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【北海道・旭川】「旭山動物園」の見どころを人気別に徹底解説!もぐもぐタイムは必見!
動物の自然な姿を観察することができる「行動展示」が有名な北海道旭川市・旭山動物園。北海道の観光スポットとしてすっかり定着しています。
今回は見逃し厳禁のイベントや動物園をディープに楽しむ方法、おすすめグルメ、イチオシお土産まで、写真とともにわかりやすくご紹介します。
目次
- 3.1 【大人気!】ホッキョクグマ館
- 3.2 【大人気!】あざらし館
- 3.3 【大人気!】ペンギン館
- 3.4 【大人気!】もうじゅう館
- 3.5 【人気!】くもざる・かぴばら館
- 3.6 【人気!】レッサーパンダ舎
- 3.7 【人気!】シロフクロウ舎
- 3.8 こども牧場
- 3.9 きりん舎
- 3.10 エゾシカの森
- 3.11 オオカミの森
- 3.12 北海道産動物舎
- 3.13 かば館
- 3.14 ととりの村
1. 旭山動物園の概要
北海道旭川市が運営している旭川市旭山動物園は、1967年7月1日に開園。園の広さは15ヘクタール以上をほこり、100種以上650点近くもの動物たちがいる、日本最北に位置する動物園です。1997年に動物の自然な行動や生活を観察できる「行動展示」という方法を取り入れて一躍有名になりました。
行動展示とは、動物の本能的な行動を観察できる展示のこと。元獣医であった坂東園長が飼育係長の時、現場で指揮を執って設計し、仕上げた形態なのだそうです。
いまでは国内のみならず、外国人観光客にも大人気の動物園となりました。
2. 旭山動物園へのアクセス
旭山動物園は、旭川駅より路線バスにて約40分の場所にあります。
旭川駅へは札幌駅からJRで約1時間半、高速バスで約2時間。新千歳空港から旭川駅までは、JRで2時間強、高速バスでは約3時間で行くことができます。
3. 旭山動物園の見どころ紹介
まずはおすすめの14ヶ所をご紹介します。
園内には上記のような全体地図があり、各スポットに番号がふられて説明されています。この記事を読まれた方が、園内の地図で簡単に見たいところを探すことができるよう、スポットごとに園内地図にある番号を記載しました。ぜひお役立てください!
3.1 【大人気!】ホッキョクグマ館
クマの中で、唯一海洋性であるホッキョクグマ。ダイナミックに泳ぐ様子は必見です。悠々と歩いたり、水に浸かってお休みしたり。巨大プールの中を泳ぐ白クマは、まるで大きなぬいぐるみのよう!
「シールズアイ」というのぞき出窓があり、ガラス越しに大接近するホッキョクグマと挨拶できるかもしれません。
※園内地図番号5参照
3.2 【大人気!】あざらし館
アザラシのプールには舟とテトラポットが配置され、海の雰囲気そのもの。くるりとカラダを横回転させながら、気持ち良さそうに泳ぐアザラシの様子を大きなガラス越しに見ることができます。
時には、筒状のガラスの柱「マリンウェイ」(上記画像)を通ることも。まるで空中を泳いでいるかのような、不思議な光景をお楽しみください。
※園内地図番号4参照
3.3 【大人気!】ペンギン館
旭山動物園には4種類のペンギンが生息しています。中でも「キングペンギン」は体が大きく、色も鮮やか。群れているととても華やかです。館内には海を360度見渡すことのできる水中トンネルがあり、そのトンネルを通っていると、まるで海の中を歩いているような気分になれます。
時折ペンギンが泳いで行くのですが、特に頭上を泳いでいる時は、ペンギンが空を飛んでいるかのよう。「ペンギンって鳥なんだな」と思う瞬間です。冬の期間には、ペンギンたちが雪の上をよちよち歩きでお散歩。このペンギンのお散歩は、大人気イベントです。
※園内地図番号3参照
3.4 【大人気!】もうじゅう館
動物園の醍醐味と言えば、普通なら近寄ることのできないような猛獣を間近に見られること。
旭山動物園の「もうじゅう館」には、トラ、ライオン、ヒョウ、ヒグマがいます。ガラスや網越しに、その息づかいを感じられるかと思うほど、かなり間近で観察することができます。
トラが急に走り出す時などは自然界のトラを見ているようで、大興奮間違いなしです!
