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歴史・文化・宗教が織りなす東ヨーロッパのバルカン半島♪
目次
- はじめに
- 1. マケドニア:美しきオフリド湖と中世の修道院を訪ねる
- 2. セルビア:旧ユーゴスラビアの中心「首都のベオグラード」
- 3. コソボ:2018年はコソボ独立10周年!街歩きも楽しいプリズレン
- 4. アルバニア:かつてのオスマントルコ帝国との攻防「クルヤ城」
- 最後に
はじめに
バルカン半島はどこにあるかご存知ですか。バルカン半島自体、聞きなれない方もいらっしゃるかもしれません。東ヨーロッパの南部エリア、クロアチアやギリシャの近くのエリアがバルカン半島です。
世界史ではあのアレキサンダー大王や、20世紀には旧ユーゴスラビア、最近では某テニス選手などが有名ですね。歴史とさまざまな文化・宗教が織りなす魅力があふれるエリアです。皆様にもぜひ、訪れていただきたいと思います!
1. マケドニア:美しきオフリド湖と中世の修道院を訪ねる
マケドニアとアルバニア国境に広がる美しい湖オフリド湖を訪れました。
淡水真珠が取れることでも有名です。リゾートとしても人気で、湖沿いには遊歩道も整備され、湖畔にはリゾートホテルも並んでいます。訪れた日はまぶしいくらいの秋晴れが広がり、中世以来の歴史を誇るヨハネ・カネヨ教会のたたずまいもひときわ印象的でした。
のんびりと湖畔を散策した後は、オフリド湖名産のマスのお料理をご堪能ください。
2. セルビア:旧ユーゴスラビアの中心「首都のベオグラード」
ベオグラードはバルカン半島屈指の大都市です。
カレメグダン要塞はベオグラード市民の憩いの場でもあります。
ドナウ川とサバ川が合流する地点に築かれた都市として、古来より交通や文化の要衝・交流点として栄えてきました。
1990年代の旧ユーゴスラビア内戦の後、日本による援助に感謝の意を表す記念の噴水もあります。日本との縁が感じられます。
3. コソボ:2018年はコソボ独立10周年!街歩きも楽しいプリズレン
朝夕に街のモスクからアザーン(イスラム教徒のお祈り時間を知らせる呼び声)が流れるのはコソボの古都プリズレンです。街中を流れるビストリカ川が両岸の街を美しく潤します。人口は約17万人で内戦の被害が比較的少ない街です。通貨は、ヨーロッパ共通通貨のユーロが使用できます。おしゃれなカフェやレストランもありますので、ちょっと休憩するにもおすすめです。
街にはモスク以外にもカトリックの教会や正教徒の教会があります。
かつてのハマム(トルコ式のお風呂)もあり、静かな雰囲気が漂っています。
トルコ風の小さなハンバーグ「キョフタ」も炭火で焼くと香ばしくて美味しかったです♪
4. アルバニア:かつてのオスマントルコ帝国との攻防「クルヤ城」
私が訪れた時期はバルカン半島などのヨーロッパは本来、黄葉という季節ですが、この時は季節が少し進んでいるのかと思うほど良いお天気でした。
クルヤ城は、オスマントルコ帝国から独立を勝ち取ったアルバニアの英雄スカンデルベグ将軍ゆかりの場所です。ゆるやかな坂を上がったところにたたずんでいます。
坂の両側には、アルバニアの名産品やお土産を扱うお店が建ち並んでおり、にぎやかな雰囲気です。
首都ティラナからも近く、週末にはティラナはもちろん周辺の国々からも多くの観光客が訪れるようです。
最後に
最後までお読みいただきありがとうございました!ヨーロッパ諸国や日本においても、人気・知名度が広がる可能性の高いバルカン半島の国々を巡ってきました!バルカン半島は、素朴な魅力にあふれ、落ちついた街並みや美しい山々、農村の風景などゆったりと観光できるところもあります!
特に、オフリド湖へお越しの際は、地元の方々おすすめのオフリドケーキをぜひ、一度トライしてみてはいかがでしょうか。
お土産にはセルビアのビールや、マケドニアのワインなど日本ではなかなか入手できない飲み物もレアでおすすめですよ♪
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るかっち
- お散歩大好き。家族でお菓子やワインを楽しんでおります。