たびこふれ

福岡の観光名所!太宰府天満宮の見どころとおすすめのグルメ情報を注力取材

記事投稿日:2019/04/19最終更新日:2019/04/19

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学問の神様、「菅原道真公(すがわらのみちざねこう)」が祀られていることでもおなじみの太宰府天満宮。
受験シーズンになると多くの学生、そのご家族が参拝することでも知られていますが、実は観光スポットとしても大人気なのです。国内の観光客だけでなく、世界中からも人々が集まり、むしろ平日は海外の人の方が多いくらいなのだとか。
お参りだけで済ませがちな太宰府天満宮ですが、ぜひ寄りたいスポットや、グルメ情報をご紹介します!

※この記事は、新元号「令和」発表前(2019年2月)に取材した記事です。新元号「令和」発表後に太宰府天満宮と坂本八幡宮を訪れた記事は下記よりご覧ください!!

目次

1. 太宰府天満宮とは?その概要と歴史

2. 太宰府天満宮へのアクセス

3. 太宰府天満宮の見どころ

4. 太宰府天満宮の梅をはじめとする花情報

5. 太宰府天満宮のイベント

6. 太宰府天満宮のグルメ情報

1. 太宰府天満宮とは?その概要と歴史

太宰府天満宮とは

まずは太宰府天満宮の概要と歴史からご説明しましょう。
太宰府天満宮では「天神さま」でもお馴染みの、菅原道真公を祀っています。太宰府天満宮の起源は905年(延喜5年)、菅原道真公の祠廟を建てたことが始まりです。

天満宮は全国に約12,000社ありますが、太宰府天満宮はその総本宮。つまり、数ある天満宮の中でも、天神様が永遠におしずまりになる聖地として崇敬を集めているのです。

当時の戦国時代の武将、小早川隆景(こばやかわ たかかげ)によって1591年(天正19年)に再建された御本殿は、国の重要文化財に指定されました。御本殿だけで400年以上も経過しているとは、厳かな雰囲気にもうなずけます。

生前、菅原道真公は才能豊かな人物として、人々からの信頼を集めていたと言われています。一時はいわれのない罪に問われたこともあったそうですが、朝廷で無実が証明されたことで、神として崇められるまでに。
菅原道真公は「学問の神様」として有名ですが、それだけではありません。誠実なことで知られる「至誠(しせい)の神様」、厄災から守ってくれる「厄除けの神様」としても崇められているのです。

毎年の正月の三が日だけで、受験の成功を願う学生やそのご家族、観光客などおよそ200万人の人々が訪れます。修学旅行生や海外からの観光客も合わせると、年間でおよそ1,000万人もの人々が参拝しているということで、太宰府天満宮のご利益を求める人が後を絶ちません。

2. 太宰府天満宮へのアクセス

太宰府天満宮へのアクセス方法はおおきく分けて3つ。
●車で行く方は「太宰府I.C」で下り、国道3号線を南方向に進むこと約10分。県道76号線に入ってからは道なりに5分ほどで到着します。ただ、カーナビで「太宰府天満宮」と検索すると参道まで直接案内されてしまうので、「太宰府駐車センター」と検索するのがスムーズに駐車までできておすすめです。

●バス(JR博多駅発)の方は、博多駅から徒歩3分のところにある「博多バスターミナル」へ。二日市方面のバスに乗っておよそ40分で太宰府天満宮の参道すぐそばにある「西鉄太宰府駅」に着きます。

●電車(西鉄福岡駅)の方は、福岡駅から大牟田線(特急・急行)に乗って約15分。「西鉄二日市駅」で西鉄太宰府線に乗りかえてからさらに5分ほどで、バスと同様に参道すぐそばの「西鉄太宰府駅」に到着です。

3. 太宰府天満宮の見どころ

せっかく太宰府天満宮に来たなら、ぜひ立ち寄ってもらいたい見どころスポットをご紹介します。

3.1 参道

参道

車やバス、電車にかかわらず太宰府天満宮を訪れるとまず通るのが「参道」。
大きな石の鳥居をくぐると、左右には太宰府グルメやお土産屋さんがずらり。つい寄り道したくなる気持ちにかられますが、まずは太宰府天満宮でお参りをしてから......。ここはグッとこらえます!

