たびこふれ

ベルギーでアールヌボー建築に惹かれグルメも満喫

記事投稿日:2019/07/19最終更新日:2019/07/19

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日本には大正ロマン、大正モダンがあります。世紀末芸術(19世紀末)に影響を受けた時代。古き良き時代、なんて言われていますね。ベルギーがその発祥の地とは、人はあまり知りません。ヨーロッパ、しかもここブラッセルで開花したアールヌボーは、実はアジアの影響を色濃く受けていて、当時のベルギー、イギリス、ドイツなどでとても人気でした。

今は建造物の数も減って、実際に中に入ってみることは貴重な体験です。

ここでは、グルメの国ベルギーで、お腹と目と両方を、目一杯楽しめる、そしてカジュアルな場所を4ヶ所、ご紹介します。地理的にもセンターから30分以内の移動でOK!

目次

70種類のビールから選べる!ブラスリー「ラ・ポルトゥーズ・ド」(La Porteuse d'eau)

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このブラスリーの名前を直訳すると、「水運びの女」と言う意味になります。由来はと言うと、19世紀最期に遡って、サンジル区議会が障壁サンジルの交差点の真ん中に、噴水を置くことを決めたことに始まります。依頼された彫刻家は、広場を往来する馬たちに水をやる少女にインスピレーションを受け、創作したようです。ブラスリーの名前は、その彫刻製作を記念してつけられたとされています。

ブラッセルが発祥の地とされるアールヌボー建築は、外から見て、すぐにわかります。一言でいうと、凝っているんです。窓枠や手すりなど、曲線がたくさん使われているので、おおっと目を惹かれるわけです。

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ブラッスリーは主にビールを堪能するところ。

ここも、さまざまな種類のベルギービールが注文でき、白ビール、トラピストビール(修道士達が醸造しているビール)、フルーティーなブラッセルビールなど、およそ70種類から好きなものを選ぶことができます。

もうどれを選んでいいのかわからないくらい、どれもコクがあって、美味しいのです。日本のビールのように食べながら飲む、という感覚とちょっと違って、ビールを食べる!という感覚でベルギー人達は満喫しているように思います。実際、彼らと一緒に飲むと、ビールを飲むときは、食べないことが多いのです。だからすぐに酔ってしまいます。

ビールだけでもお腹いっぱいになりそうだけど、もちろん、ビールをとても軽いタイプにして、しっかり食べることもエンジョイできます。

えびコロッケ、ベルギーチコリのグラタン、ムール貝、、、、どれもベルギーの家庭料理

アットホームで、ほっこり感100%、そしてちょっと時代スリップ。観光客はほとんど皆無!ですよ。しっとり現地に溶け込んでしまいましょう。

La Porteuse d'eau

  • ウェブサイト:http://laporteuse.eu/fr/
  • 住所:Avenue Jean Volders 48 1060 Saint-Gilles
  • 電話番号:02 537 6646
  • 定休日:月曜日
  • 営業時間:火、水、木曜日11:00-15:00/18:00-22:30
         金、土、日曜日11:00-22:30 ノンストップ
  • 交通機関:地下鉄「ポルト∙ド∙アル」から徒歩3分、バス:48

1900年のお茶の家で Tea Time「コントワール・フロリアン」(Comptoir Florian)

1897年から妥協のない上質なお茶とコーヒーを目指しているお茶屋さんです。
ブラッセルに2軒あるのですが、イクセル区のお店にはティールームがあります。

お茶の種類、ブレンドの種類は半端ではなく、ブラックティー系はフレバーなものも合わせて86種、グリーンティー系はフレバーなものと合わせて61種。それにハーブやロイボスなど加えると全部で200種(ブレンドも含めます)あまりのお茶の味を楽しめるところです。

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雰囲気はとても落ち着いて、ものを考えたり、静かに過ごしたいときに最適。心が休まります。

携帯はバイブに!お茶は全てティーポットでサービスされるので、かなりの量を堪能できるのです。ゆっくり静かに、ヨーロッパタイムを過ごしたいとき、おすすめ!

