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埼玉にムーミンバレーパークがオープン!見どころから混雑情報まで徹底紹介
埼玉県・飯能市の宮沢湖周辺に開園した「ムーミンバレーパーク(2019年3月16日オープン)」。今回はこの新スポットに行ってきました。全エリア取材してきたので、その見どころをお伝えしていきます!
アクセス方法やチケット情報に加え、混雑情報についても解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
目次
4. PMUUMILAAKSO -ムーミン谷エリア- の見どころ
- 4.1 展示:Uimahuone(ウイマフオネ)
- 4.2 アトラクション:Emma teatteri(エンマ テアッテリ)
- 4.3 アトラクション:Muikku foto(ムイック フォト)
- 4.4 展示:Muumitalo(ムーミタロ)
- 4.5 アトラクション:Pikku Myyn leikkipaikka (ピックムーンレイッキパイッカ)
- 4.6 アトラクション:Merenhuiske(メレンフイスケ)
- 4.7 Posti(ポスティ)
- 5.1 ショップ:Muumilaakso kauppa(ムーミラークソ カウッパ)
- 5.2 カフェ・レストラン:Muumilaakso ruokala(ムーミラークソ ルオカラ)
- 5.3 体感展示ムーミン谷の自然
- 5.4 体感展示絵本『それからどうなるの?』
- 5.5 常設展ムーミン谷のギャラリー
- 5.6 カフェ・レストラン:Kauppa & Kahvila(カウッパ ヤ カハヴィラ)
- 5.7 ワークショップ:Paja(パヤ)
- 5.8 展示:ムーミン谷のジオラマ
6. YKSINÄISET VUORET -おさびし山エリア- の見どころ
- 6.1 アトラクション:Taikurin seikkailupaikka(タイクリン セイッカイルパイッカ)
- 6.2 アトラクション:Hemulin leikkipaikka(ヘムリン レイッキパイッカ)
- 6.3 展示:Majakka(マヤッカ)
- 6.4 アトラクション:Nuuskamuikkusen teltta(ヌースカムイックセン テルッタ)
1. ムーミンバレーパークとは?
ムーミンバレーパークは、ムーミンの物語を追体験できるテーマパークです。ムーミン一家が暮らすムーミン屋敷をはじめとしたアトラクションや展示施設、ショップ、カフェ・レストランが、4つのエリアにわかれて広がります。
物語の世界観を再現したテーマパークには、子どもから大人まで、一日中夢中になって楽しめる仕掛けがたくさん。原作者トーベ・ヤンソンの想いを知ることのできる展示を鑑賞すれば、ムーミンの世界の新しい楽しみ方が見つかりそうです。
物語の世界観を再現したアトラクションやカフェ・レストランでは、ムーミン谷の仲間入りをしたような気持ちになれるはず!
通年営業のムーミンテーマパークは世界初とのこと! 写真と共に、その魅力をレポートしていきます!
2. ムーミンバレーパークへのアクセス
電車とバスの公共交通機関はもちろん、駐車・駐輪場があるので、車やバイク、自転車で行くことも可能です。公共交通機関を使う場合、最寄り駅は西武線の飯能駅またはJR八高線、西武池袋線の東飯能駅です。東京駅からだと、東京メトロ丸ノ内線で池袋駅まで向かい、西武池袋線または特急レッドアロー号に乗り換えて飯能駅まで向かいます。所要時間は約70分です。
私は、飯能駅を利用しました。飯能駅に下車すると、とてもかわいらしい看板が出迎えてくれます。
2019年3月9日には、リニューアルを記念したオープニングセレモニーが開かれたばかり。駅構内には上記のムーミンバレーパークの大きな壁画の他、地元の木材を使用し、フィンランドのデザイナーがデザインしたオブジェやベンチもあり、駅舎からも北欧の雰囲気を肌で感じられます!
