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イタリア人の若者は夜通しベンチで語り明かす?ローマっ子式飲み歩きの極意

記事投稿日:2019/03/04最終更新日:2019/03/04

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イタリア人ってどんな日常を送っているの?夜はどう過ごしている?そんな疑問について、ローマに住む若者と約1年間共に過ごしたライターが答えます。今時のローマっ子たちの様子や夜のローマの治安についても詳しくご紹介!

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ローマに留学や長期旅行をするなら、日常も楽しもう!

私は1年間ローマに住む間、本当にさまざまな同年代の友人をつくり、色んなことをして楽しみました。

夕方に大学が終わった後、深夜に飲みに出かけたり、友達の家でサッカーゲームを一晩中して盛り上がったり、誕生日パーティーで飲まされて酔いつぶれたり......。こうしたエピソードを並べると「遊んでるだけでは?」と怒られてしまいそうですが(笑)。

しかし、観光や勉強だけでなく、夜遊びやゲーム、お出かけという「ローマじゃなくてもできることを、ローマっ子と一緒にする」ことは彼らの日常生活を覗く上で、とても大切な要素になります。

本記事では、そんな私が、ローマの日常生活で最も過ごす時間の多かった若いローマっ子たちのライフスタイルを紹介しつつ、(ほんとは教えたくない)飲み歩きスタイルをご紹介します。

※編集部註:一部、治安が気になる場所のご紹介もあります。本記事はあくまでもローマに住む若者たちの日常にフォーカスを当てたものであり、治安が良くない場所で過ごすことを推奨するものではない点にご留意ください。治安に関する情報収集は外務省ホームページの案内、旅行会社からの情報提供など幅広く得た上で、総合的なご判断をお願いいたします。

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<ローマの人気レストランや飲み屋が集まる、カンポ・ディ・フィオーリ広場。撮影:ゆうさん>

今時のローマっ子ってどんな感じ?

まずは、最近のローマっ子ってどんな特徴を持っているのでしょうか?流行と性格の2軸から簡単にご紹介します(2010年代後半頃の情報です)。

ファッションの流行はスポーティ系

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<ローマっ子たちとヴェローナに行った時の一枚。右から2番目の、コートを着た私の服装に比べると、彼らは割とスポーティーな感じです。撮影:ゆうさん>

まずはファッションから。イタリア人というと「ダンディでオシャレなおじさま」のイメージが強く、若者もエレガントな服を着ていると勘違いされがちです。

実際には、ローマっ子含むイタリア人の若者は、ややスポーティーな服装を好む傾向にあります。たとえば秋冬服の場合、ダッフルコートとダウンだったら後者を選びますし、トレンチコートとブルゾンでも後者を選びます。また革靴よりも断然スニーカーですね。

シンプルなスタイルが多いため、人によっては日本の大学生の方がオシャレに見えるかもしれません。それが20年も経てばダンディなおじさんになってしまうのですから、分からないものですね(笑)。

メッセンジャーアプリやSNSはWhatsapp、Instagram、Facebookが中心

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<イタリアで物凄く普及しているとされるWhatsapp。LINEとそっくりです。撮影:ゆうさん>

次にSNS。イタリアではLINEはほとんど使われていませんが、代わりにWhatsapp(ワッツアップ)というアプリが普及しています。

これは機能としてはLINEとほぼ同様のアプリで、イタリア以外でも欧米各地で利用されています。また、イタリアでもInstagramとFacebookは流行っています。

しかし、日本では大人気のTwitterは、少なくとも私の周囲にいたイタリア人で、使っている人を見たことがありませんでした。ある友人は「個人的なつぶやきを他人へ公開することに抵抗感がある」と教えてくれました。

一方、私がローマに着いたばかりの2016年9月まではSnapchat(スナップチャット)も流行っていましたが、帰国する頃には誰も使っていない状態に。

ということで、もしイタリア人と知り合い、友達になりたいと思ったら、WhatsappかInstagramのIDを聞くのがオススメです。

※編集部註:2019年2月時点、SNSもシェアが変化しているようです。たとえばFacebook(約3200万人)に対してTwitter(約700万人)と言う数字が紹介されています。

※参考:Juliusdesign-Lo stato degli Utenti Attivi al Mese sui Social Media in Italia e nel Mondo 2019(外部サイトに移動します)

ローマっ子(イタリア人)な若者の特徴

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<車内はスラングと大音量のラップミュージックで大騒ぎ。撮影:ゆうさん>

では、最近のローマっ子(イタリア人)ってどんな感じの人がいるのでしょうか?

私が1年間ローマにいた頃、いつも一緒に出かけていたローマっ子たちに限る話ではありますが、基本的にめちゃめちゃ自分に自信があるタイプが多かったです。

少しきわどい冗談を言い合ったり、とても親の前では言えないスラングを当たり前のように叫んだり、2台の車に乗り合わせて6人で出かけたかと思ったら、深夜の道路をびっくりするような速度で競争したり......。偶然と思いたいのですが私の友人であるローマっ子は、そんな自由人ばかりでした。

また、観光客があまりいない都市部から少し離れた場所の公園や鉄道駅、道端では若者がよくたむろしています。いわゆる日本でいうとチンピラのような感じで、駅で騒いだり他人にちょっかいをかけたりもしますが、大人は基本見てみぬふりです。