建物は1900年にエルネスト・ブルロが造ったアールヌボー建築様式のものです。ベルギーの一般的な家の構造を垣間見ることができます。一軒の幅はあまり広くなく、奥行きと高さに長細いので、真ん中の部屋は光があまり入らないのが普通です。アールヌボーの元祖、ヴィクトール・オルタは鏡や、明かりとりを取り入れ、いかにして、光を家の中心部に注ぐか、ということにも熱心でした。

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窓枠や、柱、ベランダの手すりに職人の技が見られます。

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Comptoir Florian

  • ウェブサイト:http://www.comptoirflorian.be
  • 住所:Rue Saint-Boniface 17 1050 Ixelles
  • 電話番号:02 513 9103
  • 定休日:月、日曜日
  • 営業時間:火曜日から土曜日11:00-19:00
  • 交通機関:地下鉄「ポルト∙ド∙ナミュール」より徒歩5分、バス54, 71

ここはやっぱり外せない!オルタ美術館(Musée Horta)

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こちらは、観光所としても有名なスポットですね。

建築家ヴィクトール・オルタ(1861-1947)自身の自宅とアトリエとして1898-1901年にかけて建設されました。

サンジル区とイクセル区が隣接している、とても明るい、活気のある地域のレジデントの中に、静かな自己主張を持って建っています。うっかりすると見落としてしまいそう。

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アールヌボーの魅力は何と言っても鉄や木の素材の扱いです。あんなに固い素材にカーブをつけ、自然の要素、植物の曲線などを実現しようとしたところが、本当に素敵です。アールヌボーが開花したのはほんの20年間、と言われています。そのあと直線的なアプローチが強いアール・デコへと変わっていくのですが、ベルギー人の職人気質と、イマジネーションの為せる技でしょう。

実際、こちらで暮らしていると、周りにもプロ級の大工仕事をしてしまうベルギー人がたくさんいるんですね。職人気質密度は高いと思います。自分で好きにするのが、本当に好きなんですね。

館内の写真撮影は残念ながら禁止です。日本語のガイドがあります。開館時など、サイトで確認の上お出かけください。(結構変更が多いので)

Musée Horta

  • ウェブサイト:http://www.hortamuseum.be
  • 住所:Rue Americain 25 1060 Saint-Gilles
  • 定休日:月曜日
  • 営業時間:火曜日から金曜日9:00-13:00/14:00-17:00
         土、日曜日9:30-10:45/11:00-14:00
  • 交通機関:トラム81,92 バス54

小腹が空いたらピタハウス「ル・ペロケ」(Le Perroquet)

最高裁判所とサブロン広場の間にあります。
ここは、アールヌボーのステンドグラスがきれいなところです。

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食べ物は、ちょっと小腹が空いた時にグッドなピタがメイン。8ユーロ前後です。ビールと合わせても12ユーロ前後ですので、リーズナブルにそして、ヨーロッパの雰囲気バッチリのところですよ。

ピタは、ズバリ、中東、北アフリカ地方のパンです。直径20センチくらいの平たく丸形です。

このピタを、いなり寿司の油揚げのように開いて、中にいろいろ入れて食べてみよう、というものです。ピザの源、という話も聞きますが、定かではありません。でも、発想としては、残り物整理の主婦の知恵ということで納得してしまいます。

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中に入れるものは、BBQ味のグリルした肉、とうもろこし、サラダ、チーズ、ドライフルーツなどなど

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サイトはないようです。残念!でも、Facebookで覗くことができそうです。

Le Perroquet

  • ウェブサイト:https://www.facebook.com/Leperroquetbruxelles/
  • 住所:Rue Watteeu 31 1000 Bruxelles
  • 電話番号:02 512 9922
  • 営業時間:連日12:00-23:30
  • 交通機関:地下鉄「ルイーズ」徒歩5分、トラム92,93 バス33, 95

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記事投稿日:2019/07/19最終更新日:2019/07/19

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