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マチュピチュ遺跡に乾杯!マチュピチュ村の人気レストラン「Indio Feliz」

目次
- マチュピチュ村の人気レストラン「Indio Feliz(インディオ・フェリス)」
- 個性的で賑やかな店内
- フランスの香り漂う洗練されたペルー料理が自慢
- Restaurante Indio Feliz/レストラン・インディオ・フェリス 店舗情報
マチュピチュ村の人気レストラン「Indio Feliz(インディオ・フェリス)」
誰もが一生に一度は訪れたいと思うインカの空中都市、マチュピチュ遺跡。その世界遺産がそびえる山の麓にあるのが、「Pueblo de Machu Picchu(マチュピチュ村)」です。村に温泉が湧くことから、かつては「Aguas Calientes(アグアス・カリエンテス/温泉)」と呼ばれていたこの小さな村は、毎日千人単位の人々が行き来する国際的な観光地。今回はそのマチュピチュ村でイチオシの人気レストラン、「Indio Feliz(インディオ・フェリス)」をご紹介しましょう。「幸せなインディオ」という名前の、とても素敵なお店です。
マチュピチュ村の中心にある、インカ皇帝パチャクティ像が目印の「Plaza Manco Cápac(マンコ・カパック広場)」。目的のインディオ・フェリスは、この広場のすぐ近くにあります。広場から東に延びるパチャクティ通りを進み、左手にあるロケ・ユパンキという小道を左折したら程なく到着。20年以上の歴史を誇る村の名物レストランなので、もし迷っても誰かが場所を教えてくれますよ。
賑やかな外観が印象的なインディオ・フェリスの入り口。入店前からワクワクしてしまいますね。観光客が出払っている日中は比較的空いていますが、夜はいつも満席です。夜7時以降に訪れる場合は、事前に予約したほうがいいでしょう。
個性的で賑やかな店内
外観もにぎやかでしたが、店内も個性的!物凄い数の名刺が壁一面を覆っています。さすがペルーで最も外国人旅行者が集中する村ですね。日本人旅行者の名刺もいくつか見受けられました。
壁に貼られた世界各国の紙幣には、いろんなメッセージが書き添えらえています。名前のほか、「ペルー大好き!」「マチュピチュ最高!」など、どれも書き手の楽しい気持ちや満足感があふれるものばかり。これからマチュピチュ遺跡へ向かう人たちの高揚感が伝わってきます。
フランスの香り漂う洗練されたペルー料理が自慢
インディオ・フェリスの料理は地元の食材にこだわったフランコ=ぺルアーノ(フランス風ペルー料理)で、肉や魚料理に添えられるソースが特徴。アラカルトもありますが、今回は自家製パンと前菜、メインディッシュ、デザートがセットになったメニュー(コース)を注文しました。こちらは人気の焼きたてパン。お代わりもできるそうです。
付け合わせはジャガイモとトマトのオーブン焼き、フライドポテトもついてきます。フライドポテトは厚みがあるのにカラリと揚がっていて、ついつい手が伸びる美味しさでした。
野菜のうまみがギュッと詰まったスープ。コクを加えたい人は一緒にサーブされるアンデス産チーズを足して、さっぱり頂きたい人はレモンをぎゅっと絞っていただきましょう。クスコより低いといっても、マチュピチュ村の標高は2040mあります。高地でちょっと疲れた胃には、こうした温かいスープが何よりのご馳走ですね。
メインディッシュは、シンプルなマスのムニエルをチョイス。ウルバンバ川で育ったマスは肉厚でジューシー、レモンやハーブとの相性も抜群です。実はこの後にデザートも登場しましたが、すでにお腹がいっぱいで同行者に譲ってしまいました・・・・・・写真がなくてすみません。メニューはボリューム満点なので、何人かで行くならアラカルトと上手く組み合わせてシェアしたほうがよさそうです。
アンデスの山奥とは思えないほど洗練した料理を提供してくれるインディオ・フェリス。価格は全体的に高めですが、これだけの料理が頂けるならその価値は十分ですね。スタッフも親切で、日本語メニューも用意されています。明日はマチュピチュ遺跡という人も、すでに素晴らしい体験をした人も、インディオ・フェリスで幸せな時間を過ごしてくださいね。
Restaurante Indio Feliz/レストラン・インディオ・フェリス
住所:Calle Lloque Yupanqui 103, Machu Picchu Pueblo (Aguas Calientes) - Cusco
電話:(84)211-090 / 211-320
時間:12:00~22:00 無休
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原田慶子
- ペルー・リマ在住ライター。ペルーの観光情報からエコやグルメの話題などを幅広く執筆。ペルーに関する情報誌等の取材協力。