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イスラム教徒の聖地を巡る!イスラエル・ヨルダンの魅力をたっぷりとお届けします!
この度私は、エジプトの東側、シリア・イラクの西側に位置する国、イスラエルとヨルダンを巡ってきました。今回の旅が決まった時、友人からは、「大丈夫?」「危ない国なんでしょ?」などと言われました。やはり読者のみなさんも、中東というとあまりイメージが良くないものなのでしょうか。
今回は私が、イスラエル・ヨルダンの魅力を存分にお伝えしていきたいと思いますので、どうか最後までお付き合いいただければと思います!
目次
マダバ観光
アンマン空港着後、マダバへ向かいました!
ネボ山は、預言者モーセが神から授かったとされる、「約束の地」を一望できる絶景スポットです。頂上の教会には巨大なモザイク画が展示されています。
聖ジョージ教会は、6世紀のビザンチン時代のモザイク画が有名な教会です。モザイク画は保存状態がとてもよく、 当時のパレスチナからエジプトを含む地域の地図が、克明に描かれています。
いざ、アメリカ映画の世界へ!
観光2日目はペトラです!アメリカの某有名な映画の舞台にもなった遺跡です!入場料は50ディナール(日本円で約8,000円)と驚愕の値段です。
上の写真は遺跡への入り口です。岩の狭間をおよそ1.2キロメートル歩くと徐々に見えてくるのが、ペトラを象徴する建造物です。
こちらがエルハズネです。ご覧ください!!ものすごく迫力がありますよね。この迫力は写真でも十分伝わるとは思いますが、生で見るとあまりの美しさ・精微さに言葉を失ってしまいます。ぜひ、訪れてみてくださいね。
エルハズネと並んで、ペトラを代表する建造物は、エド・ディル修道院です。
エルハズネから1時間ほど歩くとレストランがあり、そこからさらに約850段の階段を登り切ったその先にあります。最後まで登りきらないと絶対に見えません!!ただ、道のりがかなり険しいので、足腰に不安のある方にはおすすめできないスポットです。
死海で浮遊体験・・・?
海抜-418M、塩分濃度約30%の死海にやってきました!!「死海」の名前の由来は、あまりにも塩分濃度が高く、生物が生息することができないことから来ています。
ホテルで水着に着替え、意気揚々と死海に向かいましたが、なんと、入ることができませんでした!!風が強く波が高すぎるため、現地のスタッフからNGが出たのです(泣)。
というわけで、今回はミネラル・ビタミン豊富でお肌に良いと評判の、天然泥パックのみを楽しんできました!通常は、プカプカ浮かびながら、本を読んだりゲームをしたりと、浮遊体験を存分に楽しむことができます!!こういったケースは非常に稀ですので、みなさんご安心下さい。(笑)
イエス生誕の地「ベツレヘム」
国境を越え、4日目からはイスラエルに移ります。まずはベツレヘムの観光です。
聖誕教会は、ベツレヘムのメイン観光スポットです。教会内部の洞窟内には、イエスが誕生した場所があります。今回は運よく1時間程度の待ち時間で洞窟内に辿り着くことができました。普段は2~3時間待ちは当たり前みたいです。
聖地「エルサレム」へ
イスラエルで絶対に外せない観光地、それは聖地「エルサレム」です。エルサレムはキリスト教・ユダヤ教・イスラム教の3教徒にとっての聖地であり、見どころが盛りだくさんです。
嘆きの壁は、かつてエルサレムの神殿を取り巻いていた外壁の西側の部分で、ユダヤ人はこの壁を「西の壁」と呼んでいます。残りの外壁は、ローマ帝国との戦闘の際に全焼してしまいました。唯一残ったのがこの壁です。ユダヤ人たちが壁に向かい、今もなお神殿の復興を願い祈りを奉げている姿は感慨深いものがあります。また、入場観光の際、男性はキッパという白い帽子の着用が義務付けられています。
聖墳墓教会は、イエスが処刑された地「ゴルゴタの丘」、その跡地とされる場所に建てられています。
建物のなかで、男女部屋が仕切られており、その中のとても小さな部屋にある、ビロードで覆われた大きな棺こそがダビデ王の墓です。
ヴィア・ドロローサは、エッケホモ教会から聖墳墓教会を結ぶ道、イエスが十字架を背負って歩いた最後の道です。道中にはイエスに起きた出来事を記念した14ものステージが設けられています。
ゲッセマネの園は、イエスが最後の祈りを奉げ、捕縛された場所です。ゲッセマネとはヘブライ語で「オリーブの油搾り」という意味で、その名の通りオリーブの木々が生い茂っています。
最後に
いかがでしょうか。イスラエル・ヨルダンに対するイメージは変わりましたでしょうか。 治安につきましては、今回訪れた観光地についてはどこも全く問題なく、とても平和なところでした!気さくな方々が多く、私自身も中東の国に抱いていたイメージを良い意味で覆されました。
ヨルダンでは、ペトラで遺跡の壮大さに触れるのも良し、死海のリゾートを楽しむのも良しです。
イスラエルでは、イエスをはじめユダヤにまつわる歴史を学ぶことができます。いずれもその国でしか味わうことができない魅力がたっぷりと詰まっておりますので、読者の皆様もぜひ、「イスラエル」「ヨルダン」に足を運んでみてください。
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