取材日(2019年2月)が平日だったこともあり、あまり人はいないと思って向かったのですが、いざ来てみるとご覧の通り。国内外からの観光客でごった返していました。いつ訪れても賑わっているのでしょう。

3.2 案内所

案内所

太宰府天満宮を十二分に楽しみたいのであれば、まず立ち寄りたいのが「案内所」です。
太宰府天満宮では年間を通して様々なイベントが開催されており、時期によって見どころが違います。普通に回っても見ごたえ十分な太宰府天満宮ではありますが、せっかくならその時期ならではのスポットをおさえたいところ。

案内所では、白衣・袴姿の女性たちが太宰府天満宮の案内をしてくれています。「今の見どころはどこですか?」と聞けば、地図を片手に詳しく紹介してくれることでしょう。

3.3 御神牛(ごしんぎゅう)

御神牛

参道から案内所へ、そしてさらに道なりに進むと見えてくるのが「御神牛」です。
菅原道真公の生まれが845年(承和12年)、丑年だったことから、太宰府天満宮のいたるところに牛を象った銅牛や石牛が祀られています。中でも、私たちがまず目にするこの1頭は「御神牛」として有名です。

「牛の身体を触ると傷病などが治る」と言い伝えがあり、御神牛の前にはつねに行列が。学生たちの聖地として知られるだけに、頭を触っていく人が多いため、牛の頭部が特にピカピカに!いかに合格祈願者が訪れているかを表しているようです。

3.4 太鼓橋・心字池(しんじいけ)

太鼓橋・心字池

御神牛と触れ合ったら順路に沿って進みましょう。見えてくるのが「太鼓橋」や「心字池」。
太鼓橋・平橋・太鼓橋の順番に3つの橋があり、それぞれ過去・現在・未来を表しているのだそうです。

美しい朱色の太鼓橋にさしかかると、心字池のほとりで写真撮影を楽しむ観光客が。ゆったりとした雰囲気の心字池は、ちょっとしたインスタ映えスポットのようです。

3.5 菖蒲池

菖蒲池

太鼓橋や心字池を通過して、すぐ右手に進むと「菖蒲池」があります。
毎年6月初旬〜中旬頃になると、池のいたるところで約55種類、3万本ほどの「菖蒲(しょうぶ)」が咲き乱れます。残念ながら取材当時は咲いていませんでしたが、開花時期には夜間ライトアップもあり、幻想的な光景が楽しめるそうです。

3.6 宝物殿

宝物殿

太宰府天満宮にゆかりのあるものから歴史的に価値のあるものまで、およそ5万点が収蔵されている「宝物殿」。展示室の一角にある三面マルチビジョンでは、太宰府天満宮の歴史をまとめたビデオが上映されていますので、ぜひここで歴史を学んでみてください。

取材当時は、菅原道真公を主人公とした人気コミックの展覧会が開催されていました。
年間を通して行われる様々な催し物も、太宰府天満宮の見所のひとつですね。

3.7 石鳥居

石鳥居

太鼓橋や心字池を通過して、そのまま進むと「石鳥居」が見えてきます。こちらの石鳥居は太宰府天満宮の1000年記念に建設されたものですが、敷地内には九州最古とされる鳥居もあります。華やかな色の建造物ばかりに目がいきがちですが、こうした歴史のある建造物もぜひチェックしてみてくださいね。

3.8 手水舎(てみずや)

手水舎

石鳥居をくぐったその先にあるのが「手水舎」。
大きな一枚岩をくり貫くように造られた手水舎には、中央に「神亀」が彫られています。まるで巨大な亀が池を悠々と泳いでいるかのよう。よーく観察していないと見逃してしまう隠れスポットです。

実は、筆者も取材を終えてから神亀さまの存在を知ったひとり。「手水舎で清める時の作法ってどうだっただろう?」とお作法を気にするのも大切ですが、ぜひ神亀さまにも目を向けてみてください!