※園内地図番号6参照
3.5 【人気!】くもざる・かぴばら館
不思議な同居の組み合わせ、クモザルとカピバラ。生活圏はきちんと分かれているようで、クモザルは上の方、カピバラは下の方と、上手に共生しています。お互いに目もくれず、共存がすっかり板についていました!
※園内地図番号21参照
3.6 【人気!】レッサーパンダ舎
見た目もしぐさもとてもかわいらしいレッサーパンダ。身のこなしが軽く、木登りが得意なようで、高い吊り橋の上でお休みしている姿をよく見かけます。
レッサーパンダのいる吊り橋は、人間が歩く頭上にかかっているのですが、動物と人間の間にはガラスも網もない状態!
人と動物の間に自然な空間を演出する、そんな工夫がたくさんある点も旭山動物園の魅力でしょう。
※園内地図番号7参照
3.7 【人気!】シロフクロウ舎
北極圏に生息するシロフクロウ。その地域では最大の猛禽類(もうきんるい)だそうです。
旭山動物園には2羽のシロフクロウが住んでいますが、1羽は白く、もう1羽は白黒の模様入り。オスとメスで色が違うそうで、白い方がオスです。冬には雪と同化してしまうほど真っ白で、どことなく気品が感じられます。
※園内地図番号8参照
3.8 こども牧場
見るだけでなく、実際に動物に触れることのできるこども牧場。ここではウサギやモルモット、ヤギなど、おとなしくかわいい動物たちが待っています。
動物たちとの触れ合い体験に、きっと子どもたちは大喜びですね。
※園内地図番号24、25参照
3.9 きりん舎
キリンを下から見上げたり、キリンの目線ぐらいある高さから観察できたりと、いろいろな角度からキリンと交流を図ることができます。下から見上げれば、キリンの脚の長さを実感することができますし、目線の高さに行けば、長い首の上の小さなキリンの顔をじっくり眺めることができます。
長い舌でエサを上手に食べる姿もお見逃しなく!
※園内地図番号28参照
3.10 エゾシカの森
北海道のエゾオオカミが絶滅してしまったことにより、エゾシカが急増。かわいいエゾシカですが、木や農作物を食べ荒らし、農家さんたちを困らせてしまうのだそうです。そこで旭山動物園では、エゾシカと農業の共存を図るべく、エゾシカの森に電気柵で囲った畑が実験的に作られました。果たして、エゾシカが生息するエリアで農作物が収穫できるでしょうか。実験結果も気になります。
また、シカとオオカミとは隣接して暮らしているのだそう。捕食関係にあるのに、そんなに近くで暮らしていることにもビックリですね。
ただ動物を見るだけでなく、その動物の生態を学んだり社会問題まで考えたりと、旭山動物園の工夫に頭が下がります。
※園内地図番号10参照
3.11 オオカミの森
オオカミが住むエリアには、なにやら地面から飛び出た透明のガラス窓が。これは「ヘアーズアイ」と言って、オオカミの棲みかを地下から見上げ、360度観察することができる仕掛けです。オオカミが近くを通ると、まるでウサギか何かの小動物になったようなドキドキ感。ガラス越しとはいえ、この臨場感を味わえるのは旭山動物園ならではです。
見た目は「大きな犬」といったところですが、するどい眼光と凛々しいいでたちで、とてもカッコイイです。
昼間はゆっくり横になっていることが多いのですが、たまに遠吠えをすることがあり、これがまた超クール!館内放送に反応して遠吠えすることがよくあるそうですので、放送が流れたら遠吠えをしそうかどうか、チェックしてみてください。
※園内地図番号9参照
3.12 北海道産動物舎
大きな網が自然の木々を取り込むように張られたエリア。ここに、北海道産の動物がたくさん住んでいます。まるで北海道の森の中かのような歩道を進んでいると、キタキツネやエゾタヌキ、エゾリスといったお馴染みの動物に並び、なかなかお目にかかれない、立派で美しい鳥が現れました。
画像の鳥は国指定天然記念物のオオワシで、木に止まっているとさほど大きくは見えませんが、翼を広げるとなんと2メートル以上に! 日本で見ることのできるワシ・タカの中で一番大きいのだそうです。
※園内地図番号14参照
3.13 かば館
3メートルプールに大きな大きな体を浮かせて、のんびりとくつろいでいるカバ。たまに耳がピクピクと動き、起きたと思いきや、やはり目を閉じて眠ったまま。
カバと言えば大きな口を開けているところをイメージするのですが、そうしょっちゅう口を開けているわけでもなさそうです。
「あーん」としているところを見ることのできた人は、ラッキーかもしれません!
