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【2019年】フォーシーズンズ・ホテル・マカオ(コタイ)宿泊レポート。部屋は?ロビーは?雰囲気はどう?
マカオには5つ星以上のホテルがたくさんありますが、今回世界に誇る憧れの高級ホテル"あの"フォーシーズンズ・ホテル・マカオ・コタイストリップに宿泊しました。フォーシーズンズが実際どんなホテルだったかをたっぷりレポートします。
【目次】
- フォーシーズンズ マカオをひとことで言い表すと
- フォーシーズンズ マカオの基本情報
- フォーシーズンズ マカオのロビー
- フォーシーズンズ マカオのお部屋
- フォーシーズンズ マカオのプール
- フォーシーズンズ マカオのフィットネスジム
- フォーシーズンズ マカオの朝食
- フォーシーズンズ マカオのレストラン
- まとめ:良いところ、改善を期待したい点
フォーシーズンズ マカオをひとことで言い表すと
「さすが!エレガントで大人のホテル、ハイクオリティーでラグジュアリーな"フォーシーズンズ"」という感じです。周りにはギンギンギラギラど派手でテーマパークのような巨大ホテルが乱立するコタイエリアにあって、あくまでもスマートで落ち着いているホテルです。ロビーはさながら宮殿のような作りで女性が好みそうな雰囲気。スタッフのサービスがきめ細かく自然な気配りと笑顔でとても好感が持てました。私、はっきり言います。大好きなホテルです。
フォーシーズンズ・マカオの基本情報
本拠地はカナダのトロントにあります。コンセプトは「中規模でラグジュアリーなホテル」。フォーシーズンズ・ホテル・マカオ・コタイストリップは2008年8月に開業。2017年改装。部屋数は約431室でコタイの中では規模の小さいホテルです。この少ない部屋数であるにも関わらずプールを5つも持っています(宿泊客のみ利用可)。ホテルの内部はポルトガルと中国様式を上手に取り入れていて奥深さを感じさせます。ベッドはシモンズベッドを採用。マカオに数あるホテルの中でバルコニーが付いているスイートを揃えているのはここフォーシーズンズだけだそうです。(2019年5月時点)
ホテル名にある「マカオ・コタイストリップ」とはカジノやホテルが立ち並ぶ「ラスベガスストリップ」の名に倣ってつけられたコタイストリップというコタイの中心にあるストリート沿いに建っています。
フォーシーズンズ・マカオのロビー
フロントも大きすぎず、きめ細やかなゆったりしたサービスを受けることが出来ます。
エレベーターではカードキーを一番下の黒い部分にかざして初めてフロアボタンを押すことが出来ます。セキュリティ対策も万全です。
フォーシーズンズ・マカオのお部屋
私が泊まった部屋です(デラックスルーム)。この部屋の広さは46㎡でちょうどよい大きさでした。
派手な装飾はありませんが、各所にハイクオリティ&ラグジュアリーを感じさせます。
部屋の窓からは隣のザ・ヴェネチアン・マカオやモーフィアスなどが見えました。夜のライトアップもきれいでしたよ。
宿泊者だけが利用できるプールを見下ろします。大きさも適度でほんとにこのホテル隅から隅まで品が良いですね。
部屋にはなんと浴衣(ゆかた)が備えてありました。
消臭剤やラベンダーの香りのピローミストなど部屋で快適に過ごすための気配りが隅々まで行きとどいています。
またフォーシーズンズの部屋には9つもコンセントが備わっていました。その内4つは日本のプラグがそのまま差せます(電圧が許容量内のものに限る)正直、そこまで要るかな?(笑)と思えるくらいの数ですが、お部屋のどの場所でも快適に電源を使えるようにとの気遣いなのでしょう。こちらがアダプター機能のあるコンセントでスマホ充電やパソコンなど電圧が220vに耐えられる機器であれば日本式プラグをそのまま差せます。
こちらはBFタイプのコンセントでアダプターがなければ日本のコンセントは使えません。
特筆すべきは、枕元の時計が秀逸でした。デザインはモダンで機能的。決しておしゃれという感じではありませんが、文字板が見やすいのが使いやすかったですね。
そしてこの時計の優れた点がこちらです。
iphoneの充電ジャックが時計についているんです。電圧やプラグを気にすることなく、このままこのジャックを差せばiphoneの充電ができます。
クローゼット内にはアイロンとアイロン台が備えつけてありました。
こちらはセーフティボックス。
貴重品を入れて先ず左下の「RESET」ボタンを押し、4桁の任意のパスワードを押し「 LOCK」ボタンを押すと鍵がかかります。開ける時は4桁のパスワードを押せば開きます。
