芸術家が愛する地でグルメな一日を♪

ベルギー南部のアルデンヌ宮殿の近く、ウルト渓谷の中に「デュルビュイ」は位置しています。

美食の地としても知られ、特に週末はブリュッセルから美食家たちがランチに多く訪れます。

小さくも美しい街並みに多くの芸術家も訪れ、中にはそのまま移住してしまう人も。 今日はそんな魅力溢れるデュルビュイをご紹介したいと思います。

＜目次＞

• ギネスにも認定！〝世界一小さな町"デュルビュイ
• 石畳の街並みを散策♪
• 皇太子夫妻も訪れたレストランへ！
• 美食の国ベルギーへ！

ギネスにも認定！〝世界一小さな町"デュルビュイ

ウルト川を渡す橋に差し掛かると対岸には可愛らしいデュルビュイの街並みが広がっていました。石造りと石畳が特徴のこの町は、まるでおとぎ話の絵本の中にいるような気分になれます。人口はわずか500名の市でしたが、自治体の運営として必要なものが全て備わっていたため、「世界一小さな町」としてギネスブックにも認定されています。

石畳の街並みを散策♪

町は一周10分程度で回ることができます。とても静かな町なので、ゆっくり散策を楽しむことができます。

石畳の狭い小道に沿って歩くと、様々な可愛らしい石造りの家やお店が次々に現れるので飽きません。

小さい町のため絶対に迷うことはないという安心感も、方向音痴な私でも散策をより楽しめた理由かもしれません。

こちらは、現在公開されていませんが、街の高台にありシンボルとなっているデュルビュイ城です。9世紀からこの街を見守っており、今はウルセル伯の子孫の方々が住んでいます。

皇太子夫妻も訪れたレストランへ！

2018年、オーナーが代わりリニューアルされた名門レストラン「ル・サングリエ・ザルデンヌ(Le Sanglier Des Ardennes)」。まるでお城のような外観は豪華でありつつも可愛らしい造りになっていました。皇太子夫妻も訪れた人気のフレンチ・キュイジーヌ。美食家を惹きつけるレストランにて4コース料理をいただいてきました！

日によって変わるコース料理。この日のシェフのお薦めのメニューはこちら！

＜チーズの前菜＞

＜ビーフカルパッチョ＞

＜ホワイトアスパラガス＞

＜マッシュポテト添え 仔牛肉のステーキとポテトミニグラタン＞

＜キャラメルパイ＆キャラメルジェラート＞

仔牛は非常に柔らかく臭みもなく、ペロリと完食してしまいました♪ ベルギーの名物料理、春の代名詞ともいえるホワイトアスパラガスも程よい歯ごたえがたまりません。 何を取っても美味しい！デュルビュイにいらした際はぜひ立ち寄ってみていただきたいレストランです。

ル・サングリエ・ザルデンヌ(Le Sanglier Des Ardennes)
住所：Rue du Comte Théodule d'Ursel 14, 6940 Durbuy
公式サイト：https://www.sanglier-des-ardennes.be/

美食の国ベルギーへ！

アントワープのノートルダム大聖堂『キリストの降架』やゲントのバーフ大聖堂『神秘の子羊』など、芸術の宝庫ベルギーはムール貝やチョコレート、ビールといったグルメ大国でもあります。季節を問わずお楽しみいただけるベルギーへ、ぜひ足を運んでみてください！