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<閉店>【美食探訪】地産地消を守り貫き地元の人々を堪能させてきた洋食店『スカーゼ』
閉店のお知らせ
==以下は、2018年8月に掲載した記事です==
僕の旅にたびたび登場する町、山形県鶴岡市。山形県鶴岡市は日本で唯一のユネスコ食文化創造都市。今回は、先回の『土遊農』と同じくよくお伺いする店を紹介します。
目次
お店の歴史
僕が初めて訪問した時は、鶴岡産業会館の1階にありましたが、取り壊し、現在は荘銀タクト鶴岡(鶴岡市文化会館)に生まれ変わりました。現在のお店は同じ町内にあります。
<外観>
店内の雰囲気・様子
移転前の店は比較的大きなお店でしたが、現在は20名程度の小さなお店。スタッフはマスター御夫婦と御子息が調理場にいらっしゃいます。だから、今のお店はマスターと会話しながら食事を楽しめます。
壁の黒板におすすめワインが書き出されていました。
お店の看板とレトロなスキー板も誇らしげに飾られています。
目を右に向けると...。女子会プランとチョイ悪おやじの晩酌セットが(笑)。
テーブル席は3列あります。
お店の印象
『和洋風料理』と看板には書かれていますが、洋食が中心。昔ながらの洋食屋の雰囲気です。
カウンター席は視点が高く設定されていて、テーブル席は通常の高さ。調理場は店の奥にあり、調理しているところは見ることができませんが、ジュウジュウと良い香を漂わせながら作っているので、料理への期待を(良い意味でのお腹がグーグー)膨らませられます。
メニュー
『地産地消』と謳うだけあってメニューを開いてみると「●●産の...」と記載があります。
夏場で味わっていただきたいのは「だだちゃ豆」。濃厚な枝豆は庄内の夏の風物詩になっています。
食事とともに味わいたいのがワイン。外国のワインだけでなく、地元の「月山ワイン」もありますよ!
料理を食べてみての感想
入口には、本日のおすすめを記載したメニューボードが置かれています。
僕は『白身魚とホタテのポワレ』を注文。メイン料理に+でサラダ、冷静スープ、パン、デザート、コーヒーが付きます。
メインの美味しいこと...!おかわりしたかった...。インゲンのソースが絶品でした。
食後にデザートとコーヒーを。ジャズが流れる店内でゆったりとした時間を過ごすことができました。
これは昨年の8月に訪問した時に注文した『ハンバーグセット』。ハンバーグにサラダ、スープ、パンかライス、デザート、コーヒーが付きます。
このハンバーグ。僕は肉汁じゅわ~の柔らかいハンバーグより、よく焼いた外側カリッのハードなハンバーグが大好き。まさに僕の理想的なハンバーグです。
【追記】2019年8月に再訪
この時はメニューではなく、ボードに書かれたおすすめメニューをじっくり眺めます。
まずはサラダをいただきます。みずみずしい野菜が最高です。
そして僕が迷わず頼んだのは!『ももと生ハムの冷たいパスタ』です。ももはじゅわではなく、シャクシャクした歯ごたえがあり、その甘さが生ハムとあいまって美味しい。いやいや季節のパスタではなく1年中食べたい!
デザートとコーヒー。ごちそうさまでした!
【追記】2019年10月に再訪
本日のオススメメニューです。地産地消を謳うレストランだけにだだちゃ豆は外せないメニューです。
僕がいただいたのはまだ食べたことがない『ビーフカレー』。厚切りの牛肉と人参が目立った存在ですが、ルーが美味しい。最近、巷ではスパイスカレーが流行っていますが、このカレールーは辛くなく、老若男女が美味しいと食べられるものだと思います。
もう少し欲しいなと思い、ナポリタンの小を作っていただきました。具だくさんで昔懐かしの味です。
この時は4人で伺いましたので、他の方の料理を撮影させていただきました。
これは『だだちゃ豆ごはん』。
こちらは『自家製生ハム・ベーコン・きのこのピザ』。
そしてオススメメニューの『だだちゃ豆グラタン』です。
正直、何を食べても美味しいので、何品か頼んでシェアするのもいいかなと思います。
ごちそうさまでした。
最後に
飛行機の時間があった為、11時30分の開店と同時に入店しました。ほとんどが地元の方。もちろん、観光客も大歓迎。ランチもディナーも楽しめるお店です。和洋折衷な鶴岡の町並みを散策し、食事は『スカーゼ』を利用してみてはいかがでしょうか!!!
※残念ながら、スカーゼは2020年8月20日をもって閉店となりました。
★同じ鶴岡市内では『土遊農』をオススメします!
★隣の酒田市内では『day by day』をオススメします!
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中尾勝
- 旅が大好き!国内海外を問わず飛び回っていますが、海外へは2011年に渡航して以来、出国していません。今は原点に戻り国内を旅しながら日本の良さを体感中。