改札を出て左に曲がり、北口に向かいます。バス停が3つあり、手前の1番乗場より「メッツァ」行き直行バス、または「メッツァ経由武蔵高萩駅」行き路線バスに乗車。メッツァ停留所(旧 宮沢湖停留所)で下車、乗車時間(所要時間)は約13分です。
ムーミンバレーパーク開園とともに便数も増えたようで、バスの時刻表を気にする必要がなく安心です。基本的に交通系電子マネーが使えますが、一部現金のみ対応のバスもありますので、現金の用意もしておいた方がよいでしょう。飯能駅および東飯能駅からの運賃は200円です。
東飯能駅を利用する場合は、JR八高線「東飯能駅東口」2番乗場より 「メッツァ」行き直行バスに乗車し、 メッツァ停留所(旧 宮沢湖停留所)で下車します。バスの乗車時間(所要時間)は約12分です。
バスの停留所からムーミンバレーパークのゲートまでは10分ほど歩きます。ちょうど桜が満開の時期で、宮沢湖畔でとても美しく咲いていました。道中の看板には「Helsinki(7,781km)」の文字が。フィンランドの首都ヘルシンキは、ムーミンの生みの親、トーベ・ヤンソンの故郷です。
ムーミンバレーパークのゲートまでは、入場無料で楽しむことのできる「メッツァビレッジ」が広がっています。フィンランド語で「森」を意味する「メッツァ」。湖畔に沿うように芝生が広がり、周りには森が自然そのままに残されています。トーベ・ヤンソンが過ごした森と水に囲まれたフィンランドの風景が演出されており、周辺には、北欧ブランドの雑貨やグルメ、ものづくり体験などが楽しめる施設もあります。
3. POUKAMA -はじまりの入り江エリア- の見どころ
ここから入口から近い各エリアごとに見どころをレポートしていきます。
景色を楽しみながら歩いていくと、ようやくムーミンバレーパークの入口にたどり着きました。写真では「A」の場所です。
3.1 ウェルカムアート【こちらの装飾は現在は終了しています】
入口ではスナフキンのとんがり帽子など、キャラクターを表したモニュメントがお出迎え。カラフルなウェルカムアートが、風に揺られながら道を彩っています。地元飯能市の「西川材」を利用し、飯能市の小学生やメッツァアンバサダーなどの協力により作られたものだそうです。
3.2 ウェルカムゲート
ムーミンバレーパークは、小説や絵本、コミックで描かれるムーミンの物語を再現。パークの入口には巨大な本の形をした下記のようなウェルカムゲートがあります。
上記のゲートは、メインキャラクターでもあるムーミン&スノークのおじょうさん、スナフキン&リトルミイ、ムーミンママ&トフスラン・ビフスラン、ムーミンパパとニョロニョロの4種類が並んでいるように見えますが、実は他にもキャラクターが潜んでいるとのこと。
リトルミイとムーミンのオブジェの前には、写真撮影の行列ができていました。
それではいよいよムーミンバレーパークに足を踏み入れます!
入場ゲートは、当日券を購入する人と、事前にオンラインチケット予約・購入サイトで購入済の人とでわかれます。取材日は日曜日ということもあり、当日券購入の列はかなり並んでいました。事前購入をすれば、スタッフにスマホでQRコードを提示するだけでスムーズに入場できるので便利です!
入場者数によって当日券の販売がなくなることもあるようなので、事前に購入した方が確実に入場できます。入園料(入場料)は、おとな(中学生以上)が1,500円(税込)、こども(4歳以上小学生以下)が1,000円(税込)で、3歳以下が無料です。
入場ゲートのすぐ右手には、ムーミンママの得意料理であるパンケーキを中心とした食事を楽しむことができるレストラン「Lettula(レットゥラ)」、左手には、ムーミングッズが購入できるショップ「Alku kauppa(アルクカウッパ)」があります。
レストランの店内はガラス張りになっていて、外の景色を楽しみながら食事を取ることができます。天気のよい日であればテラス席に座って、ムーミン谷を眺めながら腹ごしらえをするのもよいかもしれません。
店名の「Alku kauppa(アルクカウッパ)」とは「はじまりの店」という意味。園内で遊ぶ前に買ってテンション上げて園内を周るのもよし、たっぷりと遊んだ帰りにたっぷりとお土産を購入するのもありです!