※園内地図番号27参照
3.14 ととりの村
記念すべき初の「行動展示」だったのが、ととりの村です。
「村」というだけあって、網で囲われた中にいることを忘れてしまうくらい大きな、公園のような場所。池周りや木々の中をお散歩しながら、水鳥たちの姿を観察することができます。
カモやハクチョウ、コクチョウなど、たくさんの水鳥が集まっている場所で、卵を温めているお母さん鳥に遭遇することも。そんな時はそっと見守ってあげてくださいね。
※園内地図番号2参照
4. もぐもぐタイムは必見!旭山動物園のイベント情報
エサを食べる姿を見て、飼育スタッフのガイドを聞いて、動物たちの生態を学ぶことができるのが「もぐもぐタイム」。もぐもぐタイム開催時間の案内は、正門、西門、東門、そしてサポートセンターに掲示されています。毎朝更新されていますのでぜひチェックしてください。
全て予約不要で見学できます。
4.1 ホッキョクグマのもぐもぐタイム
飼育スタッフが巨大プールの中にエサを投げ入れると、ホッキョクグマが一生懸命それを追いかけてパクリ。その様子を大きなガラス窓から見ることができます。
犬かきのように水面を泳ぐ姿は一見かわいらしいのですが、水中にもぐってエサを取りにいく姿は豪快そのもの!陸を歩いている時や、水中でのんびりしている時とはまた違ったホッキョクグマの姿を観察することができます。
4.2 ペンギンのもぐもぐタイム
もぐもぐタイムの嬉しいポイントは、すべての種類のペンギンに会えること。4種類のペンギンたちは普段バラバラに生活しているため、すべてのペンギンを見ることは難しいのです。しかしもぐもぐタイムに訪れれば、皆がエサを求めて集まってくるので見逃すことはありません!
種類によって大きさも色も違いますので、自分なりの見分け方を探すのもひとつの楽しみ方。エサとして与えられたお魚を、1匹丸ごと噛まずにゴックン!している姿にも注目です。
4.3 ボルネオオランウータンのもぐもぐタイム
手をニューッと出してエサを要求するボルネオオランウータン。態度の大きい様子にクスッと笑ってしまいます。ゴリラの次に大きな類人猿とのことで、迫力も満点!
飼育スタッフがわざとエサを穴の中に入れてみると、枝を使って上手に取り出すオランウータン。とっても頭が良い動物です。
もぐもぐタイムの最後には、オランウータンの「空中散歩」が見られることも。頭上高くにロープが張られ、そのロープを渡った先にエサが置かれてあります。サーカスのようにロープを渡り、見事エサをゲット!オランウータンは器用なのです。
ロープは6階ほどの高さにあり、渡っている間は落ちないようにと思い、見ている方がハラハラしてしまいます。
4.4 アザラシのもぐもぐタイム
アザラシが暮らすプールには浅瀬になった砂浜があり、まるで本物の海のよう。飼育スタッフはこの砂浜でエサを用意するのですが、アザラシたちはエサをめがけて「ズザザーッ!」と勢いよく陸に上がってきます。時には勢いが足りずに、陸上までたどり着けず途中で止まってしまう子も。途中で止まってしまったら、もう一度水中に入ってやり直し......。
頑張るアザラシたちに、エールを送ってあげてください!
5. 旭山動物園をもっと楽しむ方法
かわいい動物たちの生活ぶりや、もぐもぐタイムを見学するだけでも十分楽しい旭山動物園。随所に飾られている動物の絵や、手書きで掲示されている動物に関する情報なども必見です。よりディープに旭山動物園を楽しむおすすめの方法を4つご紹介します。
5.1 VRあさひやまどうぶつえん
旭山動物園をリアルに体験できるVRシステムで、旭山動物園のWebサイトで楽しめます。園内マップをクリックすると、展示施設の情報や臨場感のある動物の写真や映像が。3Dではないので、特殊なメガネなどは不要。誰でも楽しめるサービスです。
「VRあさひやまどうぶつえん」でチンパンジーを見つけられるでしょうか!?
下記リンクから『VRあさひやまどうぶつえん』を楽しむことができます。
旭山動物園を訪れる前に園内の情報を集め、行きたい場所を確認し、どのようなルートで回るかとシミュレーションすることも可能。「せっかく行くなら見どころを見逃したくない!」「より効率的に動物園を巡りたい」という方は、ぜひ事前にチェックしてみてください。
訪問前からテンションが上がること、請け合いです!
