深夜にお腹がすいた時は?ハワイ・ワイキキで安心して食事をする方法

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<Photo by 写真AC>

ハワイにきて朝から晩まで目一杯遊び、ホテルの部屋にいったん戻ってひと休み。「お腹すいたなあ~。どこかに食べに行こう!」でも、時計をみたら22時過ぎ......こんな時はどこに行けばいいんだろう、なんてことはありませんか?

いくらハワイといえども、海外で深夜に出かけるのはちょっと勇気がいりますよね。そこで今回は、ハワイで深夜(22時過ぎ)に出かける場合の注意点と、深夜でも開いている店をご紹介したいと思います。

目次

1. ハワイの深夜に一人歩きはNG!特にアラワイ運河沿いは要注意

<ワイキキ周辺は観光地として賑わいますが、深夜は......。>

オアフ島の繁華街と言えばワイキキですが、日本の東京とは違い、24時間営業のお店はほとんどありません。レストランは22時か23時には閉店し、バーもほとんど午前2時には閉まってしまいます。

これ以降の夜中にワイキキの町を出歩く人は、地元住民か夜にクラブやバーに行く若者たちです。アメリカの中でも比較的治安は良いと言われているハワイですが、それでも夜は危険も多く、観光客だからこそ狙われることもあります。夜出かける時は以下のことを心がけてくださいね。

  • 一人歩きはせず、複数人で歩きましょう。
  • 暗い細道は行かず、できるだけ人通りがある大通りを歩いてください。
  • 女性は華美で露出の多い服装を避けましょう。
  • 高級ブランドのバッグなどはひったくりに狙われる要因になるので、なるべく身につけないように。
  • アラワイ運河沿いは夜にはほとんど人気がなくなるので、団体であっても歩かないようにしましょう。

2. 22時以降でもワイキキで営業しているレストラン&バー一覧

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<写真はイメージです。Photo by 写真AC>

この項目では、深夜(22時過ぎ)でも入店可能で、安心感が比較的高い店舗を紹介します。ですが、くれぐれも先ほど書いた安全対策を念頭に置いて行動してください。

2_1. 『ホテル編-カラカウア通り-』

夜でも入れる一番安心なレストランやバーは、ホテル内に併設されているものです。まずカラカウア通り沿いのホテル内レストラン・バーをご紹介します。

【Duke's Waikiki (デュークス・ワイキキ)】

「アウトリガー・ワイキキ・ビーチ・リゾート」内の1階にある有名店です。ワイキキのど真ん中にあるのでどこに泊まっていても行きやすく、メインのカラカウア通り沿いなので、安心して入ることができます。ただしディナーメニューは22時まで。それ以降の閉店まではバーフード&ドリンクメニューのみとなります。

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【Rumfire Waikiki(ラムファイヤー)】

「シェラトン・ワイキキホテル」の1階にあるバーレストラン。こちらもワイキキの中心で、リゾートホテル内にあるので安心ですね。なんといってもオープンエリアになっているのでワイキキビーチが目の前に広がり、とてもムーディーな雰囲気を味わえるのが魅力。

ただし毎週金曜・土曜の夜はクラブになるので、騒がしい雰囲気を避けたい場合はそれ以外の日がおすすめです。

【Tiki's Grill & Bar(ティキズ グリル&バー)】
「アストン・ワイキキ・ビーチ・ホテル」の2階にあるバー&レストラン。ホノルル動物園があるワイキキ東側の端に位置する場所なので、ダイヤモンドヘッドがある方のエリアに宿泊中の方におすすめです。テラスの海沿い席だと、ワイキキビーチやカラカウア通り沿いを見下ろせます。

【Lulu's Waikiki(ルルズ・ワイキキ)】
「パークショア・ワイキキ」の2階にあるレストランで、「ティキズ グリル&バー」のお隣。まさにワイキキの一番東端にあります。カラカウア通りとカパフルア通りの角にあります。深夜2時まで(毎月第一火曜は除く)営業しているので、夜ゆっくりしたい時に重宝しますね。

2_2. 『ホテル編-クヒオ通り-』

カラカウア通りから1ブロック山側にある通りがクヒオ通りです。この周辺のホテルで夜に営業しているお店をご紹介します。

【M.A.C. 24/7】
ワイキキのホテルで唯一24時間営業をしている貴重なレストランです。クヒオ通りの「ヒルトン・ワイキキ・ビーチ」内にあります。全米グルメ番組でも紹介された巨大パンケーキでも有名な店です。クヒオ通りの夜は、カラカウア通りと比べて若干物騒な雰囲気を感じるかもしれませんが、0時以降落ち着いて食事ができる場所はここだけ。

2_3. 『日本人経営の店編』

ホテル以外で夜遅く出かけるとしたら、やはり日本人経営の店なら安心感が高まります。深夜営業しているお店のうち、日本人スタッフが常時いるお店をご紹介しましょう。

【Aloha Table(アロハテーブル)】
日本でも東京・横浜・名古屋に店舗があるカフェ「アロハテーブル」。ワイキキ店も地元民から観光客まで、幅広い人から愛されています。ワイキキの中心にあるワイキキショッピングプラザの真裏にあるので、どこに宿泊していても行きやすいです。

【Zigu(ジグ)】
2018年にオープンした居酒屋「ジグ」。実はアロハテーブルと同じ親会社が手がけています。アロハテーブルがハワイの郷土料理に和の要素をいれて創作している一方、ジグは日本料理にハワイの食材を取り入れた創作料理を提供しています。内装もモダンで、思わず写真に撮りたくなるおしゃれな居酒屋です。

