中国悠久の歴史と最新スポットが交差する。新しい西安を旅しよう!

シルクロードの基点となり、秦、漢、随、唐など、数多くの王朝の都が置かれた中国の歴史文化の中心地、西安。歴史好きならぜひ一度訪れてみたい憧れの場所です。そんな西安が、最近どんどんおしゃれになっているそう!今回は、そんな進化を続ける西安を旅してきました。さらに、西安に新しくできた「ルネッサンス西安ホテル」では、マリオットの旅行プログラム「Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)」の会員限定のエクスクルーシブなイベントにも参加。特別イベントの様子もご紹介します!

目次

西安の必見スポット。20世紀最大の発見と言われる「兵馬俑」に行こう!

西安への旅行者が必ず訪れるのが、「兵馬俑(へいばいよう)」が展示されている「秦始皇兵馬俑博物館」です。秦の始皇帝を守るために副葬された兵馬俑が地元の農民によって偶然発見されたのが、1974年のこと。実に2200年以上も間、地下に眠っていたもので、今世紀最大の発見と言われています。何千体もの兵馬俑が整然と並ぶ様は圧巻!

485A3159.jpg

「秦始皇兵馬俑博物館」では、現在も発掘&修復が進行形で行われています。整然と並んでいる兵馬俑を見るのもいいですが、発掘現場を見られるのも興味深いです。

FotoJet (2).jpg

いくつかの兵馬俑は発掘現場から通路近くに移して展示されており、表情や色彩を間近で見ることができます。一体一体すべて顔が異なる精巧な作り。色が残っているものもあり、埋められた当時は、さぞかし色鮮やかで荘厳な景色が広がっていたのだと思います。

FotoJet.jpg

FotoJet (1).jpg

二千年以上もの間、誰も見ることができなかった兵馬俑を、今だからこそ見ることができるということに感動しました。「兵馬俑を見るためだけに西安に行くべき!」と断言できるほどの素晴らしさです。まだ見ていない人はぜひ!

秦始皇兵馬俑博物館(Emperor Qinshihuang's Mausoleum Site Museum)

  • 住所:Lintong district, Xi 'an city, Shaanxi province
  • 電話番号:029-8139-9127
  • 営業時間:3月16日~11月15日/8:30~18:00(チケット販売17:00まで)、11月16日~3月15日/8:30~17:30(チケット販売16:30まで)
  • 定休日:なし

「狭西暦史博物館」で中国の歴史を知る

先史時代から清の時代までの文化財が収められている「狭西暦史博物館」は、中国の歴史を時系列に復習するのにぴったりな博物館。中国の歴史の流れにそって博物館の展示物を見ることができます。

IMG_9169.JPG

解説員の方と一緒に博物館をまわることができるので、分からないことはその場で質問可能。音声ガイドではなく、人が案内してくれるというところに、凄さを感じました。

IMG_9146.JPG

日本から唐に派遣団を送った遣唐使などの話しがでてきたり、和銅開珎など日本の貨幣が展示されていたりして、中国と日本の関係性をひしひしと実感。靴のままでは入れない特別展示室もあり(こちらは写真撮影不可)、見応えあります。

社会見学や中国全土からの観光客もたくさん訪れる人気の美術館なので、早い時間帯での見学がおすすめです。

狭西暦史博物館

  • 住所:91 Xiaozhai East Road, Xi'an
  • 電話番号:029-8525-3806
  • 営業時間:3月16日~11月15日/8:30~18:00(チケット販売16:30まで)、11月16日~3月15日/9:00~17:30(チケット販売16:00まで)
  • 定休日:月曜日
  • http://www.sxhm.com/

西安で今一番ホットなスポット「大華1935」

1935年に建てられた織物工場「大華紡績工場」を、当時の面影を残しながらカフェやギャラリーが集まる施設にリノベーションしてできたのが「大華1935」です。

IMG_9059.JPG

ショップやレストラン、スターバックスなどが集まるおしゃれエリアになっていて、撮影を楽しむ人たちもたくさん。

IMG_9073.JPG

IMG_9098.JPG

施設内には博物館もあり、当時の工場の様子や人々の生活の移り変わりをたどることができます。結婚する際にあると良いとされる"3種の神器"がどんどん移り変わっていく様が面白かったです。

MLZ_6809.jpg

工事中のエリアもまだまだあり、これからもショップが増えそうな勢いでした。写真撮影を楽しんだり、カフェでまったりしたいという人はチェックしてみてください。

大華1935

「ルネッサンス西安ホテル」で新しい西安を感じる

西安に来た大きな目的のひとつが「ルネッサンス西安ホテル」で、マリオットのロイヤルティプログラムが開催するエクスクルーシブなイベント「Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)」を体験することです。