園内を進んでいくと、いたるところに丸太のベンチがあります。近づいてよく見てみると、ムーミンの物語の一節が書かれたプレートが貼られています。
各ベンチのプレートはそれぞれ違うメッセージが書かれており、さりげない演出に感動します!
4. PMUUMILAAKSO -ムーミン谷エリア- の見どころ
「はじまりの入り江エリア」を抜けて最初にたどり着くのが、ムーミンバレーパークのメインエリアである「ムーミン谷エリア」です。各展示をレポートしていきます!
4.1 展示:Uimahuone(ウイマフオネ)
「Uimahuone(ウイマフオネ)」はこちらのムーミンパパが作った水浴び小屋です。
ムーミン一家は泳ぐのが大好き!夏にはここでのんびり過ごすのだそうです。一家が冬眠する冬は、他のキャラクターの住処となります。下記のように小屋の中もとても細かく再現されているので、ぜひのぞいてみてください!
夕方になると、水浴び小屋に面する宮沢湖畔の湖面に木々が反射してとても美しい風景が見られました。
湖を右手に進んでいくと、ポップコーンカート「Suupala(スーパラ)」が!
ポップコーンバケットは2,700円(税込)。ポップコーンは塩バター味です。
ムーミン屋敷の形がかわいい!
たくさんの子どもたちが、これを首から下げて歩いていました。ポップコーンカートは園内に一か所しかないので、見つけたら要購入です!
4.2 アトラクション:Emma teatteri(エンマ テアッテリ)
「エンマテアッテリ」は「エンマの劇場」という意味で、ムーミン谷が洪水に見舞われたときに流れてきた劇場です。
1日3回、ムーミンとその仲間たちによる劇が繰り広げられます。キャラクターたちが歩いて観客席を回る演出が何度かあるので、前の方の席でなくても十分楽しむことができます!
こちらの劇のタイトルは『たのしいムーミン一家~
「ムーミン谷エリア」には、小川が流れていたりお花がいっぱい咲いていたりと、まるで絵本の中のムーミン谷に入り込んだ感覚になります!
4.3 アトラクション:Muikku foto(ムイック フォト)
劇場の先を進むと、キャラクターと写真を撮ることのできるフォトスタジオ「ムイック フォト」があります!
「ムイック」とは、フィンランド語で写真を撮るときの合言葉です。
2つのスタジオで撮影し、お好きな1枚を2,000円(税込)で購入可能で、2枚目は1,000円(税込)。プロのカメラマンが思い出の一枚を撮影してくれます。
4.4 展示:Muumitalo(ムーミタロ)
Muumitalo(ムーミタロ)はムーミンバレーパークのシンボル、ムーミン屋敷です!
ムーミンパパが設計図をかいて建てた、地下室+3階建ての理想の家で、1,000円(税込)で約20分のガイドツアーに参加でき、スタッフが物語のシーンやエピソードなどを説明しながら屋敷内を案内してくれます。
大人気のアトラクションなので、オンラインでの事前予約購入がオススメです!
各部屋は、原作を忠実に再現しており、地下室は食料の貯蔵庫、1階はキッチンとダイニング、2階はリビングとムーミンパパ・ムーミンママの部屋、3階はリトルミイの部屋とムーミンの部屋、屋根裏部屋にはムーミンパパが執筆を行う書斎もあります。
屋敷の外に洗濯物が干してあるなど、外から見ただけでもムーミン一家の暮らしが垣間見えてワクワクします!
時間によっては庭が解放され、写真撮影を自由に行えます。
また、各アトラクションの出入口にはこの機械が置かれています。この4つの顔を押すことでアンケートが取れる仕組みになっているようです。
「ムーミン屋敷、また遊びに来てくれるかな?」
私はもちろん緑の「笑顔ボタン」!