5.2 動物資料展示館・動物図書館
1階の動物資料展示館には、動物たちの剥製や骨格標本などが展示されています。細かい部分まで観察できたり、実際の大きさを知ることができたりと、見応えたっぷり。特に、ゾウの頭やゴリラの体の大きさには圧倒されます。2階の動物図書館には、専門書から絵本まで、動物に関する本がズラリ!
園内を歩き疲れたタイミングで、休憩がてら寄ってみるのもおすすめです。
5.3 夜の動物園
<写真提供:旭山動物園>
夏のビッグイベント、「夜の動物園」。
動物たちの夜の過ごし方を垣間見ることができる、貴重な機会です。夜行性の動物がいつもより元気に動き回る様子を観察するチャンス!人間にとっても、夜の動物園めぐりは涼しくて快適です。
5.4 北海道の植物観察
園内には動物がたくさんいるだけでなく、様々な種類の植物も見られます。
植物の横には説明書きを読んでみると、興味深いことに、北海道にしか存在しない植物もあるのだそう。
こちらの写真はエゾヤマザクラ。旭山は桜の名所でもありますので、桜の時期に訪れた際には、園内の美しい桜並木も満喫してくださいね。
6. 旭山動物園のグルメ情報
ここはあざらし館内にあるレストラン、「動物園中央食堂」。旭山動物園の中心に位置します。
食券を購入して中に入ると、テーブルや窓、壁などにも動物たちの絵が!「食事中でも楽しいの気分を味わってもらいたい」という、動物園の想いが感じられます。
6.1 エゾ鹿入りメンチカツ(230円・税込)
お肉感満載のメンチカツ。北海道以外ではまずお目にかからないのではないかという、珍しい「エゾ鹿のお肉」入りです。衣がサックリ揚がっていて、お肉なのに軽い食感。
小腹が空いた時にもってこいのスナックです。
6.2 ジンギスカン唐揚げ(480円・税込)
北海道名物ジンギスカンが唐揚げになりました!濃い目の味付けがあとを引くおいしさです。パンチのある味わいと裏腹に、しっとりとした衣がやさしく舌にアプローチしてきてくれるのも、食が進む秘訣。こちらも小腹が空いた時にどうぞ。
6.3 旭山醤油ラーメン(680円・税込)
海苔のアザラシ模様がアクセントになり、とってもかわいらしいラーメン。あっさりとしたしょうゆ味ですが、だしがよくきいて深い味わい。麺も細いながらしっかりとしたコシがあり、ポップな見た目とは裏腹に、かなりレベルの高いラーメンです。ランチにイチ押しです!
6.4 動物パンケーキ(400円・税込)
アザラシの刻印がめちゃくちゃかわいいパンケーキ。食べずにしばらく眺めていたくなるかわいらしさです。もったいないと思いつつ、意を決して食べてみると、ふんわり食感の美味しいパンケーキ!添えられているクリームをつけて、おやつにどうぞ。
6.5 北海道ソフトクリーム(350円・税込)
北海道に来たら絶対に食べたいソフトクリーム。暑い日に冷たいものは欠かせませんが、北海道の人は、冬でもよくソフトクリームを食べるそうです。
ということで、季節を問わずチャレンジしたいソフトクリーム。ミルクが濃厚で、「さすが北海道!」と言いたくなるようなソフトクリームです。
6.6 ドリンク入り オリジナルスクイズボトル(510円・税込)
園内は高低差があることもあり、歩いていると良い運動になります。
夏は特に水分補給が必須。そこでおすすめなのが、ドリンク入りのオリジナルスクイズボトルです。
限定のボトルには、旭山動物園の動物たちが印刷されています。このボトルにお好きなドリンクを入れて、園内見学のお供にどうぞ。ドリンクは、ピーチ、コカ・コーラ、ウーロン茶から選べます。飲み終わった後のボトルは持ち帰り、旭山動物園に行った思い出の品として大切にしたいですね。
7. 旭山動物園のショッピング・お土産情報
同じくあざらし館内にあるお店、「旭山 Zoo Shop」。ここではお土産を買って帰りましょう。
お店の横にはペンギンのオブジェが飾られたポストがあり、こちらから郵便物を送ると旭山動物園オリジナルの消印が押されます。自分宛てにハガキを出しても良い記念になりそうですね。
7.1 ポーラくん(918円・税込)
お店の方がオススメの、一番人気商品がコチラ。ホッキョクグマのぬいぐるみ「ポーラくん」です。お部屋にちょこんと座らせておけば、いつでも旭山動物園の思い出に浸ることができそう。毛並みも良く、肌触りのよいクマさんです。