3.9 麒麟と鷽の像

麒麟と鷽の像

手水舎のすぐそばにひっそりと佇んでいるのが「麒麟(きりん)」と「鷽(うそ)」。
麒麟とは中国における神獣の一体で、神の使いとして聖人の表れを示すものとして信じられてきました。太宰府天満宮の麒麟は1852年(嘉永5年)に制作されたとされ、躍動感のある姿が見るものを圧倒します。

また、鷽(うそ)は毎年1月7日に開催される神事、「鷽替え」とゆかりのある鳥です。昨年の厄災を「嘘」として、今年に幸運を運んできてくれる守り神。ありがたい像のひとつです。

3.10 楼門(ろうもん)

楼門

手水舎で手や口を清めたあとは、御本殿に入るための「楼門」。
あまり知られてはいませんが、太宰府天満宮は「御本殿側」と「太鼓橋側」とで異なるデザインが採用されている、全国でも珍しい楼門です。朱色と金色がとても華やかで、御本殿に入るまえに気が引き締まります。

3.11 御本殿

御本殿

太鼓橋側にある楼門をくぐった先がいよいよ「御本殿」。
御門内に入るとまず目に入るのが太宰府天満宮の中心地と言える「御本殿」です。さらに向かって右側には「飛梅」、左側には「皇后の梅」が控えていて1月下旬〜3月下旬まで梅の花を楽しめます。

神職がご祈祷をあげている御本殿の前には長蛇の列が。御本殿前は観光客であふれていますが、壇上だけは厳かな雰囲気です。

3.12 飛梅

飛梅

太鼓橋側の楼門から入り、向かって右側にあるのが「飛梅」。
菅原道真公が京の都を去るときに、道真公を慕っていた梅が一夜にして飛んできたものなのだとか。

「東風(こち)吹かば にほひおこせよ梅の花 あるじなしとて春な忘れそ」

と歌に残っているほどです。

梅の開花時期に合わせて向かったのですが、残念ながら飛梅は思っていたほど咲いてはいませんでした。

3.13 皇后の梅(きさいのうめ)

皇后の梅

飛梅を鑑賞したついでにぜひ寄っていただきたいのが「皇后の梅」です。
飛梅が御本殿に向かって右側にあるのに対して、皇后の梅は左側に。大正天皇の皇后(貞明皇后)が1922年(大正11年)に自らお手植えされたことで知られ、紅のかわいらしい花をつけます。つい写真に納めて、SNSに投稿したくなります!

飛梅は菅原道真公にゆかりがあり、歴史を感じられるのに対して、皇后の梅は華やかで、見るものを惹きつける魅力があります。

また、飛梅や皇后の梅の他にも、太宰府天満宮のいたるところに奉納された梅の木があり、その数は200種、6,000本にも。年初めの時期にしか見られない、様々な梅の花たちに注目しながら歩いてみるのも風情があってよいものです。

3.14 大樟(おおくす)

大樟

御本殿に向かって左側、皇后の梅側の門をくぐると見えてくるのが「大樟」です。
境内には約80本の樟があり、太宰府天満宮のいたるところにそびえ立っています。中でも、県指定天然記念物に指定されるものが51本。そのうち2本は樹齢千年を超えるとも言われ、国指定天然記念物に指定されています。

国指定天然記念物の大樟の1本を拝んできましたが、木の下からではてっぺんが見えません。全体像を写真に収めようにも収まりきらないほどでした。太宰府天満宮のひそかなパワースポットのひとつです。

3.15 夫婦樟(めおとぐす)

夫婦、カップルで太宰府天満宮を訪れた方におすすめなのが「夫婦樟」。

御本殿を参拝したあと、御本殿側の楼門をくぐると目の前に見えてくる2本の樟のことで、より添うように支えあいながら立っている様子はまるで夫婦のようです。

夫婦樟に夫婦やカップルでお参りすると末長く一緒にいられるとされ、観光客の間では人気のパワースポットの1つになっています。実際、取材中にも何組かの夫婦が2人そろって夫婦樟に触れるのを見かけました。