4.5 アトラクション:Pikku Myyn leikkipaikka (ピックムーンレイッキパイッカ)
「Pikku Myyn leikkipaikka (ピックムーンレイッキパイッカ)」はリトルミイのプレイスポットで、参加型のシアターです。所要時間は約20分、別途700円(税込)が必要です。シアターを体験していると、リトルミイが繰り出すかわいらしいいたずらの世界に、いつのまにか巻き込まれる感覚を楽しめます。
シアターの目の前にはリトルミイのショップ「Pikku Myy kauppa(ピックムーカウッパ)」があり、リトルミイ関連のグッズがたくさん販売されています!
また、ムーミンバレーパークでは、こちらのショップを含め、ショップごとに限定品があります!
ポップコーンも各ショップのオリジナル。リトルミイのショップには、かわいらしいピンク色のポップコーンが販売されていました。
4.6 アトラクション:Merenhuiske(メレンフイスケ)
こちらは「Merenhuiske(メレンフイスケ)」という、海のオーケストラ号と呼ばれる大きな船が描かれる体験型アトラクションです。テーマは「勇気」「挑戦」「友情」「家族の絆」!
所要時間は約15分、別途1,000円(税込)で楽しむことができます。船に乗って、若き日のムーミンパパと一緒に冒険に出かけましょう!
こちらは海に住んでいるキャラクター、ニブリングの店「Tahmatassu kauppa(タフマタッス カウッパ)」です。ショップも海と同じ青の外観! お菓子やアクセサリー、キーホルダーの他、アウトドアに役立つ商品などもそろっており、キャラクターのコンセプトに合ったグッズが購入できます。
4.7 Posti(ポスティ)
ショップの隣にあるのが、郵便「Posti(ポスティ)」。切手収集家のヘムレンさんの小さな看板がかかっていました。かわいい黄色の建物の中には、様々な種類のハガキの他、スタンプやしおり、スケジュール帳などの文房具が販売されています。
仕掛けの付いたハガキがかわいい!
建物の壁にはオリジナルの郵便ポストがあり、手紙を投函すると期間限定でムーミンバレーパークオリジナルデザインの消印が押されて届きます。レジスタッフにお願いすると、切手を用意してくれました。
※こちらのオリジナル消印サービスは現在は終了しております
いざ投函!到着がとても楽しみです。
5. KOKEMUS -コケムス- の見どころ
ムーミン谷エリアを超えると「KOKEMUS -コケムス-」エリアです。ここからはコケムスエリアの見どころを紹介していきます。
フィンランド語で「体験」を意味するKOKEMUS(コケムス)は、地上3階建ての展示施設です。ムーミンキャラクターや作者トーベ・ヤンソンについて深く知ることができるよう、物語を様々な角度から紹介しています。入口では、真っ白なムーミントロールが出迎えてくれました。
<↑こちらはコケムスのマップです。>
- 1階には、世界最大級の品ぞろえを誇るショップ、物語をテーマにしたメニューが楽しめるレストランが。
- 2階はムーミンや作者トーベ・ヤンソンに関する企画展や常設展、物語にちなんだワークショップに参加できるスペース。
- 3階には、ムーミンの魅力をインタラクティブに体感できる展示スペースがあります。
5.1 ショップ:Muumilaakso kauppa(ムーミラークソ カウッパ)
入ってすぐ右手にあるのはムーミンバレーパークで一番大きなショップ「Muumilaakso kauppa(ムーミラークソ カウッパ)」で、約1,000点のオリジナルアイテムがそろいます。ショップ中には、『ムーミン谷の彗星』に登場する、森の売店をモチーフにしたツリーがありました。まるで森の中を散歩しながら買い物をしているかのようです!
コミック型の箱に入った「コミックアートクッキー」12枚入り、1,500円(税抜)などお菓子の種類が豊富で、チョコやグミ、クッキー、バームクーヘン、おせんべいやドライフルーツなど、幅広い品ぞろえです。
こちらは「ハウス型キャニスター缶チョコインクッキー」8個入り、1,500円(税抜)。ムーミン屋敷をかたどった缶がとても可愛らしく、クッキーにはムーミンバレーパークのロゴがプリントされています。
コップやお皿など食器類も豊富で、これらが日々の食卓に並べばいつでもムーミンたちとの時間を楽しめそうです!
