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「今、世界で一番目が離せない街マカオ」2019年は「アート・マカオ」がイチオシ!
今、世界で一番、目が離せない街、マカオ
5つ星以上のホテルが続々とオープンしているIRリゾートコタイの非日常的夢空間が今なお進化中のマカオ。
2017年、ユネスコの「食文化創造都市(シティ・オブ・ガストロノミー)」に認定され、今や世界中から実力派有名シェフやレストランが集まってくるグルメシティ、マカオ。
大航海時代からのポルトガルと中国の融合した歴史と文化を色濃く残す人間臭さが充満したマカオ半島。
東京の大田区の半分程度の広さのこの街、マカオがここ数年来、熱く盛り上がっています。
そんなマカオの2019年のイベントが・・・
2019年のマカオは「街全体が美術館」に!
大規模視覚芸術祭「アート・マカオ」です。
「アート・マカオ」は2019年6月から10月の5ヶ月間、マカオ特別行政区政府社会文化庁後援の下、同文化局及び観光局によって組織され、教育青年局および高等教育局による大規模なアートと文化の祭典です。コンセプトは「街全体が美術館」街全体がアート・ギャラリー、アート・ガーデンとして文化的な雰囲気に包まれます。(マカオ政府観光局ニュースリリースより引用)
マカオの街に点在する44の会場でアートセミナー、ワークショップなど約40のプログラムが予定されており、そのほとんどが無料で見学できるそうです。
そのアート・マカオのプレ・イベントとしてマカオ芸術博物館で行われた「イタリア・ルネサンス絵画」展(マカオ文化局、マカオ芸術博物館、大英博物館共催 4/12~6/30開催)を見てきました。
イタリア・ルネサンスの巨匠 レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロなど、42人の芸術家作品を含む、あの大英博物館所蔵の52点が展示されています。
「イタリア・ルネサンス絵画展」を観た感想
デッサンが中心の展示の為、作品の製作途中、下書き段階、未完の作品など、芸術家の意図や苦悩、試行、改革など、完成した作品からは見えない要素が垣間見えたりしたのが面白かったです。「デッサン」というものが作品を生み出すのにどれだけ大切なものなのか、少しわかったような気がします。
博物館内はゆったりと作品が配置され、静かにじっくりと作品を鑑賞することが出来ました。
また、若き学芸員の方がガイディングをしてくださったのですが、この方がそれはそれは熱心な方で、このイタリア・ルネサンスの世界を来場者に伝えようという意思がぐいぐい伝わってきました。私は正直芸術には疎く、すべてを理解したとは言えませんが、学芸員の方の熱意がとても清々しく感じられ、広々とした清廉な空間を歩いて「いい時間を過ごせたなぁ、観に来てよかったなぁ」と感じました。6月から本格的にアート・マカオが始まります。アートに満ちたマカオの街を早いうちに再び訪れたいなと思いました。
アートに彩られた街 2019年のマカオ。今、世界で、一番目が離せないこの街に、早いとこ旅した方が良いですよ。今のうちに(笑)
(取材協力:マカオ政府観光局)
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シンジーノ
- 3人娘の父で、最近は山歩きにハマっているシンジーノです。私は「お客さまが”笑顔”で買いに来られる商品」を扱う仕事がしたいと思い、旅行会社に入って二十数年。今はその経験を元にできるだけ多くの人に旅の魅力を伝えたいと“たびこふれ”の編集局にいます。旅はカタチには残りませんが、生涯忘れられない宝物を心の中に残してくれます。このブログを通じて、人生を豊かに彩るパワーを秘めた旅の素晴らしさをお伝えしていきたいと思います。