3.16 現代アートの展示

太宰府天満宮のいたるところに配置された全8つの「現代アート」。
「現代アートって何?」と思った方、実は私も同じように思いました。太宰府天満宮の現代アートには、強力な磁石に金属を引っ付けて球体にしたものや、巨大な岩にスプレーを使って幼稚園児たちの手形をつけたものなどがありました。

現代アート_磁石
<Really shiny stuff that doesn't mean anything, 2011 ©Ryan GanderCourtesy of TARO NASU>

現代アート_手形
<The Problem of Time, 2013 ©Simon Fujiwara Courtesy of TARO NASU>

各現代アートのそばには題名と作者、説明文の書かれた看板が立てられています。インスピレーションを刺激されるアート作品ばかりなので、参拝のついでに現代アート巡りをしてみてはいかがでしょう。

※常時公開されていない作品もあります。

3.17 厄晴れひょうたん掛所

厄晴れひょうたん掛所

御本殿側の楼門を通過して、まず目につくのが「厄晴れひょうたん掛所」。朱色のひょうたんがズラッと掛けられている光景は圧巻! ひょうたんのかわいらしいフォルムがたくさん並んでいる様子は、意外なインスタ映えスポットです。

太宰府天満宮では梅の木の下で「ひょうたん酒」を飲むと、厄から逃れられるという言い伝えがあるのだとか。願い事等を厄晴れひょうたんに納め、願いが叶ったときにひょうたんを掛けていくのだそうです。

このように、太宰府天満宮には様々な由縁をもったスポットが満載です。
太宰府天満宮を訪れるのにただ御本殿をお参りするだけじゃもったいない。せっかくなら境内の様々なスポットをまわってみて、太宰府天満宮の歴史や雰囲気を十二分に満喫してみてはいかがでしょうか。

4. 太宰府天満宮の梅をはじめとする花情報

花情報

取材当時は2月だったこともあり梅の花ばかりでしたが、太宰府天満宮では一年を通して様々な花を楽しむことができます。境内の雰囲気を引き立ててくれる花ばかりなので、ぜひチェックしてみてくださいね。

  • 梅(2月〜3月)...太宰府天満宮全域
  • 満作(2月〜3月)...太宰府政庁跡入り口
  • 桜(3月下旬〜4月)...太宰府政庁跡、竈門(かまど)神社、太宰府遊園地、四天王寺山(岩屋城跡)
  • 藤(4月)...太宰府天満宮、観世音寺
  • 石楠花(4月中)...光明禅寺、竈門神社
  • ヒトツバタコ(4月下旬〜5月)...天満宮宝物殿横、祖霊殿前、太宰府市三条
  • 樟若葉(5月)...太宰府天満宮境内
  • 睡蓮(5月)...九州国立博物館、政庁跡中央石段横水路
  • 紫陽花(5月〜6月)...太宰府天満宮、太宰府政庁跡
  • 花菖蒲(6月初旬〜6月中旬)...太宰府天満宮、菖蒲池
  • 菩提樹(6月)...戒壇院
  • 萩(9月)...天満宮大駐車場遊歩道、土手
  • ナンキンハゼ(9月)...観世音寺
  • 紅葉(11月)...光明禅寺、竈門神社、太宰府市民の森、観世音寺
  • 菊(11月)...太宰府天満宮
  • コスモス(11月)...観世音寺、水城跡

詳しい開花状況を知りたいという方は、「太宰府観光協会」のHP上でも発表されていますのでご確認ください。また、太宰府天満宮に行ってから知りたくなったときは、「案内所」でも教えてくれるので聞いてみましょう。

5. 太宰府天満宮のイベント

様々な期間限定イベントの他、定期的に行われているイベントも多数あります。

5.1 夏の天神まつり

これからの時期に開催されるイベントで外せないのが「夏の天神まつり」。

菅原道真公が生まれたのが845年(承和12年)の6月25日(旧暦)。そこから太宰府天満宮では道真公の誕生をお祝し、人々が健康的に過ごせるよう毎年7月24日、25日に「夏越祓え」が行われています。

期間中は子どもたちが神輿を担いで町内をねり歩く「子どもみこし」、人々の無病息災を願う「茅の輪神事」、「夏越おどり」や「浴衣コンテスト」なども。太宰府天満宮の夏の風物詩的なお祭りです。