こちらは日本初の磁器である「有田焼」のプレート「ムーミンバレーパーク2019イヤープレート(有田焼)」4,800円(税抜)。
職人が手作業で製作しており、色味や形状は、ムーミンの世界観を表現するために、新しく開発されたそうです。オーブン、直火は使用できませんが、電子レンジ、食器洗浄乾燥機は使用可能です。
かわいらしい子ども服も!
ムーミンバレーパークの限定のパーカー。Tシャツも販売されています。
鞄はA4のファイルが入るほどの大きめサイズから、小さな手提げ袋までがずらり。
こちらは「クリップ付きぬいぐるみムーミン」1,600円(税抜)。リトルミイバージョンもあります。女の子が頭につけて園内を歩いている様子がかわいかったです!
ショップ奥には子どもが遊べるスペースがありますので、お母さんは安心して買い物を楽しめそうですね!
5.2 カフェ・レストラン:Muumilaakso ruokala(ムーミラークソ ルオカラ)
「Muumilaakso kauppa(ムーミラークソ カウッパ)」の向かえにあるのが、パークのメインレストランである「Muumilaakso ruokala(ムーミラークソ ルオカラ)」と呼ばれる「ムーミン谷の食堂」です。入口付近に整理券を発行する機械があるので、事前に予約を取ることができます。携帯番号を登録しておくと、電話で順番を知らせてくれるありがたいサービスも!
ムーミンたちによって夜に開かれる「不思議な森のパーティー」をイメージという店内。いたるところに樹木のオブジェがあり、幻想的な森の中で食事をしているような感覚です。
「おさびし山のハヤシライス」1,300円(税抜)など、物語にちなんだメニューや、ハヤシライスやシチュー、パスタやハンバーグなどお子様も楽しめるメニューが豊富です。ジュースやアルコールなどの飲み物も豊富にそろっています。
「雪玉のミートボール」1,300円(税抜)。盛り付けがかわいい!
「フライドポテト」600円(税抜)。サラダやスープなどのサイドメニューも充実しています。
こちらは「選べるデザート」600円(税抜)。3種類ほどの中から選ぶことができました。
5.3 体感展示ムーミン谷の自然
食事を終え、レストランを出たところの通路を進むと「体感展示ムーミン谷の自然」が始まります。壁面には、「飛行おに」の魔法の帽子から出たつるが伸びていました。前に進んでいくにつれて花はだんだん大きく、人が小さくなってムーミンサイズになり、ムーミンの世界から現実の世界に足を踏み入れることを表しています。
こちらはムーミン谷の仲間たちと、作者トーベ・ヤンソンの彫刻。
トーベ・ヤンソンは1914年に、フィンランドで彫刻家の父と画家の母の間の元に生まれます。両親の影響を受けながら、早くから画家や絵本作家として活躍してきました。
3階に上がるときには、エレベーターを利用します。かわいいペイントがしてあり、ワクワクしながら向かいました。
キャラクターたちを立体的に展示し、物語の世界観を再現しており、物語の一部に入り込めるようなフロアになっています。フォトプロップスも展示されており、キャラクターと一緒に写真を撮って楽しむことができます。
ニョロニョロが種から生まれる様子が放映されていました。
スナフキンがテントの隣で焚き火をしていました。「ティーティー=ウー」の姿も。
5.4 体感展示絵本『それからどうなるの?』
こちらはトーベ・ヤンソンが1952年に出版した初の絵本『それからどうなるの?』を再現した展示です。本の世界に入り込めるフロアでは、穴をくぐったり険しい山を登ったりと、様々な冒険が待っています。ムーミン、ミムラねえさんと一緒にリトルミイを探しましょう!
5.5 常設展ムーミン谷のギャラリー
「ムーミン谷のギャラリー」はムーミンの原作やムーミンコミックスの一部を展示した常設展。小説の挿絵や言葉を通じてムーミンの世界観を感じることができます。
壁にはキャラクターに関するクイズボックスがあり、開くと答えが分かる仕組み。友達とクイズを出し合って進んでいきます!