【Izakaya Tako-no-ki(居酒屋たこの木)】
長年ワイキキにある、大阪・浪速発の居酒屋。利用客の中にはハワイに住む日本人が大勢います。免税店「Tギャラリア」の脇、ロイヤルハワイアン通り沿いにあり、とても行きやすいのでおすすめ。さらに値段もワイキキのわりにリーズナブルで美味しいと言われています。

ハワイ滞在中日本の料理が恋しくなった!という方にぴったりですね。日本の居酒屋がそのままハワイにある感じなので、ほっと心も落ち着きます。

  • 住所:355 Royal Hawaiian Ave. 2F, Honolulu, Hawaii
  • 電話番号:808-926-8256
  • 営業時間:18:00-0:00

【Genius Lounge(ジーニアスラウンジ)】
ワイキキの中心地にありながら、隠れ家的バーとも言われているバーラウンジ。2009年のオープン当時から人気の店です。料理も美味しいので、お酒を飲めない人でも十分楽しめますよ。

2_4. 日本食グルメ街「Waikiki Yokocho(ワイキキ横丁)」

ワイキキ・ショッピング・プラザの地下にある日本食グルメ街「ワイキキ横丁」は、基本的に深夜0時まで営業しています。ラーメンや海鮮居酒屋、カレー店などが揃っているので、サクッと食事をすませたい時におすすめです。

3. ワイキキで深夜に食事するなら、コンビニで買って部屋で食べるのも◎

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<写真はイメージです。フリー写真素材ぱくたそ

ホテルに戻る時間が夜遅くなることがわかっている場合には、コンビニであらかじめご飯を買っておくのも良いですよね。22時以降でも開いていますし、ワイキキにはABCマートをはじめとしたコンビニエンストアが点在しているのでいざ困った時も大丈夫。

ただ、こちらも日本と違って24時間営業をしているところはほとんどないので気をつけましょう。また、お酒も夜0時までの販売と法律で決まっています。アメリカでの飲酒は21歳から許可されており、ID提示も求められます。年齢がわかるパスポートを忘れずに持っていきましょう。

ここでは、ワイキキのコンビニ一覧をご紹介します。

ABC Store(ABCストア)

ハワイのコンビニと言えば「ABC ストア」。ワイキキだけで30店舗以上あるので、一番行きやすいコンビニと言えます。ただ、ほとんどの店は深夜0時までの営業なので注意しましょう。

  • ロイヤル・ハワイアン・センター店

Duke's Lane Market & Eatery(デュークス・レーン マーケット&イータリー)

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<写真提供:Duke's Lane Market & Eatery>

ABCストアが手がける新しいグルメスポットがこちら。中にはベーカリーやカフェ、バーもあり。地元産の生鮮食品やオーガニック食品、さらにワインやチーズなども揃っています。

Lawson(ローソン)

実は、あの日本の大手コンビニエンスストア「ローソン」がハワイにもあるのです。ワイキキには2店舗あり、モアナサーフライダーウェスティンリゾート&スパ店は深夜0時まで、シェラトン・ワイキキ店は深夜1時まで営業しています。

【シェラトン・ワイキキ店】

Coco Cove(ココ・コーヴ)

ハワイのスーパーマーケット「Food Pantry(フードパントリー)」系列のコンビニエンスストアで、ABCストアとはまた違ったテイストのハワイ土産が揃っています。中でも評判なのは美味しいポケボウル。惣菜コーナーもあり軽食も揃っているので、ABCストアとは違うものを食べたい時はぜひこちらへ。

Holoholo Cafe & Market(ホロホロ・カフェ&マーケット)

「ヒルトン・ガーデン・イン・ワイキキビーチ」内などにあるお店で、コンビニ+カフェというユニークな組み合わせが特徴です。こちらも「Food Pantry(フードパントリー)」が手がけており、ホテルのイメージに合わせてとてもスタイリッシュな内装になっています。お土産もおしゃれなものが多いです。

食べ物はグラブ&ゴー(持ち帰り)スタイルのおにぎり・お寿司・ペイストリーがあるほか、カフェカウンターではブリトー・サンドイッチ・おつまみなどもオーダーできます。特にクヒオ通り沿いに宿泊の場合はとても便利ですね。

4. ワイキキを離れて話題のレストランへ深夜に行く場合

もし、話題のレストランやバーがワイキキを離れた場所にあり深夜に行きたいという場合は、ハワイに土地勘がある人と一緒に行くことをおすすめします。恐らくレンタカーで行くことになると思いますので、駐車場がどこにあるか、またどんなルールで利用すればいいか知っている人と一緒に行きましょう。

カイムキあたりはレストランがひとつの通りに密集しているのでまだ安心ですが、ダウンタウンは治安が悪いので、初心者だけで行くのはおすすめできません。

もしそれでもこれらのエリアに行きたい場合は、「Uber」や「Lyft」の配車サービスを利用する方が安全でしょう。タクシーのように電話する必要はなく、アプリで呼び出しから支払いまで全て完結。ドライバーが今どこにいるかもわかります。お店の前に着いたらすぐ車に乗り、そのままホテルまで連れて行ってもらいましょう。

安全には十分注意した上で、深夜の食事をお楽しみください。

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カバットバットみき

ハワイ在住ライター。大学在学中から東京のラジオ局で働き始め、毎年特別番組を放送するためにハワイへ来たのがきっかけでハワイ好きに。2004年からはライター業も開始し、雑誌/ Web/書籍と数多くのメディアに執筆している。2010年に意を決して、ハワイへ移住。ちょっと違った切り口からハワイの魅力を紹介。

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