ちなみに、7月25日の夜には菅原道真公(天神さま)の御神魂をなぐさめるために、境内の心字池を中心におよそ1,000本ものろうそくが灯される「千灯明」も開催され、闇夜を照らすさまはとても風情があります。

5.2 神幸式大祭

太宰府天満宮でもとくに大切にされているのが「神幸式大祭」。

太宰府天満宮と同位の大宰権師「大江匡房(おおえ まさふさ)」が始めたとされる大祭のひとつ。秋口(9月21日〜25日)に五穀豊穣を願って開催され、さらには国家や皇室の平安のために祈りを捧げる神事です。

約500人もの奉仕(人々)が行列をなし、かつての道真公の住居「榎社」までの道のりを練りあるく様子はまるで王朝絵巻のよう。また、4人の童女が「倭舞」を、六座と呼ばれる人々が「竹の曲」を演奏します。

さらに、9月24日には特別な古式神饌をお供えする「古式神饌祭」、25日には夏の天神まつりでも行われる「千灯明」も。夏に訪れた方、訪れられなかった方に限らず1度は体験しておきたいおすすめの神事です。

5.3 太宰府天満宮アートプログラム

太宰府天満宮の境内で定期的に開催される「太宰府天満宮アートプログラム」。

菅原道真公が「文化の神様」としても祀られていることから、太宰府天満宮では2006年(平成18年)から定期的に境内でアート作品の展示を行っています。現在開催されているのは「モダンアート」。
過去には、日本画の神戸智行によって作られた極薄の和紙を何層にも重ねた奥行きのある作品「イノセント・ワールド」、現代日本美術家の高松次郎が手がけた写真集のオマージュ「"写真と写真"と写真」などの展示が行われました。

このように特定の分野で高く評価されるアーティストを招き、新たな視点から作品の制作と展示を行っています。この場所だからこそ生まれたアート作品を目的に訪れてみるのも、太宰府の新たな楽しみのひとつなのでしょう。

6. 太宰府天満宮のグルメ情報

太宰府天満宮に到着し、参道を歩いているとまず目につくのが両脇に立ちならぶ太宰府グルメやお土産屋さんの数々。境内での参拝を済ませたら、せっかくなら太宰府グルメを楽しみ、お土産も手に入れたいですよね。

安心してください!その辺りもちゃんと取材済みです。

では、ここからは太宰府天満宮の有名どころから穴場グルメをご紹介していきます!

6.1 太宰府天満宮の梅ヶ枝餅

梅ヶ枝餅

梅ヶ枝餅について

太宰府天満宮のお土産として、まず名前の上がるのが「梅ヶ枝餅」。初めて食べたときはびっくりしたのですが、「梅」と書かれてありますが、梅の実は一切入っていないのです。

なぜ「梅ヶ枝餅」と呼ばれているのかと言うと、諸説ありますが太宰府に左遷された菅原道真公を不憫に思った近くの老婆が、麹の餅に梅の枝を添えて差し入れたのが始まりなのだとか。梅の枝を添えたことから梅ヶ枝ということです。

現在では太宰府天満宮の名物として知られる梅ヶ枝餅。境内や参道などいたるところで販売されていて、太宰府土産としてだけでなく、境内を散策するときのちょっとしたお供としてもおすすめです。

ちなみに、梅ヶ枝餅は一見するとどれも同じに見えますが、お店によって特徴が異なります。数種類食べ比べをしてみましたが、生地がもっちりとしているところもあれば、カリッとしているところも。

また、あんこの量や甘さなどもお店によって様々です。つい目についた梅ヶ枝餅だけで満足しがちですが、お腹とお財布に余裕のある方は、ぜひ何店舗か食べ比べをして、お気に入りの梅ヶ枝餅を探してみてください。

6.2 筑紫庵本店の太宰府バーガー

筑紫庵本店

今、太宰府天満宮のひそかなブームとなりつつあるのが「筑紫庵本店の太宰府バーガー」。

参道の中頃で脇道にそれると、大きく「太宰府バーガー(500円)」の文字が。太宰府天満宮の雰囲気とはまた違った、ちょっとアメリカンなお店では気さくな店員さんたちが注文をとっていました。

太宰府バーガー

最初に抱いた印象は「大きい......」というもので、正直なところ男性でもアゴが痛くなりそうなほどのインパクト。大きめのバンズに千切りキャベツ、これまた大ぶりな鳥の唐揚げがたくさん入っています。

さらに、食べ進めていると梅の実を刻んだものがソースの中に。どうしても重たくなりがちなバーガーですが、梅の実がはさまっていることで思いのほかさっぱりとした味わいで、ペロリと食べられました!

