ハワイの物価は高いの?お得に買い物するコツとお土産になるプチプラアイテムを紹介!

※編集部註:ご紹介している商品や物価は、取材時(2018年3月)のものです。ご了承ください。

海外旅行に出かけた時は、日本未入荷のアイテムや日本で買うより安い商品などを探してお買い物をするのは、楽しみの一つですよね。

ハワイでももちろん、南国・アイランド感たっぷりの可愛い雑貨やコスメ、アメリカのブランドから発売されているアイテムなどが日本よりもお得に手に入れることができます。

しかし注意して欲しいのが、ハワイの物価。詳しく説明しますが、ハワイは全米の中でも物価が高い州と言われています。これについて知っておかないと、予想外の出費になってしまうことも......。

この記事では、ハワイの物価事情を解説すると共に、ハワイで購入できて自分用にもお土産にもぴったりのプチプラアイテムをご紹介します。賢くショッピングプランを立ててみてくださいね!

目次

ハワイでショッピングはおトク?ハワイの物価事情あれこれ

日本から海外へ出かける時は、旅先での物価や為替レートが気になりますよね。できれば、物価の安い国の方が滞在費を安く済ませられますし、お土産用に売られている商品などもリーズナブルに感じられます。

またその時の為替レート(円高か円安か)によって、コーヒー一杯にしても日本円換算で380円なのか、420円になってしまうのかという違いが出てきます。

では、気になるハワイの物価や生活費の高さはどんなものなのでしょうか?

全米で生活費が高い州ナンバー1とも言われるハワイ

アメリカのメディアで紹介されたものを例に挙げると、NewsWeekの記事で紹介されている「MoneyRates」というパーソナルファイナンスWebサイトによる調査が参考になります。

この調査で、ハワイは8年連続で生計を立てることが最も難しい州に選ばれたそうです(2018年調査データより)。

この不名誉の背景には、物価を含めた生活費の高さがあります。ハワイ州はアメリカ本土から遠く離れた離島であるだけに、輸送費等も考慮すると物価が高くなることは想像に難くありません。

ただし、MoneyRatesの調査データの通り、ハワイは全米の中でも賃金相場が高い(中央値で41,650ドル、賃金相場が低い州は32,000ドル前後)こと、失業率が低い(2.1%、失業率が高い州は4%以上)ことでも群を抜いていることは忘れてはいけません。

ただそれだけでは補えない、根本的な物価の高さと税金の高さが「生活しにくい」という評価にさせているようです。

出典:Newsweek(外部サイトに遷移します)

MoneyRates(外部サイトに遷移します)

気になるハワイの物価は具体的にどのくらい?

ハワイを訪れたことのある方なら、買い物やレストランなどでの外食を通して、その物価の高さを身をもって感じたことがある方がいらっしゃるでしょう。

たとえば先ほど出典としたNewsWeekの記事では、大人2人で「ベーシックな」ディナーに出かけると62ドル、2パウンド(およそ1キロ)のリンゴが6ドル、トイレットペーパー4ロールで6ドル、ガソリン価格は全米一高いと報告されています。

日本におけるこれらの金額を比較してみると、いかに高いか納得いただけるかと思います。

物価については、ハワイやその他アメリカの都市における生活費の目安がわかる便利なWebサイト「Expatistan」がありましたので、こちらもチェックしてみてくださいね。

Expatistan(外部サイトに遷移します)

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<卵が1パック7ドル(!)というときも。2018年3月著者撮影>

ワイキキはハワイでも特に物価が高い

ハワイだけでなく、日本や諸外国でも同様ですが、観光地=物価が高めであることは否めません。筆者はワイキキに住み働いていますが、日用品の買い物は1週間に1度車を走らせて、郊外のお得なスーパーやドラッグストアへショッピングに出かけます。

たとえば、ワイキキ内の生鮮食品を取り扱うFood Pantry(フードパントリー)では、種なしブドウ1パウンド(500グラム)の価格は4ドル39セントでしたが、その前日に出かけた郊外のローカルスーパーマーケットでは、1パウンド2ドル39セントでした。

また、ワイキキにある大手ドラッグストアチェーンのLongs Drugs(ロングス・ドラッグス)で売られている商品の価格と、郊外のLongs Drugsの店舗での販売価格は、同じ商品でも大きく異なっています。さらに、広告で紹介されるお得商品やセール品の展開もワイキキでは少なくなっています。

在住者の知恵に学ぼう!ハワイでお得に買い物するなら場所選びも大切

このように物価が高く暮らしにくいと言われるハワイ(特にワイキキ)ですが、在住者は様々な工夫をしながら生活費を安く抑えています。つまり、その知恵を借りれば、ハワイ旅行者の方も、滞在費やお土産にかかるコストをぐっと抑えることが可能です。

たとえば、滞在中の食料品はワイキキ内でも複数開催されているファーマーズマーケットを利用したり、アラモアナエリアまで足を伸ばして、ウォルマートやドン・キホーテなどを利用することを検討しても良いでしょう。

筆者の実感ですと、ウォルマートやアラモアナショッピングセンター内に入っているターゲットは、ヨーグルトやジュース類、スナック類などが比較的いつでも安く購入できますよ。

またレンタカーを利用するなど移動手段がある方なら、同じドラッグストアでも郊外の店舗を利用すると、より安く狙ったアイテムが購入できます。

その他、ブランド品が安く購入できるRoss Dress For Less(ロス・ドレスフォーレス)やTJ Max(ティージェイマックス)、Nordstrom Rack(ノードストロームラック)、ワイケレのアウトレットモールなど、ディスカウントショップを巡るのも狙い目です。

関連記事:カポレイのショッピングモール「カ・マカナ・アリィ」を攻略:ショップ編

アメリカブランドならハワイでの購入がおススメ!

