まさに東洋のベニス！中国、蘇州で美しい水郷とグルメを楽しむ♪

皆さんは、蘇州とういう都市をご存知ですか？戦後の名曲、「蘇州夜曲」と聞いてピンと来る方もいらっしゃるかもしれません。
今回はそんな「蘇州」の魅力に迫ってみましょう！！

古き良き、歴史の残る、水郷都市蘇州

蘇州は上海からバスで約3時間。江蘇省の中心都市で、太湖と長江に挟まれ、「アジアの水の都」として有名な都市です。「東洋のヴェネチア」とも呼ばれています！近代的な上海とは対照的に、蘇州は古くからの歴史的な景観も多く残っていることから、阪急交通社の上海方面のツアーには欠かすことのできない観光地となっています。

蘇州といえば美しい水郷！　遊覧船でゆらゆら

蘇州は東洋のヴェネチアとも言われる蘇州には美しい水郷風景をお楽しみいただけるスポットや、遊覧船でその水郷風景をお楽しみいただくことができます！おすすめは虎丘南門～山塘街につながる運河の遊覧です。船もしっかりした船で、席も1人1席ずつ、立派な椅子が用意されているので快適♪乗船時間は30分程度。

船内からは水郷に生きる人たちの暮らしの風景がご覧いただけます！また。山塘街に近づくにつれ江南の水郷の雰囲気を感じられるような美しい景色が広がります♪ 運が良ければ、遊覧船の係員の方が1枚1枚ちがう水郷の景色が描かれたトランプの販売も！お値段もたった10元(約190円)程度なので旅の記念におすすめです♪

水郷だけでなく、美しい庭園も蘇州の見どころ！

蘇州には有名な庭園が多く、なんと9つの庭園が世界遺産として登録されています！中でも「拙政園」「留園」は中国四大名園にも数えられており、有名で、多くの観光客の方でにぎわっています。

今回ご紹介する「ぐう園」は他の庭園に比べ、観光客も少なく、静かに観光できる穴場の庭園♪ 観光客が少ないといってもその庭園の美しさは他の庭園に劣ることはありません！ぐう園は蘇州城東部の堀近くにある庭園で、清時代末期に蔵書家の沈乗成が最愛の妻と隠居するために建築されたと言われています。

園の裏と表を運河が流れ、住居の東西に庭園が広がっています。花の模様に透かし彫りされた窓など、細かい装飾もとってもおしゃれです。様々な技法を用いて景気の変化を巧みに表現された庭園として評価されているそうです♪

蘇州での散策は雰囲気抜群です♪

さきほどおすすめさせていただいた、遊覧船での観光ルート。その目的地である「山塘街」は散策のおすすめスポットです♪ 「山塘街」は、かつて白居易が蘇州長官時代に、蘇州城と虎丘を繋ぐために作った水路の街で、運河に沿って古い蘇州の街並みを再現しています。

石畳の両脇にはレストランや雑貨屋、カフェなど様々なお店がずらりと並んでいるので、食べ歩きするのもよし、買い物するのもよし、また、おしゃれなカフェもたくさんあるので、カフェで休憩するのもおすすめです♪
運河遊覧を楽しんだあとは、ここ、山塘街で水郷の雰囲気を味わいながら散策をお楽しみください！

日本人の口にも合う！　絶品蘇州グルメ♪

やはり、旅に来たら「食」も楽しみのひとつ！今回ご紹介している蘇州にも、美味しい名物料理がたくさんあります♪
まず、蘇州料理で有名なのは、「松鼠桂魚（ソンソケツギョ）」というお魚料理。淡水魚・ハタの丸揚げに甘酢あんかけを絡めた料理で、その見た目のインパクトも抜群！そして、気になるお味も......臭みのないさっぱりとしたお魚に、甘酢餡の酸味が絡んで、とっても美味...！
蘇州料理の代表と言っても過言ではない「松鼠桂魚」は蘇州に来たら必ず食べたい一皿！「松鼠桂魚」は「松鶴楼」という蘇州料理の老舗でお召し上がりいただくのがおすすめ♪

絶品、蘇州麺はガイドさんもイチオシの名店で！

また、蘇州では麺料理も有名です。蘇州麺と言えばここ！現地ガイドさんおすすめの「同徳興」！普段から行列のできるこのお店は、蘇州一の麺料理専門店と言われています。
このお店でイチオシが、「白湯麺」。その透き通った塩味のスープに細麺の面が絡んで本当に美味しです！肉厚のチャーシューもほろほろ。口の中でとろけてしまいます！！