世界中の子どもから大人まで多くの人に長年愛され続けているムーミン。今では様々な言語に翻訳され、勇気や感動を与えてくれる言葉が多くあります。常設展にはそんな物語の一節が壁に書かれていて、どれも真剣に読み入ってしまいます。
5.6 カフェ・レストラン:Kauppa & Kahvila(カウッパ ヤ カハヴィラ)
2階には、冬のムーミン谷をイメージした真っ白な世界の広がるカフェ・レストラン「Kauppa & Kahvila(カウッパ ヤ カハヴィラ)」が。窓から自然光がたっぷりと入っていてとても明るい雰囲気でした。
「オレンジカフェラテ」650円(税抜)を注文してひと休み。ホットドリンクを注文すると、ムーミンの物語に出てくるキャラクターのマグカップに入れてくれます。どのキャラクターになるかはお楽しみ!甘いクリームと、さっぱりした柑橘の風味が絶妙でした。
「ムーミン谷のカップケーキ(ハウスコレンクション)」650円(税抜)。スイーツは、物語の世界観をイメージしたものがそろっています。SNS映えの写真が撮れそうです!
5.7 ワークショップ:Paja(パヤ)
ショップとカフェ・レストランの隣に、物語にちなんだものづくりを体験できるスペース「Paja(パヤ)」があります。ここでは定期的に、2種類のワークショップが開かれます。一つめは、ムーミン谷に出てくるキャラクター、はなうま(うみうま)の形をした木製の馬の絵付け。11:00、13:30、14:30、15:30、16:30の全5回で、1,500円(税込)で楽しむことができます。制作時間は約20分~最大45分。
二つめは、ムーミンバレーパークオリジナルバッジづくり。11:00、13:00、14:00、15:00、16:00、17:00の全6回です。全部で20種類の中から好きなデザインを選び、一個500円(税込)で一人2個まで制作できます。制作時間は約10分。時間予約制ですが、空いているときには随時案内をしてくます。ワークショップに参加して、自分だけの思い出を持ち帰りましょう!
5.8 展示:ムーミン谷のジオラマ
吹き抜けの螺旋階段の中央にある、8メートルを超える巨大なジオラマ。ムーミン屋敷を中心としたムーミン谷がリアルに表現されています。ムーミン谷で起こる出来事や、季節の移り変わりをプロジェクションマッピングや照明を使って演出しており、「彗星」「夕方」「冬」「白夜」の4タイプの演出が15分に1回あるため、長時間見ていても飽きません。3階から見下ろすだけでは全貌が見えないので、1階に下りていきましょう。
3階から1階へ続く螺旋階段の壁には、フィンランドの「ヘルシンキアウロラ子ども病院」に設置されている壁画が再現されていました。
1階からは、ムーミン屋敷の断面図のような形で中の構造がはっきりと見えるようになっていました。家の中ではキャラクターがイキイキと生活しています!
6. YKSINÄISET VUORET -おさびし山エリア- の見どころ
次に紹介するエリアは、ムーミン谷エリアを抜けたところにある「おさびし山」エリア。このエリアには、物語をモチーフにしたアトラクションが満載です。順に紹介していきます。
6.1 アトラクション:Taikurin seikkailupaikka(タイクリン セイッカイルパイッカ)
こちらの「Taikurin seikkailupaikka(タイクリン セイッカイルパイッカ)」は、「飛行おにのジップラインアドベンチャー」と言われる、おさびし山の頂上からスタートするジップラインです。1回別途1,500円(税込)。小説『たのしいムーミン一家』に登場する「飛行おに」が黒ヒョウに乗って空を飛ぶように、森の中や湖上で風を感じることができます!
大人気のアトラクションですので、休日にもなるとチケットがすぐ売り切れに。事前にチケットをWeb購入していたので、スタッフにQRコードを提示してスムーズに入場できました。
手続きが完了したら持ち物はすべてロッカーにしまい、ルビーの王様を求めて冒険へ出ます!
ヘルメット、ハーネスをつけていざ、臨みます!