ただ、食べ歩きにはちょっとつらいサイズなので、お店か近くのベンチに座って食べるのがおすすめです。

ちなみに、筑紫庵本店では太宰府バーガーの他にも太宰府天満宮ならではの「合格バーガー」が。御本殿で合格祈願をしたあと、さらに合格バーガーを食べれば受験に向けての願掛けはバッチリですね。

6.3 もなか専門店 太宰府参道天山

太宰府天満宮の参道、西鉄太宰府駅に比較的近い場所にあるのが「もなか専門店 太宰府参道天山」。
朝から太宰府天満宮を訪れたのですが、朝からお昼過ぎまでつねに行列ができていました。お忙しいようで、残念ながら店舗やもなかの取材まではできなかったのですが、いかに人気があるかが分かります。

太宰府参道天山のもなかは太宰府政庁跡で発掘された「鬼瓦」をデザインしているのが大きな特徴です。鬼瓦には雨よけとしての雨仕舞いであると同時に、外に向けて睨みを効かせる鬼面が厄除けとしてもの役割も。

また、もなかに使用される皮の部分は、厳選されたもち米を使用。職人の手によって1枚ずつ丁寧に焼き上げられています。あんこには北海道十勝産の小豆が使用され、歴史と手間のかけられた一品として人気です。

6.4 スターバックスコーヒー

太宰府天満宮の参道にまで進出しているのが「スターバックス 太宰府天満宮表参道店」。
こちらも大盛況ぶりで、朝からずっと、学生や参拝客で賑わっていました。太宰府天満宮を散策し、疲れたころにちょっとお茶や軽食をとるのにぴったりなのでしょう。

さらに、このスターバックス太宰府天満宮表参道店は、建築家「隈研吾」によってデザインされたことでも有名です。自然素材を使用して「伝統」と「現代」を融合させた外観、内観はとてもおしゃれで、ついSNSに投稿したくなります。

中にまで入らないと分からないのですが、店内にまで「木組み構造」が用いられている様子は圧巻。また、太宰府天満宮のシンボルである梅の木が植えられているなど、太宰府ならではのスターバックスです。

6.5 小山田茶店

小山田茶店

御本殿側の楼門をくぐり、少し歩いた先にあるのが「小山田茶店」。参道とは真逆の位置にあるだけに、人通りは比較的ゆったりとしています。太宰府天満宮はとても広いので、御本殿で参拝するまでに結構疲れることに。ちょっと一服するのにぴったりな茶店です。

抹茶セット

私がいただいたのはお抹茶に梅ヶ枝餅、干し梅のついた「抹茶セット(550円)」。ほろ苦いお抹茶に、あんこの甘さがちょうどいい梅ヶ枝餅がマッチしていて、ほっとできるひとときでした。

小山田茶店では他にも釜飯や丸天うどん、親子丼やちゃんぽん麺、カツカレーなどのしっかりした食事メニューもあります。朝から境内を散歩して、お腹が空いてきたお昼ごろに立ち寄るのも良さそうです。

6.6 十二堂えとやの梅の実ひじき

太宰府土産でぜひチェックしておきたいのが「十二堂えとやの梅の実ひじき」。
福岡県の名物を県外の人に聞いた場合、まず名前の上がるのは明太子やとんこつラーメンでしょう。
しかし!福岡県の人にイチオシを聞いてみると、意外なほど名前の上がるのが「梅の実ひじき」なのです。