疑問に思ったので友人に「なんでみんな彼らを無視してるの?」と尋ねると、「イタリア人は高校生くらいの頃はみんなあんな感じで、ちょっと悪いことしてカッコつけたりしたい年代なんだ。実際俺もモヒカンにして調子乗ってたし。みんな自分の過去を見てるようで止める気にはならないんじゃないかな。」と教えてくれました。

念のため、イタリアそしてローマの名誉のために書いておくと、むしろここまで悪ガキ感ある人ばかりではありません。ですが、こうした友人も私の周りに居たため、日本では決して味わえないような刺激的な時間を過ごしたのも事実です。

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<大晦日にはみんなでホームパーティーをして、肉をたらふく食べ、お酒を浴びるように飲み、新年を迎えました。撮影:ゆうさん>

関連記事:これが今のブーム&常識!イタリアンミュージックの魅力を徹底解剖

これがローマ流?私が体験した飲み歩き

さて、ローマっ子の若者について知り尽くした(つもりの)私が、彼らはどんな場所で飲むのかをご紹介いたしましょう。夜のローマの治安について知りたい方にも役立つと思われますので、ご参考となれば幸いです。

1. 金欠学生に人気な公園・広場

お金がない高校生や一人暮らしの大学生と遊ぶ場合は、基本的に公園や広場で飲むことが多かったです。スーパーやミニマーケット(バングラと呼ぶ)で安いお酒を買い、ベンチや地面に座りながら好きにお酒を飲みます。このような光景はなかなかローマの都市部では見られないかもしれません。

※編集部註:2019年時点では、イタリアは飲酒可能年齢が16歳から、購入は18歳からと法律で定められています。

※参考:poliziadistato.it- Alcol e minori: è l'ora della "tolleranza zero"(外部サイトに遷移します)

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<ローマの名所「ジャニコロの丘」からの景色。実際に目で見ると、もっとずっと綺麗です。撮影:ゆうさん>

特に印象的だったのは、ローマで随一の夜景が眺められるジャニコロの丘で友人6,7人と大量のお酒を買い込み、深夜まで飲み明かした時でしょうか。

公園で飲むこと自体は褒められた行為ではありませんが、夜の公園を訪ねると観光地では決して見かけない、ローマっ子の日常が見えてくることもあります。
※周辺の治安については、くれぐれもご注意ください。

2. 最も定番のバー・パブ

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<トラステヴェレ地区にある、名もなき小さなロカーレ。撮影:ゆうさん>

最も多いのが、バーやパブといった飲み屋(イタリア語ではロカーレ)で、みんなで飲むパターンです。これは家族と暮らしていてある程度お金に余裕のある大学生や、高卒で既に仕事をしていてお金がある社会人と飲む時に多いケースでしょうか。

実際、私の親友とその友達のグループと飲む時は、いつも決まって複数の飲み屋を転々としていました。

ローマで夜を過ごすにあたり、特に若者が多いゾーンは3つあります。

・1つ目はトラステヴェレ。言わずと知れたローマの台所で、雰囲気の良い飲み屋がたくさんあり、ローマ各地から若者がやってきます。

・2つ目はモンティ。テルミニ駅近くのエリアで、最近若者たちに流行っているゾーンです。噴水のある広場にたくさん若者がいます。多くが近くの飲み屋でお酒を買って、グラスを持ちながらおしゃべりに興じています。観光客にとっては、最も訪れやすい場所でしょう!

・3つ目はオスティエンセ。中心地からはやや離れており、地下鉄B線のPiramide駅とSan Paolo駅の間のエリアです。ここにはローマ第三大学という大学があり、観光客が少ないことから、ローマっ子の飲み屋街として非常に栄えています。ちなみに私の誕生日パーティーも、この一角にある大きなバーで行いました。

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<オスティエンセ地区にある公園併設のロカーレでの一枚。大量のショットに酔いつぶれ、記憶が定かではありません。撮影:ゆうさん>

3. やや危険なナイトクラブ

イタリアにもナイトクラブ(イタリア語でディスコテーカ)はたくさんあります。日本のクラブと比較すれば行きやすさはあれど、良いクラブと悪いクラブでの当たり外れが大きいです。

外れのクラブに行くと、ナンパ目的や露出狂に近い趣味を持つ男女などが多く、あまりオススメできません。現地の友人がいない場合、訪れるのはやめておきましょう。

ローマで飲み歩く注意点と楽しみ

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<午前4時、テヴェレ川沿いの夜の散歩。美しいですが、とても人が少ないので要注意!撮影:ゆうさん>

とても楽しいナイトライフですが、男女問わず夜のローマは安全とは言えませんので、なるべく常に誰かと行動するように注意しておきましょう。ナイトツアーなどガイドと共に巡るプランも検討した方が良いでしょう。

実は、ローマには1時間に1本程度の深夜バスがあり(2016年~2017年時点)、日本とは違い遅くなっても家に帰ることはできますが、そのバスを待っている間は、かなり無防備になりやすいです。充分に注意してください。

最後に

ナイトライフを充実させることは、その国の人との交流機会を増やし、よりリアルな人々の生活に触れることができます。観光ツアーや短期旅行では見えづらい、もう一つの魅力と言えるのではないでしょうか。

ローマやイタリアへの留学・長期滞在を検討されている方には、本当にオススメしたい楽しみ方ですよ。もちろん、安全のためにも気を引き締めてくださいね。

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