※こちらのジップラインには利用制限があります(身長120cm以上190cm未満、体重30Kg以上100Kg未満、乗車時にハーネスの装着できる方など)
おさびし山の頂上から、往復約400mの宮沢湖面を横断します! 風がとても気持ちよかったです!
6.2 アトラクション:Hemulin leikkipaikka(ヘムリン レイッキパイッカ)
こちらは「Hemulin leikkipaikka(ヘムリン レイッキパイッカ)」。小説『ムーミン谷の仲間たち』に登場する「しずかなのが好きなヘムレンさん」が、遊園地代わりに作った、ツリーハウスやつり橋などを再現しています。
木で作られたアスレチックは、子どもたちに大人気のスポット。
遊園地の端には、ムーミンのキャラクターでいっぱいの黒板がありました。お絵かきをして遊んでいる人もちらほら。
6.3 展示:Majakka(マヤッカ)
小説『ムーミンパパ海へ行く』に登場する灯台「Majakka(マヤッカ)」。夜になるとこの灯台の回転灯が対岸のメッツァビレッジからも見えるそうです!
この灯台にはムーミン一家が移り住んだこともあり、壁にはムーミンママが描き残した絵もあります。
また、この灯台への道中には、小説に登場する小道具も展示されています。
このようにパーク内には写真スポットがたくさんあるんです。
6.4 アトラクション:Nuuskamuikkusen teltta(ヌースカムイックセン テルッタ)
おさびし山エリアを奥まで進むと、旅人スナフキンのテント「Nuuskamuikkusen teltta(ヌースカムイックセン テルッタ)」が現れます。
テントの周辺には、ムーミン谷のキャラクターの絵が施されているライトが所々に置いてあり、こちらもフォトスポットのひとつと言えるでしょう。
7. ムーミンバレーパーク公認ホテルについて
最後に、2つの公認ホテル「オフィシャルホテル」「パートナーホテル」についてご紹介します。
ムーミンバレーパーク公認ホテルでは、入園保証があったり豪華な特典が付いていたりと、宿泊者だけが味わえる魅力がたっぷりです! どのホテルも関東の一都三県にあるので、関東の周辺地域の観光にもアクセス抜群。ムーミン好きの方もそうでない方も、ムーミンの世界観に浸ってみてはいかがでしょうか。
7.1 オフィシャルホテル
<オフィシャルホテル>
以下3つのホテルグループが参加しています。
- プリンスホテルズ&リゾーツ
- ホテルマロウドチェーン
- レンブラントグループホテル
<オフィシャルホテルの特典>
- 1. ムーミンスペシャルルームでは、ムーミンの世界観をお部屋でも楽しめる
- 2. 宿泊者しか買えない限定グッズがムーミンバレーパークで購入できる
- 3. 入場制限がかかっても大丈夫。入園が保証される
- 4. ここでしか手に入らないムーミンバレーパークからの贈り物がもらえる
7.2 パートナーホテル
<パートナーホテル>
- 休暇村
- ナチュラルファームシティ
<パートナーホテルの特典>
- 1. 入場制限がかかっても大丈夫。入園保証される!
- 2. ここでしか手に入らないムーミンバレーパークからの贈り物がもらえる!