かくいう私もファンの1人で、太宰府天満宮を参拝したあとにはかならず買って帰るほど。

厳選された肉厚のひじき、小粒でしっかりとした梅の実を使用したソフトふりかけ。柔らかなひじきは噛むほどに優しい味が広がり、コリッコリッとした梅の実がいいアクセントとなってくれます。

ほかほかご飯にそのままかけてもよし、茹でたパスタに梅の実ひじきを和えるのもよし。通になると梅の実ひじきをパンに、さらにチーズをのせて焼いた「梅の実ひじきトースト」を楽しんでいる方もいるそうです。


今回は、太宰府天満宮の見所スポットやおすすめグルメについてご紹介しました。太宰府天満宮と言えば「学問の神様」にお参りするイメージが強いかもしれませんが、実は観光地としても魅力がいっぱい!

一人でのんびりと巡るもよし、みんなでワイワイするのもよし。ぜひ歴史とグルメ、あとちょっとだけアーティステイックな要素も楽しめる太宰府天満宮を満喫しに、ぜひ足をはこんでみてくださいね。

太宰府天満宮の基本情報

  • 住所:福岡県太宰府市宰府4丁目7番1号
  • 営業時間
  • 開門時刻は春分の日〜秋分の日の前日までが06:00、それ以外が06:30
  • 閉門時間は4,5,9,10,11月が19:00、6,7,8月が19:30、12,1,2,3月が18:30、毎週金,土曜は20:30
  • 料金:入場無料
  • 駐車場:有料
  • 太宰府駐車センター(バス26台、普通車850台、バイク15台)、太宰府パーキング(普通車48台)
  • 定休日:年中無休
  • 車でのアクセス:九州自動車道、太宰府I.C出口より南方向に約15分
  • 電車のアクセス:西鉄「太宰府駅」下車、徒歩で約3分
  • バスのアクセス:博多バスターミナルで「二日市方面」に乗車、太宰府駅前まで約40分
  • HP:http://www.dazaifutenmangu.or.jp/

筑紫庵 本店の基本情報

  • 住所:福岡県太宰府市宰府3-2-2
  • 営業時間:11:00〜18:00
  • 料金:太宰府バーガー、合格祈願バーガーなどすべて 500円均一
  • 駐車場:なし(太宰府天満宮と同じ)
  • 定休日:不定休
  • 電車のアクセス:西鉄「太宰府駅」より徒歩で約2分。
  • HP:https://www.chikushian.com/

スターバックスコーヒーの基本情報

  • 住所:福岡県太宰府市宰府3-2-43
  • 営業時間:08:00~20:00
  • 料金:スターバックス ラテ 340円〜
  • 駐車場:なし(太宰府天満宮と同じ)
  • 定休日:不定休
  • 電車のアクセス:西鉄「太宰府駅」より徒歩で約5分。
  • HP:https://www.starbucks.co.jp/store/search/detail.php?id=1058

小山田茶店の基本情報

  • 住所:福岡県太宰府市宰府4-8-17
  • 営業時間:9:00〜17:00
  • 料金:抹茶セット 550円、ちゃんぽん 650円、カツ丼 800円など
  • 駐車場:なし(太宰府天満宮と同じ)
  • 定休日:月曜日、不定休
  • 電車のアクセス:西鉄「太宰府駅」より徒歩で約10分
  • HP:http://www.umegaemochi.net/

十二堂えとや 太宰府表参道店の基本情報

  • 住所:福岡県太宰府市宰府3丁目2-64
  • 営業時間:10:00~17:00
  • 料金:梅の実ひじき レギュラーパック 650円、梅の実わかめ 650円など
  • 駐車場:なし(太宰府天満宮と同じ)
  • 定休日:年中無休
  • 電車のアクセス:西鉄「太宰府駅」より徒歩で約5分
  • HP:http://www.1210-etoya.com/

【福岡一口メモ】

福岡には太宰府天満宮以外にもさまざまな観光スポットがあります。博多や柳川など、見どころ満載です。下記に、福岡の格安ツアーからちょっとリッチなツアーまで、たくさんのプランが用意されているので、ぜひチェックしてみてください。

<日数と費用>(関東発目安)
●旅行日数:2~4日間
●ツアー費用:14,000円~150,000円

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