物価の高いハワイでは、プチプラアイテムのショッピングは楽しめないのでしょうか?そんなことはありません!ハワイでももちろん、日本よりもお得に購入できるものがいろいろとあります。

ここからは、ハワイで買うとお得な商品やブランドをいくつかご紹介します。特に、アメリカ発のブランドの商品は日本で買うよりも安い傾向にあるので要チェック。お土産として喜ばれるアイテムもご紹介しましょう!

軽くてかさばらず、海外のお土産らしいグリーティングカード

アメリカ人は何かの機会につけて、グリーティングカードを送り合う習慣があります。

誕生日やクリスマス、バレンタインデーなどのメジャーイベントはもちろん、婚約や結婚、子どもの誕生や、病気の時のお見舞い、ちょっと何かしてもらった時の「Thank you」カードなども習慣化しています。

それだけに、グリーティングカードの種類も豊富!キャラクターもの、可愛らしいものから、デザインに凝ったアートなカード、アメリカンジョークたっぷりのカードや、ハワイの地元アーティストによるオリジナルカードなど盛りだくさん。

価格も一つ99セントくらいからありますので、バースデーカードなどを複数枚購入してみてはいかがですか?日本で大切な人にプレゼントを贈るときにカードを添えれば、さらに喜ばれるはず。軽くて荷物にならない点も嬉しいですね。

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<2018年3月筆者撮影>

カルバンクラインやマイケルコースなども軒並みおトク

他にもアメリカで購入すると安いブランドと言えば、CK(カルバンクライン)やMK(マイケルコース)、TH(トミーヒルフィガー)、MJ(マークジェイコブス)などが挙げられます。

いずれも、日本での販売価格の2、3割、場合によっては8割ほど安い価格で購入することができます。

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<2018年3月筆者撮影>

写真のアイテムは、トミーヒルフィガーのシンプルなブラックのショルダーバッグ。通勤やちょっとしたお出かけにも便利なサイズです。それぞれ、24ドル99セント、25ドル99セントと、ブランドものとは思えない価格でした。

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<2018年3月筆者撮影>

また、さらにブランド価値の上がるマイケルコースも、日本よりも安く購入できます。写真左のショルダータイプのバッグが99ドル99セント、右のボストンタイプのバッグが149ドル99セントです。

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<2018年3月筆者撮影>

そしてカルバンクラインのバッグも、手提げタイプ、手提げ・ショルダー両用タイプの写真のアイテムが、どちらも59ドル99セントで購入できます。

これらのブランドの他にも、Kate Spade(ケイトスペード)やCoach(コーチ)なども、日本よりも価格が安いなと感じるブランドです。ショッピングプランにアウトレットモールやディスカウントストアに立ち寄ることなども含めて、ぜひお得なアイテムをチェックしてみてくださいね。

ハワイで買うと安いプチプラコスメはリップ!

Walgreens(ウォルグリーンズ)やLongs Drugs(ロングスドラッグス)など、ハワイの大手ドラッグストアで購入できるプチプラコスメの中で筆者がおススメするのが、レブロンやロレアルなど、国際コスメブランドの色物アイテムです。

特に口紅は発色が良いものが多く、展開されている色味も日本とは少し違っているのがポイント。お休みの日やパーティーなど、いつもとは違うメイクアップをしたい時などに重宝しますよ。

また、これらのドラッグストアでは、一つ購入すると二つ目は50%オフ(Buy one get one 50% off)、二点買うと三点目は無料などのお得なセールを随時展開しています。こうしたセールを利用すれば、リップスティックが実質5ドル前後から購入できるんです。

関連記事:現地在住者もおすすめ!ハワイ土産にしたい優秀コスメ5選

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<2018年3月筆者撮影>

生活費・物価は全米一高いと言われるハワイですが、ショッピングする場所を賢く選んだり、セールを活用したり、アメリカ発のブランドを狙い打ちすることで、日本では手に入らないアイテムも含めお得に買い物を楽しめます。

ただし、買い過ぎてスーツケースに入りきらなくなった......というトラブルにはご用心!

<撮影・執筆:ヒューレット秦泉寺 明佳>

※記事公開時、「NINE WEST」につきましてワイケレのアウトレット店舗などに関する記述がございましたが、2019年現在、NINE WESTのアウトレット店舗は閉店していることから削除いたしました。お詫びして訂正いたします(2019年5月17日 たびこふれ編集部)。

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