<公認ホテル利用時の注意事項>
- ご予約時期:ホテルによって異なりますので、各ホテルページでご確認ください
- 特典対象者:ムーミンバレーパークオープン日(3月16日)以降に対象プランでのご宿泊者が対象
- ご予約方法:特典付きの宿泊プランで宿泊された方のみ特典が受けられます。ご予約方法は各ホテルのHPでご確認ください
※詳しくはメッツァ公式サイトを参考にしてください。
8. ムーミンバレーパークの混雑情報やチケット情報など
ここではムーミンバレーパークの混雑情報やチケット情報についてお伝えします。
混雑情報は、メッツァ公式サイトのオンラインチケット予約ページで事前に予想・確認ができます。
(※「〇」快適、「△」混雑、「×」利用不可、「当」当日券のみ)
ムーミンバレーパークの入場券は、メッツァ公式サイトだけでなく、パークのチケットブースで購入できます。メッツァ公式サイトで事前に購入しておくと、混雑時の入園制限の際にも確実に入園できるのでおすすめです。
また、下記のように有料アトラクションの隣には、当日券購入用の券売機があります。
ただ、入場券を事前予約・購入している場合は、15:00以降のアトラクションもWebから事前予約購入が可能です。入場券が数量限定のアトラクションが多いので、絶対行きたい!というアトラクションがあれば、事前に予約しておくことをおすすめします。
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「ムーミンバレーパークの基本情報」
- 住所:〒357-0001 埼玉県飯能市宮沢327-6 メッツァ
- 営業時間:10:00~20:00(年中無休)
- ※当日券の販売はパーククローズの1時間前までです(20時クローズであれば19時)
- ※パークの入場は営業時間まで可能です(20時クローズであれば20時)
- ※イベント等により変更となる場合があります
- ※臨時休業やメンテナンスによる一部施設の営業時間変更等に関しては、TOPページやニュースページでお知らせがあります。
- 入場料: おとな(中学生以上)1,500円(税込)/こども(4歳以上小学生以下)1,000円(税込)/3歳以下は無料
※当日券の販売もありますが、混雑時の入園制限の際にも確実に入園できる「事前予約」がおすすめです。 - 園内の有料アトラクション料金一覧:
- 飛行おにのジップラインアドベンチャー 1,500円(税込)
- 海のオーケストラ号 1,000円(税込)
- ムーミン屋敷 ガイドツアー 1,000円(税込)
- リトルミイのプレイスポット 700円(税込)
- ※おとな・こども共に一律料金、3歳以下は無料
- ※時間予約制
- ※2019年4月26日より、公式サイトにて15:00以降のアトラクションチケットの事前購入ができる「アフタヌーンプラン」が開始されました。当日、現地の券売機での購入も可能です
- ※「飛行おにのジップラインアドベンチャー」は、身長120cm以上190cm未満、体重30Kg以上100Kg未満、乗車時にハーネスの装着できる方に限ります
- 定休日:不定休
- 電車のアクセス
- ―飯能駅から:西武池袋線 「飯能駅北口」1番乗場より 「メッツァ」行き直行バス(国際興業・西武バス・イーグルバス運行)及び 「メッツァ経由武蔵高萩駅」行き路線バス(イーグルバス運行)、 メッツァ停留所(旧 宮沢湖停留所)下車(所要時間約13分)
- ―東飯能駅から:JR八高線「東飯能駅東口」2番乗場より 「メッツァ」行き直行バス(国際興業・西武バス・イーグルバス運行)、 メッツァ停留所(旧 宮沢湖停留所)下車、(所要時間約12分)
- 車でのアクセス
- 狭山日高インターチェンジから県道262号線経由5.4km(約12分)
- 青梅インターチェンジから県道218号線経由約11km (約30分)
- 飯能駅北口から宮沢湖入口まで約3km(約10分)
- ※駐車場には、「Web予約・事前精算」と「予約なし・現地精算」の二つの方法があります。長時間駐車する場合にはWeb予約が断然お得です。公式サイトをチェックしてみてください
- ※自動二輪車、自転車でも来場可能で、駐車の事前予約は必要ありません
- 駐車料金
- <Web予約・事前精算>
- 平日1,500円(税込)、土日祝2,500円(税込)
- <予約なし・現地精算>
- 平日
- 0:00~12:59までに予約1,500円(税込)
- 13:00~16:59までに予約1,000円(税込)
- 17:00以降に予約500円(税込)
- 土日祝
- 0:00~12:59までに予約2,500円(税込)
- 13:00~16:59までに予約1,500円(税込)
- 17:00以降に予約500円(税込)
- 時間貸し
- 平日10分100円(上限1,800円)
- 土日祝30分500円(上限3,000円)
- ※予約に空きのある場合のみ利用可能
- 平日
- <Web予約・事前精算>
- HP:https://metsa-hanno.com/moominvalleypark/
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