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チャンギ空港直結ジュエル・チャンギ・エアポート徹底解剖〜概要・グルメ編〜
SKYTRAX社の世界の空港ランキング6年連続1位、年間利用者数6,560万人(いずれも2018年時点)、数々の受賞歴を誇るシンガポールのチャンギ空港がさらにパワーアップ!
敷地面積13万平方メートル、総工費は17億シンガポールドル(約1,400億円)の巨大複合施設が、2019年4月にグランドオープンしました!
日本からシンガポールへの離発着前後はもちろん、トランジットでも楽しめる、その名の通り魅力に溢れた宝箱のような場所。限られた時間内で満喫できるようにポイントをまとめました♪
目次
- ジュエル・チャンギ・エアポートへのアクセス、ターミナル間の移動・所要時間
- アーリー・チェックインや荷物の一時預かり、出国前の免税手続きなど旅行者に便利な機能がたくさん!
- まずは、アイコニックな「世界最長の屋内人工滝」を写真に収めて!
- ローカルグルメから和食まで見逃せないグルメラインナップ
- まとめ
ジュエル・チャンギ・エアポートへのアクセス、ターミナル間の移動・所要時間
シンガポール市内のマリーナエリアやオーチャードなどの繁華街からタクシーで30分程度のところに位置するチャンギ空港(Changi Airport)。ジュエル・チャンギ・エアポート(Jewel Changi Airport以下、ジュエル)は空港の敷地内にあります!
チャンギ空港には4つのターミナルがあり、それぞれTerminal1(T1)、2(T2)、3(T3)、4(T4)と呼ばれていて、日系航空会社だと、日本航空(JAL)がT1、全日空(ANA)がT2を利用しています。
各ターミナルからジュエルまでの行き方と所要時間は以下の通りです。
- T1:到着ホール(Arrival Hall)直結
- T2とT3:各ターミナルとジュエルとを結ぶ「Link Bridge(リンク・ブリッジ)」を利用し、徒歩10分程度 ※MRTのチャンギ空港駅はT2、T3直結
- T4:無料シャトルバスでT2へ移動後、「Link Bridge(リンク・ブリッジ)」を利用、徒歩10程度
どのターミナルからも迷わず行けるように大きな看板が出ていて安心。トランジットの場合は、一旦シンガポールに入国することになるのでご注意を。
アーリー・チェックインや荷物の一時預かり、出国前の免税手続きなど旅行者に便利な機能がたくさん!
T1の到着ロビーと繋がっているL1(1階)には、主要航空会社は限定で、原則出発の3時間前までアーリーチェックイン(Early Check-in)ができるチェックインカウンターがあって便利!
シンガポール出発前に早めにジュエルに行き、大きな荷物をチェックインした後、身軽に館内を散策することも可能ですよ。※化粧品など機内持ち込み容量を超えた液体物をジュエル内で購入する場合は、チェックインするタイミングにご注意ください
アーリーチェックインはシンガポール航空(SQ)、JAL、ANAを始めとした日本人が多く利用する航空会社も対象です。※最新のチェックイン情報はジュエル公式ホームページで確認の上、ご利用ください
荷物を一時的に預けたい場合は、同じくL1に荷物の一時預かり所もあります。
その他、24時間食事や仮眠、シャワーを利用可能な有料ラウンジ「CHANGI LOUNGE」、免税手続きができる「GST REFUND」、両替所など便利なサービスが勢揃い!チャンギ空港、ジュエル共にFree WIFI(無料Wi-Fi)も利用可能です。
まずはアイコニックな「世界最長の屋内人工滝」を写真に収めて!
プレオープンと共にInstagramなどのSNSを賑わせている「HSBC RAIN VORTEX」。マリーナベイサンズ(以下、サンズ)にも屋内の人工滝がありますが、それを数段上回るド迫力。ジュエルの天辺からB2(地下2階)まで40mと世界最長!
華人が人口の7割以上を占めるシンガポールでは、至るところに風水が取り入れられていますが、滝は良い気を集め、運気をUPする効果があるそう。ぜひ実際に体感してみてくださいね。
ガラスと鉄筋で出来たドーナッツ型のジュエル、どことなくサンズに似ているような...?
実は、同じイスラエルの建築家、モシェ・ザフディ氏が「魔法の庭園」をテーマに設計した建物なんです。(施工や屋内を走るモノレールには日系企業が関与しているんですよ!)