Renaissance Xi'an Hotel - Front Desk.jpg

「ルネッサンス西安ホテル(Renaissance Xi'an Hotel)」は、2018年に西安にオープンしたばかりのマリオット系列のラグジュアリーホテル。中国らしさを散りばめつつも、モダンでエレガントな雰囲気が魅力です。

Renaissance Xi'an Hotel - Guestroom King.jpg

IMG_8946.JPG

客室にはちゃんとバスタブもあって、日本人好み。そして施設の中でも特に驚いたのが、プールの豪華さ!寒い時期だったのと、西安とプールというのが私の中で結びつかなくて、油断していました......。こんなに素敵なプールで泳ぎたかった!水着はいつもスーツケースに入れておくべきですね。

IMG_9206.JPG

IMG_9208.JPG

メインダイニング「Food Studio(フード・スタジオ)」での食事も楽しめました。広いダイニングのあちこちに名物料理を提供するフードコーナーができていて、まるで屋台巡りをしているような感覚です。

Renaissance Xi'an Hotel - Food Studio.jpg

IMG_9103.JPG

IMG_9102.JPG

IMG_9110.JPG

ちょっと外出するのが疲れたなという時や、いろいろな種類の食事を注文するのが難しい、ひとり旅の際の食事場所としてもおすすめ。まるで外の屋台街を歩いているような明るく元気な空間と美味しい料理に、気分も上がると思います。

まさにプライスレス!「Marriott Bonvoy Moments」で楽しむスペシャルライブ!

そして、今回私が参加したスペシャルイベントというのが、アジアを代表するシンガー・ソングライターのTanya Chua(タニア・チュア)さんのライブです!

「Marriott Bonvoy」の会員限定のイベントで、「Marriott Bonvoy」で貯めたポイントをエクスクルーシブな体験と交換することができる「Marriott Bonvoy Moments(マリオット ボンヴォイ モーメンツ)」の企画で開催された特別ライブ。タニアさんが「ルネッサンスホテル」のアンバサダーを務めているということもあり、このイベントが実現したようです。

2019-01-24_21-24-10_454.jpeg

会場となったのはホテルのボールルーム。とても間近でタニアさんのライブが見られるとあって、みんな興奮気味。会場の外ではカクテルやスイーツが振る舞われ、とても華やかな雰囲気でした。

bbbb.jpg

タニアさんのライブはたっぷり2時間ほど。衣装もいろいろとチェンジして、とてもゴージャス。ライブ終了後にファンがタニアさんに直接花束を渡していたりと、通常のライブ会場では不可能なアットホームな雰囲気でした。

Evenings at Renaissance with Tanya Chua 3.jpg

IMG_9231.JPG

タニアさんはなんと、パティシエとしても活躍している才女。ホテルのレストランでは、タニアさん監修のスイーツを食べることができます。それがこちら。時期によってスイーツの種類が変わってくるので、「タニアさんのスイーツはどれ?」と、スタッフの方に聞いてみてください。

IMG_9119.JPG

ライブの後は、ホテルのバーで余韻を楽しむことに。

Renaissance Xi'an Hotel - R Bar.jpg

IMG_9135.JPG

「Marriott Bonvoy Moments」は、今回のようなライブイベントの他に、スペシャルシートでのスポーツ観戦や、予約が取れない人気レストランでの食事など、お金では買えないような企画が目白押し。ポイントを貯めてぜひ参加したい~~!と思いました。

ルネッサンス西安ホテル

Marriott Bonvoy Moment

https://moments.marriottbonvoy.com/

【おまけ】西安旅行の前に準備しておくと良いこと

中国では、SNSやgmailを使うことができません。日本と同じようにSNSを使いたい場合は、現地のWi-Fiは使わずネットの接続場所を日本に設定できるWi-Fiを日本でレンタルしておきましょう。出費を抑えたいという方は、メールの転送設定や、現地で使えるアプリWeChatなどをダウンロードしておくと便利ですよ。

<取材協力:ルネッサンス西安ホテル、マリオット・インターナショナル>

中国」に興味わいてきた?あなたにおすすめの『中国』旅行はこちら

※外部サイトに遷移します

Related postこの記事に関連する記事

Ranking中国記事ランキング

ランキングをもっと見る

この記事に関連するエリア

この記事に関連するタグ

プロフィール画像

美濃羽佐智子

出版社勤務を経てフリーランスとなり、2011年から3年間をタイのバンコクで暮らす。エディター・ライターユニットTom☆Yamのメンバー。共著に『タイ行ったらこれ食べよう!』(誠文堂新光社)ほか。

Pick upピックアップ特集

全国の動物園&水族館 徹底取材レポート特集!デートや家族のおでかけなど是非参考にしてみてください♪

特集をもっと見る

たびこふれメールマガジン「たびとどけ」
たびこふれサロン

たびこふれ公式アカウント
旬な情報を更新中!