7.2 クリップ付きボールペン(150円・税込)
もうひとつ教えていただいた人気商品が、アザラシの顔がプリントされたボールペン。ここでしか買えない限定商品です。握りやすいようやわらかいゴムがついていて、書き心地もなめらか。見た目もキュートですし、何より値段もお手頃ですので、バラマキ土産にもいいですね。
7.3 き花 4枚入(350円・税込)
お菓子系の一番人気は、北海道土産としても人気の高い「き花」。アーモンドガレットにクーベルチュールホワイトチョコを挟んだスイーツで、賞を取ったこともあるのだとか。まさに太鼓判付きのおいしさです。
箱には旭山動物園らしく、ホッキョクグマやペンギンが描かれています。4枚入りはちょっとしたお土産に最適で、大量買いしていく人も多いのだとか。
7.4 ミルクまんじゅう(770円・税込)
もうひとつおすすめのお菓子は、旭川銘菓「ミルクまんじゅう」。外箱は、ホッキョクグマやアザラシなどの癒し系イラストが描かれていて、旭山動物園限定のパッケージです。個袋にプリントされたホッキョクグマの足跡がかわいく、こちらも人気のお土産です。
8. 旭山動物園のおすすめの回り方と所要時間
おすすめの回り方は、ずばり「反時計回りに回ること」。
旭山動物園は山の斜面にあり、園内に高低差があります。各館の入口と出口の位置関係を考えると、反時計回りに回った方が、上り坂がすくないでしょう。
全体でサッカーコート30面分ほどの広さがあるそうですが、見て回る場所は一部分に集まっていますので、2〜3時間もあればひと通り見て回ることは可能です。全ての動物に会いたい人は、余裕を持って、1日がかりで会いに行くことをおすすめします。
9. 旭山動物園の混雑情報と基本情報
連休や長期休暇、土日祝日はやはり混み合います。ゆっくり動物を見たいという人は、平日の方が無難でしょう。平日であっても、午前中はツアーの団体旅行客がいることがあるため、午後2時過ぎくらいからが一番落ち着いて園内を回れるそうです。
人気スポットは、午後遅い時間に行ってみるのがいいかも知れませんね。
旭山動物園の基本情報
- 住所:北海道旭川市東旭川町倉沼
- 営業:2019年度夏期開園は、4月27日(土)~11月3日(日・祝)。
営業時間は、10月15日(火)までが9時30分~17時15分、10月16日(水)からは9時30分~16時30分、入園はいずれも16時までとなります。
冬期開園の11月11日(月)までは休園となりますのでご注意ください。 - 料金:通常入園料は、大人(高校生以上)820円、小人(中学生以下)無料
※おもてなし券(1泊2日券)820円(注意:1日目正午以降、2日目正午までの入園に限る、旭川市内の宿泊紹介の宿泊利用者に限る)
※動物園パスポート:1,020円(注意:有効期限は、最初に利用した日から1年間です)
※販売場所は、旭山動物園各門(正門・東門・西門)売札所、旭山三浦庭園連絡ゲート、10ヶ所の厚友会売店、29ヶ所の旭川ホテル旅館協同組合加盟のホテル - 駐車場:無料(約500台)、そのほか民間の有料駐車場(約2,700台)もあり
- 定休日:開園期間中無休
- 車でのアクセス:道央自動車道の旭川北IC出口より約24分
- 電車のアクセス:JR線「旭川駅」下車、タクシー約30分
- HP:https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/index.html
※こちらの記事は2019年5月に取材した情報です。期間限定の情報もありますので、最新情報は公式HPをご確認ください。
【北海道一口メモ】
北海道には旭山動物園以外にも、旭山動物園から近い層雲峡や美瑛など、さまざまな観光スポットがあります。下記でその観光スポットを効率よくまわれる格安ツアーからちょっとリッチなツアーまで、たくさんのツアーを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
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清水かえで
- 北海道が大好きで、毎年夏になると数か月間訪れ、道内をウロウロしていました。そのうち本格的に拠点が欲しくなり、5年ほど前より十勝地方に季節移住。毎年雪のない時期のみですが、北海道ライフをエンジョイしている主婦ライターです。