夜19:30〜23:30には、光と音楽のショーも催されるほか、
滝の周りをぐるっと囲むように人工庭園「SHISEIDO FOREST VALLEY」が配置されていて、階段で登り降りできるようになっています。
4階分の吹き抜け空間に、世界各地から集められた約2千本もの木や花が植えられていて、建物の中で森林浴ができる贅沢な回廊。夜間の光のインスタレーションはチームラボなどとのコラボだとか。
赤道直下のシンガポールの年間平均気温は30℃前後ですが、建物内は空調が効いている上、ミストも出ているので、ひんやりしていてとっても快適。時間がある方はフォレスト・バレーも散策してみてくださいね♪
シンガポールのローカルグルメから和食まで見逃せないグルメラインナップ!
建物や滝、人工庭園も圧巻ですが、入っているテナントも「よくこれだけ集めたな」と唸ってしまうジュエル。まずはローカルグルメからおすすめをご紹介。
最上階のL5では開放的な吹き抜け空間でシンガポールのビールブランド「Tiger Beer(タイガービール)」が楽しめるほか、フュージョン料理やアフタヌーンティーが人気の「Arteastiq Bistro(アーティースティック・ビストロ)」があります。
L3には、シンガポール名物チリクラブの有名店「JUMBO SEAFOOD(ジャンボ・シーフード)」も!お土産用にソースやチリクラブペースト(8.6SGD)なども販売してますよ♪
L1には現代風プラナカン料理が楽しめる、「Violet Oon(ヴァイオレット・オン)」。シンガポールの有名料理研究家のレストラン。ちょっと高級な海南チキンライスを食べたい時はこちらがおすすめ♪
プラナカンタイルをイメージした箱に入っている、クッキー(Single Pack、12SGD)はパッケージも美しく、味も美味しいです◎
フードコートやファーストフードが並ぶB2にはシンガポールのソウルフード肉骨茶(バクテー)の名店「Song Fa Bak Kut Teh(ソンファ・バクテー)」が!胡椒がピリリと効いた豚のスペアリブスープに、揚げ麩のような油条(ユーティアオ)を付けて食べると美味です。写真はバクテー(7.30SGD)と油条(1.80SGD)共にSサイズ(税・サ料別)。
「どうしても、今すぐ和食が食べたい!」という方には、L1「JW360°」の一角、ローカルや日本人在住者にも大人気の「SUJU RESTAURANT(酢重レストラン)」がおすすめ。焼き魚と炊き込みご飯のセット(24SGD、税・サービス料別)など、日本と変わらない味を堪能できますよ♪
まとめ
今回ご紹介したお店以外にも、シンガポール初出店の人気ハンバーガーショップ「SHAKE SHACK(シェイク・シャック)」、ニューヨーク発祥の人気スイーツショップ「LADY M(レディー・エム)」、香港でミシュラン1つ星を獲得した点心専門店「Tim Ho Wan(ティム・ホー・ワン)」、ハワイの人気パンケーキショップ「Eggs'n Things(エッグスンシングス)」、シンガポールの人気アイスクリーム店「Birds of Paradise(バーズ・オブ・パラダイス)」など、書き切れないほど行列店が軒を連ねる、ジュエル。
グルメ以外にも、宿泊施設、美容室にネイルサロン、マッサージ、映画館に「Pokemon Center(ポケモン・センター)」の他、子供から大人まで楽しめる体験型アトラクション「CHANGI EXPERIENCE STUDIO」、「CANOPY PARK ATTRACTIONS」など、何時間でも遊べるので、次回チャンギ空港を利用される際はぜひ立ち寄ってみてくださいね♪
ジュエルでのシンガポール土産情報については次回「お土産編」でご紹介します!
>>『買い物にも困らない!チャンギ空港直結ジュエル・チャンギ・エアポート徹底解剖 〜シンガポール土産編〜』はこちら
※記事中の商品価格は2019年7月現在のものです。最新情報は公式サイトなどでご確認ください
※参考:1シンガポール・ドル(1SGD)=110.45円(※2024年2月現在)
JEWEL CHANGI AIRPORT
- 住所:78 Airport Boulevard, Singapore 819666
- 電話番号:+65 6956 9898(10:00~22:00)
- 公式サイト:Jewel Changi Airport
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ゆりさん
- 旅好きな30代。過去30か国以上を訪問。これまでに出会った人、景色やモノたちを皆さんに繋いでいけたら嬉しいです。現在、シンガポール在住。