本格派のコーヒーマシンも備えつけてあり、無料で飲むことが出来ます。隣のミネラルウオーターも無料サービスです。
冷蔵庫の中のドリンクは50HKドル~80HKドル(約750~1200円)です。これはホテルのミニバーですので致し方ありませんね。
パウダールームも広々で、シンクがふたつ。女性が好みそうな造りです。
バスタブも大きく深く、お湯をたっぷりためることが出来ます。またお風呂に浸かりながらテレビを観ることも出来るんですよ。日本語番組ではNHKワールドプレミアムを観ることが出来ます。
シャンプー、コンディショナー、ボディウオッシュ、バスジェルなどが揃っています。
シャワールームです。
シャワーレバー。この使い方が最初少しわかりにくかったです。左方向にゆっくり回していくと温度調節が出来ます。1度使うと感覚がわかります。レバーは上下に二つあり、上のレバーはハンディシャワー(ヘッド)か上に付いているレインシャワーかを切り替えるのに使います。
フォーシーズンズ・マカオのプール
マカオの街なかではなく海沿いのリゾートホテルのような雰囲気です。
左に見えるのは同じサンズグループのザ・パリジャン・マカオです。
フォーシーズンズ・マカオ のフィットネスジム
宿泊者は無料で利用することが出来ます(24時間オープン)
スパもあります。こちらは23時まで利用できます。
フォーシーズンズ・マカオの朝食
こちらが朝食会場です。
ビュッフェスタイルで食材、品揃え、味、サービスともかなりレベルが高いと思います。美味しくて少々食べ過ぎた(笑)
卵料理コーナーです。
こちらは麺コーナー。私はアジアのホテルで麺とお粥があれば必ず頼んでしまうほど好きなんですよ。
4種類の麺から好みを選び、入れてほしい具を指さします。約3分で「出来た」と呼んでくれます。
どうです、おいしそうでしょう。スープは薄めで、自分の好みで醤油、酢、唐辛子などを入れていただきます。
こちらがお粥。鶏のダシがしっかり効いていて美味しかったです。
マカオはポルトガルに統治されていた為、ポルトガルのお菓子「エッグタルト」が名物です。マカオ滞在中、有名なお店のエッグタルトなども食べたのですが、私はここフォーシーズンズのエッグタルトが一番気に入りました。パイ皮が薄くてサクサク、中のクリームがまろやかで絶妙のバランスでした。
この種類と量では食いしん坊の私でもとても食べきれません。
フォーシーズンズ・マカオのレストラン
フォーシーズンズにはミシュラン星つきの中国レストラン「紫逸軒」があります。別の記事で詳しくレポートしていますので見てください。
まとめ:良いところ 改善を期待したい点
良いところ
正直言ってほぼ言うことなしです。ラグジュアリー、デラックス、エクセレント、どんな言葉で言い表しても言い尽くせないほどすべての面で品の良さが光ります。大人が落ち着いて時を過ごせる極上の空間です。築10年ほど経っていますが、リノベーションされていますので古さは感じません。
今年で61年目を迎えるアメリカの格付け会社フォーブズで2019年5つ星評価を受けています。
改善を期待したいところ
それでも敢えて言うとするならば・・・個人差があるので一概に言えませんが、私にとってはベッドのマットが柔らかすぎました。もう少し固めでしっかりした方が好みです。またバスタブとシャワーブースが対局にある為、バスタブからシャワーブースに行く時、床が濡れます。外国の方からすればまったく気にならないかもしれませんが、日本人にはやや気になる点かもしれません。またシャワーブースの床が濡れると滑りやすいので注意が必要です。(取材者の主観が入っていますのであくまでもご参考として捉えてください)
ともあれ全体評価としてはほぼ非の打ちどころのない優れたホテルだと思います。貴族の邸宅のようなホテルで素敵な時間を過ごしたい方にぴったりです。
(情報は2019年5月視察時時点のものです)
>>>ホテルズドットコムでフォーシーズンズ マカオを調べてみる
>>>マカオ旅行記、マカオってどんなとこ?ホテルは?食事は?お薦め観光ポイントは?を知りたい方はこちら
(取材協力:マカオ政府観光局)
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シンジーノ
- 3人娘の父で、最近は山歩きにハマっているシンジーノです。私は「お客さまが”笑顔”で買いに来られる商品」を扱う仕事がしたいと思い、旅行会社に入って二十数年。今はその経験を元にできるだけ多くの人に旅の魅力を伝えたいと“たびこふれ”の編集局にいます。旅はカタチには残りませんが、生涯忘れられない宝物を心の中に残してくれます。このブログを通じて、人生を豊かに彩るパワーを秘めた旅の素晴らしさをお伝えしていきたいと思います。