100 円、3歳~小学生 800 円 ※各種割引サービスあり

■営業時間: 10:00~17:00(入園は 16:00まで)

■定休日:年中無休

雲仙温泉・雲仙地獄

日本初の国立公園に指定された「雲仙温泉」。その古湯と新湯の間の白い土に覆われた一体が「雲仙地獄」です。清七地獄、八万地獄、雀地獄、お糸地獄など30余りの「地獄」があると言われていて、江戸時代にはキリシタン殉教の拷問が行われたという悲しい歴史もある場所です。至るところから激しく吹き出す高温の温泉と噴気で、あたりは強い硫黄臭と湯煙に包まれていて、敷地内の休憩所では「足蒸し」と呼ばれる地熱や噴気を体感できる場所もあります。おすすめは、地獄の熱で作られた「温泉たまご」。大自然のエネルギーを感じながら、でき立て熱々のたまごを味わってみてはいかが?

雲仙温泉

■住所:〒854-0621 長崎県雲仙市小浜町雲仙320

■アクセス:「諫早駅前」よりバスで80分

■入場料:無料

■営業時間:24時間 ※但し、夜間ライトアップなし

九十九島・展海峰

「九十九島(くじゅうくしま)」は、佐世保港の外側から北へ25キロにわたって連なる大小およそ208の島々が点在する、リアス式海岸の群島のことです。元の島、牧の島、桂島、横島などをはじめ、島数は208あると言われています。佐世保市内には九十九島の大絶景が望める展望台が複数ありますが、特に「展海峰(てんかいほう)」は、晴天に恵まれた日には佐世保港、上五島、平戸島までが一望できる人気のスポットです。ハウステンボスから車で40分ほどのところにあり、ハウステンボスへ行きがてらに足を運んでもいいかもしれません。青い海に浮かぶ緑の島々は、ここが日本であることを忘れさせてしまうかのような、美しい景観を作り上げています。

九十九島・展海峰

■住所:〒857-1232 長崎県佐世保市下船越町399

■アクセス:「佐世保駅前」から市営バス「展海峰」行きで40分

九十九島パールシーリゾート

九十九島の魅力をもっと楽しむなら、その玄関口となるリゾート複合施設「九十九島パールシーリゾート」まで足を伸ばしてみましょう。ヨットやカヤックなどのアクティビティ体験や、佐世保バーガーやあごだしラーメンなどが堪能できるグルメスポット、九十九島の海の世界を楽しめる水族館など、見どころ満載のスポットです。中でも特におすすめなのは、遊覧船での「九十九島巡り」。8月から10月にかけては、美しい夕日を海の上から眺める「サンセットクルーズ」も行なっていて、ロマンチックなひとときを過ごすことができます。

九十九島パールシーリゾート

■〒858-0922 長崎県佐世保市鹿子前町1008

■アクセス:「長崎空港」より高速バスで「佐世保駅前」まで(約1時間30分)

■九十九島水族館「海きらら」料金:大人(高校生以上)1,440円、小人(4才〜中学生)720円(3歳以下は無料) ※各種割引サービスあり

■営業時間:3月〜10月(9:00〜18:00)※最終入館17:30

11月〜2月(9:00〜17:00)※最終入館16:30

■定休日:年中無休

ライターがおすすめする長崎の観光スポット

私、ライター・GOTOがおすすめする長崎の観光スポットはその名も「変なホテル」です! なにが変かってまず受付に人がいません。いるのは最新鋭の技術によって生み出されたロボットのみ。1体は女性ロボ、もう1体はなぜか恐竜のロボなのです。前情報なしで入るとまじでビビります。どちらにしてもビビるので、とりあえず心臓叩いてから入場してください。有料ロッカーに荷物を入れてくれるのも部屋まで荷物を運んでくれるのもロボットです。スターウォーズも真っ青です。僕らが20世紀に描いた未来がすべてつまっています。部屋の鍵は顔認証です。どんだけ、最新鋭。部屋には「ちゅーりーちゃん」と飛ばれるチューリップをかたどったロボット(タブレット)が配置され、時刻を教えてくれたり、電気をつけたり、消したりしてくれます。一家に一台ほしいレベルのかわいさ+働きっぷりです。ロボット好き、アトラクション好きの方はぜひ行ってみてください。

異国情緒ただよう長崎ならではの文化や歴史に触れられる、おすすめの観光スポットをご紹介しました。長崎旅行の際の参考にしてみてくださいね。

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